三連休で、薄削りの練習をしたいのですが、作業台に製作中のカホンがあるので、鉋に集中できません。カホンを仕上げてから、薄削りに移ろうと思います。
カホンの中に入る部品も端材から製作します。
久しぶりに小鉋で削りました。調子良いです。
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打面を試験的に僅かに湾曲させてみようと思い、本体の側板を反り台で適当に削りました。
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本体と中に入る部品が完成しました。
久しぶりに長穴加工しましたが、下手です。
まだ木工の勘が戻っていません。
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本体を本組みします。
蟻組みも一人で行うと忙しくて、写真を撮影する余裕はありません。
クランプの多さが、未熟な板接ぎを物語っています。(汗)
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蟻部分は、経年的に段差が発生しやすいので、蟻を飛び出させて、平面にしない場合が多いのですが、カホンは座って叩く楽器で、蟻を飛び出させると太ももが痛いかもしれないので、泣く泣く平面にします。
これが、面倒で、小鉋や鑿でシコシコ削りますが、パープルハートは硬くて、難儀しています。
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ビシッッと、蟻組が完成しました。
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家具なら、このスクエア感を大切にしたいのですが、角は大きなRをとって、柔らかい雰囲気にしました。
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ここで、接ぎ合わせたままの4面を鉋で仕上げます。
異なった広葉樹が組合された板の鉋掛けです。
WAKUにとっては難しいと思われる、この加工を最初から楽しみにしていました。
一枚刃では、逆目が抑えられないと思い、久しぶりに寸四の「鋼匠」を使いました。
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やはり、木目が交錯して、粘りが無くて、更に硬いパープルハートの削りは難しいです。何度も研いで削りましたが、逆目を完璧にはなくせませんでした。
まだまだ、未熟です。
その他の木材は、予想以上に上手く削れました。今までなら無理な削りでしたが、2年間、鉋を触ってきて、少しは進歩したような・・・・嬉しいです。。
結局、長台や金井(一枚台)も投入して、広葉樹の削りを楽しみました。
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明日は、完成させます。