今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

少し西のムラサキセンブリの様子      2021.10.30(1)

2021-10-31 21:36:22 | 山、花、山野草

ムラサキセンブリ




 
 去年、知人に教えてもらった海に近い低山にムラサキセンブリの様子を見に行った。場所は自宅から50kmくらいだろうか。結構近いのだが、
高速を使えない場所だし、途中、渋滞する場所もあって到着まで1時間半ほどかかった。高速だったら福山まで着いている。

 去年と同じ場所に車を停めて、山を登り始める。新型コロナ禍と関係があるのだろうか、去年より山道を草が覆っていて分かり難い。
薄暗い急な道を登って行く。





カクレミノ



 歩くのに慣れていない内から急な登り道を歩くのは辛い。今日は天気が良くて気温が高いせいもあるのだろう、すぐに汗が流れだした。
10分ほど登ると先に明るい草原が見えて来た。









 見晴らしの良い場所に出た。






これから、見えている尾根まで緩やかな登り道を歩いて行く。
















        



 道の脇にはリンドウやアキノキリンソウがポツポツと咲いていた。そして、尾根に到着し、尾根筋を少し登ると、広い斜面が見渡せる場所に出る。
















 もう少しでムラサキセンブリの咲く斜面に到着するはず。






ムラサキセンブリ
今年も出会えてホッとしたが、花は少ないかな・・・・





リュウノウギク










 ムラサキセンブリを探して斜面を歩くのだが・・・・


















        







ムラサキセンブリ




 今年は良い時期に来れたようだが、去年と比べると花の数は少ないようだ。去年は株の数は多かったけれど、多分、時期が遅かったのだろう。
綺麗に開花している株が少なかったような印象だった。

 ムラサキセンブリは二年生だから、来年が花数が多いのかもしれない。






ヤマラッキョウ



 急な斜面には枯れ木やサルトリイバラ、ノバラなどがあって、気を付けて歩かないと痛い目に合ってしまう。

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ある意味、凄い。きのこの全くない秋  センブリを見る      2021.10.24(1)

2021-10-30 21:33:35 | きのこ など

センブリ




 
 今シーズンのきのこは諦めたとはいえ、10月の後半。いつもなら、秋のきのこがいろいろ出る頃だ。少しは雨も降ったし、何かしら、
見つかるだろうと思って家を出た。でも、驚くほどきのこの姿は無い。全くないのだ。もう、それほど真剣に探す気も起らなくなっているから、
見逃すこともあるだろう。でも、兎に角、何もない。

 あっさり諦めて帰ろうかと思ったが、山の中の木がまばらで笹が生えている辺りにセンブリが咲くことを思い出して、行って見た。
いつものルートから100mほどしか離れていない場所だが、ここ数年は行って見たことがない。どうかなと思ったけれど、相変わらず笹はまばらで、
センブリも変わらずに咲いていた。以前より、数は少ないかもしれない。




        






        




 ムラサキセンブリとセンブリは咲く時期はほぼ、一緒だけれど、ムラサキセンブリは特殊な土壌にしか生えないようだ。蛇紋岩質の荒れ地に咲くといわれるが、
どうもそれ以外の場所にも咲いている。塩基性の土壌であれば咲くのかもしれない。












        







アキノキリンソウ
背景の赤い葉はヌルデの紅葉、秋だ。



 山道を下り、車に戻る途中、ちらりと斜面を見た。







乾燥した斜面に枯れた木の根が残る。あれっ・・・





ニガクリタケ



 ニガクリタケもきのこの内。今日の貴重な唯一のきのこだった。



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西宮の北山緑化植物園に寄る 2        2021.10.23(4)

2021-10-29 21:20:43 | 






 やっぱり、植物園を歩くと綺麗に管理されていることに驚くし、担当している人の苦労を思ってしまうなぁ。
自分も、自宅の雑草園を管理しているから、苦労が少しだけ分かる。少しだけというのは、ウチでは基本的に嫌いなものを除去しているだけなので。






マツムシソウ
ソナレマツムシソオウと札には書いてあった。ソナレは磯慣れの意味だそうだ。














        






    








磯に咲くということは日照や乾燥に強いということなんだろう。それで、この植物園に植えられているのか。






また、プレランサ
この品種も暑さに強い品種が作出されているようだ。西宮の街に植えるのに適したものなのだろう。














ジニア
これは園芸店にも売っているようなものだけど、自宅庭ではこんなに育つことがない。






アメジストセージ?
ウチでは絶えた・・・・












ホトトギスの園芸種
名前が書いてあったと思うけれど、忘れた。青みの強い品種だ。











あっ、やっぱりあの山に咲いていたタツナミソウは、コバノタツナミソウだったんだな。この感じはそっくりだ。




 最後に植物園の売店に寄って、プレランサの鉢植えを買った。第一印象で暑さに強くて地植えが出来る品種と思っていたのだけれど、
鉢植えの茎を見て違和感を感じた。確認してみると、耐寒性はないとのこと。また、冬に家の中に入れなければならないものを増やしてしまった。



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西宮の北山緑化植物園に寄る        2021.10.23(3)

2021-10-28 22:01:46 | 山、花、山野草

プレランサ
西宮市のオリジナルの花らしい・・・・





 ムラサキセンブリの花を見た後、連れあいのリクエストで西宮の北山植物園に寄った。駐車場に入るところから渋滞して、何だかなと思ったけれど、
有料の駐車場に入った後は静かでかなり広い植物園だった。ちょっと、変わった拘りのある場所。自宅近くにあったら良いなと思うような場所だった。

 プレランサ、見るからにしそ科だ。この植物園で作出されたのかな。





        





 園の中に入ると道の脇には・・・・













これもプレランサなのかと思って、地植えでも冬を越せるのかと思ったのだけれど、どうも違ったらしい。サマーアメジスト??














こういう派手な花たちを見るのも楽しいもの。



 ここは西宮市の職員が庭園の手入れをしてくれているようだ。管理するのは大変だろうなという想いは忘れておこう。






十月桜





        















ツワブキ








ちょっと、和の雰囲気でホッとするエリアを通り・・・・





    







噴水の広場へ。



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もう咲くだろうと思ったけれど・・・ 生け垣の金木犀      2021.10.27.

2021-10-28 08:13:04 | 






 日曜日の朝に膨らんだつぼみ?をみたから、今朝にはもう咲いているだろうと思って、朝、目が覚めてから庭に出て様子を見てみた。
その前に、金木犀はちっとも匂ってこなかったから、嫌な予感はしていた・・・・













        
        金木犀




 日曜日よりもつぼみ?は大きくなっているようだけれど、開いている花は一つもない。家に戻り、朝飯を食べる。






        
        クレロデンドルム ウォリキー
そろそろ、開花しそうなので玄関の中に鉢を移したのだが、早速、咲き出した。



 朝飯後、勤め先へ。駐車場から職場までの道の脇・・・・













        
        金木犀
職場の金木犀も同じような状態だ。当たり前かもしれない、だって自宅と2kmしか離れてないから・・・・




 そして、その50m先の銀木犀の様子は?















銀木犀




 金もつぼみ、銀もつぼみ・・・・・、いつ開く?







もう、酒米の田も稲刈りを完了している。



 木々の紅葉も始まってきている。晩秋、そして冬が近づいている。



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ムラサキセンブリ、大きな株はないけれど、そこそこ。      2021.10.23(2)

2021-10-27 22:12:21 | 山、花、山野草

ムラサキセンブリ




 
 実は今回、この場所に到着する前に誰かがムラサキセンブリを見に来ているのに気が付いた。ちょっと、進むのを躊躇ったのだが、
どんな人達なのか知りたくて進むことにした。で、誰だったかというと随分前にこの場所を教えた人とその連れの人だった。随分、久しぶり!

 何年振りかは、ちょっと調べないと分からないくらいなんで・・・・、調査中。。。










 友人からは、「今年は花が多い」と聞いていたのに、最初の場所では少ししか咲いていなかったので、おかしいなと思って、少々、移動する。
その場所には大きな株は少なかったけれど、小さな株にそこそこ、花を付けていた。気候が厳しいと株は大きく育たずに小さな株のまま、花を付けて種を実らせる。







同じ株を、いろいろ撮る





        






        















        







    






        






        












 この場所は目立つほどの蛇紋岩質の山ではないからなのか、普通のセンブリも少しは混じって咲く。












        
        センブリ




 何度か訪れた愛知県のムラサキセンブリの自生地でもセンブリは数は少ないが一緒に咲いていた。土が剝き出しになった日当たりの良い荒れ地に双方とも咲く。
でも、ムラサキセンブリは蛇紋岩質の場所にしか咲かないのだ。







ムラサキセンブリと一緒によく見る野菊・・・・、ヤナギノギクかな。




 ムラサキセンブリの花を堪能して下山する。帰り道・・・・





    
左右とも、カワラヨモギ





    
左:アキノノギク    右:コウヤボウキ










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木枯らし1号の吹いた日、ムラサキセンブリを見に行く      2021.10.23(1)

2021-10-26 21:51:39 | 山、花、山野草

出発前の自宅庭で




 友人から連絡があり、今年はムラサキセンブリの花数が多いという。2週ほど前に聞いた時は、まだ咲いていないということだった。
食菌にしか興味がない友人が足繫く通うのは近くにアミタケが出る場所があるからだろう。でも、今秋はきのこが出ない。全くでない。だから、通うことになる。

 とは言え、僕は満を持してムラサキセンブリの花を見に行くことにした。きのこは、もう期待することはやめた。
朝はのんびりして、家を出たのは10時過ぎだったか。朝から風が強くて寒い日、これで花の写真が撮れるのか分からないほどだ。
翌日に延期した方が良いか迷ったけれど、迷った時は動くのが大抵の場合、正解だ。

 昼前に現地近くのスペースに車を停めて、歩きだす。これからかなり歩かないといけない・・・・。






この景色を見て、ここが何処か分かる人もいるだろう。でも、花が咲く場所までは道のない斜面を登らなければならない。






ノブドウ







ナギナタコウジュ?
ここで見たことが無かった。小振りだし、違うのかもしれない。






!?
何でこれが、此処に・・・・。似ている・・・・、自宅庭にグランドカバーとして入れた白花のウツボグサに。
普通のウツボグサなのだろうか。花の季節に来てみるしか確認する術はないのだろう。




 花の咲く場所へ辿り着く道しるべは覚えていた。一つ間違うと、攀じ登ったり、ブッシュを通り抜けなければならなくなる。






ムラサキセンブリ






        







        





 今年は花数が多いという情報は、嘘だ。去年と比べても随分と少ない。開花時期が遅れているような気がするが、ピークが明確ではなかっただけなのかも。






ムラサキセンブリ
センブリかとも思ったけれど、ムラサキセンブリの色の変異の範囲内。













        















        





 毎年、雨で崖が崩れて花の咲く場所が変ってゆく。去年、咲き乱れていた場所が崩れて埋まっていたりもするから、周囲を探索して見なければ・・・・。











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あれからもう、一週間 そろそろ、咲くのかな、生け垣の金木犀      2021.10.24(1)

2021-10-26 07:23:50 | 







 もうあと一週間で11月になるというのに、庭の生け垣の金木犀は咲いていない。いつもは秋まつりの頃に決まって、
匂ってきて季節を知るというのに。今年は、毎日のようにこちらから咲いていないか見に行く始末だ。金木犀のご機嫌伺いも、もう三週間目。

 この膨らんできたのは花芽なんだろうか?疑心暗鬼に陥る・・・・





          






          
          花梨の実





 庭の野紺菊の方は雨が降ったせいなのか、少々、賑やかになりつつある。






野紺菊と秋明菊原種











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峠を過ぎて、いつのまにやらジンジソウに      2021.10.10(3)

2021-10-25 21:28:10 | 山、花、山野草

アミヒラタケ





 扇ノ山への登山口を過ぎてしばらく進むと道が分岐していた。その辺りの道の左側の倒木に大きなきのこが出ていた。
あれ?ヒラタケかなと思ったけれど、余りにデカい。車を停めて確認に行った。

 きのこは道の脇の細流に跨るように倒れた木から出ていた。近づいて採ろうと思うのだが、硬くてなかなか折れない。
力を込めて折り取ると、ポキッと音がした。




    
アミヒラタケ
傘は25cmくらいはあったかな。



 友人はというと、気が付くと車道の反対側に居て、何やら騒いでいる。行って見るとハタケシメジが出ていたらしい。どれどれ・・・






ハタケシメジ





          







ハタケシメジ
雨の多い日本海側の山でも乾燥が酷かったのだろう。干からびかけているが、立派は株立ちだ。



 車を停めた場所は山の峠の三叉路の前。






峠の三叉路
左に登って行くと「ふるさとの森コース登山口」。何処に行く道?扇ノ山の山頂かな。



 右に下って行く道を走る。











 その道の脇の壁にわずかに咲いているのは・・・・





    
ジンジソウ
いつの間にか、道の脇の花はナメラダイモンジソウからジンジソウに変わっていた。




 それから暫くは道の脇の花を見ながら下る。





          







ジンジソウ
完全に切り替わっている・・・・。





          









水の沁み出している壁にはジンジソウ以外にもいろいろ。クサアジサイの花後かな。





          
          ジンジソウ







??
花後のようだ。ソバナだろうか・・・・






キバナアキギリ?
アキギリではないだろう。この近くの「ふるさとの森」でキバナアキギリの花を見ているような気がする。




 その後、さらに道は下り、ふるさとの森に着いた。この乾燥した山ではきのこ探しも収穫は望めない。昼飯を食べてのんびりとしてから、
そのまま、山を下ることにした。



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アキチョウジとジンジソウの岩壁から、ダイモンジソウへ      2021.10.10(2)

2021-10-24 09:33:15 | 山、花、山野草

アキチョウジ




 秋に咲くしそ科の花たちはどれも好きだけれど、アキチョウジはその中でも好みの花だ。環境が適していて他の草とも競合しないと、
これほどに密に咲くのだなと感心する。






これを庭で再現するとなると、とても無理な話だ。やはり、花は野に咲くもの。



 少し走り、集落の中を通って行くと、丁度、町内の清掃の日になっていたらしい。人が出て溝掃除をしていた。その脇に植え込みがあって、
フジバカマにアサギマダラが集まって飛び回っていた。車を停めて撮ろうとするのだが、上手く撮れない。



    
タテハ達とアサギマダラ
飛んでいる蝶の撮影は諦めて、溝掃除のおばちゃん達としばし歓談して、先を急いだ。







良い天気。のんびりと花を探しながらのドライブには最適だ。












シロヨメナ
日陰の道の山側斜面にはシロヨメナ、野紺菊などが咲いている。でも、野紺菊は盛りを過ぎてしまっているようだ。



 道は登っていてどんどんと標高を上げてゆく。ところどころ、山は色付き始めていて、目立つのはヤマブドウの紅葉だ。
車を停めて見てみるとヤマブドウの実が沢山成っていた。でも、見えているのに届かない。

 友人は高枝キリバサミが積んであったはずだと言って、車の中を探していたが、どうも前のドライブの後、降ろしていたようだ。
辛うじて手が届いた枝の二粒を分けて含んだけれど、甘酸っぱい味。やっぱり、この時期の山のドライブには高枝きりばさみが必須だね、教訓。

 扇ノ山の登山口辺りまで登り、道の脇の日陰を覗き込むと、白い花が群れ咲いていた。







あれ、これはジンジソウとはちょっと違う・・・・












ナメラダイモンジソウ
どうも、ジンジソウとナメラダイモンジソウの咲き分け?が分からない。




          











 日陰の水の沁み出す岩壁などが好きな植物なのだが、これまで二種が一緒に咲いているのは見たことがないように思う。
高度を上げて来たけれど、ここでも水不足は深刻で、綺麗に咲いている脇には・・・・





          

 萎れてしまった株も見えた。


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乾燥した里山に嫌気がさして、鳥取の山を目指す      2021.10.10(1)

2021-10-19 22:19:10 | 山、花、山野草

ジンジソウ




 日曜日、どこかにきのこを探しに行かないか、と友人からの誘い。雨が全く降らず乾燥した里山の散策に飽き飽きしていたけれど、山を替えても仕方ない。
どこも乾燥していて、無理にきのこを探して遠出しても結果は見えている。ブナ帯まで行って、花を見ながらのんびりドライブして来ようと返事をした。

 鳥取までのドライブを考えていたので、出発は自宅を8時。友人は7時過ぎに家を出ていることになる。毎度の事ながら、勝手を言って申し訳ない。
自宅近くの高速のICから中国道に入り、鳥取道へ。降りる所を間違えて、少し引き返して扇ノ山への登り道を進んだ。

 人家が無くなり、道の傾斜が出てきた辺りで車を停めるように頼んだ。車窓から白い花が咲いているのが見えたから・・・・





          
          ジンジソウ



 この季節、日陰の岩場では珍しい花ではないけれど、車を停めて周囲を歩いて秋の花を見て廻る。こんなドライブがしたかった。












          








アキチョウジの花が散ってしまっているのを見て、ため息をつく。ここの秋は思ったより進んで行ってしまっている。



 でも、視線を上げて斜面の上を見て、少し元気が出た。







写真では分かりにくいけれど、まだアキチョウジは咲き残っていた。斜面を攀じ登ろうかと思ったけれど、堪えた。
まだ、旅は始まったばかりなんだ。無理をすることはない・・・・



 車も戻り、また、少し登ったところでまた車を停める。






快晴の日




 道の脇に沢が流れていて、その山側の日陰の斜面、一面に白い花が咲いているのが見えたのだ。







分かり難くてゴメンなさい。カメラはマクロ90mmしか持って来ていなくて、スマホで撮影。



 なるべく花に近づかないと思って・・・・





          








一面のジンジソウとギボウシの葉、それからイワタバコの葉も見えるな・・・・



 もう少し寄って、マクロの出番かな・・・・・


















 そして、川の岸辺にはアキチョウジも満開だった。
 







    
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セトウチホトトギスの自生地の様子を見に      2021.10.16(3)

2021-10-17 22:51:57 | 山、花、山野草

ヤマハッカ





 庭のセトウチホトトギスは何とか幾つかの花をつけて種も採れそうなのだが、自生地のその後のセトウチホトトギスの様子が気になった。
今日は予報では3時過ぎから雨が降ることになっている。それで、昼飯後、家でグズグズしていたのだが、思い切って家を出て確認しに行くことにした。

 ほとんど車も通らない細い道を進み、細流の脇のスペースに車を停めた。そこから歩いて薄暗い道を進む。ただでさえ道の両脇から木が茂っていて、
薄暗いのだが、今にも雨が降り出しそうな天気で、夕暮れ時の様だ。その道の脇には・・・・













ミゾソバ



 ミゾソバが沢山咲いているのだが、ちょっと盛りを過ぎている。道は薄暗いところを過ぎて、両側が開けた場所に出た。
その左側の土手の斜面にセトウチホトトギスは咲いていたのだが・・・・





あっ!
思わず、声が出てしまった。綺麗に草が刈り取られている。



 セトウチホトトギス自体は根が残っているだろうから、来年も花を咲かせるだろうけれど、ここで種を採取するのは無理ということだ。
この場所以外にも、古寺に続く小径の脇にも咲いていたことを思い出して歩いて行ってみた。












          
          シロヨメナ?
          来る時にはセトウチホトトギスが気になって目に入らなかった・・・・



 小径を登って行くと・・・・





セトウチホトトギスの残り花と種鞘







沢山の種鞘
順調に育っているようだ。



 もう少し経ってから種をちょっと採らせてもらおうか。問題は枯れた時に種鞘を見つけられるか、いつ来るのが良いか、だな。


 セトウチホトトギスについての目的は達して終了。実はもう一つの懸案事項があった。
このセトウチホトトギスの自生地の近くで白いカザグルマが咲いているのを二年前?に見つけたのだった。それは細い川の脇から生えていたらしいのだが、
去年の台風の時に巻き付いていた木が風でへし折られてしまっていた。木が折れただけではなくて崖もかなり崩れてしまっていた。
今年、春ごろ、夏にも来てカザグルマの蔓を探してみたのだが見つからなかった。本当に絶えてしまったのか、確認する積りだったのだ。

 生えていた場所はうろ覚え。10mくらいの間の川の脇を凝視して歩く。






台風で折れて川の脇に折り重なる幹の間に見えている葉は・・・・






カザグルマの葉?








折れた木の反対側を覗き込むと・・・・







これもそうかな・・・・



 何とか生き延びているような気がする。来年、育ってくるかまた、見に来てみよう。

 帰り道、全く期待はしていなかったが、いつもきのこを探す場所にも寄ってみた。川沿いの道の脇に生えていたコナラの木はほとんど、
ナラ枯れ病で枯れていたり、白い木の粉を根元に落として枯死寸前だったり。目を覆うような惨状だ。おまけに今年は秋に雨が降らず、
キノコの姿は無い。





川の脇のアベマキの大木



 このアベマキの木も白い粉を根元に大量に落としていた。アベマキがナラ枯れ病にやられるのは比較的珍しいなと思いながら通り過ぎようとしたが、
何やら蜂の羽音がする。






スズメバチ



 驚いたことに根元には沢山のスズメバチが取り付いて、樹液を吸っているようだ。ナラ枯れ病に罹った上にスズメバチにたかられるとは不幸なアベマキ。
来春に葉を茂らせることはないのだろう。



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庭が干からびそう  咲き残ったホトトギスたち      2021.10.16(2)

2021-10-17 07:59:40 | 

セトウチホトトギス




 夏の強い日差しを避けるために、プランターごと木の下に押し込んで育てていたのだが、少し見ないうちに毛虫に葉をほとんど、
食べ尽くされていた。気が付いてから状態が良く見える場所に移して育てていたけれど、ダメージは大きくて・・・・






今年はお休み状態。本来、競争がなければかなり頑健な種だし、来年のための種も少しは採れるだろう。でも、ウチの庭に栽培に適した場所があるかな。。。












          

タイワンホトトギスを撮った積りだったけれど、分からなくなってしまった。






ホトトギス
昔から庭に居る地味なホトトギス





          












 予報よりも少し遅れたけれど、夜半より雨が降った。久しぶりのまとまった雨だったので、終盤のホトトギスは無理としても、
野紺菊は元気を取り戻して咲いてくれると嬉しい。

 菊たちも育ちが悪くて背がひくいまま。これから気温が下がるようなので花が咲く前までに大きく育つか心配だ。



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まだ、金木犀が咲かない  庭が干からびそうな異常気象      2021.10.16(1)

2021-10-16 19:07:02 | 

野紺菊




 今年は未だに金木犀が咲かない。例年、秋まつりの頃に匂い始めるのだが、今年は2週間以上遅れている。このまま、咲かずに冬が来るのかもしれない。
9月22日に勤め先の銀木犀のうちの1本が狂い咲きしたのだが、それ以降、3週間たったけれど金木犀も銀木犀も咲いていないのだ。

 金木犀が咲かないのと雨が降らないのと、何か関係があるのだろうか。無いわけはないだろうが、気温が下がらないことも影響しているのだろう。
兎に角、雨が降らないので庭の植物は元気がない。ほとんど、毎日、水を撒いているがそれにも限界があるようで、ようやく咲き始めた野紺菊の花も小さく、
みすぼらしい。





野紺菊













友禅菊





          
          ヨメナ





          







蝦夷野紺菊
野紺菊よりも花が小さめのはずなのだが、今年は野紺菊の花が小さくて違いが分からないくらい。



















野紺菊






となりのダルマ菊





          






          
          日陰に咲き残った秋明菊






雨が降らなくても元気な・・・・、ツワブキ



 今夜半、雨が降るという予報なのだが・・・・・


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福山から帰る日   渓谷のタカネハンショウヅルときのこ      2021.10.04.

2021-10-13 22:28:51 | 山、花、山野草

アキチョウジ





 帝釈を歩いた翌朝は広銀へ行き、今回の一番の目的だった相続の手続きをした。長い時間をかけて準備をしてきたけれど、最後はあっという間。
後は自宅に戻って広銀からの相続終了の連絡を待つだけとなった。

 母の家に戻り、掃除をして持ち帰るものを車に積んで家を出た。そのまま帰宅するのは勿体ない。近くの渓谷沿いを歩いてみることにした。









 この渓谷で初めてタカネハンショウヅルの花を見たのだが、その場所に行って見ると見当たらない。視線を沢の上に移すと・・・・





タカネハンショウヅル
分かるかな・・・、川に張り出した木の枝に絡まりついて僅かに咲いている。



 道の近くの木に取り付いて咲いていた株は消えたのだろうか。




          
          ヤブミョウガ









 
 さらに沢沿いの径を進んで行くと・・・・





          













          
          タカネハンショウヅル
丁度、見ごろのハンショウヅルの花。



見上げると、斜面のかなり高いところにも咲いていた。











          





 足元には一輪だけの花・・・・





スズムシバナ













ベニチャワンタケモドキ?



















センボンイチメガサ
ここのセンボンイチメガサは随分、分かりやすくツバが残っている。





Lycoperdon sp.
ホコリタケで良いのかな・・・・



 咲いている花も少なく、新しい発見も無さそうなので、早めに退散することにした。



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