goo blog サービス終了のお知らせ 

craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

動画 「忠次」

2013年03月11日 22時29分19秒 | 鉋 忠次

今夜も動画をアップします。

秦野の檜を「忠次」で削ってみました。
先日、削れなくなった、きまぐれ「忠次」です。
上手く削れるようになるか、気になっていました。

【動画】
忠次の刃を研ぎ直して、調子良いときの「忠次」が戻ってきています。
秦野の檜を軽く引くことができ、結果的に7~8ミクロンで削れています。
先日より、シックネスゲージで測定するシーンを加えて動画はグレードアップしていますが、右腕にカメラを付けているため、意図しないところが撮影され苦労しています。今後の課題です。

削っているときは、気にならなかったのですが、動画で見ると削り屑の厚さにムラがあったりして、美しくありませんね。
完璧に削った動画を撮影するのは、WAKUの腕では至難の業です。

【写真】
キャプチャーしてみました。

動画撮影も楽しく、自己満足しています。

一人撮影のため、お見苦しい場面もありますが、暖かい目で見てやってください。(笑)

 


一夜限りの夢か

2013年02月20日 23時19分15秒 | 鉋 忠次

今夜も、ルンルン気分で「忠次」を手にして削りました。
昨日、削った時のイメージが頭の中にあります。

しかし、同じ鉋でそのまま削ったのですが、今日は全く削れてくれませんでした・・・・・
あれほど調子良かったと書いたことが、とても恥ずかしいです。
昨日のレギュラー入りは、取り消します。

昨日から、何も触らず置いてあっただけで、これほど変わるものか・・・・
刃が切れ込んでいく感触がありませんので、台を下に押す力を緩めると、鉋屑が切れてしまいます。
全く薄くないし、ガッカリです。

切れ止むのが早かった気がしますし、台の下端も下手なのが、原因かもしれません。

やっぱり、きまぐれ「忠次」です。


きまぐれ忠次

2013年02月19日 22時36分35秒 | 鉋 忠次

毎回、レギュラー入りさせるか悩ましいのが、「忠次」です。
よく切れたり、全く切れなかったり、繰り返しているため、個人的に、きまぐれ「忠次」と呼んでいます。
刃が薄作りなので、台に入れたとき微妙に変化しているような気もします。

まぁ、WAKUの技術がないという事ですけどね・・・・・

今日の「忠次」は、調子良かったです。

切れてるような感じ・・・・・

削った感触もよい・・・・

いつもと同じように研いで、下端を調整しただけなので、調子が良くなった理由が分かりません。

困ったものです。

今回は、レギュラー入りに決定~♪


気まぐれ忠次

2012年11月07日 22時14分42秒 | 鉋 忠次

調子が良いと驚くように削れる「忠次」。
逆に考えると、ほとんどの場面で削れてくれない「忠次」。(要は下手なんですけど(笑))
ということで、皆様で削るときには持参していても、登場する機会は滅法少ないです。

研ぎのバラツキもあるのですが、下端の調子に左右され、調子が良いと軽く引けるようになります。

今夜は、そんな「忠次」の下端に秘密の渇を入れてみました。

刃が欠けていますが、6ミクロンくらいでした。
気まぐれな鉋なので、宇和島に参加させるか迷っています。

遊んでばかりいないで、そろそろ、準備に入らないと・・・・・・


限界かなぁ

2012年02月11日 09時22分15秒 | 鉋 忠次

忠次の表なじみを変更した後、5日間連続で台の下端を色々調整していました。

一進一退(一進二退の感じですが(笑))を繰り返しています。

調子が良い時と、悪い時がはっきり分かれているのですが、何が起因しているのかつかめません。
刃が薄くて、重量が軽いため、鉋のバランスが悪いと考えて、台頭に他の鉋刃をガムテーブで仮に付けたりもしています。
たまに部分的には信じられない数字も出るのですが、持続させることができません。

今朝は、散々な状況で、引きが重いし、鉋屑をつなげて削るのが精一杯の状態に逆戻りしてしまいました。
困ったものです。

もう一歩のところで、自分の技術が及ばず悔しいのですが、気分的に限界かもしれません。
一旦、忠次から離れて、気分転換してみます。


表なじみ

2012年02月06日 23時51分20秒 | 鉋 忠次

以前から、同じようなことを書いているかもしれませんが、僕が入手した「忠次」の表なじみの調整には、苦労しています。

①刃が薄いため、強く当てると刃が変形して、耳が立ってしまう。
②刃の表の平面が出ていないだけでなく、歪みもあり、馴染ませにくい。

鉋の刃としては、NGかもしれませんが、表なじみを再度直します。

究極の表なじみを考えると、刃表の全面が均一の圧力でベタッと台に当っていることと思っています。
初削りの時、四国の山本大先輩に、「どのように表なじみを当てたら良いか?」とお尋ねした所、「そんなん、エポキシや」との回答をいただきました。
う~ん、確かに一理ありですね。

ということで、やってみました。

見えにくいですが、エポキシが、刃の所にムニュッと出ています。
刃には、椿油を多めに塗布してあります。

硬化した後、刃を抜いて、はみ出たエポキシを取り去り(樹脂のバリを取るような感じ)、完成です。

しっくり刃が入って(このニュ~っと入る感じは、好き嫌いが分かれる所です)、調子は良さそうです。

早速、試し削りすると、う~ん、耳が立っている・・・・・(涙)

まぁ、これを深追いすると、泥沼に入るので、今回は静観することにしました。

刃が固定されて、剛性が高くなったような感じで、削れましたが、まだ、引いている途中で、削り屑が切れたりして安定性は今一歩です。
残念ながら、イメージしていたような削りには、及びませんでした。

何が悪いのか? 何が足りないのか? 苦悩の日が続きます。夢にまで出てきそう・・・


拍子抜け

2012年02月04日 23時07分08秒 | 鉋 忠次

刃の欠けを修正する時は、荒砥石(ダイヤモンド砥石やGC砥石)を使い、長時間研いでいた記憶があります。

ダイヤモンド砥石も研磨力が低下し、GC砥石も薄くなってしまったので、新しいダイヤモンド荒砥石を買ってきました。

初めての#150です。

軽く研いでみて、すごい研磨力に驚きました。
10分位で欠けの修正完了です。
1週間くらいボチボチ研いで、欠けを修正する予定でしたが、あっ!という間に終わってしまい、拍子抜けしました。

裏も少し大きくなりましたが、形は悲惨です・・・・(恥)

早速、試し削りです。
刃の欠けは確実に無くなっていますが、削りに安定感がなくて、スッキリ削れません。

何かが狂ってしまったのでしょうね。
色々確認しながら、鉋と遊びます。
これから表なじみを、直します。エポキシさんのお世話になります。(笑)


直し始めました

2012年02月02日 00時45分27秒 | 鉋 忠次

刃先の欠けを直し始めました。

1.刃先を潰す、2.裏出し、3.研ぎ と思って始めたのですが、それぞれ一気にできなくて、1.2.3.を少しずつ繰り返して修正するのが良さそうです。

机上で考えていたので、愚かな質問になってしまいました。すみません。

裏出し

裏を研ぐときは刃の黒幕#2000を使っています。

少しずつ裏を出しています。

カッコ悪い裏で、恥ずかしいです。また、ミニルーターと鎌砥石の出番かもしれません(笑)

手が冷たいのと、腕が疲れてくるので、長時間の研ぎは避けています。

直すだけで何日もかかってしまいそうです。

まぁ、ボチボチやります。


悪夢

2012年01月30日 01時10分48秒 | 鉋 忠次

息子の演奏会から帰宅後、鉋「忠次」を触っていました。

台を変えて、削りがどのように変化するか試したくて仕方がありませんでした。
下端を適当に仕上げた後、削ってみると、ビビリが軽減していて、良い感触でした。

刃は切れていて、10ミクロン程度まではいけそうです。

下端の精度を上げて、刃を丁寧に研いだら、一桁の中ごろまでいけそうな勢い・・・・
一人でニンマリしながら、刃を研いでいたら・・・・・

刃をコンクリートの床に落としてしまいました・・・・・・・しかも、刃先側から・・・・(涙)
右側がボロボロに欠けてます。

一箇所ひどい欠けがります。
元々、糸裏に近かったので、欠けを修正すると裏切れします。
裏も出さないと・・・・・

あ~ぁ、一桁中盤を夢見ていたら、一瞬にして悪夢を見ることになってしまいました。

まぁ、切れそうなことが分かったので、荒砥から研ぎ直して頑張ります。
また、調子狂うでしょうね・・・・・

この欠けを修正する場合の手順としては、
1.裏出し、2.刃先を潰す、3.研ぎ

それとも
1.刃先を潰す、2.研ぎ、3.1.裏出し

どちらが良いのでしょう。


「忠次」と遊ぶ

2012年01月28日 23時12分44秒 | 鉋 忠次

調子が悪くて上手く削れないことから、話題が少なくなった「忠次」。

今日も裏を押して、刃先を研いで、台の下端を調整したのですが、良くなりません。
あららら・・・・、鉋を見るのも嫌になります・・・・

鉋がびびったり、途中で削り屑がスパッと切れたりして、シットリした削りができません。

刃の研ぎも、台の下端も他の鉋と同じなのに、何が悪いのでしょう?
自分なりに考えて、トライしてみます。今日は「忠次」と共に過ごすことになりました。

まずは、刃の切刃角。測定すると30°になっていたので修正することにしました。
仕込勾配が7.5寸(約37°)で、逃げ角を12°とすると、切刃角は25°になりますが、27°を目指して研ぎ直します。
WAKUの場合、手で研いでいると、切刃角は小さくなっていきます。
グリンテックで研いでいると、刃先を当てに行くため、徐々に大きくなってしまっていました。
逃げ角が少ないです。

研ぎ直しで、角度を立てたことはありますが、今回は反対に角度を寝かせていきます。

時間を掛けて、研ぎ直した後、台に入れて削ってみましたが・・・・結果はほとんど変わらず・・・・・

今井忠次の刃が、これほど切れないのか?そんなことは無いと思いたい。
やはり、台が悪いのかも・・・・・・

大鉈を振るってみようと思います。
台を短くして、下端を手押し鉋で削って、台をリセットしました。

はぁ、表なじみもゴソゴソにしてしまったし、「忠次」は「泥沼に入っています。

直らなかったら、あきらめましょう・・・・・・


少し調子が上向いてきました

2011年08月29日 00時12分32秒 | 鉋 忠次

今までで一番苦労している鉋、「忠次」ですが、少し調子が出てきました。
萩原さん、正宗さん、はなやさん、色々アドバイスいただきまして、ありがとうございました。

今日は、耳が立つことを意識して、3回ほど研ぎ直しました。
刃が薄くて、鎬面が少ないため、僕のレベルでは上手く研げません。
治具のお世話になっています。

緩くなってきた表なじみですが、中央を少しスクレイパーで取ってみました。
最悪の場合、エポキシのお世話になる覚悟です。

僕は手が小さいので、馴染まなかったため、台を改造しました。
横幅を91.0mmから90.6mmに細くしました。これだけでも感じが変わりました。
更に、厚さを思い切って35.0mmから31,5mmに薄くしました。
なんとなく手に馴染んでいい感じになりました。
また、薄くすることで、表馴染みの面積が更に少なくなり当たりが変わり、耳の立ち方が緩和されてきたような気がします。

涼しくなったことで、落ち着いて作業や削りができるようになってきました。

このあたりが限界かなぁ・・・・

いやいや、もっと詰めないと・・・・・

う~ん、鉋、奥が深いですね。


だまし、だまし

2011年08月27日 22時31分10秒 | 鉋 忠次

使っている砥石、9個の面を確認しましたが、耳が立つような大きな崩れはありませんでした。

写真は、シャプトン 刃の黒幕 #1000です。
鉛筆で線を引いて、アトマ(面直し用)で軽く擦った後の状態です。

ということで、耳が立つ原因が、特定できていません。

対症療法的になりますが、左右の耳側を意識して研いで、僅かに減らすと、なんとか薄く削れました。
左側数ミリの部分は、刃の欠けによるものと思います。

同じ砥石を使って、「金井」を普通に研いでみました。

耳が立つことも無く、短時間でシュッと決めることができます。
さすが、金井です。
でも、右側の刃が欠けています。(>_


恥を承知で・・・

2011年08月25日 23時25分55秒 | 鉋 忠次

寸八 忠次 の調整に苦しんでいます。

今までの鉋は、台に入れて少し調整すれば、そこそこに削れていたのですが、忠次は削れてくれません。

先日製作した刃口治具と、口切り鑿を使って、屑が詰まらないように刃口を少しづつ広げました。
こっぱ返しが広すぎたので、2段にしました。

0.2mm位でしょうか。
実際は写真より、もう少し広げて0.4mm位にしました。

さすがにクラッカーのような削り屑は、出なくなりましたが、厚い削りです。

少し薄く削ろうとすると・・・・

材料を変えても・・・・・

コレハ、ヒドイ・・・・・

忠次 の名誉のために言いますが、刃は非常に良く切れて、薄い削り屑は出ています。

ということは・・・・僕の腕ですね(笑)

このような削り屑の場合、下端が調整できていなくて横方向に見たとき中央が凸か、刃の左右の研ぎが甘いかでしたので、修正を何度も試みましたが、下端は平面ですし、刃も研げていると思います。

刃を台に入れると、耳が立つというのでしょうか、刃の左右が台から出ています。
そのため、削り材の左右を削りすぎて、削り材の中央が凸になり、安定して鉋が引けない状態となって上の写真のようになっています。

刃の溝を左右に広げても直りませんでした(広げすぎてしまった・・・・)
表馴染みの中央が当たりすぎているかと思い、さらに表馴染みを削ったが直りませんでした(表馴染みがユルユルになってきました・・・トホホ)

台に入れると刃が曲がる?忠次の刃は薄いけど、まさかそんなことは考えにくいですね。

ということは、・・・・・ 刃の研ぎ(砥面の直し)から、やり直しです。


台打ち 終了

2011年08月24日 01時23分53秒 | 鉋 忠次

忠次 寸八の台打ちが終了しました。

台は荒木から取れた最大の長さにしてあります。
台打ちを失敗したときに、台尻側を再利用するつもりでした。
今後、短くするか、調整しながら考えます。

早速、試しに削ってみました。

どひゃ~

パーティのクラッカーの中身を作っているんじゃぁありません。

上手く削れるようになるまで、ちょっと時間が掛かりそうです。


あせらず、あわてず、ボチボチと

2011年08月17日 00時19分02秒 | 鉋 忠次

コツコツト表馴染みを削りながら、ここまで刃が入りました。

表馴染みの様子です。
写真を見て、黒い部分を削りたいと思う方、・・・・・ 鉋病の疑いがあります(笑)

鏡面は、予定よりも立てて(垂直に近く)掘っていますので、墨線と合っていません。

あと2分ほど、刃を入れれば良いのですが、今まで、ここで焦って撃沈のパターンが多いので、自重しています。

横から見た様子です。

しばらく、この状態で、放置して馴染ませます。


ということで、放置している間、別なことをやっていきます。

驚かせてすみません。
先日紹介した割れていた台です。
一枚台が順調に出来てきていますので、この台を使うことは無いと思い、2つに切りました。

台尻側は、寸六か寸四の立鉋用、台頭側は、刃口埋め用の木に使ってみます。
最後まで、有効に使いたいと思います。