新潟県与板の鉋鍛冶、碓氷 健吾さんの鉋 「健明」 です。
WAKUを奥深い薄削りの世界に導いていただいた鉋に間違いありません。
お会いしたことも、お話させていただいたことも無いのですが、一生心に残る鉋です。
これからも大切に使わせていただきます。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
新潟県与板の鉋鍛冶、碓氷 健吾さんの鉋 「健明」 です。
WAKUを奥深い薄削りの世界に導いていただいた鉋に間違いありません。
お会いしたことも、お話させていただいたことも無いのですが、一生心に残る鉋です。
これからも大切に使わせていただきます。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
相変わらず、あちこち飛び回っています。
時間を見つけて、気になっている積層台の荒掘りをしてみました。
これだけ穴を開けると、下端が動くだろうなと感じていたのですが、その通りでした。(笑)
呆れるほど動いています。
ここまでくると開き直ってしまい、「今、動くだけ動いて、後はじっとしててね」と積層台に言い聞かせています。
年度末で多忙です。
更に息子の吹奏楽部の定期演奏会を見に行ったりして、木工も鉋も触れない日が続いております。
今日も息子は甲子園に出向くので、早朝より学校へ送っていきます。
連日、頑張っている息子の青春のお手伝いをさせてもらってます。
息子が在学中の学校が、選抜高校野球大会に出場したため、甲子園球場へ観戦に行っていました。
野球部では無く、アルプス席で吹奏楽部(ブラスバンド)としての参戦で、試合は開会式後の初戦です。
応援する人が多くて、息子の姿はほとんど分からず・・・(笑)
2年間、皆様に支えられて、吹奏楽部で頑張って(楽しんで?)きましたが、この春の定期演奏会で引退するそうです。
息子は、引退前に甲子園球場で演奏できる幸せを噛み締めながら、昨夜から仲間たちと60台のバスで球場入り。
WAKUは、早朝から、近鉄電車~阪神電車と乗り継いで後を追いました。
帰宅後、先程まで、録画したNHKの放送を見ながら(聞きながら)、一音一音チェックして、演奏の解説と反省をしていました。
ほとんどの人が気付かないような部分の細かいチェックは、親譲りかもしれません。(笑)
2回戦は、今回の反省を元にパワーアップした演奏を聞かせてくれることでしょう。
頑張れよ~!!
今日は、久しぶりに親バカな一日を楽しみました。
積層長台の刃は、先日書いた「東道心」に決めました。
ミニルーターでベタ裏を修正し、なんとか使えそうな感になりました。
刃を中砥石で研ぎながら感触を確かめると、刃(鋼)が硬い硬い。
刃返りも、するどい?きつい?感じで、いつもの感じでは、ありませんでした。
先日、ブログを見ていただいている鉋仲間の方から、メールをいただきました。
「表馴染みのⅥの刻印は越後の方で作られてたハイス鋼の種類を表しているという話しを聞いたような気がします。ネットで探しても出てこないし、真偽のほどはわかりませんが、刃が硬いということは可能性はありますね。」
表馴染みのⅥです。
う~ん、ハイス鋼の可能性が高いような・・・・。
今まで、ハイス鋼は、触れたことがありませんので、よく分からないのですが、研ぎ難い、薄く削りにくいと聞いたことがあります。
それでも、この刃を使って試してみることにします。
今回も、色々勉強になりそうです。
毎晩、積層台の下端側がどれ位動くのか?下端定規を当てて確かめています。
積層台を接着して、3週間経過しましたが、なかなか思惑通りには行っていません。
普通の台ほどではないのですが、相当動いていて、ガッカリです。
日が経つごとに、台頭側と台尻側が反っていき、今では刃口付近が一番高くなっています。
先日、伊勢のおやかたさんから、「WAKUさんの積層台は動くよ。もっと木の性を無くさなあかん」とアドバイスをいただいていまして、気になっていました。
毎日、見ていても動いていくので(笑)、荒治療を試みました。
Φ13mmの穴を4箇所貫通させることで、中央の木の性を少なくできないかと考えました。
穴を開けてすぐに、下端側の動きを確認しました。
木が動く前の状態に戻って欲しいと考えていましたが、予想に反して更に動いています。
刃口付近が、ものすごく高くなってしまいました。
木の歪でジワジワ動いてきていたのが、抑制する力が少なくなって、一気に動いてしまったのでしょうか。普通の台よりも動いている感じです。(涙)
内部の歪が少し緩和されたと思って、この状態で、しばらく様子を見ることにします。
このような穴の部分に、ステンレスパイプを埋め込まれた台を拝見したのですが、ステンレスパイプの目的がよく分かっていません。
それとステンレスパイプは、接着剤等で固定されているのでしょうか?
どなたか、ご存知でしたら、ご教授をお願いします。
まぁ、試作目的の積層台ですので、色々試して楽しもうと思っています。
週末は所用で東京方面に行ってました。
ここからは、新横浜経由で帰ります。
久しぶりにシウマイ弁当を買って、新幹線車内で食事です。
このお弁当は、経木の折(薄い木の弁当箱)に入っています。
木の香りが、懐かしく、子供の頃食べた駅弁を思い出します。
美味しくいただきながら、帰ってきました。
しばらく、忙しい日が続きそうです。
このブログにコメントいただく上村さんから、鉋の写真が届きました。\(^o^)/
上村さんとは、年初に京都で行われた初削りで、初めてお話させていただきました。
それ以来?「毎日寝る間を惜しんで鉋を楽しんでいます。台打ちも終了しました」とメールをいただいていました。
メールに添付されていた写真をご紹介します。
鉋身は、二代目の「初弘」でしょうか?
初めての台打ちされたとのことですが、美しく仕上がった台ですね。
さすがです。
屑溜りの角度を立てて、開口部が少なく、寸八の一枚台と思います。
・・・・・ということは、薄削り仕様、一桁狙っていますね!
素敵な刺激をいただきました。
そろそろWAKUも、ぼんやりしていないで、頑張らないと・・・・・
・・・・・皆様にどんどん先を越されています。(笑)
このブログを見ていただいている方で、台打ちしたよ~、古鉋を再生したよ~、薄削り成功したよ~など、メールかホームページの掲示板でお便りしていただけると嬉しいです。皆様で鉋情報を共有して、鉋生活を楽しみましょう。
台の動きの様子を見ている積層台(巷では、動いて当然と言われている、いい加減な積層台)に仕込む鉋身を探しています。
著名な鉋ではなくて、レアというかマイナーな刃を考えていて、オークション等で、入札が無いような刃を入手しています。
少し前に届いた「東道心」です。
作者不明ですが、性懲りも無く、直感で決めました。
失敗しても懲りないなぁ~。(笑)
辛うじて、左右の鋼は、残っていました。
少しだけ、研いでみましたが、硬くて研ぎ難い感じで、ややガッカリ・・・・
またしても、やっちゃったかなぁ・・・
でも、刃を研いで触っているのは、楽しいものです。(鉋病が完治できません)
土曜日、日曜日は、山口県に行っていました。
最近は、「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の他、「さくら」 もあるのですねぇ。
目指したのは、防府市
防府天満宮へ連れて行っていただいたり
美味しい ふぐ料理のご馳走を御呼ばれしたり
20年ぶりに友人に会えて、嬉しかった。
久しぶりに、鉋を離れて、ユルユルの時間を楽しんで過ごしていました~ (^^♪
初削りの講演で、愛媛県の山本氏から教わった研ぎを試してみました。
講演後、すぐに試したかったのですが、肝心の裏金が無いため、先延ばししてきました。
ようやく、中古の裏金を入手したので、初挑戦です。
まずは、裏金を綺麗にします。
【before】 一枚刃の台が多いので、裏金を触るのは久しぶりです。
【after】 「さびとりつや之助」が活躍してくれました。
試し削りする刃は、昨日まで触っていた「忠次」にしました。
治具にセットした状態です。
この状態で、刃の黒幕#1000~キング#1000~刃の黒幕#12000~エビ#8000で研ぎます。
山本氏が使用していた砥石ではありません。WAKUが、普段使用している砥石です。
講演では、簡単そうに研ぎながら説明されていましたが、砥石の上で刃が安定せず、研ぎは至難の業でした。
グリンテック無しで研ぐには、技術不足でした。
セッティング含めて慣れていないこともあり、いつもの倍くらい研ぎの時間がかかりました。
刃返りについては、全くありませんので、裏研ぎは行なっていません。
早速、削ってみました。
削った際の個人的な感想ですが、
刃先研ぎの調子の良い時に似ていますが、今回の方法は、ばらつきが少なそうに感じました。
また、刃先研ぎは、2~3回削った後の方が調子良いのですが、この方法は1回目から調子よく切れてくれます。
まだ2回くらいしか試していませんが、研ぎに左右されず、安定してよく切れる方法と思います。
他の鉋とは違う感じ(ペラッっとした感じ・・・意味不明ですみません)の削り屑が出ます。
教わった研ぎを継続して追求するか、刃先研ぎに戻るか、悩むところです。
実は上手く鉋で薄削りができない日が続いていました。
連敗続きで、何がなんだか分からない状態でした。
今日も「忠次」を何とかしようと再挑戦していたのですが・・・・20ミクロン以上で削っても、全く削り屑にならないし・・・
調子が良かった時の感触も忘れてしまい、とても悩んでいました。
色々確認した結果、調子が出ない原因は、いつも台の下端の平面を整えるスクレイパーという、思いも寄らない所にありました。
刃をステンレスの下端定規に当ててみた所、刃先の平面が出ていないことが判明したのです。
いつから、平面が崩れたのか分かりませんが、相当狂っていました。
下端をスクレイパーを使わず再調整して削ってみると・・・・
ニッコリです。(^_^)v
まさか、スクレイパーの刃の平面が出ていないなんて思っていませんでした。
薄削りもできそうな感じまで戻ってきて、ホッとしています。
刃が切れない時は、鉋の刃や研ぎを中心に考えますが、下端の精度を直すだけで、見違えるように切れるように感じます。
今回は、良い経験になりました。
まだまだ技術がありません。
これから、砥石を変えたり、下端の調整方法を変えたりして、再度、薄削りにチャレンジしようと考えています。
何をどのように変えようとしているか、今は内緒(笑)ですが、調子が良かったら書いてみようと思います。