積層台の接着が完了したので、手押し鉋と自動鉋で形を整えました。
寸八で、一尺三寸位の長台を作ろうと思っています。
写真では、いい感じです。
上面は、薄いパープルハートを貼っています。
削り会場で、強烈な違和感を放っているパープルハート台ですが、これを目印に探していただくので、これはこれで良しとしています。
下端です。
白樫ですが、美しくありません。
パープルハート材を2枚挟んでいますが、吉となるか?凶となるか?
しばらく、下端の観察を続けます。
積層台の接着が完了したので、手押し鉋と自動鉋で形を整えました。
寸八で、一尺三寸位の長台を作ろうと思っています。
写真では、いい感じです。
上面は、薄いパープルハートを貼っています。
削り会場で、強烈な違和感を放っているパープルハート台ですが、これを目印に探していただくので、これはこれで良しとしています。
下端です。
白樫ですが、美しくありません。
パープルハート材を2枚挟んでいますが、吉となるか?凶となるか?
しばらく、下端の観察を続けます。
薄削りは、刃の研ぎだけでなく、鉋台の下端調整が大きなウエイトを占めると思っています。
下端が湿度等で毎日動いてしまうため、毎回安定せず下端の調整が試行錯誤状態になってしまいます。
安定して薄削りするには、下端がなるべく動かないようにすることが必要です。
そこで、台を上下方向に分割して、各々反対方向に接着すれば、板の動く方向が反対になるため、反りの力を打ち消し合って動きにくくなるだろうというのが、僕の個人的考えです。
先日、挽いた板の内、1枚の板の反りが大きくて使えないため、その分を補完するようパープルハートの板を3mmに挽きました。
端を切って板が割れていないか確認します。
6枚の板を木工ボンドで接着しました。
想定していなかったことですが、薄い板に木工ボンドを塗布したら、板が一気に反ってしまいました。
それを無理にクランプで締めていますので、すでに内部応力が加わった形になっています。
更に、多めに塗布した木工ボンドがグニュ~っと出てこなくて、板の間に相当木工ボンドが溜まってしまったような感じです。
もっと慎重に取り組むべきでしたが、修正することもできないので、このままの状態で一日放置します。
今日の削りは、調子を落としている「健明」です。
10ミクロンを切る目標で頑張りましたが、全くダメでした。
久しぶりに撃沈しました。
・・・・・・・・・・・・。言葉が出ません。(恥)
研ぎも下端調整も散々な一日となってしまいました。
もっと気分を落ち着かせて、もっと腰を据えて、じっくり取り組むようにしないと・・・・
ハイッ! 頑張ります!
削り屑の静電気対策のため、削り材を加湿するようになりました。
特に冬場は、削り屑に帯電することで、削り屑が鉋身に貼り付いて、綺麗に出てこないし、切れ止むのも早く感じます。
刃と削り材の摩擦により、一方の表面からもう一方の表面へ電荷が移動して発生しているのか?それとも、フィルムを剥がす時に静電気が発生するように、削り材が剥がれる様な感じで、発生しているのか?
静電気が発生する理由は、よく分かりませんが、加湿することで対策しています。
加湿は、削り材の表面に水をつけたり、濡れたタオルで拭いたりしていますが、手元に杉の荒材があったので、簡単な加湿板を作りました。
適当に切って、釘で打つだけの超簡単な木工です。
この板に水を含ませて、削り材の上に被せておきます。
効果のほどは・・・・?
普通に木を濡らしたり、濡れタオルで拭くのと、違いがわかりませんが(笑)、全体的に保湿されているような感じがします。
加湿することで、米ヒバの削り屑の表情は大きく変化します。
最近、調子が上向いている理由は、加湿によるものかもしれません。
あ~~、秋から、やっておけば良かったなぁ。
時々、ヤフオクで鉋身を見て楽しんでいます。
先週の「金井」新品ですが、欲しかったので見ていたら、8万円を超える、とんでもない高い値になってしまい、手も足も出ませんでした。
まぁ、手持ちの「金井」を大切に使っていきましょう。
刃がチビると勿体無いので、普段あまり使っていない「金井芳蔵」で削ってみました。
金井の魅力は、薄削りよりも、削った材料の艶と思っています。
どの鉋も同じような鋼に見えるし、同じように研いでも、なぜか「金井」で削った材の艶は別格です。
不思議なものですね。
初めて積層台を作ってみようと思います。
先日、購入した白樫です。
良い材料ではなく、鉋の台には向かないような感じですが、実験的に使って積層台で楽しもうと思います。
今回は、薄くした板を3~4枚重ねた形にする予定です。
まず、厚さ8mm程度に1枚挽いた所、すぐに反りが出ました。
中央部分が机の天板から1mm程度、浮いています。
想定外でした。
木の内部に応力が残留しているのですね。
素直な木では、無さそうです。
残り3枚も挽いて、自動鉋を通しました。
かなり、グニャグニャ曲がっています。
このような木の内部に残留している応力を少なくすることも台には大切かもしれません。
この中で反りの少ない3枚を選んで、台に使用します。
あまり、木の状態に変化は無いと思いますが、しばらく、この状態で放置しておきます。
3枚をどの方向に接着するのか不明なのですが、試験的に、裏表を返して木工ボンドで接着してみようと思います。
最近、寝ても覚めても鉋ばかり触っています。
まぁ、呆れながら見てやってください。
最近、ブログでも書いているように、2つ目の長台鉋を作ろうと思っています。
鉋身が無いので、オークションなどで探しています。
無名(というか自分が知らないだけかも)の安価な鉋でも、切れそうでビビ~ンと来ることがありますよね。
そんな鉋があったので、ゲットしました。当然、他の入札は無くて、最安値・・・・
到着して、見ているだけで、心臓がドキドキ、バクバク、嬉しいな~
最近、夜な夜な無名の古鉋のベタ裏を透き直していました。
今夜も裏を押して最終調整していたのですが、どうも左側の曇りがとれません。
かなり裏を研いでも無くならず、相当刃が変形して砥石に当たっていないと思い、使いながら直していくことにしました。
裏出しをあきらめて、鎬面の角度を修正しようと、研ぎながら刃先を見たとたん、目が丸くなりました。
鋼が無い・・・・・・
何度も目をこすって見たのですが、こんな鉋身、初めてだわ。
スコ鉋というかどうか分からないレベルです。
荒砥石で刃先を削れば、回避できそうですが、全身の力が抜けて、研ぎ直す気力も無くなりました。
まぁ、鉋を見てのWAKUの直感は、当てにならないことだけは分かりました。(反省)
今更ではありますが、薄削りにおいて長台鉋が重要と思うようになりました。
(以下は、WAKU個人の考えで、間違っていたらご容赦くださいね)
最近、薄く削るには、3点で当てた鉋で、無理な力を加えずに削ることが重要と感じています。
鉋に変な圧力を加えて引いてしまう原因のひとつに、削り材の平面精度不足があります。
削り材の平面精度を上げるために、長台の下端も3点正確に当てて、ほとんど力を入れずに引いて削っていきます。
このようにして、削り材の平面精度が高まれば、本番の薄削りで、鉋を軽く引いて削ることができ、薄い削り屑が期待できます。
平面度が上がれば、長台でも、薄く削れます。
8ミクロンくらいまでなら、僕の長台で出すことが可能です。
実は長台の方が、鉋の重量があって、安定して引きやすいように感じています。
う=ん、2丁目の長台が欲しくなってきました。
忠次の表なじみを変更した後、5日間連続で台の下端を色々調整していました。
一進一退(一進二退の感じですが(笑))を繰り返しています。
調子が良い時と、悪い時がはっきり分かれているのですが、何が起因しているのかつかめません。
刃が薄くて、重量が軽いため、鉋のバランスが悪いと考えて、台頭に他の鉋刃をガムテーブで仮に付けたりもしています。
たまに部分的には信じられない数字も出るのですが、持続させることができません。
今朝は、散々な状況で、引きが重いし、鉋屑をつなげて削るのが精一杯の状態に逆戻りしてしまいました。
困ったものです。
もう一歩のところで、自分の技術が及ばず悔しいのですが、気分的に限界かもしれません。
一旦、忠次から離れて、気分転換してみます。
以前から、同じようなことを書いているかもしれませんが、僕が入手した「忠次」の表なじみの調整には、苦労しています。
①刃が薄いため、強く当てると刃が変形して、耳が立ってしまう。
②刃の表の平面が出ていないだけでなく、歪みもあり、馴染ませにくい。
鉋の刃としては、NGかもしれませんが、表なじみを再度直します。
究極の表なじみを考えると、刃表の全面が均一の圧力でベタッと台に当っていることと思っています。
初削りの時、四国の山本大先輩に、「どのように表なじみを当てたら良いか?」とお尋ねした所、「そんなん、エポキシや」との回答をいただきました。
う~ん、確かに一理ありですね。
ということで、やってみました。
見えにくいですが、エポキシが、刃の所にムニュッと出ています。
刃には、椿油を多めに塗布してあります。
硬化した後、刃を抜いて、はみ出たエポキシを取り去り(樹脂のバリを取るような感じ)、完成です。
しっくり刃が入って(このニュ~っと入る感じは、好き嫌いが分かれる所です)、調子は良さそうです。
早速、試し削りすると、う~ん、耳が立っている・・・・・(涙)
まぁ、これを深追いすると、泥沼に入るので、今回は静観することにしました。
刃が固定されて、剛性が高くなったような感じで、削れましたが、まだ、引いている途中で、削り屑が切れたりして安定性は今一歩です。
残念ながら、イメージしていたような削りには、及びませんでした。
何が悪いのか? 何が足りないのか? 苦悩の日が続きます。夢にまで出てきそう・・・
刃の欠けを修正する時は、荒砥石(ダイヤモンド砥石やGC砥石)を使い、長時間研いでいた記憶があります。
ダイヤモンド砥石も研磨力が低下し、GC砥石も薄くなってしまったので、新しいダイヤモンド荒砥石を買ってきました。
初めての#150です。
軽く研いでみて、すごい研磨力に驚きました。
10分位で欠けの修正完了です。
1週間くらいボチボチ研いで、欠けを修正する予定でしたが、あっ!という間に終わってしまい、拍子抜けしました。
裏も少し大きくなりましたが、形は悲惨です・・・・(恥)
早速、試し削りです。
刃の欠けは確実に無くなっていますが、削りに安定感がなくて、スッキリ削れません。
何かが狂ってしまったのでしょうね。
色々確認しながら、鉋と遊びます。
これから表なじみを、直します。エポキシさんのお世話になります。(笑)
刃先の欠けを直し始めました。
1.刃先を潰す、2.裏出し、3.研ぎ と思って始めたのですが、それぞれ一気にできなくて、1.2.3.を少しずつ繰り返して修正するのが良さそうです。
机上で考えていたので、愚かな質問になってしまいました。すみません。
裏出し
裏を研ぐときは刃の黒幕#2000を使っています。
少しずつ裏を出しています。
カッコ悪い裏で、恥ずかしいです。また、ミニルーターと鎌砥石の出番かもしれません(笑)
手が冷たいのと、腕が疲れてくるので、長時間の研ぎは避けています。
直すだけで何日もかかってしまいそうです。
まぁ、ボチボチやります。