craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

A・ruku の仕口

2008年01月22日 22時08分26秒 | A・ruku

A・ruku の仕口について。

製作開始から、ずっと悩んでいたのが、天板と脚の固定方法です。
小椅子としても使用できるようにあれこれ考えて最終的に以下のように固定しました。
もっと、良い方法もあるかと思いますが、WAKUの加工技術限界です(笑)

四方胴付だけでは、強度がもたないので、木工ボンドの力を借りています。
下写真の赤矢印の面がポイントで、ここに木工ボンドを塗布しています。
脚を内側に配置し、脚と接する部分の面積をできるだけ大きくして、平面を出し脚と密着するように仕上げています。
の寸法は、脚側を0.2mm位大きくして、圧入しています。
ホゾの縦方向も強めにホゾを効かせているので、組立てが大変でした。玄翁でガンガン叩き入れました。(入らなかったらどうしようかと、ドキドキしながら・・・)

組立て中の写真を撮り忘れたのですが、ボンド面が密着するようにクランプしました。(脚を左右で挟み込んでクランプしています)
できあがった脚は、天板に頑丈に固定され、ビクともしません。

あくまで、自己流で考えた固定方法ですので、経年的(木の痩せ)にどこまで対応できるか不明です。このまま何年か様子をみたいと思っています。


A・ruku完成

2008年01月20日 17時56分11秒 | A・ruku

予想通り、筋肉痛です(笑)

A・rukuの仕上げ。
2液性ウレタン塗装にするか?オスモで仕上げるか?悩んだ挙句、オスモで無難に行うことにしました。

ややメイプルが黄色くなりましたが、落ち着いた感じに仕上がりました。
早速、リビングに置いてみました。
やっぱり、チョコマカ動いているようで、カワイイ。

じっと見ていたら、家内から質問。「これ何するもの?」・・・・ス、スルドイ質問だ・・・・「腰掛けて座ることができる低い椅子」と返事したら、「チョイ椅子ね」と納得してもらえたようです(笑)


A・ruku の部材

2008年01月17日 23時26分31秒 | A・ruku

旅に出ていた変形家具が、25日ぶりにログハウスへ戻ってきました。
いつも置かれていた場所に戻った変形家具たちは、安心した表情に見えました。
ドゥーパのこともあったりして、年末から落ち着かなかったのですが、やっと一段落です。今週末は、久しぶりに家族と遊んで過ごそうと思っています。

なんと自慢するため九州まで持参した「A・ruku」(笑)
組立ては完了していて、仕上げを待っています。真っ白なメイプルに亜麻仁油は、不向き。シュラックが良いとアドバイスをいただくも、持っていない。いつものオスモで仕上げちゃおうかなぁ・・・。

遅くなりましたが加工途中の写真を紹介します。
天板と脚はホゾ+天板側面と脚を密着させ木工ボンドを塗布して組んでいます。非常に強固に取り付きました。

天板の胴付部分は、脚の形状に合わせました。
胴付部分と脚を密着させるため、手加工で微調整しています。


仮組み

2008年01月06日 18時14分27秒 | A・ruku

お正月休みも今日までです。
この2日間は、工房に篭っていたのですが、製作はあまり進みません。
ぼんやりと音楽聞いたりしてて、休養しています。
全体の姿を見たくなって、仮組みしました。

カッ、カワイイ!!
「歩いて、どこ行くの?」って感じですよね~(自己満足爆発です(笑))

メイプル材、硬かったのですが、木口の加工が鉋で綺麗にできて、気持ちよく作業できます。好きになりました。

各部材をもう少し仕上げて、本組~脚の長さ調整~塗装となります。
ウレタン仕上げにしたいけど、いつものようにオイルフィニッシュかなぁ・・・


脚の加工

2008年01月05日 23時09分15秒 | A・ruku

新年早々、デジカメのバッテリーがダメです。
5年(と思う)経っていることもあり、工房に充電器を置いて、だましだまし使ってきたのですが、最近では3枚撮影するとバッテリーが無くなってしまいます(笑)。
なんとか撮影した写真で製作過程を書きます。

「脚の加工」
A・rukuの重要な部分である脚です。
角鑿が平面に当たるように、予め鑿で加工します。
最近、近いところが見えにくいのでメガネを外したら写っちゃいました(汗)

失敗、失敗、シッパ~イと声をあげました。
手前から4番目の脚。平面に加工した場所を間違えました。
胴付き部分に鑿を入れてしまいました。ガ~~~ン!幸い深く加工していない脚だったので、2mmくらい脚を細く削ってリカバリーしました。
(変形物は、多少削っても大丈夫なのです。・・・・)

あとは、角鑿でホゾ穴を加工します。
脚左側に3枚の板を置いてスペーサーとしている所がポイントです。
穴の深さは、25~30mmにしています。
しかし、パープルハート材、硬い堅い・・・・角穴加工は難儀しました。
 (※)加工方法は独自の方法です。自己責任でお願い致します。


手ごわし、メイプル

2007年12月16日 23時57分24秒 | A・ruku

今日は、メイプルの鉋掛けで終わってしまいました(^^♪
このメイプル、ひねっていたので自動鉋を通しても面が出ません。(ひねったままです)
僕の手押し鉋は、125mm位の幅しか削れないので、面出しは、手鉋で行うことしました。

しか~し、、、、ハードメイプルと言われるだけに、硬質な白い木肌を手鉋で仕上げるのは、WAKUには至難の業です。
刃を研いで、台直しをして、コツコツと、鋼匠まで使って、やっと完了しました。
綺麗な木肌にうっとりしますが、やっぱりメイプルの鉋掛けは苦手です。
こんな堅い板をシュルシュルと鉋掛けできたらいいな。


A・ruku(ア・ルク)製作

2007年12月08日 07時44分51秒 | A・ruku

最近、小箱製作に没頭したので、片隅に追いやられていた木の加工を開始しました。9月16日に「次回の材木」として紹介していたものです。http://pub.ne.jp/craftWAKU/?daily_id=20070916

A・ruku(ア・ルク)は、以前から構想はあったのですが、やっと着手です。
遊び心の作品にしたいと思っています。
年末になってしまって、忘年会、年賀状、大掃除とイベントがたくさんあります。
なかなか時間とれませんが、ゆっくり製作を楽しんでみましょう。


次回の材木

2007年09月16日 00時31分07秒 | A・ruku

出張で福井市に出向いて、夜帰宅しました。
滞在時間が少なかったのですが、カニ飯や羽二重餅は美味しかったです(^_^)

日曜日も仕事なので木工できませんが、次回作品の材木が決まりました。
パープルハートとメープルです。

パープルハートは、生まれて初めて加工します。とっても楽しみです。
ちょっと宿題を片付けたあとの作業開始となりそうです。