♫霧にだかれて しずかに眠る
星も見えない 湖にひとり♫
と切なく歌う布施明。その「霧の摩周湖」は1966年のヒット歌謡曲で、霧に包まれた神秘的な湖というイメージを与えている。
霧で包まれた北海道の湖は、幻想的かつ神秘的なのだが、調査となると厄介なフィールドに転じる。
さて、ゴムボートを膨らませ、ライフジャケットを着用して調査だ。
GPSを手がかりに調査ポイントへ。
水質を調べる。そして、試料採取。
さらに霧が深くなる。岸辺待機組、ボート組AおよびB組。互いに位置を確認しながら慎重に調査を行う。
無事調査終了。霧も薄らぎ、太陽も顔をのぞかせる。観測機材を撤収し、研究室へ戻ろう。
今回、大活躍したエックマン?バージ式採泥器とサーバーネット。次の調査のために、水道水でよく洗浄し、乾燥させる。実験室では、なおも試料処理が続いている。霧に包まれた『生き物の悲しみ』を理解する、不断の努力を。
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