craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

加工

2010年10月24日 18時42分46秒 | KO・BA・KO #3

久しぶりに木工時間がとれたので、あられ組の加工をしました。

こんな感じで、使用する工具を置いて作業しています。

現物合わせで、墨を入れます。

先日作った、シャーペン毛引きを使います。

切る部分(斜線の部分)だけ、刃のついた毛引きで線を入れます。
毛引きの刃が切れないので、近々に研ごうと思います。

3分のノミと小刀で加工します。

このように、バッチリ合います。
たまに失敗して隙間が開くことがありますが、気にしません(汗)。

3個を仮組みして、並べてみました。
なかなか、可愛いです。

細かな調整をこれから行います。


花梨の加工

2010年10月19日 23時07分51秒 | KO・BA・KO #3

花梨(唐木)の加工は、難しいと思います。

鉋を掛ければ、逆目が出やすい。
鑿を使えば、ポロっと材木が欠けてしまいそう。
僕の技術の無さと思います。

そんなことを考えながら、慎重に前後の板を加工しています。
墨線は、水性のペンなので、誤差が大きいですが、線に沿った加工はバッチリ?です。

花梨の加工・・・難しいけど、綺麗な材木なので、もう少し頑張ります。


3分鑿の研ぎ

2010年10月15日 23時07分26秒 | KO・BA・KO #3

刃先が欠けた3分鑿を研ぎました。

3分鑿は木工を始めた頃、ホームセンターで購入しました。
不自由していないので、新たに購入する予定はありませんが、初めて鑿を購入するなら、一生ものですので、多少高価でも良いものを買った方が良いと思います。

僕にとって治具無しで、丸刃の修正は、不可能に近いです。
これまた昔、ホームセンターで購入した治具を使いました。

毎回、治具無しで研いでいますが、(治具を使って)きちんと研げると切れが向上した気分になりますね。

早く、治具無しで鑿が研げると良いのですが、難しいことですね。


花梨

2010年10月13日 23時09分29秒 | KO・BA・KO #3

前後の板の材料です。

花梨を6mmまで薄くしてあります。
鮮やかな発色です。
奥の紫色は、今回は使用を見送ったパープルハート。
KO・BA・KO#1を持ってきて、気分を高めています。

3個分の6枚の板を作りました。

これからコツコツとあられ組部分の加工をします。

一番良く使う3分のノミを作業台に持ってくる途中、手から滑って工房の難点であるコンクリート製の床に落としてしまいました。
僕にはスローモーションのように落ちたように見えましたが、刃が欠けました。

・・・・・・鑿の丸刃も気になっていたので、荒砥石から研いで修正します。

以前から気になっているのですが、床をなんとかしないとあかんなぁ。1日が48時間くらいあればなぁ・・・・


KO・BA・KO #3

2010年10月11日 10時24分34秒 | KO・BA・KO #3

秋になると、「KO・BA・KO」を作りたくなります。
今まで、いくつか製作してきたのですが、手元に残り1つとなりました。

「畳ベッド3」も仕上げないと工房内が片付かないのは分かっているのですが、あまり深く考えず、思うがままに行動です。

ウォールナット材を探しましたが、適当なものが見つかりません。
ストックしてあったウォールナットの大半を使用したので無くなってしまった。
手元にウォールナットが無いと何かと困る(というか不安になる)ので、近々に購入しようと思います。

残っていた最後のウォールナット端材を見つけました。

バンドソーで挽いて、自動鉋を通して2枚にしました。
奥に見えてるのは、少し飽きてきて加工を中断している畳ベッド3の枕元部分(汗)。

欲しかったのは、6枚の小さな板です。

バンドソーでなだらかな曲面に切って、スピンドルサンダーで仕上げます。
墨は付けていますが、未熟ですので墨の通りに加工できません。
一品一様になります。
基準となる板に両面テープで固定しています。

反対側の曲面は、バンドソーで大まかに切って、鉋で適当に仕上げました。
6枚ほど加工しました。

今回は、2007年に製作した KO・BA・KO#1 の型紙を使います。


瓶の中の棒とボルト、ナット

2010年10月10日 10時06分20秒 | その他

おやかたさんが、眠れないので紹介します(笑)。
元々は9月28日の記事ですが、変なネタで悩ませてしまって、すみません。

種も仕掛けもありません。下の7枚の写真を参照ください。

瓶の中にボルト、ナット、棒を入れます。

棒を使って、ボルトを立てます。(瓶は横方向のまま)

ボルトに棒を入れます。
(あたりまえですが、ボルト先端と瓶の内側の隙間は、棒より大きくないと棒が入りません)

ボルトを使って、ナットを瓶の口の方にズルズルと移動します。
(ボルトは、棒から簡単には外れないので、容易にできます)

ナットが瓶の口元に着たら、瓶を逆さまにして、このような体制に持ち込みます。
(2~3度は失敗すると思いますが、難しくはありません)

瓶の斜めの部分とボルトの頭、ナットが接触している状態(上の写真)で、
棒を回転(←ここがミソです)させると(ボルト頭、ナットと瓶の斜め部分には摩擦がありますので)
ボルトとナットは回ります。
棒の回転方向を変えることで締めることも、緩めることもできます。

完了です。

色々微調整することで、やりやすくなると思いますが、時間がないのと面倒なので試していません。

・棒は丸棒の方が、瓶の口をたくさん塞げて、不思議感が増します。
・ボルトはM8を使っていますが、M10以上のほうが良さそうな気がします。
・瓶の斜めの部分の角度ですが、尖っていた方がやりやすそう?(反対かな?)。
・瓶はガラスでなくても、ペットボトルで、できるかもしれません。

興味のある方は、時間のあるときに一度トライしてくださいね。


悩んだ挙句、やるしかないか

2010年10月05日 23時07分54秒 | 畳ベッド 3

畳ベッドの枕元部分の製作です。

今まで、1台はヒノキ、1台は広葉樹パッチワークで作りましたが、今回はどうしようか。

捨てずにストックしてあった叙勲額を製作時の山桜の端材を使ってみます。

これらを4.5mmに仕上げて枕元の板に貼り付けようと企んでいますが、一枚ずつ鉋で削って貼り付けるのは大変なのです。

しかも、それほど手間が掛かっているようにも見えないしね。

他のデザインが思いつかない・・・・・・・・悩んだ挙句、やるしかないか・・・・・そんな大げさな(笑)


粛々と

2010年10月03日 22時27分43秒 | 畳ベッド 3

畳ベッドの「すのこ」部分を作ります。

すのこ部分は、ヒノキ材です。自動鉋の刃が悪くて、ヒノキ表面が逆目でボロボロになります。
自動鉋の刃を替える時期ですが、替え刃が無いので、鉋で仕上げることにしました。
今まで、台直しと刃の研ぎを重ねたこともあり、楽に削れます。

一気に仕上げました。

光の加減で、ピカピカ光ります。
畳を置いたら見えない部分ですが、一応こだわりました。

すのこを木ねじで固定します。

畳を置いて、枕元部分の下地の板を作りました。

作業は順調ですが、黙々と淡々と・・・仕事のように粛々とやっています。

これから、枕元の下地の板を仕上げていきます。


今日は消化不良

2010年10月02日 23時59分59秒 | 畳ベッド 3

半日、木工時間が取れました。
一気に畳ベッドを作る予定でしたが、思うように進みません。

部材に鉋を掛けます。
えっ、何これ?って感じで上手く削れません。

鉋台が、おかしい。相当狂っている。
気を取り直して、台直ししました。
そして、削ります。

またまた、何これ?って感じで上手く削れません。
刃の研ぎ直しをしました。
ついつい頭がカッと熱くなって、薄く削ることにハマってしまいましたが、上手く削れません。

そうか、木材が悪いかもしれない・・・・

余っている米ヒバを切り出して、削ってみました。

それでも・・・上手く削れません。恥ずかしい写真。
夜まで、時間を費やして頑張ってみましたが、これ以上、薄く削れません。

台直しが下手。研ぎも下手くそ・・・・高ぶっていた心が落ち込む・・・

冷静に考えると、部材も削りすぎて、1mm位薄くなってしまいました(笑)。

これ以上、削ると部材の作り直しが必要になってしまいます。

気分的に消化不良ですが、一旦、鉋がけを無理矢理終了して、畳ベッド製作に戻りました。

まぁ、薄く削れなくても、実用上は問題ありません!(負け惜しみです ハイ)