朝から夕方まで、年賀状の版画を彫っていました。
実家からも、そろそろ準備してねと言われて、重い腰を上げた次第です。
パソコンで作成したいところですが、毎年、版画を彫っているため止められません。
刷りを、実家の母にお願いしたら、OKの返事がありました。
明日、版画と絵の具を持って、実家に預けてきます。
刷らなくても良くなったので、夜、工房に行って、一人で薄削り修行をしていました。
黒幕#2000~エビ#8000~天然砥石で研ぎなおしました。
鉋屑の持ち手がいないので、超簡易な「ひとり上手」を作りました。
作るというか、あるものを単に集めただけです。
①以前紹介した照明用の柱(ポール) http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=981980
②大きい洗濯バサミ
③釣り糸
④金属製洗濯バサミ
⑤釣り用のオモリ
を準備して、組み合わせただけです。
柱を大きい洗濯バサミで挟んで、釣り糸を回します。
釣り糸のテンションは、釣り用のオモリです。
重さの異なるオモリを何個か準備すると、重さ(テンション)が変更できて便利です。
鉋屑をつかむのは、アルミ製の洗濯バサミです。
電気鉋さんが自作された「ひとり上手」を参考にさせていただきました。
漆仕上げの「ひとり上手」と比較すると、完成度が低いですが、これでも役に立ちました。
調子に乗っていたら、またまた刃が欠けてしまったようです。
少しずつ薄く削れるようになってきたと思うのですが、まだまだ研ぎが成っていません。
いつか気を落ち着かせて、慎重に研がないと駄目でしょうね。