3月15日から平日は通勤時を利用したリスニングと『TIME』を1日6ページ読んでいますが、20日から3連休ということで、少しはまとまった時間が取れるので、『2010年度英検1級 全問題集(旺文社)』の2009年度第2回試験を、本番と同じように時間を計ってやってみました。
結果は、悲惨です。。。
筆記は79点中34点(しかもパート4の英作文は選択式ではないので、得点を50%と仮定してです。)リスニングは34点中17点、合計113点中51点で、50%もいっていません。初めて過去問をやったので慣れてないということもありますが、自分が予想していたよりも得点が低いので、驚きました。最低70%は取れないと合格出来ないといわれていますので、これから3か月で、このギャップをどう埋めるかです。
過去問を1回しかやっていないので、傾向を語るのは早計ですが、感じたことを書くと、
1、よくTOEICと英検の点数比較などと言われますが、英検1級の筆記に関しては、TOEIC 900点以上でも全く歯が立ちません。というより全く相関関係はない、と思います。パート1は相当高度な語彙、熟語力を問う問題で、あえて言えばTOEICのパート5の中の文法以外の語彙問題に似ていますが、難しさはTOEICの比ではありません。
2、パート2,3の長文問題は、TOEICのように流し読みして情報さえつかめれば正解にたどりつけるものではなく、相当内容を精読しないと解答が出せません。解答集の日本語で読んでも、選択に迷う問題があるほどです。ただしTOEICのように問題数が多くないので、流し読みではなく、じっくりと精読すべきですね。
3、リスニングも読まれる文章が長く、最初で何を言ったのか忘れてしまい、解答出来ないこともありました。また、選択枝の文章も長いですので、選択枝の『先読み』もほとんど出来ませんでした。あえて言えばTOEICのパート4を難しくしたものに近いと思います。
戦略を切り替え、語彙の充実、長文の精読、リスニングの集中力とスタミナに力点を置いて勉強を続けます。
過去問題はあと5回分あるので、毎週土曜か日曜日にやってみます。