
その遊歩道はJR灘駅の南側、岩屋北町から中央区脇浜町の間、
約1キロに及ぶ。

かっては木造住宅が立ち並んで露地の多かったこのあたりも、
今は姿を変え、昔の面影はどこにも見当たらない。

東から西へ、マンションが立ち並ぶこのあたり、遊歩道は国道2号線をまたぐ。

その西側に、かっての「臨港線」の線路がモニュメントとして残されていた。
ここから西、港にかけての線路跡は、既に道路やマンションに整備されている。
その昔、西国街道はこの付近で神戸につながり、灘駅の南にある敏馬(みぬめ)神社
から脇浜付近は交通の要衝として、大変な賑わいを見せたという。
(つづく)