約2年前に、DELTA10インチバンドソー(Model 28-195)のホイールラバー (ゴムリング)が壊れたので、ゴム板から自作したものを使ってきましたが、先日それも外れてしまいました。
ゴム板からホイールラバーを自作するのは無理があり、安全性に問題があると思われますので、過去の記事に追記しました。
http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=3988742
今回は、ネットで検索し情報を集めた結果、オフ・コーポレイションで、REXON 10インチ・バンドソー BS-10K2 用のホイールラバー (ゴムリング)を購入しました。
http://www.off.co.jp/index.php?id=4&s=11001469
ホイールに比べて、とても小さく、入れ方が分からなかったのですが、諸先輩方々から、湯で煮て軟化させてから嵌めると教えていただきました。
煮る前にエッジが立ちすぎているので、小刀で削りました。
3分くらい煮て、一気にホイールに嵌めます。
写真のように、2箇所クランプを使用して固定したあと、一気に手で伸ばして、はめ込みました。
下側のホイールは、バンドソーから外さずに嵌めました。
これで、音も静かになり、快適にバンドソー作業ができます。
次は鉋の話題ですが、最近、表馴染みをきつくする傾向があり、銅の玄翁もめくれて変形してきました。
なんとか写真の左側を修整しました。右側はまだ修正できていません。
ついでに、電気のこぎりも動作しなくなっていたので、カーボンブラシを調整して修理しました。
レーザーマーキングも点灯しなかったので、分解、掃除、電池交換で修理しました。
木工回帰へ着々と準備中なのであります。
いまどき、鰹節削り器を自作するのも、変わりも・ 珍しいと思いますが、完成しました。
通常は、上写真の寸六の鉋で削りますが、寸八の鉋も使用できます。
「忠次」寸八を置いてみました。
削っていません・・・置いただけです。
寸四の鉋も楽しめるようにしてあります。
鉋の刃、寸六の「房三」で、試し削りをしてみました。
鰹節削り器の大きさは、幅116mm、長さ345mm、高さ145mmと無茶苦茶大きいです。
存在感あります。(笑)
家内からは、邪魔と言われそうです・・・
大きいだけに安定して削れるんですけど・・・・
先月から作っている自分用の鰹節削り器(↓)の刃を選びました。
http://pub.ne.jp/craftWAKU/?entry_id=5210242
種々、鰹節削り器を作っているので、ややこしくなってきた・・・。
オークションで一緒についてきた刃(笑)の中から、寸六で長さが短いものを探しました。
グリンテックK2を使って、ダイヤモンド砥石で研いでみました。
両端が当たって光りました。
さらに研ぎます。
裏も適当に透き直して、仕上げました。
「房三」と刻印されていました。
台を打ちました。
最近、よく打っているので、慣れてきました。
刃を入れて、表馴染みを合わせて完成です。
薄削り用の寸八の鉋ではないので、リラックスして台打ちが楽しめます。
刃口も(WAKUにしては)上出来です。
木工の頼まれ物が増えてきたので、チャッチャと片付けていきます。
刃が完成したので、台を作ります。
台は、赤樫で、左右2枚貼り合わせた積層台です。
最近、台を打つ機会があったので、慣れたことと、寸四と小さいためスムーズに進みました。
表馴染みは、時間を掛けたかったのですが、鰹節用なので、一気に進めました。
下端を整えて、米ヒバを削ってみることにしました。
やらなくてもよいのに、一人削ろう会に突入してしまいました。
鉋と比べて、刃の位置を中央に配置したので、バランスが悪いです。
13ミクロン程度でした。(笑)
削り器に置いてみました。
刃口が少し狭くて、屑が詰まります。
少し刃口を広げました。
肝心の鰹節は、上手く削れています。
鰹節を買いに行ってきました。
鰹節削り器とセットにして、母にプレゼントしてきました。
鰹節店主に、鰹節について、色々教えていただき、ついつい長居してしまいました。
楽しい時間をいただきまして、ありがとうございました。