craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

パープル一族

2015年06月07日 06時11分29秒 | 

「与板ミニ削ろう会」も参加できないので、勝手に「一人削ろう会」を開催してました。

久しぶりに削りまくった。・・・けど、薄くなりません。
新しくパープルハート台の仲間に入った「廣弘」、まだまだ調子でませんが、楽しかったな。


謙信と徳寿

2014年01月13日 08時35分45秒 | 

鉋のオークションを時々見るのですが、「金井」が高すぎです。

予想している価格の3~4倍(10万円近くまでいくとは・・・・・)で落札されているので、ほとんど諦め状態が続いています。

ということで、金井を横目で見ながら、今年は、謙信と徳寿でスタートする予定です。

謙信は、少し前のオークションで田中昭吾作と書かれているのを見て、2年くらい前に雰囲気で落札していたのを探して錆を落としました。
裏隙きもミニルーターで修正しました。

徳寿は、以前にも記載したように、自分で勝手に田中昭吾作と思い込んでいる刃です。

上手く削れるか分かりませんが、台を打って楽しんでみます。

 


徳寿 寸八

2013年10月21日 00時13分53秒 | 

梅雨の頃、入手した中古の鉋があります。↓

http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=4946421

「心の輝」を再生させようと眺めていますが、刃が斜めに研がれていて、修正する気力が出てきません。

そこで、比較的程度の良さそうな「徳寿」を再生してみることにしました。

この「徳寿」自分の中では、田中昭吾さんが打ったものと勝手に思い込んでいます。

明確な根拠は何も無いのですが、他のホームページなどで田中昭吾さんが打ったと紹介されている千代鶴運寿に似ていると思っています。

http://www.t-net.ne.jp/~f.futamiya/page024.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ttoishi/cunjyu2.JPG

削ろう会などで、「徳寿」を持っていって、回りの方に見せて、田中昭吾作と思うと言っても。返事は・・・・・・・・(笑)

やはり似てないか・・・・・

まぁ、自分だけて楽しむことにします。

錆などを落とした後です。

 裏もなんとかなりそうです。

とても研ぎやすいので、久しぶりに天然砥石で手研ぎしてみました。

丸い刃を徐々に直しています。
耳の部分も変な形していて、気に入らないです。

もう少し研いで、紙コバ試験でも実施してみます。

切れてくれると良いのですが・・・

 

 


【備忘録①】 2013年 夏 石のこと

2013年09月25日 22時02分26秒 | 

【備忘録①】 2013年 夏 石のことです。

7月20日に伊勢のおやかたさんの工場に削り仲間が集まりました。
http://ise-miyashi.com/nicky/nicky.cgi?DT=20130720A#20130720A

持って帰ってきたのが、この石。14,3kgと重いです。
平面精度を検査したシートもいただいてきました。

私にこれほどの精度が必要なのか?
自問自答しながら、現在もプチプチに包まれたまま、置いてあります。(恥)

もう少し、薄削りの感触が戻ってきたら、登場させようと思います。

※今年の夏、ブログの更新をしていなかったので、時々、備忘録を書く予定です。
 あくまで自分が忘れないための記録ですので、適当に読み飛ばしてください。

 


腰を据えて

2013年04月21日 17時21分46秒 | 

中研ぎは、グリンテックK2を使用しています。
本来の使い方では無いかもしれませんが、鎬面よりも刃先側を強く当てるようにセットしますので、1年くらいすると、刃の角度が大きくなってきます。
グリンテックK2を使用しなかった頃は、未熟なこともあって、刃先角度が小さくなってきてましたので、反対の方向です。

刃先の角度は、28度くらいが良いと聞いていますが、全ての刃が32度くらいになっています。

ダイヤモンド砥石#150を使って、刃の角度を寝かせに行きます。
これが予想以上にハードで、手の豆がつぶれるやら、指が吊りそうになるやら・・・・・
ここは、腰を据えて、角度を29度を目指して直しています。

手前から5枚は、#150の荒砥で角度修正完了しました。

削りたいけど、しばらくは刃の修正をして楽しみます。


 


裏出しは苦手です

2013年03月23日 15時51分45秒 | 

鉋「座右」で秦野の檜を削りましたが、中央から右部分(15mm程度)が切れていないことが分かります。

裏は、0.7mm程度残っていると思っていました。

拡大して見てみます。
中央から左側の切れている部分の裏の様子です。
問題は無さそうです。

中央から右側の切れていない部分の裏の様子です。
�緤(セン)をかけた跡が、刃先に達しています。
これが切れない原因だったかもしれません。

ここは、裏出しして対処します。
他に「楽仙」と「金井」も裏切れしそうなので、一気に3枚の裏出しをしました。

裏出しは我流でやっていますので、とても苦手な作業です。
また、裏出しすることで、鉋の調子が崩れることもあって(要するに裏出しが下手なのです)、削ろう会などの行事直前には、裏出しの作業は避けたいと思っていました。

勉強のために、裏出ししている所をビデオで撮影してみました。
改めて見ると、慌てて、叩きすぎですね。(汗)
もう少し、ゆっくりの方が良さそうに思いますが、どうなんでしょう。
専用の玄翁を持っていないので、昔ホームセンターで購入したものを使っています。
使いにくいです。(笑)
見るのも恥ずかしい状態ですが、駄目な見本として大目で見てください。(恥)

玄翁が使いにくいので、将来的に購入するなど考えないといけません。
どのような玄翁が良いか、まずは調べるところから始めます。

 


小さな削り華

2012年11月14日 23時09分50秒 | 

ブログにコメントをいただいているsndさんのお気遣いで、幸運にも名人Tさんの鉋を引かせていただくことができました。
実はTさんの削りは見事に安定していて、チームB昼食中も観客席から、じ~っと削りを拝見する位、雲の上の存在の方です。

最初、10cm鉋を引いただけで、安定感が全く違う鉋ということに気づきました。
削らせていただいた後は、下端を舐めるように見て、脳裏に焼き付けました。

最後にWAKUの金井でTさんの秦野の生木ヒノキ削り材を削らせていただきましたが、思うように削れませんでした。10月28日記事の座右ほどではありませんが、僅かに薄くなったり厚くなったりした削り屑が出ていることが自分で分かりました。

それを見られたTさんは、「馴染みが甘いかな」と仰って、金井を手に取り、刃を抜いて、表馴染みをじっくり見た後、薄い一枚の削り華を入れてくださいました。



気が付くと周囲には、沢山の見学者の気配が・・・・・ドキドキ手を震わせながら半信半疑でヒノキを削ると、非常に安定して削れてくれたのです。(まるで、狐に包まれたようでした)

Tさんは、再度、金井の下端を確認して、自ら削ってくださいました。
「テクニックで削るかな?」
なんとも意味深い言葉を言われましたが、恐れ多くて、それ以上お聞きすることができませんでした。(少し悔やんでいます)

いずれにしても、この一枚の削り華で、削りが大きく変わったのは間違いありません。それ以来、頭の中は、下端と馴染みのことで一杯になっています。

どうやら、WAKU鉋の下端と表馴染みは、転換期を迎えているようです。

Tさん、sndさん、ありがとうございました。


糸裏

2012年10月03日 22時35分18秒 | 

「座右」の裏です。

中古で購入する古鉋が多いので、これほど糸裏の鉋身は扱ったことがありません。
分不相応でチョット贅沢な鉋身と思っています。

薄削りの繊細な感じが、ひしひしと伝わるような気がします。

裏をラップするには楽ですが、裏切れしそうで、ハラハラします。
個人的には、もう少しだけ裏押しして、安心できる裏にしたいと思うのですが、勇気がいります。
使いこなせるかな?


悔2

2012年09月30日 22時59分26秒 | 

今日も、恥を承知で記事を書きます・・・

新しい鉋のデビューを目指して、研ぎと下端を調整しています。

削った感触は、薄く削っても、コリコリと刃が米ヒバに入っていきますので、まずまずでしたが、今回も刃先の欠けにより、初戦敗退です。

金井と同じ場所が欠けていることは無いのですが・・・・

仕上げ研ぎとラッピングが駄目で、まだまだ下手です。

鉋の銘が分かってしまいますね。


鉋身の耳を削る

2012年09月23日 23時24分33秒 | 

鉋の刃を繰り返して研いで刃が減っていくと、刃先が広がって、台の刃口よりも広がってしまいます。
その場合、刃の耳部分をグラインダーで削っています。
今までは、大体の勘で適当に刃をグラインダーの砥石に当てて削っていたのですが、左右均等に上手く削れず、億劫な作業になっていました。

更に、刃の枚数も増えてきたので、曼陀羅屋さんが紹介されている治具を参考にして、簡単な治具をグラインダーに取り付けて、削ってみました。
L型の金具とコンパネを組み合わせてあります、角度調整は、金具を手で曲げる程度の手抜き治具です。(汗)

安全に綺麗に耳を削ることができました。
もっと早く、作ればよかったなぁ。


鉋デビューなるか!?

2012年09月21日 22時37分05秒 | 

宇和島でnew鉋をデビューさせたいと思っています。

最近、本業が忙しすぎて、時間が取れませんが、少し削ってみましたよ。

下端も研ぎも自分のものではありませんが、切れてます。(キッパリ!)

3~4ミクロンです。

やはり、下端と鉋と研ぎが凄いです。

見る人が見たら、マル秘など無意味かもしれませんけど。(笑)

 


100均

2012年09月20日 23時48分17秒 | 

先日、遠くの100均にアテもなく、ふらりと立ち寄りました。

残念なことに、工具や道具のコーナーが、縮小されているように思いましたが、ミニルーター用の砥石(WA)を見つけ、2つ購入しました。

右側の砲弾型は、古鉋の裏隙を直すのに使いやすそうな形状です。

100均だけに何があるか不安な一面もありますが、機会があれば試したいと思います。


4点で当てる

2012年05月06日 22時52分41秒 | 

教えていただいた4点つきへ、千代鶴運寿の下端を変更しました。

削り材を濡らして、台を乗せて滑らしてみました。
お手本にならない恥ずかしい下端の写真です。

完成度は低いけど、濡れて色が濃くなっている部分から、一応4点で当たっています。

今まで、4点つきで削って、上手く削れたことはありません。
特に刃口の台頭側があたると、悲惨な結果になっていましたので、いつも2点で当てていました。

早速、刃を研いで、恐る恐る削ってみました。

削れました・・・

しかも、鉋を引いた感じが、とても安定していて、驚きました。
これは、良い結果につながりそうです。

kuniさんを真似て、鉋くずの縮み率を見てみました。

約9%・・・・撃沈・・・・・

しかし、削り材の最初から最後まで、安定して削れます。
削り材に写る景色から、安定している様子が分かると思います。

肝心の結果は・・・・・残念ながら、刃の研ぎが悪くて、6~8ミクロンで、飛躍的な向上はありませんでした。

この厚さでも、安定して引けることが分かってきたのは、大きな収穫でした。
これで、研ぎを向上させれば、一桁中盤に移行するのではないか!と思えるような安定感です。

結果は、まだまだの状態ですが、今後、少し進歩につながりそうで、期待が高まっています。

kuniさん、ありがとうございました。


一句 (一苦?)

2012年05月05日 23時21分14秒 | 

昨夜、千代鶴運寿で削りまくっていましたが、このありさま・・・・ボロボロの削り屑です。

今日は、久しぶりに中砥に刃の黒幕#2000を使って研ぎ、合せ砥石の刃先研ぎの押す力を加減して試しています。
刃先の欠けは、軽減したように思います。
kuniさん、アドバイスありがとうございました。

しかし、一桁中盤の削りができておりませんので、欠けが完全に無くなったか確認できません。(なんやそれ・・・)

晴天のGW、絶好の行楽日和に地下工房で一人で削っている人も珍しいかもしれません。

ここで、一句。

GW
削りまくって
この厚さ

薄くなるのは
削り材だけ
   
                    craft WAKU

失礼しました・・・・・・


今日も鉋日でした

2012年05月04日 22時26分41秒 | 

急遽、滋賀県の上村さんが夕方から遊びに来てくれました。
台打ちするための白樫荒材を手押し鉋と自動鉋で整えることが目的です。
3丁分の白樫の加工は、10分程度で終了です。

その後は、薄削り三昧となるのは自然の流れです。(笑)
先ほどまで、削っていました。(写真は、上村さん 鉋:上村さんの金井)

今年の初削りでお会いした時よりも桁違いに薄くなっています。
薄削りを始めて、半年とのことですが、とてもそのようには見えません。

毎日鉋を触わり、6月に向けて気合十分のようです。
チームBとしては、レベルの向上が著しく?、益々楽しくなってきました。