伊丹市内を東西に貫く「西国街道」と、その沿道にあった村を
紹介する「テーマ展」が市立博物館で開かれています。
西国街道は江戸時代の街道です。
京都の東寺を起点にしたこの街道は、茨城や伊丹、西宮を経て、
西国浜街道から山陽道へとつながります。
江戸時代は、品川から九州を結ぶ幹線道路だったのです。
街道の大きな村には宿場が設けられました。
会場には、街道の絵図や宿場で使われていた道具、
画像などが展示されています。
昆陽村には、大名が泊まる本陣もあったらしく、宿場の役人が着ける
羽織や陣笠が展示されていました。
それにしても、昔の人はこんな街道をてくてくと歩いたのです。
乗り物がなかったとはいえ、想像しただけでも大変な世の中
だったとおもいました。