1250年余りも続く、奈良、東大寺二月堂の「衆二会」(しゅにえ)、
お水取りが始まっています。
今年は、三月に入るころから気温が上がり、暖かいお水取りとなりました。
二月堂の下にある「若狭井」という井戸からご本尊の観音様に供える「お香水」を
汲み上げ、お供えをする儀式です。
この行を勤める「練行衆」(れんぎょうしゅう)の、道明かりとして、
大松明(おおたいまつ)に火がともされます。
参詣の人たちは、この火の粉(こ)に当たると、
「無病息災」の厄除けになるとも言われ、近郷、近在から、毎年、大勢が集まります。
正面が二月堂です。
若いとき以来、一度、撮影に行きたいとおもいながら、寒さのために果たせませんでした。
今回、静岡県に住む家内の甥夫婦が、5日、6日の予定で奈良を旅したので、
その写真を送ってもらい掲載しました。
(写真は3月5日の夜の模様です)
次回は、春日大社、奈良公園などをお伝えします。