craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

千代鶴運寿

2012年04月30日 22時28分17秒 | 鉋 千代鶴運寿

自分の中の薄削りスイッチがONしてしまいました。
今日は、雨が降り出す前に、草刈りと種まきを早々に終わらせて工房に篭りました。

鉋身の裏は、裏透きと呼ばれる窪みがあります。
そこを機械を使用して透いた場合と、銑などを使用して手で透いた場合の見た目の違いをおやかたさんから、教えていただきました。
最近登場しない「千代鶴運寿」ですが、手透きのような感じです。

刃口は、持っている一枚鉋で、一番狭いです。

今まで削ってきた感想は、削っている時にガリガリ音がして薄削りには、ほど遠い状態。

なんとなく、一年ぶりに研いで削ってみることにしました。

今までと同じ結果かな、と思いながら削ってみると感触が全く異りました。

問屋名の鉋ですので、どなたが作られた千代鶴運寿か分かりませんが削れそうな鉋です。
恥ずかしながら、刃が欠けていますけど

8ミクロンくらいはいけそうです。

実は刃が硬いので研ぎにくいです。
刃返りを取る際、刃先が欠けてしまったような気がしますので、研ぎ方を考えてみようと思います。

今まで薄く削れなかったのは、技術不足だったかもしれません、
もう少し、細部を詰めてみます。


完敗に乾杯

2012年04月29日 22時43分35秒 | 薄削り練習会

伊勢のおやかたさんの工場に、鉋仲間が集合して、薄削りを楽しんでいました。

結果は、おやかたさんのブログに掲載していただいた写真のように、厚い厚い・・・・完敗でした。
今日は、気温が上がって乾燥したようで、台の大きな動きと、静電気に苦労していました。
薄くなると静電気で、鉋身にピッタリ付いてしまい、削り屑が切れてしまいます。
削り材を濡らして、対策したつもりでしたが、上手く行きませんでした。
静電気が発生するということは、刃が切れていなかったかもしれません。
次回、リベンジできるように頑張ります。

現在使っている下端定規(ストレートエッヂ)は、長さ360mmで、刃の部分の切り欠きがないため、台頭側がどうなっているのか分からず困っていました(写真上側)
おやかたさんが自作されていましたので、早速真似して作りました。(写真下側)

長台にも対応できるよう長さ450mmで切り欠きも入れました。
切り欠きが大きすぎて失敗ぎみですが、使ってみることにします。


西へ東へ

2012年04月20日 00時55分38秒 | 日常

相変わらず、あちらこちらへ行っています。

西へ

初めて「明石焼き」をいただきました。
出汁が効いた汁は美味しかったけど、熱かったです。
    

東へ

高層ビル群の中で、会社員しています。

   

一番右のビルは、WAKU好みです。

   

 

一番肝心の「一人薄削り予選会」は、時間も無く、途方に暮れています。(汗)

あちゃ~。毎回、苦労している「忠治」。

今回は、連れて行ってあげたいけど・・・・・・・

写真の状態は、下端の精度が出ていない状態と思っています。

刃が切れるだけに残念です。


一人予選会

2012年04月13日 00時01分07秒 | 一人削ろう会

4月29日(日)に伊勢のおやかたさんの工場に、鉋人が集まって削りを楽しむ予定です。
伊勢のおやかたさん、いつもお世話になっていまして、ありがとうございます。

最近、なんちゃって積層台に遊ばれてしまい、薄削りの感触が無くなって不安でしたので、久しぶりに薄削りをしてみました。
目的は、どの鉋を持っていくか?です。

一人予選会と題して、削りはじめました。
一番目は、「楽仙」を研ぎ、下端を修正して挑戦です。

まだまだ、調子が出ていません・・・・


またしても・・・・

2012年04月11日 05時42分48秒 | 積層台

積層台から鉋の刃を少しずつ出していき、材料に刃が当たって削れたかと思うと、ドカンと厚い削り屑が出てしまいます。
以前にも経験していますが、2つの原因があると思います。
①下端の台頭側(特に刃の近傍)が出ている場合
②刃の表馴染みが当っていないことで、刃が動いている場合

①では、当っている部分を台直し鉋で削ります。
②では、はがき紙などを挟んだり、エポキシ接着剤を注入して表馴染みを当るようにします。

今回も、エポキシ接着剤を使って表馴染みを修正しました。
今までは、5分で硬化するエポキシ接着剤を使っていましたが、90分で硬化するタイプの方が良さそうなので購入しました。

硬化を始めるのが遅く、焦って作業する心配は無いのですが、なかなか硬化しません。
待ちに待って、24時間後、硬化してきたので、刃を外そうとしましたが、刃がビクとも動きません。

台が割れるのを覚悟して、玄翁で、ガンガン叩き、なんとか外れてくれました。
しかし・・・・・

綺麗にはがれず、刃に大量のエポキシが付着しています。
台の表馴染みもエポキシがガタガタの状態で残ってしまい、失敗に終わりました。

古いスクレーパーを使って、エポキシをはがして、やり直しです。

敗因は、刃に付ける油が少なかったことと、硬化していない状態で外してしまったことが考えられます。

2回目は、失敗が怖くて(笑)、手馴れた5分で硬化するタイプにしました。

早速、試し削りをしました。

やや薄い削り屑になってきましたが、30ミクロン程度が限界で、厚さも安定していません。

まだまだ調整が必要です。

はぁ~、使い物にならないかも・・・・


なんちゃって積層台かな・・・

2012年04月07日 21時23分33秒 | 積層台

台打ちを開始したのですが、毎日下端が動いてしまい安定していません。

WAKUの持っている台で、一番動いているかも。。。。(ガ~ン!)

何のための積層台か分からなくなっていますが(笑)、刃を入れて削ってみます。

いつもの事ながら、溝を切るのは難しいです。

積層台に使用した樫が予想以上に柔らかく、いつものように溝を切りましたが、刃があっさり入って拍子抜けです。
ということで、表なじみを調整することもなく(笑)、ユルユル気味になってしまいましたが、このまま進めました。
格好だけは良いです。

少し下端を調整して、削ってみました。

なんとか削れるようになりましたが、厚いなぁ・・・・・

だんだん、なんちゃって積層台化していますが、使い物にならないかもしれません。

先行き不安です。

えっ? あきらめが肝心? だって・・・・