craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

タモの板目

2008年06月24日 00時34分23秒 | あ・レスト2

タモ材をバンドソーで厚さ8mmに挽き、6.5mmに仕上げています。
角材から挽く時、板目にするか、柾目にするか、悩んだ挙句、板目にして8枚取りました。
自動鉋を通してあったので、夜、手鉋で仕上げました。
鉋を掛けると、シットリした木肌となって、とても気持ちよいです。


贅沢な悩みかも

2008年06月22日 23時34分18秒 | あ・レスト2

梅雨ということで、毎日雨ですね。
幸いWAKUには、雨の日でも作業ができる地下工房があります。

年中いつでも作業ができるので、雨の日だからと言って、木工しない日にはなりません。休日はほとんど工房に入ってしまいますので、家族サービスや親戚のお付き合い、友人との交流など無くなってしまいます。気をつけないといけません。

そんなことを考えながら、今日も工房にいました。(すみません、贅沢な悩みですね。)

なんとか、今回使う木材を見つけることができました。

柱の曲面は、重要な部分。型を作って倣い加工で効率を上げたい所ですが、なんとなく、微妙なラインにこだわって、一本づつ手鉋で形を確かめながら作っています。

ここまで、板取りが進みました。


木取り中

2008年06月19日 00時46分56秒 | あ・レスト2

次の次に作る予定の物を木取り中です。
気が早いと思いながら、材料が決まらないと落ち着かないので、探してきました。
昔から良く分からない材料なのですが、ニャトーかなぁと思っています。

上の部分が、かなり凹凸しているので、平面にしないと自動鉋が通りません。
先日メンテナンスしたバンドソーで、挽いてみました。
快調、快調、嬉しくなります。

しかし、割れ、虫食いがひどくて、この材料は使えそうにありません。
ここまでやったのに、、、残念です。
気を取り直して、またトボトボ材料置き場へ探しに行こっと・・・・。


板金加工

2008年06月15日 23時11分03秒 | 木工工具

スピンドルサンダーの集塵口径は、Φ52mm。
集塵システムで使用しているアルミダクトの内径は、Φ98mm。
これをつなぐ、レデューサーがあれば良いのですが、ピッタリの物は見つけにくいので自作しています。
このように固定して、半田付けします。

久しぶりの板金加工。慣れてきた頃に終わってしまいました。

スピンドルサンダーに固定してみました。
今回のレデューサは、スピンドルサンダーの集塵口側、アルミダクト側共に、わずかにテーパを設けた円筒になっていますので、はめ込むだけでシッカリ固定できます。

スピンドルサンダーに集塵機能がついて、やっと快適に使える環境になりました。


真夜中ですが

2008年06月13日 02時27分02秒 | 木工工具

真夜中に小鉋を研ぎたくなってしまった。
やめときゃいいのに熱くなってしまって・・・・台直しまで手を出した。

いいぞ、康友!

さすが、鋼匠!

レベル低いけど、自己満足度は100%超えた。
平日の夜中にナニやってんだか・・・・
明日は真っ黒な手をして出勤か?・・・・・・・。


DELTAバンドソー ベアリング交換

2008年06月09日 00時00分01秒 | 木工工具

僕のバンドソーは、DELTA製 Model 28-195、10インチの小さなやつです。
2002年2月に購入してから、6年間、かなりの頻度で使ってきました。
今まで改造せずにノーマルな状態で使っています。

最近、サポート用のボールベアリングの調子が悪く(回転が重くて、回っていなくて、ブレードと擦れてベアリングが傷だらけ。ということはブレードにも高熱と負荷がかかっている始末)、修理したのです。ベアリングは、ずいぶん前にバンドソー購入先からパーツで購入。値段は忘れましたが、1個2000円以上したような記憶があります(高価だ!)。国産でベアリングだと何百円で買えるような気がするので、機会があれば探してみようと思います。

今回はベアリング2個の交換ですが、自分のメモとして書いておきます。

ベアリングをシャフトから外す。焼嵌めしてるかもしれないので、バーナーで軽くあぶる。

すかさず、ラジオペンチでつかみ、バイスに移動。(やけどに注意)
バイスは挟むのではなく、下に木をひいて高さを確保してシャフトを外す治具として使用。シャフト部分をを軽く叩いて抜きます。

新しいベアリングをシャフトにハンマーで軽く打ち込んで取り付けます。これは簡単です。痛んだベアリングと、新たに取り付けたベアリングです。

バンドソー本体に取り付け、調整をして、交換完了です。
これで、安心してバンドソー作業ができるようになりました。

これで気分がスッキリしました。
これでバンドソー加工精度も上がるでしょう。
普段から使う工具は、いつもメンテナンスして、ベストな状態にしておくことが大切ですね。


小箱の修復

2008年06月08日 08時25分12秒 | 宿題

2ヶ月前、家内が小箱を持って帰ってきました。
そろそろ、自分の木工をしたいのですが、小箱をなんとかしないといけません。

突き板で出来ているし、まぁ適当に・・・・・・・・と考えたのが甘かったです。
依頼者はご年配の女性で、思い入れのある小箱と伺う。
小箱の修復と持ちにくくなったので取っ手を追加して欲しいとのこと。
当時、花嫁道具が買えなくて、この小箱一つ持ってお嫁に行かれたとのこと。云わば、半世紀以上、花嫁道具として苦楽を共にしながら彼女を支えてきたものです。

そのお話を伺ったとたん、僕の手が止まってしまいました。
小箱の中に詰まった沢山の思いを感じてしまい、手が震えたのです。
失敗はできないし、僕には到底無理かもしれない。
それでも、なんとかお願い!ということで、小箱を目の前にして考える、考える、考える、震える・・・・・・ど、どうしようか?今までとは違った少し息苦しい木工になりそうです。


名古屋へ出かけます

2008年06月07日 10時46分52秒 | 木工雑誌・展示会

時間が取れたので、午後から名古屋に行ってきます。

もちろん目的は、「木工家ウィーク2008・NAGOYA」です。

素敵な作品を拝見できるので、今から心臓がドキドキしています。

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と、いうことで、木工家ウィーク2008から帰宅しました。
運動不足解消と節約のため、名古屋駅から伏見まで歩く。道に迷いながらもなんとか「電気文化会館」にたどり着き、早速工房 斎の斎田さんにご挨拶。斎田さんは、始めてお会いできたのですが、お人柄がとっても柔らかく、面白い素敵な方でした。
気が付けば「木工家30人展’08」に入り浸り状態。それぞれの作家さんに質問したり、教えていただいたりしているうちに、お客さんも大人数になってきて、すごく盛況になっていました。
作家の皆さんは、とても優しく、作品についてしゃべりだすと時間がどれだけあっても足りない。これほどたくさんの家具を今まで一度に見たことが無かったのですが、それぞれの作品は素敵な個性があり、一つずつ舐めるように見てしまいました。

もちろん、「木工家が作る木のスプーン展」、「CHAIRS 2008 家具作家の仕事展」にも足を運びました。「CHAIRS 2008」は 別格です。気が付けば、恐れ多くも今の自分の作品と比較し、落ち込んで?いや、次回はこうしよう、ああしようと考えてしまうWAKUでした。

夕食に行きましょうと、斎田さんにお声掛けいただき、味噌煮込みうどんを食べに行きました。ご一緒させて頂いたのは、
斎田さん 工房 斎 、宮本さん Ryohei's Woodworking 、大江さん 木工房オーツー という超強力メンバー。
始めてお会いした方ばかりですし、昔、木工を始めた頃、木工誌に登場されていた方々とテーブルを囲むなんて夢のようでございました。WAKUがこの場に居て良いものか?などと考えることもなく、作品裏話?に花が咲き、木工三昧となった一日が、あっと言う間に過ぎていきました。
おかげで、足は棒になっちゃいましたけど(笑)


一分鑿の研ぎ

2008年06月01日 19時33分03秒 | 木工工具

先日、ステープルとの戦いに敗れた一分(3mm)の鑿です。
何度も戦ったので、こんな状態です。

直しておかないと~
僕の技術で、一分の鑿は治具がないと研げません。
持っているのは木工を始めた頃、ホームセンターで買ったこんな治具しかありません。
まぁ、適当に取り付けて、荒砥(今回は、ダイヤモンドの#400)から研ぎ直ししました。
一分ですと、ほとんど力を入れずに研ぎます。
その後、キング#1000、シャプトン#2000。

バシッ!と決まらず、恥ずかしい状態ですが、こんな感じです。

一分の鑿、皆様は、どのように研いでいらっしゃるのでしょう。
治具を使用されるのかな?、どんな治具が良いのでしょうか?
それとも、治具を使わずに研ぐのでしょうか?
良い研ぎ方がありましたら、教えてください。