craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

気分転換

2012年08月26日 23時49分59秒 | 台打ち

朝と夜は、涼しくなってきました。

研ぎと削りを繰り返していますが、一向に上達していません。
パッとした数値も出ないので、少し気分転換しようと思い、樫の木を出してきました。

台打ちしようと思い、眺めていたら、木目の方向が異なることに気づきました。

仕方がないので、切って、貼り合わせました。

2丁分の材料を作りました。

綺麗な樫ではないのですが、試したい鉋身があるので、このまま進めます。

久しぶりに墨を入れたので、間違いが多くて・・・・(笑)

無事に完成できるか? ちょっと不安です。

 


積層台 その後

2012年08月25日 21時57分34秒 | 積層台

6月14日以来、話題にならない「なんちゃって積層台」。(笑)
その後の状況です。

ようやく下端の動きは落ち着いてきたものの、どうしても台頭側が低くなってしまいます。
また、長台として使いたかったのですが、台の厚さが31mmと薄いことと、台に穴を明けているので、剛性が無く、平面を作りたくても、台が負けてしまう感じがしていました。(鉋の扱いが下手なのかもしれません)

長台としての意味が薄れてきたので、思い切って長台をあきらめることにしました。

台の長さは、1尺としました。

鉋身の「東道心」は、刃が硬く感じられるので、ハイス鋼と思っています。
今回、中砥に刃の黒幕#1000を加えて研ぎ直しました。

そこそこ削れているので、薄削りしてみました。

7~11ミクロンが限界でした。

ハイス鋼は、薄削りに向かないと聞いたことがあるのですが、実際はどうなんでしょうね。

個人的には、ハイス鋼は研いでいる時、「楽しい感」が少なくて、頻繁に研ぐ気になれません。
(研ぎの技術が少ないだけかもしれませんが・・・)
WAKUの場合、薄削りでは、頻繁に研ぎますので、ハイス鋼を今後も薄削りに使うのは少し気が引けます。

ただし、刃は長切れしますので、普段使いや削り材の面直しには活躍してくれそうです。
この状態で、しばらく使ってみることにします。


くわがたむし

2012年08月22日 15時47分27秒 | 日常

昨夜、くわがたむしが、飛んで来てくれました。

この近辺でも自然が失われているので、今年はもう来ないのかなと思っていました。

削り材の上に乗せたら、滑って動きにくそうにしていました。

僕は昆虫を見ると今でもドキドキするのですが、家族は全員興味が無いようなので、写真を撮影した後、逃がしてあげました。

また、来年も飛んできてね。


3ミクロンを目指しましたが・・・・

2012年08月19日 22時40分44秒 | 薄削り練習

オール3ミクロンを目指して、研ぎと削りを繰り返していました。
新しい研ぎにもチャレンジしたのですが、目標達成には、遠い状態です。

色々やりすぎて、ワケが分からなくなっていますが、その中の一つとして、ガラス板を定盤にして、研磨していました。

先輩方々のブログを拝見すると、ガラス板を定盤にするのは、不向きであると紹介されているのですが、一度はやってみたかったということもあります。

研磨剤の色を見る限り、上手く研磨できている状態ではなさそうです。
やはり、ガラス板は無理があるかもしれません。

ガラス板研磨が、効果があったのかは全く不明ですが、「楽仙」は、いい感じで削れました。

最近、苦労していた新しい削り材がなんとか削れるようになってきました。
部分的には、3ミクロンです。全体的には、5~10ミクロンといった所でした。

その後、ガラス板研磨を何度か繰り返しましたが、やはり効果の程は、よく分かりません。(たぶん、大きな効果は無いと思います)

鉋も色々試しましたが、部分的な3ミクロンが達成できたのは、「忠次」でした。

エビ#8000の刃先研ぎの後、研磨を加えて安定した削りができないか?試行錯誤が続いています。
刃先を研磨するときの定盤は何が良いか全く分からないので、手当たりしだいやっている感じです。
なかなか上手く行きません・・・・・・・


中砥石を変えました 201208

2012年08月16日 23時37分49秒 | 砥石・研ぎ

刃の研ぎ方を色々試すことが多くて、過去、ブログで書いたことからも、どんどん変わってきています。

最近では、薄削り用の中砥石を変えました。
今までの経歴は、キング#1000~シャプトン刃の黒幕#2000~シャプトン刃の黒幕#1000だったと思いますが、現在は、キング#1200を使っています。

自分なりには、それぞれ良し悪しがあるのですが、まだ論じることができるレベルではないので、詳細は差し控えます。まぁ、今の自分の研ぎ方に合っているのが、キング#1200かなと思っています。
研磨力では、シャプトン刃の黒幕#1000やキング#1000は優れていますが、刃返りが荒いように感じます。一方、刃の黒幕#2000やキング#1200は、刃返りがおとなしいので、刃先の状態が良いように思えます。当たり前といえば当たり前ですが・・・

キング#1200は、刃の黒幕#2000と比べると、比較的柔らかくて、面が崩れやすいのですが、面直しは行いやすいような気がします。

面直しは、キング#1200(1丁)とキング#1000(2丁)を摺り合わせています。キング#1200(3丁)が理想かなと思いますが、手元に木工を始めたころ購入したキング#1000(2丁)があるため、やむを得ず使っています。

中研ぎでは、鎬面を出来る限り、平らにしたいので、グリンテックを使い、縦に研ぎます。本当は治具なしで研ぎたいのですが、下手なのでしかたがありません。(笑)

今日は、コメントに書いたのですが、またしても刃先を落として、ガタガタにしてしまった金井を研いでいました。

砥汁をつけたまま、少し放置してしまったので、鎬面にうっすら錆がでてしまいました。この時期、少し放置するだけで錆びてしまいます。

この後は、刃先研ぎで、エビ#8000仕上げ砥石~研磨剤仕上げと進みますが、残念ながら、まだ紹介できるレベルまで至っておりません。


相変らず・・・

2012年08月13日 23時54分23秒 | 薄削り練習

新しい削り材を相手にして、削っていますが、相変らずの薄さ(厚さ)で、進歩がありません。

研磨剤を導入して、シャプトンの砥石を使用しない方法の研ぎも試していますが、6ミクロンが限界です。

健明も投入

金井も投入

以前に比べると削り屑が途切れることもなく、削り材の長さ、幅で削れて綺麗になってきたので、その点だけは進歩した・・・・・と、思っておきましょう。

もう少し、薄く削れそうなんだけど、これがなかなか難しいです。

暑い日が続いていますが、気持ちを落ち着けるよう精神統一して、もう一息頑張ってみます。


新しい削り材で苦戦

2012年08月06日 18時10分33秒 | 薄削り練習

沢山買い込んでしまった米ヒバの中で、2本を選んで薄削りを試していますが、技術がないこともあって苦戦しています。

まず、2本の大きな違いですが、外観上、年輪の細かさが異なります。

【年輪が荒い方の米ヒバ】
木口の写真です。

拡大して撮影

1mmに約1本の年輪があります。

【年輪が細かい方の米ヒバ】
木口の写真です。右側は、年輪が細かすぎて写真では見えません。

拡大写真

1mmに3~4本の年輪です。

年輪が細かい方が、薄く削れるだろうと予測して、細かい方で挑戦しています。(素人考えなので間違っているかもしれません)

年輪が細かい方が、薄く削った時に木の繊維がバラけにくくて、削り屑を保ちやすいような感じがしています。
毛羽立ちも少なくて、シックネスゲージを強く挟んでも、弱く挟んでも計測値に差がありません。

しかし、削り易さということでは、この材料は、削りにくいです。
硬いというか、引きが重いというか、誤魔化しが通じないような感じで、シビアな下端調整や研ぎがないと上手く削れてくれません。
切れ止みも早く感じます。
アテ部分があるかもしれませんが、見分けがつきません(恥)

と言うことで、エース金井まで投入して、削っていますが、やっとここまでです。

繊維がバラけたり、繊維が絡み付いて削り屑が1本にまとまってしまうことはなく、綺麗な1枚の削り屑になります。

繊維がバラけるけど削りやすい米ヒバと、バラケにくいけど削りにくい米ヒバのどちらが良いか?まだ、よく分かっていません。
難しいなぁ。

まだまだ、技術が伴わないので、自信喪失状態ですが、マイペースで練習しようと思います。