2月9日(日)は、伊勢のおやかたさんの工場で、薄削り練習会があり、6名が集まりました。
滋賀班:U村さん、萩原さん 三重班:伊勢のおやかたさん、北村さん、谷岡さん、WAKU
前日の夕方から、ステップワゴンの後部スペースに普段寝ている冬布団一式を敷いて、出かけました。
楽しい宴会の後は、車中泊です。寒いと思っていましたが、とても温かく快適で、寝坊してしまいました。
今回は、温度湿度計を持ち込みました。
手前の黒いのは、。伊勢のおやかたさんの石です・・・・(笑)

気温3℃、湿度64%で、薄削りスタートです。
これが良い環境なのか?悪い環境のか?経験不足で分かっていません。
ただ、午前中は静電気も少なく快適に削れたように思います。

みなさん、ボチボチ削り出しました。

いつの間にか、みなさんレベルが向上していて、5~7ミクロンくらいは普通に出します。
少し前まで、今日は一桁目標と言っていたのにぃ~

WAKUは、パープル「金井」 5丁セットを持ち込みました。
その中では、「かね庄」の調子が良かったです。
そういえば前日研いでいるときに、一番感触がシックリしていました。

今回は、秦野のヒノキを主として削りました。
なかなか引きが重く、薄く削るのが難しいのですが、このヒノキを(部分的ですが)5ミクロンで削れたのは、大きな収穫でした。

午後になると、湿度が50%以下になり、静電気が目立ち始めました。
今回メインの、台打ちした「金井芳蔵」です。
この鉋で、薄く削りたかったのですが、上手くいきませんでした。

他の鉋刃と同じ砥石で研いでいたのですが、他の鉋で削った材料を削ると初回は写真のように、両端が削れてしまいます。
耳が立っているようで、この「金井芳蔵」で削ると削り材の表面が変わってしまうので、登場する機会が少なくなってしまいました。
あくまで推察ですが、まだ台打ちしたばかりで、表なじみが刃の中央で強く当たってしまっていると思われます。
なかなか思うようにいきませんね。
みなさん、また削りましょう。、、京都は、参加させていただきます!!