昨日から、伊勢のおやかたさんの工場に鉋仲間が集まって、薄削りの勉強会をしていました。
4月6日、強い風と大雨の中、無事に集合して、夕方から薄削りを開始しました。
皆さん、好調です、
労せず4~6ミクロンで削っていました。
動画は、滋賀県から参加の某名人が削っている様子です。
薄削りの感触が良かったので、皆さん気分よく飲み会しました。
そして、心地よい眠りに・・・
翌朝です。
木曾檜、秦野檜、米ヒバを準備。
好みの材を削りましたが、予想以上に薄く削れませんでした。
10ミクロンを切るのが精一杯で、写真も動画も撮り忘れてしまいました。
昨日と同じ鉋で、同じ人が削っても、同じ結果で、午前中から、重度の撃沈ムードが漂いました・・・・(笑)
調子良く削ってから、半日も経たないうちに、ここまで削れなくなったことは、今まで経験していません。
まぁ、技術が無いのは、横に置いて(汗)、原因を考えていました。
個人的には、湿度の差が影響したと推察しています。
快調に削っていた頃の天気図です。
伊勢市に低気圧中心があり、南からの暖かい湿った空気であったと考えられます。
削り屑に静電気も発生しませんでした。
削り初めて、不調に喘いでいた頃の天気図です。
爆弾低気圧は東に進み、大陸からの乾燥した空気に入れ替わっていたと思われます。
秋を思わせるように乾燥していたように感じました。
削り屑の静電気も強烈に発生。削り材を湿らせても、すぐに乾いてしまう状況でした。
結局、最後まで薄く削れず、消化不良気味でしたが、楽しい2日間でした。
また、リベンジしましょう。
それまで、練習を重ねようと思います。
おやかたさん、皆さん、色々お世話になりました。