ゆうたさん(小5):「雪が緑になることがあるんだよ」
私:「えっ?うそー。どうして雪が緑色になるのかな?」
先日、小学生からインタビューを受けたとき、思わず「えっ?うそー」と叫んでしまいました。考えてみると、不適切な発言ですが、最上級の感動を表現しているとご理解いただきたい(えっ?うそー>えっ?本当?>えっ?)。
このインタビューは北海道大学科学コミュニケーター養成ユニット(通称CoSTEP)の活動の一環です。小学生2名が北大の研究者を訪問して取材するというもので(「かがく探検隊コーステップ」)、毎週土曜日午後6時から札幌市西区のコミュニティFM局「三角山放送局」(76.2MHz)で放送されています。
打合せもリハーサルもなく、ちひろさん(小6)とゆうたさんからインタビューを受けたのですが、40分間とても楽しくおしゃべりをすることができました。放送日、どんな風に編集されるのか楽しみにして放送を聞いてみました。内容が実に良く構成されていて、隈本先生の適切な解説と演出は圧巻でした。なるほど!
あらためてインタビューそのものは素材であると認識いたしました。小学生2名と私の間では、インタビューを通してある程度のサイエンスコミュニケーションができたのではないかと思います。しかし、当事者以外でより広く一般の皆さんに効果的に内容をお伝えするには、素材からおいしい料理に変身させるような専門のコミュニケーターが必要であると強く感じました。
北海道大学科学コミュニケーター養成ユニットの若者たちからも学ぶ点も多く、また、これからのご活躍を期待しています。
「かがく探検隊コーステップ」はインターネットでも聴くことができるそうです。
最後に、ちひろさん、ゆうたさん、低温研に足を運んできてくれてありがとう!
先日はお忙しいところ番組の取材にご協力いただきましてありがとうございました。
その上、番組に良い評価をしていただきまして、恐縮です。一点申し上げますと、スタジオで先生のインタビューの前後の解説をしたのは私ですが、その原稿を書いたのはCoSTEPの受講生たちです。
科学技術コミュニケーターの卵である受講生たちは、正確でわかりやすい情報をなんとか放送に盛り込もうとがんばっています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
こちらこそありがとうございました。貴重な経験となりました。
解説原稿を書かれたのは受講生だったんですね。とても感心いたしました。
インタビューを担当してくださった受講生もとても熱心な学生でしたので、気持ちよくインタビューを受けることができました。
また何かありましたら、声をかけてください。