3人の微生物生態学者(フェンチェル、キング、ブラックバーン)による名著『微生物の地球化学:元素循環をめぐる微生物学(第3版)』の邦訳が出版されました。お勧めの本です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/48/0060f985c2f0d58e4de285cfd798f8d8.jpg)
私が博士課程2年の頃(1986-1987)のこと。FEMS Microbiology Ecologyに初めて論文を投稿したのですが、当時の編集長はブラックバーン先生(デンマーク•オーフス大学教授)でした。丁寧にハンドリングしてくれたことを今でも覚えています。ブラックバーン先生の消息が気になって、オーフス大学のニールセン教授(Lars Peter Nielsen、ケーブルバクテリアの研究で著名)に問い合わせたとこところ、先月他界されたとのことです。30年の月日の長さを感じた訃報でした。
さて、デンマークの都市と言えばコペンハーゲンがあまりにも有名ですが、オーフスは第2の都市です。微生物生態学の分野でもオーフス大学は優秀な研究者を数多く輩出しています。機会があれば、オーフスを訪れるのも良いかもしれません。
【原本】
Bacterial Biogeochemistry: The Ecophysiology of Mineral Cycling. Third Edition.
By T. Fenchel, G.M.King and T.H. Blackburn. 2012. Elsevier.
Bacterial Biogeochemistry: The Ecophysiology of Mineral Cycling. Third Edition.
By T. Fenchel, G.M.King and T.H. Blackburn. 2012. Elsevier.
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私が博士課程2年の頃(1986-1987)のこと。FEMS Microbiology Ecologyに初めて論文を投稿したのですが、当時の編集長はブラックバーン先生(デンマーク•オーフス大学教授)でした。丁寧にハンドリングしてくれたことを今でも覚えています。ブラックバーン先生の消息が気になって、オーフス大学のニールセン教授(Lars Peter Nielsen、ケーブルバクテリアの研究で著名)に問い合わせたとこところ、先月他界されたとのことです。30年の月日の長さを感じた訃報でした。
さて、デンマークの都市と言えばコペンハーゲンがあまりにも有名ですが、オーフスは第2の都市です。微生物生態学の分野でもオーフス大学は優秀な研究者を数多く輩出しています。機会があれば、オーフスを訪れるのも良いかもしれません。
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