自分の中の薄削りスイッチがONしてしまいました。
今日は、雨が降り出す前に、草刈りと種まきを早々に終わらせて工房に篭りました。
鉋身の裏は、裏透きと呼ばれる窪みがあります。
そこを機械を使用して透いた場合と、銑などを使用して手で透いた場合の見た目の違いをおやかたさんから、教えていただきました。
最近登場しない「千代鶴運寿」ですが、手透きのような感じです。
刃口は、持っている一枚鉋で、一番狭いです。
今まで削ってきた感想は、削っている時にガリガリ音がして薄削りには、ほど遠い状態。
なんとなく、一年ぶりに研いで削ってみることにしました。
今までと同じ結果かな、と思いながら削ってみると感触が全く異りました。
問屋名の鉋ですので、どなたが作られた千代鶴運寿か分かりませんが削れそうな鉋です。
恥ずかしながら、刃が欠けていますけど
8ミクロンくらいはいけそうです。
実は刃が硬いので研ぎにくいです。
刃返りを取る際、刃先が欠けてしまったような気がしますので、研ぎ方を考えてみようと思います。
今まで薄く削れなかったのは、技術不足だったかもしれません、
もう少し、細部を詰めてみます。