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ヤマハッカ
庭のセトウチホトトギスは何とか幾つかの花をつけて種も採れそうなのだが、自生地のその後のセトウチホトトギスの様子が気になった。
今日は予報では3時過ぎから雨が降ることになっている。それで、昼飯後、家でグズグズしていたのだが、思い切って家を出て確認しに行くことにした。
ほとんど車も通らない細い道を進み、細流の脇のスペースに車を停めた。そこから歩いて薄暗い道を進む。ただでさえ道の両脇から木が茂っていて、
薄暗いのだが、今にも雨が降り出しそうな天気で、夕暮れ時の様だ。その道の脇には・・・・
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ミゾソバ
ミゾソバが沢山咲いているのだが、ちょっと盛りを過ぎている。道は薄暗いところを過ぎて、両側が開けた場所に出た。
その左側の土手の斜面にセトウチホトトギスは咲いていたのだが・・・・
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あっ!
思わず、声が出てしまった。綺麗に草が刈り取られている。
セトウチホトトギス自体は根が残っているだろうから、来年も花を咲かせるだろうけれど、ここで種を採取するのは無理ということだ。
この場所以外にも、古寺に続く小径の脇にも咲いていたことを思い出して歩いて行ってみた。
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シロヨメナ?
来る時にはセトウチホトトギスが気になって目に入らなかった・・・・
小径を登って行くと・・・・
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セトウチホトトギスの残り花と種鞘
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沢山の種鞘
順調に育っているようだ。
もう少し経ってから種をちょっと採らせてもらおうか。問題は枯れた時に種鞘を見つけられるか、いつ来るのが良いか、だな。
セトウチホトトギスについての目的は達して終了。実はもう一つの懸案事項があった。
このセトウチホトトギスの自生地の近くで白いカザグルマが咲いているのを二年前?に見つけたのだった。それは細い川の脇から生えていたらしいのだが、
去年の台風の時に巻き付いていた木が風でへし折られてしまっていた。木が折れただけではなくて崖もかなり崩れてしまっていた。
今年、春ごろ、夏にも来てカザグルマの蔓を探してみたのだが見つからなかった。本当に絶えてしまったのか、確認する積りだったのだ。
生えていた場所はうろ覚え。10mくらいの間の川の脇を凝視して歩く。
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台風で折れて川の脇に折り重なる幹の間に見えている葉は・・・・
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カザグルマの葉?
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折れた木の反対側を覗き込むと・・・・
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これもそうかな・・・・
何とか生き延びているような気がする。来年、育ってくるかまた、見に来てみよう。
帰り道、全く期待はしていなかったが、いつもきのこを探す場所にも寄ってみた。川沿いの道の脇に生えていたコナラの木はほとんど、
ナラ枯れ病で枯れていたり、白い木の粉を根元に落として枯死寸前だったり。目を覆うような惨状だ。おまけに今年は秋に雨が降らず、
キノコの姿は無い。
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川の脇のアベマキの大木
このアベマキの木も白い粉を根元に大量に落としていた。アベマキがナラ枯れ病にやられるのは比較的珍しいなと思いながら通り過ぎようとしたが、
何やら蜂の羽音がする。
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スズメバチ
驚いたことに根元には沢山のスズメバチが取り付いて、樹液を吸っているようだ。ナラ枯れ病に罹った上にスズメバチにたかられるとは不幸なアベマキ。
来春に葉を茂らせることはないのだろう。