craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

じゃーん!

2010年12月18日 17時36分11秒 | 

今日、「伊勢のおやかた」さんの工場にお邪魔して、ミツトヨ製 シックネスゲージ(写真左) 547-401をお借りしてきました。
このシックネスゲージ(厚さ測定器)は、1/1000mm=1μ(ミクロン)が最小単位で測定できます。
削ろう会で削り華が、何ミクロンというのは、この測定器で測っているそうです。
自分の削り屑の厚さを知りたかったのですが、このシックネスゲージが高価で、簡単に購入できず、おやかたさんにお願いした次第です。おやかたさん、ありがとうございます!!

(写真右)は、マイクロスコープで、研いだ刃先の状態を60~100倍に拡大して、見ることができます。
先日ポールさんに教えていただいたものと同じと思います。
これは、1000円代ですので、自ら購入しました。

道具だけは順調に進んでいます。 (笑)

 

自分の削り屑の厚さが、気になって仕方が無いので、薄そうなのを選んできました。
早速、計測しました。

①12月5日に削った「ツガ材」

透けていて、とても薄く感じたのですが、40~70ミクロン。(数字が見えなくてすみません)
ガ~ン!!
やはり、薄削りには向かない材料でした・・・・(材料のせいにしておきます)

②寸四で削った「米ヒバ」

ほぼ20~22ミクロン。部分的に18ミクロン。
やった!、生まれて初めて20を切った。(笑)

③意外だったのは、米ヒバのバラけた部分。

バラけるくらいなので、相当薄いと思っていました。
結果は、34ミクロン。
どうも、きちんと一枚になっていないと、駄目なことが分かりました。

 

しか~し・・・・・、②の三分の一を目指さなければ、一桁ミクロンに到達しません。(難!)
米ヒバの材料が悪いかもしれないと、おやかたさんが言ってくれましたが、
やや弱気になってしまい、当面の目標として、10μ代の前半がコンスタントに出せるようにしたいです。
でもなぁ、ホントに難しいことへの挑戦です。どうなることやら・・・・・