craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

小鉋のこと 4

2007年01月30日 23時25分11秒 | 木工工具

今日は、日曜日の代休をいただきました。
朝から、木工一直線のつもりでしたが、息子のU君が、シンドイと言って元気がない。昨日病院の診察を受けた所、インフルエンザだったので、今日は一日息子とダラダラ過ごしました。
午後に担任の先生がログに来られて、インフルエンザが流行っていて、明日、明後日と学級閉鎖と連絡を受けました。
皆様、手洗い、うがい、栄養、睡眠を充分とってこの冬を乗り越えてくださいね。

と、いうことで、激しい木工(笑)は、差し控えて、いつものボチボチ木工です。

先日上手く撮れなかった鉋刃の裏面写真(まるで、買ってはイケナイ鉋刃の見本のようですね(笑))   一応、裏は出ました・・・(^_^;)

上の刃を見てて、何か変だなと思ったら、刃の耳が全く無くなっているのに気が付いた(オイオイ、早く気付けよ・・・ってか)。
実家に行ってグラインダーを借用。水で冷やしながら耳を削る。

耳ができたら、再度、裏押しして、中研ぎと合わせ研ぎを大まかに行いました。その後、鉋台の下端を削り直して調整しました。
これで、上手く削れるようになればいいのだけどなぁ・・・。(頭の中では、削り華がシュルル~~って出てます。 (※注)あくまでイメージです(笑))
直ぐに削ってみたいのですが、夜中になってきたので明日以降にします。


小鉋のこと 3

2007年01月29日 01時07分54秒 | 木工工具

日曜日は、休日出勤だったので、昼間の木工はお休み。
なかなか、木工できません。

昨日に続いて、鉋の刃、玄翁で叩いて裏打ちしてみました。
傷の付き方がイメージしてた通りにならなかったし、肝心の刃裏の方は笑えるトホホな状態で、気分がさえません。
そのトホホな刃裏の写真は、ピンボケだったので、次回紹介します。


小鉋のこと 2

2007年01月28日 01時10分40秒 | 木工工具

土曜日は、大きなお婆ちゃんの一周忌でした。
お寺、お墓、お食事で、昼間の木工作業はお休み。

・・・ということで、一段落した後の夜の木工だ!(笑)
今日も夜間、音を気にせず楽しめる刃物の話となります。

少し前に書いた22°で簡単に刃が欠けてしまう小鉋(正確には豆鉋かな?)に手を出しました。
法要で実家に行ったので、親父からダイヤモンド砥石を一週間借用してきました。
これで、二段研ぎの準備ができました。早速、開始します。
30°が目標で、角度が一定になる治具を使って研ぎます。

で、どれ位研いだらよいのか?分からない。
きっと、治具無しで研げる平面が出れば良いのでしょうね?(治具なしで研げる平面の大きさは、技量による差が出ると思います)
しかし下の写真の所で、力尽きた(笑)

 この時点で、問題発生。刃裏が完璧に切れた(当たり前か・・・)。
二段研ぎの前に裏を出しておくべきだったかな。(何をいまさら・・・)
ともかく、またまた裏出しのチャンスに恵まれた。
もともと裏が均一でない刃なので、どうなるか分からないが、ここまできたら、裏出しをやるしかない・・・・。鑿のように上手くいくかな。


鑿の裏出し

2007年01月26日 00時51分45秒 | 木工工具

今日は朝から、裏出しのことを考えてました(オィオィ・・・)

どの大きさの玄翁を使う?、玄翁の叩く角度は?、どれ位の叩く力?、どれ位まで叩けばいいの?
昨日、貴重なコメントを拝見して、なんとなく難しく考えずに出来そうな気がしたので、裏出しにチャレンジです。
何事も、やってみなきゃ分からない。
もっともっと木工を楽しみましょう!!という精神で・・・

(写真上)最初、一番小さな玄翁で、叩いてみた。良く分からないので、2番目に大きい玄翁で叩いてみた。でも良く分からないので、先の尖った金槌で叩いてみた(これが良くなかったかも)
恐る恐る鎬面の2/3の部分を叩いた。的が狭い、難しい・・・

裏押ししてみる。

上手く行った。2mm程度の裏が出てきた。嬉しい。

これで、あと何年か大丈夫と思います。

皆様からの貴重な情報、助かりました。ありがとうございます。

 

でも、鎬面のガタガタを直す気力が・・・・(^_^;)


鑿のこと

2007年01月25日 00時33分10秒 | 木工工具

叩き鑿(ノミ)は、木工を始めた時、ホームセンターで購入した工具です。
かれこれ7年位経っていると思います。

WAKUにとって8分の鑿は、大きさが手頃で、良く使っています。本来の鑿の使い方だけでなく、ナイフ代わりにしているので、木工している時は手元にあります。

その8分鑿ですが、最近は裏切れしそうと心配しながら研いでいます^_^;
恥を忍んで裏切れ寸前の写真を1枚。

裏出ししないといけないのですが、経験、知識が乏しく、どうするのが良いか悩んでいます。裏押しだけでは駄目なんでしょうね。
どなたか簡単に修正できる方法があれば教えていただけないでしょうか。


小鉋のこと

2007年01月23日 01時07分47秒 | 木工工具

アマチュア木工で一番難儀するのが鉋と思っています。
寸八、寸六鉋をまともに仕込むことは難しいものです。頭では理解しているつもりでも、上手くいかない。やはり技と経験が必要ですね。

今から3年くらい前に金物屋で、切削有効寸法42mmの小鉋を購入しました。これ位の大きさになると、研いでも刃が付きやすく、台の仕上げもできて、なんとか削れるようになります。
大きさも扱いやすくて、ほとんどこの鉋で作業していました。
WAKUのHPの写真でも、良く登場しています。

その鉋、先月くらいに刃が欠けて直したのですが、少し木を削ったら、また刃が欠けました。それも何箇所も・・・・

実は、この小鉋、WAKUの研ぎが下手で、大切れになっています。
独学だったし、やみくもに研いだものなぁ・・・・。
恥を忍んで紹介するのが、下の写真です。刃の角度が22度くらいになってしまっています。通常、軟材で25度~27度、硬材は27度~30度に研ぎ上げると刃こぼれがしにくく永切れするそうです。

大切れだけでなく、伊勢の親方さんからは、研いでも無駄、刃そのものに問題があるんじゃないかな。と教えてもらい、新しい小鉋を探すことにしました。
良く使う大きさの鉋なので、今度は少し奮発して良い鉋を狙います。

でも、この刃は初めて研ぎの経験をした思い出深い刃なので、時間のあるときに2段研ぎをして、角度を戻すようにしてみます。


木工話

2007年01月22日 00時59分25秒 | 木工工具

伊勢の親方こと、西口さん http://ise-miyashi.com/ にお越しいただいた。
ホームページは、毎日拝見しているし、写真からお顔もわかっているのですが、お待ちする間チョッと緊張した。
実は本業の方が工房に来られるのは初めてで、小さなアマチュア工房や素人作品を見てもらっても、期待に応えられる訳が無い。どうしよう・・・

・・・といった心配は、皆無でした。
お会いして、話し始めるととても大らかで、優しくて楽しい親方さんでした。
変形家具を引っ張り出して、一つ一つに歓談。工房では、工具を扱うさりげなくも慣れた手つきに見入ってしまう。
お土産まで頂いて、あっと言う間に3時間くらい過ぎてしまいました。
とても刺激になりました。また、お会いしたいです。


さて次回作品は、杉などのフレームを30個くらい再生産です。
杉板を並べて気合だけは入っていますが、進んでいません。


本箱製作 20

2007年01月20日 12時31分46秒 | 本箱製作

午前中、扉をロフトに運んで、仮固定してみました。

無事に扉が取り付いたことで、もう少しで完成しそうな気がします。
嬉しくなって、しばらく眺めていました。

取手は、ずいぶん前に近くのホームセンターで安価に購入したものがあったので、付けてみることにします。(写真は、両面テープで貼って様子をみています)

これから、オイル仕上げ作業となりますが、音がしない作業なので、夜間作業とします。
貴重な休日昼間は、次回作品(工作?)の荒木取りなどで過ごしましょうか。


次回作品は、杉、桧を使ったいつもと同じ頼まれ物です。
特に目新しいことがありませんが、時々ブログで紹介してみようと思います。


本箱製作 18

2007年01月16日 23時29分08秒 | 本箱製作

最近、木工頑張ってます。
作りたいもの、作らなきゃいけないもの、一杯ある・・・どうやらお尻に火が付いたようですが、焦るとロクなことが無いし、本業も、趣味もバタバタしてたら落ち着く場所がなくなって参ってしまうぞ。マイペース、マイペースとつぶやいています。

でも、どーしても扉を作りたくなって、地下工房に行く(笑)。
なんとか扉2枚が形になった。
今日は、ここまで。 ふぅ~



本箱製作 17

2007年01月15日 22時48分41秒 | 本箱製作

な~んにも考えず、ひたすら鏡板を作っています。
サネ加工した後、一枚ずつペーパーで仕上げますが、数が多いので人間機械となっています(笑)
きっとコストを計算したら、よほど上手くやらない限り、合わない加工でしょう。プロだったら、やらない加工と思うのです。

でも、このラワンはWAKUの父親が40年位前に棚を作ろうと購入したものであったり、親戚の材木店が廃業するときに昔から放置されてたものを頂いたりしたもので、色々思い出が詰まったラワンなのです。端材を簡単に捨てたりできません。

気になるサネ部分の写真(表面側)

(裏面側)

加工が終了したので、作業台の上に並べてみました。


本箱製作 16

2007年01月14日 23時16分13秒 | 本箱製作

鏡板を作ろうとラワン材を探したが、ストック分を使いきってしまったようで見つからない。(3mmのガラスを入れることも考えたのですが、ロフトで子供が騒ぐと(加えてオヤジも騒ぐ(笑))割ってしまいそうで危ないので却下)

木目のきれいな杉板ならあるぞ。ということで、依頼主である家内に相談した。「ダメ~~。和風になっちゃう~~~。やめて~」と即、却下。(>_<)

ラワン材の端材なら一杯あるぞ。ということで、今回出た端材を寄せ集めて鏡板を作ることにした。これで、ほとんど端材が出なくなり、木材の有効活用になります。貧乏性のWAKUは、なんか幸せ~な気分になります。

一枚づつ、反りやひねりを修正した後、自動鉋で厚さを9mmに揃え、大きさを合わせていく。
これがまた、地道な作業の繰り返しなんだなぁ。音楽聞きながら、鼻歌気分で、ロボットのように作業する。昔から、根気だけはあると言われたものなぁ・・・。約70枚製作。実は3日位、同じ作業してたような・・・(笑)

その後、サネ加工をする。なかなか進まない。
あ~~~、ラワン材を買いに行った方が楽だったなぁ・・・。