craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

腰を据えて

2013年04月21日 17時21分46秒 | 

中研ぎは、グリンテックK2を使用しています。
本来の使い方では無いかもしれませんが、鎬面よりも刃先側を強く当てるようにセットしますので、1年くらいすると、刃の角度が大きくなってきます。
グリンテックK2を使用しなかった頃は、未熟なこともあって、刃先角度が小さくなってきてましたので、反対の方向です。

刃先の角度は、28度くらいが良いと聞いていますが、全ての刃が32度くらいになっています。

ダイヤモンド砥石#150を使って、刃の角度を寝かせに行きます。
これが予想以上にハードで、手の豆がつぶれるやら、指が吊りそうになるやら・・・・・
ここは、腰を据えて、角度を29度を目指して直しています。

手前から5枚は、#150の荒砥で角度修正完了しました。

削りたいけど、しばらくは刃の修正をして楽しみます。


 


湿度と薄削り

2013年04月12日 00時49分15秒 | 薄削り練習

湿度が高い方が、薄削りに向いていると聞きます。

先週、勉強会をした6日と7日の一時間毎の湿度変化を調べました。
(伊勢市の記録は見つからなかったので津市の記録です)

6日に薄削りをしていた18時~20時は、87~95%もあります。
このときは静電気も発生せず、4~6ミクロンで快調に削れました。

翌日の7日に薄削りをしていた7時~11時は、58~65%と低くなっています。
このときは静電気が発生して、10ミクロン以下では削れませんでした。

午後になって7ミクロン前後で削れたのは、78~82%と高かったからかもしれません。

薄削りと湿度の関係を語るには、経験不足ですが、80%を超えることで薄く削りやすい感じがあります。

7日に調子が悪かったのではなく、6日が良すぎたのかもしれません。
すなわち、7日の削りが、WAKUの実力かもしれません・・・・・

また、朝一番が削りやすいと聞くことがありますが、これも気温が低くて、相対湿度が高いことが影響している可能性があります。


次回削ろう会の6月の湿度は高い日が多いので、薄く削りやすいかもしれません。
参考までに、2012年6月の日毎の静岡県の湿度です。

 


鉋 薄削りの勉強会

2013年04月07日 22時56分26秒 | 薄削り練習

昨日から、伊勢のおやかたさんの工場に鉋仲間が集まって、薄削りの勉強会をしていました。

4月6日、強い風と大雨の中、無事に集合して、夕方から薄削りを開始しました。

皆さん、好調です、
労せず4~6ミクロンで削っていました。
動画は、滋賀県から参加の某名人が削っている様子です。

薄削りの感触が良かったので、皆さん気分よく飲み会しました。

そして、心地よい眠りに・・・

翌朝です。

木曾檜、秦野檜、米ヒバを準備。
好みの材を削りましたが、予想以上に薄く削れませんでした。
10ミクロンを切るのが精一杯で、写真も動画も撮り忘れてしまいました。
昨日と同じ鉋で、同じ人が削っても、同じ結果で、午前中から、重度の撃沈ムードが漂いました・・・・(笑)

調子良く削ってから、半日も経たないうちに、ここまで削れなくなったことは、今まで経験していません。
まぁ、技術が無いのは、横に置いて(汗)、原因を考えていました。

個人的には、湿度の差が影響したと推察しています。

快調に削っていた頃の天気図です。

伊勢市に低気圧中心があり、南からの暖かい湿った空気であったと考えられます。
削り屑に静電気も発生しませんでした。

削り初めて、不調に喘いでいた頃の天気図です。

爆弾低気圧は東に進み、大陸からの乾燥した空気に入れ替わっていたと思われます。
秋を思わせるように乾燥していたように感じました。
削り屑の静電気も強烈に発生。削り材を湿らせても、すぐに乾いてしまう状況でした。

結局、最後まで薄く削れず、消化不良気味でしたが、楽しい2日間でした。
また、リベンジしましょう。
それまで、練習を重ねようと思います。

おやかたさん、皆さん、色々お世話になりました。


忙しかった

2013年04月04日 22時11分09秒 | 日常

少しの間、東京に滞在していました。

息子の入学式にも出席させていただきました。

若いって、素晴らしいなぁ。

ということで、最近、鉋を触る機会がありません・・・・・・。

今週末は、おやかたさんの工場で、鉋の勉強会があります。

参加される方は、おやかたさんか、WAKUブログまでご一報いただければ幸いです。

楽しみ、楽しみ。