craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

恥ずかしながら・・・・

2008年09月02日 00時25分57秒 | 変形本棚

今年の春に製作した「舞台」です。
展示会が終わった後も、工房の片隅に置いて、熟成させていました。

問題は、引き出し部分。上下のクリアランスを少なく(0.5~1mm)作ったので、動きが悪くなるかもしれないと、感じるところがあったのです。
湿度が80%を超える日が続いたので、引き出しを動かしてみたら、ビクとも動きません。

ふう~~~っ、遠方に発送する予定でしたが焦って送らないでよかったです。

本体を分解して、引き出しを取り出し、再度調整しました。
さすがに、また開きにくくなると怖いので、やや大き目のクリアランス(1~1.5mm)。
これで、また様子を見ます。


全体が見えてきました

2008年05月11日 22時36分19秒 | 変形本棚

蝶番を作って扉を取り付けました。
仕上げは、オスモカラーのナチュラルです。
取っ手とアクリル板を取り付けて、全体の形が見えました。
昨日、今日は一気に作業を進めました。

一番嬉しかったのは、扉が無事にフワッと開いたこと(笑)。
ここまでくれば、ホッと一息。
あとは、コチョ コチョと仕上げて、もう少しで完成です。


扉のリカバリー

2008年05月09日 23時17分49秒 | 変形本棚

中桟でシッパイした扉を修正。

この中桟は、強度を確保する目的は無くて、①デザイン的なもの、②大きなアクリル板の手持ちが無くなったので2分割して小さくするものなのです。

そこで強度は考えず、ホゾ穴の部分を無理やり割るという大胆且つ無謀な方法に打って出ました。
ホゾ穴に、ホゾを少し挿して、コジますと、ペキッと割れました。うひひひひ・・行けそうだぞ~。

中桟は同じものを再度製作して、写真の右側を挿し込み、左側を上から圧入した後、割った破片を木工ボンドで固定する作戦です。
割った後の破片は大切に扱い、固定した痕も少なくなるように心がけました。
(katsuさんにアドバイスいただいたアリ溝で嵌め込むってのも良い方法ですけど、アリ溝の自信がありませんでした・・・すみません~)

この方法は、邪道と思っています。割る時に良く木目を見て予想して実施しましたが、広葉樹などではリスクが大きすぎますので、あまりお薦めできないでしょうね。


取っ手にこだわりたい

2008年05月08日 23時32分42秒 | 変形本棚

東京から、無事作品が戻ってくるのか?
扉の中桟のシッパイはどうやってリカバリーするのか?
色々、気になることがあるのですが、それは、横に置いておいて(笑)、木工再開します。

気分を新たに「取っ手」の製作。
適当なウォールナットの端材を探し出しました。たぶん、 「TA-NA」 の柱部分で出たもの。
適当に、鉛筆でイメージしながら、形を書きます。

後は、超安価な糸鋸盤で加工したかったけど、自信が無いので、ドリル、バンドソー、頼みのスピンドルサンダー(こうゆう加工仕上げには超便利)、反り台鉋、小刀を使って形にします。
この端材から、2個取りました。

実は、微妙に曲がって、微妙に反って、しかもできる限り細くして、スッキリした「取っ手」にこだわりました。
いい感じの「取っ手」だなぁ~(いつものように自画自賛ですみません)。
ポイントは、扉に取り付く面を精度良く加工することでしょうか。置いた時、グラグラせず、ぴたっと置けるように加工しました。


シッパイ!

2008年05月04日 23時18分37秒 | 変形本棚

今年最大のシッパイをしてしまいました。

昨日から、変形本棚の製作が順調に続いていました。
夜になって、扉の本組みに入りました。木工ボンドをつけて、ややキツメのホゾをガンガン打ち込んで、完了と思った時、ドえらいミスに気付きました。

なんと、中桟の方向を間違えていたのです。
中桟も変形しているので、微妙な隙間ができてしまっています。扉全体に影響を与えています。
オ~ッ、オーマイゴッド!
組立てた扉を分解しようと、懸命に玄翁でガンガン、ガンガン・・・・
頑張りましたが、ビクともしません(焦)

あきらめました。
どうしようかと考えるより早く、手がノコギリに・・・・・・
中桟をぶった切りました。
気が付けば、大汗をかいていました。当て木をしたものの、扉には傷というか、木が圧縮されて裂けている所もある。

今日のブログで、木製オリジナル蝶番に取り付けられた変形本棚を紹介しようと思っていたのですが、目処が立たなくなりました。
ものすごいロス・・・・というか、これからどのようにリカバリーするのか?ショックが大きすぎて、頭が回りません。(我が家では、この状態を「ショックのパ~」って言っています)

最近、少し焦りぎみで作っていたので、反省です。
今日の木工は打ち切りました。

木工から、少しだけ離れてみます。
そうだ、6日にもう一度、東京の高島屋に行くかどうか悩んでいたけど、気分転換も兼ねて、上京する踏ん切りがつきました。


扉の製作 3

2008年04月27日 23時59分04秒 | 変形本棚

畑に定番の夏野菜(トマト、シシトウ、ピーマン、ナス、バジル)を植えました。
土を耕したので、きつかったけど、夏に向かって楽しみが増えました。

夕方からは木工をしていました。
変形本棚の扉が見えてきました。
まだ扉は、完成していないのですが、仮置きして楽しんでいます。
四角い扉なら、すぐに完成するのですが、時間ばっかり掛かってしまい反省しています。完成まで、もう少しお付き合いください。


舞台 完成

2008年04月20日 20時46分06秒 | 変形本棚

やっと、引き手を取り付けて、舞台が完成しました。
引き手は・・・・・ えっ??? 金具? なんで~~って言われそうですね。
ウォールナットで自作しようか、小枝を使って自然な感じにしようか、しばらく悩んでいましたが、最終的に金属にしました。
金具は今年九州に出向いた時、松本さんから戴いたものです。

WAKUにとっては、珍しい雰囲気ですが、まぁ、これはこれで良しとしましよう。

これからは、変形本棚の本体製作に専念します。
もっと、早くチャッチャと作れという声が聞こえてきそうですね。
工房に篭っている時間は長いのですが、あれこれ考えている時間が多く、マイペースでやってますので、長い目で見てボチボチとお付き合いよろしくお願いします。


舞台 仕上げ

2008年04月19日 23時56分53秒 | 変形本棚

「舞台」を東京に連れて行きたいので、大慌てで仕上げています。
着色しようかと悩んでいましたが、結局、オスモカラーのナチュラル仕上げです。
鉋で仕上げた部分のサンディングが甘く、オスモが上手く馴染んでくれません。まぁ、軽いオイルフィニッシュになりそうです。
明日は、引き手(ハンドル)を取り付けて完成させます。
本棚本体は、本業がとっても忙しいので進んでいません。
展示に間に合いそうも無いし・・・今週の製作は諦めちゃいました(残念~)。


扉の製作 2

2008年04月14日 00時38分41秒 | 変形本棚

変形作品で難しいのは扉です。
変形した形に合わせて形を作り、最終的に扉が開くように調整します。

今日は、あまり時間が取れなかったので、もう一枚の扉を作り、天面の10度の加工をしました。

向かって左側の形をバンドソーで大まかに切った所で、時間が無くなってしまいました。いつものようにボチボチ木工モード(笑)
ゴールデンウィークに変形家具の出展、準備もあって、気分的には忙しいのです。

これから、微調整の連続が待っているなぁ・・・ふぅ~~~っ。


扉の製作

2008年04月12日 22時35分43秒 | 変形本棚

扉の製作を始めました。

どうやって作るのが良いか?考えてても良く分からないので、原寸図を描いてみました。

それでも考えがまとまらず、畑の草刈などしながら半日ダラダラと過ごしてしまいました。

とりあえず、大まかに四角い扉を作り、それから切ったり削ったりして作ることに。(わざわざ原寸図を描いて半日考えたとは思えない安易な方法(汗))


舞台(stage) 2

2008年04月06日 23時33分45秒 | 変形本棚

昨日、仮組みした本棚本体を改めて眺める。
強烈な個性に圧される。
扉のデザインを考える予定でしたが、良い案が浮かんでこない。
頭の中がついていかないので、扉の製作は次回の休日にします。

気分転換に「舞台」(stage)の製作を進めました。
引き出しの製作。
前板もパイン。木目をつなげています。
内部は、ファルカタ集成材。

さて、引き手(ハンドル)をどうしましょうか。
木で自作することにしていますが、これまたデザイン一つでイメージが大きく変わりそうです。
今日は思考能力が止まっているので、しばらく悩んでみます。


本体の仮組み

2008年04月05日 23時35分20秒 | 変形本棚

やっと、本体の仮組みまで進みました。

天板は10°傾けたけど、やりすぎたかもしれません。
でも、写真うつりはまぁまぁだし、何より失敗せず、ここまで出来たので嬉しい。
ここからは、扉を作ったりして楽しみます。
扉のデザインが重要と思います。どうしようかなぁ・・・


夜は手作業

2008年04月02日 22時49分37秒 | 変形本棚

今回は本棚ということで、強度を確保するため、棚板と側板は、肩付き追い入れ接ぎで接合します。

柱の部分の溝を手作業で掘ります。
夜、工房に入って手作業を楽しみます(^^♪

なんとか柱部分の溝ができました。
トリマーで掘る方法もありますが、夜はうるさいので自粛しています。
効率が悪そうですが、予想以上に早く加工できました。
普段、電動工具を多用していると、手工具の方が早い場合があることを忘れてしまっています。

精度は、電動工具に軍配が上がりそうですが、刃を研ぎ、治具を使うことで補えますし、強度的に影響が無い部分では、多少精度が悪い方が手づくり感が出るので、所々で手工具を使うのも良いと思うのです。
(今回加工した部分は、強度に影響しますので、丁寧に加工しました)

 


タイム・アップ

2008年03月30日 22時03分53秒 | 変形本棚

今日は、久々に怒涛の木工ができました。

ところが全然進んでいない(・・ように見えますね)。

本体を仮組みする目標でしたが、残念ながらタイムアップ(ガックシ)。

まぁ、疲れてきたので焦ると危ないし、加工を失敗しそうな気もしたので、今日はここまで。

最後に鑿と鉋の刃を研いで、本日はおしまい。ふぅ~疲れた~。