さて、3月に入り、再びTOEICの勉強を始めようと、色々なTOEIC関係のサイトやブログで評判のよい、『新TOEICテスト はじめての解答技術(アルク社 ヒロ前田著)』と『短期集中講座TOEIC TEST リスニング(明日香出版社 柴山勝かつの著)』を買ってきました。
930点~950点前後は取れるよう、再び頑張ります。
しかし、TOEICは英語力のテストというよりも、TOEICの設問をこなす技術力のテストなので、TOEICで高得点を取ることに特化して割り切れる人は公式問題集やTOEIC回答の技術力向上にポイントを置いた問題集を繰り返しやればよいと思いますが、英語が好きな人、もっと深く学びたい人にはジレンマを感じるでしょうね。
人間は言葉を使って文化を継承しますから、英語に限らず言葉は文化の記録そのもので、その土地土地の風土や文化や習慣が色濃く反映します。
文化と英語の変遷を非常によくまとめた本に『英語の語源事典ー英語の語彙の歴史と文化(大修館書店 梅田修著)』があります。
英語の主な単語の発祥の背景や語源について、かなり詳しく書かれていますので、目から鱗が落ちる解説もあり、欧米人の語感をつかみやすく、また語彙の拡大にも役立つ優れた著作だと思います。興味のある人は是非一読することをお勧めします。