craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

残るは1脚

2010年06月15日 21時50分06秒 | テープ編みスツール

最後の1脚のテープ編みをしようとしてるのですが、テープ色の種類も少なくてあれこれ考えても、まとまりません。

もう少し腰を据えて考えないとなぁ・・・・(笑)

で誤魔化すの が駄目なら、編み方を変えてみようかと・・・・さすがに編みながら現物で考えるのも無謀か・・・・・・

ということで、Microsoft Excelを使って、パターンを検討中です。

あれこれ考えているのですが、こうゆう編み方のパターンを考える才能は皆無ですね(笑)

今になって、気付いてしまったのですが、ダイヤモンドのように左右対称、上下対称に編むなら、縦横共に奇数の巻き数とすると上手くいきます。今回のスツールは縦12、横16の偶数なので制約が出てしまいました。

次回は、奇数を作りたいと思います。


テープの編み直し

2010年06月14日 23時21分10秒 | テープ編みスツール

丁度、一年前に作ったテープ編みのスツールがあるのですが、テープ編み部分がややたるんでしまいましたので、ほどいて再度編み直してみました。
http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=2222540

編み直す前の写真です。特に中央部の張りがありません。

ほどきます。
テープの張りが無くなっています。

テンションを掛けて編み直していきます。

テープの張りがあって、気持ちよいスツールに戻りました。

テンションの掛け方が弱かったのかな?
それとも毎日使い込んだからかな?
幕板が薄いから変形したかな?
テープが伸びてしまったのかな?

原因が良く分からないのですが、また一年位様子を見てみようと思います。


ヘロヘロ~~です

2010年06月12日 00時24分47秒 | テープ編みスツール

週末の夜中、1脚にテープを巻きました。

僕の我流木工では、巻き始めはテープを1回折り返した後、真鍮釘13mmを打ちます。(この方法が正解か否かは不明です)

全体重(といってもわずか54kgですけど・・)を掛けて、巻きます。

巻き終わりは、真鍮釘の代わりに2.4×10の木ねじを使って固定しています。(これまた不正解のような・・・(笑))

全身を使った木工で、腕がヘロヘロになりました。
やっぱり、木工は体力が必要だと痛感・・・・・

赤と青はもっと色が深く落ち着いています。僕のデジカメ・・・色悪すぎ!


仕上げ

2010年06月10日 23時20分12秒 | テープ編みスツール

なぜかオスモカラーのナチュラルが3缶も出てきた(単に購入したことを忘れて次々買ってしまっただけですけど・・・・(笑)
深く考えず、オスモカラーで仕上げます。

前回は、亜麻仁油で仕上げたけど、ウォールナットでは、仕上がりの違いがよく分かりません。

#1000の水砥ペーパーで仕上げると、4本の脚の質感が深くなり、ドキドキするほど、美しくなります。
たまりましぇん。

 


キツメのホゾ

2010年06月08日 22時53分42秒 | テープ編みスツール

僕は良くキツメのホゾと書きますが、何ミリオーバーラップさせるのか?

僕の技術から数字で答えるのは難しいです。

・手で押し込むことができる・・・ユルメのホゾ
・木槌で叩いて入れる・・・・・・・・普通のホゾ
・玄翁でガンガン叩いて入れる・・・キツメのホゾ

と勝手に決めています。
もちろん、横方向?は手で入れて80%入る程度は同じです。
縦方向は、木殺ししてからの話となりますが、やわらかい木材だと、相当オーバーラップさせますし、硬い木材では、木殺し後、0.7mmでもキツイと感じます。

今回、ホゾ穴が割れないことを祈って、ガンガン行ってしまいましたが、無事完了してホッとしてます。


糸面取り

2010年06月07日 23時51分39秒 | テープ編みスツール

組み立てる前に、脚の糸面取りを施しました。

面取りしていないと、持つたびに手が痛いし、組み立ててからは鉋が掛けにくい場所があるので・・・・

今まで考えたこともなかったのですが、面取りは一般的に組み立ててから行うものでしょうか?それとも組み立てる前に行うものでしょうか?よく分かっていません。

面取り鉋を持っていないので、鉋を引く回数を数えながら慎重にC1弱の面を取りました。もちろん木材は、しっかり固定していますので、ビシッとした仕上がりです。(写真では分かりませんが、仕上がったつもりです(笑))

鉋仕上げ面は、オイルをなじみやくするため、軽くサンディングしますが、面が崩れてしまわないか心配です。(って、神経質になりすぎですねっ!)


順調

2010年06月06日 22時30分22秒 | テープ編みスツール

スツール3脚分の部材の加工が終わりました。

シンプルな構造ですので、部材は24個です。

1年前に木取りした時、何を考えたか分かりませんが、幕板の幅が43mmしかありません。
貫(つらぬき)が無い構造ですので、4本の脚を支える唯一の部材は幕板のみです。これでは幅が狭すぎる~。このスツールは無謀かもしれません。

まぁ、悩んでいても仕方がないので、ホゾの加工を慎重に進めていきます。
今回(僕としては)ホゾ加工精度を上げています。ややきつめの3枚の組み継ぎです。

次回は、組み立てです。

今日も木工できて幸せでした~。


頑張っています

2010年05月31日 00時06分02秒 | テープ編みスツール

昨年の6月24日に木取りしたウォールナットを使います。
http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=2244282

一週間のシーズニングの予定が、一年となってしまいました(笑)

とりあえず、12本の脚に鉋をざっとかけました。

(とんでもウォールナットですけど・・・)それでも、ウォールナットは加工しやすくて大好き!

 今日も木に触れて幸せでした。


テープを追加購入しました

2009年06月23日 23時31分03秒 | テープ編みスツール

性懲りも無くテープ編みスツールを追加製作するため、パイレンのテープを買いました。
25mm幅で、黒、赤、青、黄、灰を揃えました。
黒、赤、青は一反(50m)巻きで購入しています。余ったら、別の椅子を作って使用するつもりです。

パイレンのテープは、綺麗な色で何色も販売されていますので、ついつい他の色も手元に置いておきたい衝動に駆られます。
茶、黄土、緑、アイボリー・・・・・何色も揃えて、その日の気分や材木によって使い分けると楽しそうですね。


製作過程を振り返る ⑥

2009年06月21日 23時25分09秒 | テープ編みスツール

座面、裏の写真です。
いい加減な部分もありますね。(笑)

テープを固定している真鍮釘です。

大きさは、幅46cm、奥行36cm、高さ(座面)40cmです。
スツールの重さを計りました。1807gで、持ちやすい形状でもあるため、想像以上に軽いです。

初めてテープ巻きスツールでしたが、完成させることができたのは、貴重なノウハウを惜しげもなく、教えていただいた「工房【いつき】齋」さんのおかげです。
ありがとうございました。

これから、同じようなスツールを4脚作ります。
更に完成度を高めていきたいと思っています。


製作過程を振り返る ⑤

2009年06月20日 03時24分59秒 | テープ編みスツール

あとは、テープを巻くだけです。
初めてのことなので不明な点も出てきましたが、勢いで編んでしまいました。
(間違った巻き方があるかもしれません)

最初、テープをどのように固定するの?
今回は、短い木ネジと真鍮釘を試しました。今の所、どちらでも良さそうです。
「マグネットキャッチ受けの金属板(四隅が立っているもの)+木ネジ」が良さそうな気がします。

幕板の長い方、短い方のどちらから巻くの?
今回は、長い方の天面側にRを付けたので、長い方から巻き始めました。
グルグル巻いていくだけです。

テープの長さは?
幕板の長さ30cmと40cm、幅どちらも約5cm、テープ幅2.5cmから必要なテープの長さを計算して12m購入しましたが間違ってました。
(30cm×2+5cm×2)×(40cm÷2.5cm)≒1200cm または、
(40cm×2+5cm×2)×(30cm÷2.5cm)≒1200cm 

鼻歌気分で巻いていったら、テープが少し足りない・・・!
考えてみたら、上側の式の30cmは幕板の長さで、実際は脚に組むので35cm程度が正解・・・・トホホ。

しばらく、テープを買い直そうか悩みましたが、3本のテープを使って編む案を思いつき、試してみました。1本づつ巻きはじめと、巻き終わりで固定しています。
これが、中央の黄色部分ができた秘話です。

あとは、横方向に青色のテープを編んでいきます。こちらの方向は、なんとかギリギリの長さで巻けました。

テンションは、どれくらい掛けるの?
良く分からないので、人力で引っ張って、できるだけテンション掛けて巻きました。
完成したスツールを見ていると、もっと、テンションを掛けても良かったかもしれません。

テープの巻き終わりは、どのように固定するの?
最後のテープ固定に苦労しました。釘は金槌が入らないし、木ねじはドライバーが入らない・・・・結局、斜めにドライバーを入れて木ねじで固定しました。
う~ん、本当はどうするのがよいのでしょう・・・

以上、スツール座面のテープ編みQ&Aでした。


製作過程を振り返る ④

2009年06月19日 00時15分46秒 | テープ編みスツール

タイトボンドの硬化を待つ間に座面に使うテープを持ってきました。

一般的にアクリルテープを使うと思いますが、今回はポリプロピレン長繊維テープ「パイレン」です。
アクリルテープより色が鮮やかに見えたのと、たまたま購入したのが暑い日だったので、冷たい感じにしたかったためです。
テープは幅25mm、長さ各12m。
当然ですが幕板の長さは、25mmの倍数で設定することになり、300mmと400mmに設定しました。(完成後に気付いたのですが、各マイナス2mm程度、短くした方がテープとテープの隙間に幕板が見えにくくなると思います)

さて、タイトボンドの初期硬化時間15分を硬化時間と勘違いして、3時間くらいでクランプを外して、脚の仕上げに入りました。
亜麻仁油でオイルフィニッシュです。

脚だけ仕上げて、幕板部分には塗布しませんでした。
幕板を手で触った部分にオイルが付いていることが分かりますね(恥)。

次回は、最終回。テープを編んで完成です。