エドヒガンは落葉高木、樹高15~25メートル。
山桜とともに長寿のサクラとして知られ、他の種類に比べて
10日ほど早く咲き始める。彼岸ごろに咲くことから、この名前で呼ばれる。
付近が住宅地として造成されはじめたのは、およそ50年前。
斜面は、当時から放置され鬱そうとした森になった。
そこへ、小鳥たちが落としたエドヒガンの種が芽生え、約70本が群生したと言う。
その森をよみがえらせる、「渓(タニ)のサクラを守る会」の活動に賛同する人たちは、
50人を超えたという。
そして今年、初めて森は一般に公開された。(4月7日まで)
(ここまでの写真は4月7日写す)
(つづく)