craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

負のスパイラル?

2012年07月30日 23時59分23秒 | 薄削り練習

毎日暑いですね。

研ぎ方を変えようとしている中、新しい米ヒバも試していて、負のスパイラルに陥っています。

どちらも上手く行きません・・・・

新しい米ヒバ達の感触ですが、削りにくくて四苦八苦状態です。

【米ヒバの仕上げ】

楽仙と千代鶴運寿で薄削りにも、挑戦していますが・・・

厚くて、削り屑の厚さを測定する気になりません。

 

米ヒバの仕上げとして、楽仙で20~30ミクロンで削ったあと、刃を見ると先端に大粒の水が何滴か付いていました。

写真で水滴は、見にくいですが、撮影していたら蒸発したみたいです。

ほとんど生に近い米ヒバということでしょうか?

明後日から、台湾方面に短期間出向きますが、台風が2つも来ています。
行けるのだろうか、帰ってこれるのだろうか・・・・


想像力を超える

2012年07月25日 22時31分28秒 | 日常
鉋に限らず、普段から色々なことを考えていますが、時々、想像を超えることに出会うと、頭の中が混乱して身が固まってしまいます。
感動の一種かもしれません。
 
セントレア空港で出会った「Boeing  Dream Lifter」。
こんな世界は、僕の頭の中にはありませんでした。
 
もうビックリです。すごいなぁ。
 
 
今夜は、今まで使っていなかった砥石を使い、更に新しい研ぎ方を試しています。
紙コバ試験も良い感触で、削れそうな気もしますが、まだ確信が持ててません。
削り屑は、クチャクチャですが、薄くまで頑張って削ってくれそうです。
 
これで、削り屑が割れないでいてくれたら最高なんですが、そうは甘くないですね。
 
この方法では、まだ1回しか研いでいないので、今度の休日に、何度か同じように研いでみて様子をみようと思っています。
 
 

米ヒバを購入しました

2012年07月23日 21時23分28秒 | 材木

相変らず、国内外を飛び回っています。

ようやく帰宅できたので、今日は米ヒバを探しにお隣の奈良県まで遠征しました。
奈良県は寺院の施工が多いので、米ヒバを扱っている木材屋さんが多い感じです。
事前に電話で確認して、自宅の近くの国道165号線を一路西へ走りました。

目指したのは、米ヒバ専門の材木店さんです。

写真は、敷地の一部ですが、ものすごいヒバの在庫がありました。
社長さんから、カナダにおける米ヒバの状況を教えていただきながら、適当な米ヒバを倉庫内で探して、製材装置でカットしてもらいました。

夕方帰宅しました。
ついつい予定以上に買ってしまった・・・・・・

こんになに購入して、ど~するのって声が聞こえてきます。(笑)
相当削って楽しめそうです。
薄く削れる米ヒバか?全くわかりませんが、必要な方々に送っておきましょう。

 

追伸

先日は、札幌にも出向いたのですが、kuniさんとスケジュールが合わずお会いすることができませんでした。
まぁ、楽しみは残しておきましょう。

ではでは。


安定した5ミクロンが目標

2012年07月13日 05時48分14秒 | 砥石・研ぎ

難しい目標ですが、安定して5ミクロンで削れるようになりたいです。

5ミクロンで安定して削れれば、何かのハズミで4とか3ミクロンも出せるような気がして・・・(笑)

砥石の精度、研ぎの精度、下端の精度・・・・・またまだ多くの改善項目がありそうです。

同じ方法で繰り返すのも大切な事ですが、貴重なアドバイスや情報を参考にさせていただき、新しい方法にも取り組んでいきたいと思います。

今は、砥石を変えてチャレンジしています。

良さそうな感触もあるのですが・・・・

試行錯誤中で、もう少し時間をかけて繰り返さないと何とも言えません。

沢山変更したいことがあるのですが、一気に全て変更すると何が効果があったのかわからなくなるので、一つ一つ変更して確認していくことを基本としています。

今日から、再び出国しますが、移動中の空いた時間に、色々考えようと思います。


またしても行脚

2012年07月09日 22時24分01秒 | 日常

ここのところ、急に忙しくなっていまして、鉋が触れません。

鉋と寝る事もできません。(笑)

それでも、昨日は、削り仲間のKさんが、合間を利用して遊びに来てくれたので、少し薄削りしました。
下端談義に熱中してしまい、写真を撮り忘れました。

あちこち行脚してきますので、しばらく更新が不定期になります。

以前、おやかたさんの所で削った写真を忘れないよう追加しておきます。


#12000

2012年07月06日 00時22分11秒 | 砥石・研ぎ

少し前から、#12000で裏押しした際の傷がはっきり見えています。
おやかたさんの所で削っていた時も、驚かれてしまいました・・・・・
裏の傷と薄削りは、別物と考えていたのですが、傷が深すぎます。
(それで、ラッピングに走ったりしています(笑))

デジカメの写真では、よく分からないですが、

昔に比べると、表面の手触り感や、刃を研いでいる感触が、ザラザラしている部分があります。
マイクロスコープで砥石の表面を見てみると、滑らかな所とザラザラしている所が違います。

【滑らかな所】

【ザラザラしている所】

明らかに、表面の状態が違います。
想像ですが、結合している材質が無くなっているように思います。

面直しを繰り返すと良くなるかな?と思って、我慢して使っていましたが、一向に良くなりません。

思いつく原因としては、あくまで推察ですが、台所においてあった液体洗剤(洗剤の詳細は未確認で不明)を原液のまま垂らした部分のような気がしています。
砥石が侵された?変質した?ような気がします。

もう少し、我慢して使ってみようと思います。


ありがとう

2012年07月04日 00時14分16秒 | 薄削り練習会

ラッピングするぞ!と生意気なことを言っていますが、まずは精度の高い糸裏にしないと土俵に乗れないような感じです。

裏で悩むというのは、少し上達した証と勝手に納得していますが、刃を触る時間が超多忙になっていて取れません。時間が欲しいです。

そんなこと言っていても始まらないのですが、忙しいな・・・・

先日、デジカメの中に入っている写真を見ていたら、心地よい緊張感のある写真がありました。
これはおやかたさんの所での写真ですが、どなたか置いてあったWAKUのデジカメを使って撮影していただいたようです。
今更ながら、優しい心配りをしていただき、ありがとうございました。

オッサン3人、削り初めの真剣で微妙な緊張感・・・・いいですねぇ。
薄くないけどね・・・・(笑)

あ~、三木にも行きたかったです・・・・


ラッピングをやってみよう

2012年07月02日 00時13分31秒 | 砥石・研ぎ

シャプトン#12000で刃の裏押しをしているのですが、傷が多いので指摘されまくってしまいました・・・・・
傷が多くなった推察原因は、後日記事にしようと思いますが、まずは裏を綺麗にしたくて、ラッピングに挑戦することにしました。

実は、裏を綺麗にするなら、天然砥石で研げば良いと思い先日の「金井芳蔵」の裏を天然砥石で押しました。

上の写真は、先日と同じピンホールの部分ですが、傷は消えて?綺麗に見えます。肉眼では、曇ったような刃になりますね。
ところが、この裏の状態で削ってみると、引きが重くて全く薄く削れなかったのです。

やはり、ラッピングは避けて通れないと感じて、近所のホームセンターへコンパウンドを買いに行きました。

近所のホームセンターでは1000を超える研磨剤は在庫していないので、自動車コーナーでコンパウンドを選びました。
「超鏡面に仕上げる」、「平均粒子サイズ1μ以下」と表示されていて、期待できそうです。(笑)
チューブに入ったタイプもあり、どちらが良いか分からなかったのですが、液体の方を選びました。

早速、天然砥石(大突のコッパ)の面を直した後、上に流すと、ドロッとした粘性があり、いい感じがします。

ラッピング・・・定盤(今回は砥石)と刃の間に、研磨剤を介して、研磨する方法と理解しています。砥石を使った研削とは異なります。
詳細は全くわからないので、適当にコンパウンドを置いて、刃を押し付けずに(砥面に刃が当たらないように意識して)研磨することにしました。
どうなるか不安なので、「忠次」で試しています。

天然砥石で研ぐことで曇っていた裏が、鏡面に戻ってきました。
毎度の事ながら、下手な裏で、恥ずかしいです。(汗)

マイクロスコープで確認

完全に傷が無くなっていませんでした。
写真では分かりませんが、光の当たり方で、多くの傷も見えます。
ラッピングって、こんな感じなのかなぁ・・・。
傷を少しでも少なくできるよう、考えないといけませんね。

削ってみたかったのですが、時間切れになってしまいました。

今日は、ここまでです。