craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

米ヒバ 在庫無し

2012年06月30日 22時24分08秒 | 材木

薄削りに使用している「米ヒバ」は、近所の材木屋さんで購入しています。
いつもなら、何本か見せてもらって、薄く削れそうなもの(外観見ていてもほとんど分かりませんが)を2~3本購入しています。

今日は、米ヒバが少なくなってきたので買いに行こうと思い、材木屋さんに電話した所、在庫がなくて、入荷も未定との回答でした。
(材木屋さんは、手に入れないと商売にならんので、一生懸命探していると言っていました)

工房に少しだけ手持ちの米ヒバがありますので、すぐに困ることはありませんが、木工仲間から頼まれていた分が入手できず、申し訳ないことになっています。

なかなか近所で米ヒバを適量扱っているところが無くて、折角探した材木屋さんだけに残念です。
今後入荷できない状態が続く場合、近所の削り仲間に別の材木店を教えていただこうと思っています。

しばらく、削り材の入手で苦労しそうです。


最近、金井芳蔵を研がなかったワケ

2012年06月25日 22時07分40秒 | 鉋 金井芳蔵

皆さんの薄い削りを目の前で拝見してから、興奮さめやりません。

実は今回、5丁の鉋を持ち込んでいました。
全ての鉋を一通り削ってみた結果、「千代鶴運寿」「忠次」の調子が、まあまあでしたので2丁で挑んでいました。
この2丁も5~7ミクロンくらいは出ていたのですが、4ミクロンとか3ミクロンの声が聞こえてくるので、「金井芳蔵」の下端を調整して、3ミクロンを狙いました。(結果は部分的に4ミクロンが限界でした)
毎回、最後は、金井鉋に頼ってしまいます。
実際、削った時の軽さや、鉋屑の美しさは、ランクが違います。

僕にとって頼りになる「金井芳蔵」ですが、最近意識して研いでおらず、ブログにも登場する機会が少なくなっていました。
そのワケは・・・・赤丸部分にありました。

刃先にあと少しのところにまで、大小2個のピンホールが迫っていたのです。
写真は、昨日最後に切れ止んだ状態の刃裏です。
ぎりぎりのところでセーフでした。

刃が減って、ピンホールに到達すると修正が大変ですし、調子も狂ってしまう恐れもあったため、極力研がないようにしていた・・・ということです。

青丸の部分は、もっと悲惨ですが、薄削りには影響が少ないと思っています。

中古で購入した刃ですが、保管時は相当、赤錆びしていたと思います。

しばらく、薄削りを競い合う機会は無さそうですので、荒い砥石で一気に研ぎ減らして、中央のピンホールを無くそうかと思案中です。

中古の鉋身は、魅力がありますが、赤錆がひどい刃はピンホールのリスクが高くなり、入手を控えています。


鉋を楽しむ会

2012年06月24日 18時42分48秒 | 薄削り練習会

鉋が好きな仲間(伊勢のおやかたさん、電気鉋さん、萩原さん、北村さん、てつじさん、上村さん、谷岡さん、WAKU)が、おやかたさんの工場に集まって、薄削りを楽しみました。

今日は、天候、湿度、削り材など、好条件に恵まれたのと、薄削りの技術が一気にレベルアップしていたため、皆様、5ミクロン、6ミクロンは普通に出すという高い水準の削りになりました。

今までなら、5~6ミクロンで削ったら、優勝だったのになぁ・・・・。

萩原さんと、おやかたさんが、3ミクロンの削り! 
部分的ですが、それにしても薄い記録です。
写真は、萩原さんの「東源次 特級」です。

WAKUは、4ミクロンがやっと出たものの、5、6、7ミクロンが多かったです。
それでも、初めてオール5ミクロンの削りができたことがとても嬉しかったです。
写真は、「金井芳蔵」です。

削りでは、ついていくのがやっとこさの状態でしたが、とても楽しい2日間でした。
おやかたさん、お世話になりまして、ありがとうございました。
次回どうなることやら、怖いです・・・(笑)

【追伸】
電気鉋さん、はるばる三重県までお越しいただきまして、ありがとうございました。
色々ご教授いただきまして、感謝します。
おかげさまで楽しい2日間でした。
腰を完治させてベストな状態で、削れるようになってくださいね。


帰国しました

2012年06月22日 16時48分13秒 | 未分類

無事に帰国しました。

今回も韓国に滞在していましたが、ハングル語が全くわからず、苦労しました。
もう少し、会話できるように勉強したいと思います。

明日の夜から、伊勢のおやかたさんの工場で、鉋を楽しむ会が開かれます。

なんとか参加できそうですが、一週間以上、鉋を触っていませんので、勘も台も狂っています。

当日朝から、現場での調整は避けたいと思っていますが、時間がありません。

参った参った。


・・・

2012年06月17日 02時58分23秒 | その他

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

誠に申し訳ございませんが、しばらくお休みさせていただきます。

6月23日までには、帰国予定です。


                                                          craft WAKU

 

【楽仙】 ・・・・・・ 下端の調子が良かったので、3ミクロンを狙いましたが失敗。


なんちゃって積層台 その後

2012年06月14日 16時08分53秒 | 積層台

もうボロボロじゃないですかぁ・・・・・・って言われ続けている積層台の続報です。

半分、お蔵入りしています。(涙)
悔しいので、時間の無駄とは思いつつ、触ってみました。
台はほとんど動きが収まってきました。(と言っても、普通の台と変わらないくらい・・・・(爆))

ハイス鋼と思われる「東道心」。
硬い硬いと思いながら、研ぎ直しました。
台の下端も、そこそこ調整して(調整がいること自体、積層台の意味がないです・・・・(悔))
表馴染みはエポキシを塗布したものの、まだユルユルで、刃の調整だけでも難しいです。

少しは、薄く削れるようになってきました。
伊勢のおやかたさんが、カッコイイ白黒写真を掲載していたので、真似しました。

レベル違いすぎです・・・・

みかけだおし【見掛倒】積層台か・・・・、こりゃあかんなぁ・・・・・

また、しばらく、お蔵入りさせます。

ざんねんでした。


久しぶりに「健明」

2012年06月11日 23時14分46秒 | 鉋 健明

刃が硬くて、研ぎに限界を感じたので、放置していた「健明」。

気分転換に研いで、削ってみました。

削り屑が、フワフワ広がり、調子良さそうです。

一人上手で引っ張って、削ります。
やや下端が甘い感じで削れています。
片出していたりしていて、完璧な削り屑ではありませんね。

計測すると

6ミクロンくらいです。
削り屑が綺麗ではありませんが、刃は切れてくれました。

台の下端精度を上げれるように意識します。


砥石の面精度に悩む

2012年06月10日 10時19分17秒 | 砥石・研ぎ

もっと薄く削りたいなと、常に考えています。(笑)

とにかく、全ての調整の精度を上げないと、話にならないというか、研ぎ云々の土俵に乗らないような気がしています。

まずは、砥石の面直しから再調整しているのですが、これがなかなか平面になりません。
アトマ中目で面直しした後、下端定規の背側で砥面を確認しているのですが、中央が凹む傾向になります。(あくまでWAKUの場合です)
修正で、周囲がダレる場合は、中央が凸になるので、反対の方向ですね。

そこで、現在使用しているアトマの平面を同じ下端定規の背側で確認した所、アトマ自体の中央が凸になっていて、ビックリするやら反省するやら・・・。
写真は右側の隙間ですが、左側もやや隙間があり、下端定規が中央を支点にして動いてしまう状況です。

最初から、アトマの平面が出ていなかったのか、途中で何らかの応力が加わって変形したのかは分かりませんが、これを使って砥石の平面を作るのは難しそうです。

このアトマの癖を頭に入れて面直しすることも考えましたが、技術が乏しいので、ガラス板+耐水ペーパーなどで応急的な面直しをすることにしました。

 

久々に「千代鶴運寿」です。
刃先の欠けが発生してしまい、綺麗な鉋屑になりませんが、刃は切れているように思います。

薄い箇所を選んで測定しても、5ミクロンは切れません・・・・・

もっと薄く削れるように努力します・・・って、このブログ、日々精進日記みたいになってきています(笑)


復帰できるかな?

2012年06月05日 22時37分17秒 | 日常

海外と言っても、お隣の韓国 大邱(テグ)という町に滞在していました。

日本語、英語は、ほとんど通じず、ハングル文字もさっぱり分からず・・・・

それでも、色々助けていただいて無事に帰ってこれました。

帰宅後、一週間ぶりに鉋を手にとってみましたが、心配していたように、鉋の感覚がリセットされてしまったようです。

やはり、毎日鉋を触ったり、削ったりするのが、一番大切やなぁって感じています。

でも今日は、眠いので寝ます・・・・・。