craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

進化する

2011年12月26日 23時33分11秒 | 

最近、薄削りに使用している鉋は「金井」が多いですが、横坂正人さんの「楽仙」と、碓氷健吾さんの「健明」も主力メンバーとして外せません。

と言うことで、最終の研ぎ方を変更して「楽仙」を調整しています。
写真のように削った感触は良いのですが、10ミクロン以下になっていません。
これから更に研ぎを進化させ、刃を切れるようにしないと記録が伸びないような気がします。

調整で苦しんでいるのが、この「健明」です。
以前は、刃先の硬さが、気になりませんでした。
ここのところ、調子が出ないせいもあって、刃がとても硬く感じてしまいます。
刃返りも出やすくて、研ぎにくいこともないのですが・・・・
WAKUにとって、スーパー鋼の刃先研ぎは難しく、まだまだ「健明」の実力を引き出す技術がありません。
もう少し時間をかけて研ぎを見直してみようと思います。


大掃除中

2011年12月24日 20時25分42秒 | ログハウス

今日はクリスマスイブですが、ロスハウスの外回りを大掃除していました。

ローリングタワーに乗って、ログウォールに溜まった塵埃を拭いていて、気が付いたら、夕刻になってしまいました。

13年経ったログハウスですが、綺麗になって気分が良かったので、写真撮影しました。

   

道路に出ると、近所でログハウスの建築が進んでいました。

早速、近くに行って見てきました。

ポスト・アンド・」ビームという構造のログハウスです。
米松を使っているようです。
久しぶりに建築中のログハウスを見ましたが、自分の事のようにドキドキして、心が踊ってきます。


今週も薄削り♪

2011年12月18日 14時43分00秒 | 

午前中、鉋仲間の日浦さんが削りに来てくださいました。

先週に引き続いて、2週連続の薄削りです。
昨日、伊勢のおやかたさんの工場に行って、シックネスゲージをお借りしてきました。
2週連続で鉋を触ると、感触が戻ってきて、気合(だけは)十分です。(笑)

日浦さんの秘密兵器は、寸八の「左國重」。
東京鉋らしいです。
作者など詳細は不明とのことですが、常に安定して、削れています。
こういう鉋に巡り合いたいですね。

日浦さんも気合十分で、先週よりも薄くなってきました。
部分的に6~8ミクロンということで、全体的に10ミクロンを下回るのは時間の問題でしょうか。

WAKUも、頼みの「金井芳蔵」で、応戦しましたが、全体的に10ミクロンを切れません。

日浦さんが帰宅した後、一人密かに居残り特訓してました。(汗)

今日は、部分的に7ミクロンが限界でした。

やはり、地道に練習していないと、薄く削れませんね。
冬場を迎えても、寒い冷たいなどと言ってられません。コツコツ頑張ります。


悔しくて・・・

2011年12月12日 23時56分11秒 | 

実は先日の薄削り、全く薄く削れませんでした。

夕方から、チョイチョイと研いで、下端をサッと直せば、夜には間に合うと思ったのが甘かったです。
WAKUのような素人が、そんなに簡単に仕込んで、薄く削れる訳がないですね~。
変な勘違い?思い上がりをしていたようです・・・・。

厚い削り屑を見てたら、こんなハズでは・・・・・悔しくて仕方がありませんでした。
いつものように研いだつもりでも刃が切れていない。
いつものように下端調整したけど、決まらない。
悔しいだけでなく、これから先、薄く削れないのでは?と思うと、急に不安になってきました。

そんな訳で、再度、鉋を研いで、調整していました。
少し薄くなりましたが、切れていませんし、両サイドがビシッっと決まりません。

頼みの「金井」が、これじゃ泣けてきます。
どうやら、この2ヶ月で何か忘れ物をしてしまったようです。

砥石の面直し、研ぎ、下端調整、削り台修正、削り材・・・・・鉋の時間を増やして、一からやり直しです。


久しぶりの削り

2011年12月11日 09時07分27秒 | 

夜、ブログを見ていただいている日裏さんが削りに来られるというので、夕方から、久しぶりに鉋台を調整して、薄削りの準備をしていました。

初めてお会いしたのですが、WAKUと同じ1年前から薄削りにハマっているとのことで、鉋談義~薄削り談義に始まり、真夜中まで研いで薄削りして楽しんでしまいました。(笑)

【日浦さんの削りの様子】

【WAKUの削り】

準備不足と、久しぶりの鉋で、調子が出ず、思ったように削れませんでしたが、市内に薄削り仲間が増えて、嬉しいです。

また、鉋好きが集まって削り強化合宿して、楽しみたいですね。


油断

2011年12月07日 00時20分06秒 | 

日曜日は、久しぶりに鉋の手入れをしていました。

手入れと言っても、7枚の刃を台から抜いて、椿油を塗るだけです。
その中で「楽仙」と「千代鶴運寿」は、若干抜きにくいような違和感があったため、刃を見ると台の溝の部分に錆が出ていました。

しまった~! 空気が乾燥しているので錆は出ないと思い込んで、油断していました。

寒いので、研がないつもりでしたが、そうも言ってられないので、裏を中心に軽く研ぎました。

未熟なので、裏が少し乱れてきています。

刃の錆びも裏の乱れも、あまり気にしないようにしていますが、鉋は毎日使用していないので、対策が必要です。

台の溝に触れている部分の錆を防ぐには、こまめに油を塗布するしかないのでしょうか。