今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

アリマウマノスズクサの裂開のつづき 予想外なオチ     2024.07.15(2)

2024-07-18 21:47:52 | 山、花、山野草

 

 時間を潰すために近くの山寺に行った。紫陽花はもう終盤だけれど、木に覆われた場所なので花は長持ちするのだろう。特に気になるものが有る訳じゃないのだが、ぶらぶらと歩いて散策する。

 

ヌスビトハギ

 

ムラサキニガナ   夕方だけに花は開いていない。

 

 

       

       ハンショウズルの花後   気が付かなかったけれど、結構、沢山花をつけていたんだな。

 

       

 

フクロツチガキ

 

 車に戻って時間を見たが30分も経っていない。山を降りてから公園内を散策してアリマウマノスズクサの場所に戻ったのが17:20。1時間半経ってどれだけ変わったか・・・・、と思って見上げると・・・・

 

       

あれ? あれ? 何度、見直してもない。本当にないのか?カメラに残っている画像も確認する。

 

     

 

やっぱり、ない。消えた。アリマウマノスズクサの果実は裂開後、落ちる?そんな馬鹿な。去年、茶色く枯れた実から種を採取しているじゃないか・・・・。

 帰宅して捜索願を出そう。多分、そういうことだろう。そうじゃない方が困ったことだから。

 

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アリマウマノスズクサの果実の裂開と・・・     2024.07.15(1)

2024-07-18 08:31:38 | 山、花、山野草

緑  上ばかり見て歩いているとアケビに実が付き始めていることに気が付いた・・・。分かるかな?

 今日も昼過ぎから動き出す。まずはきのこのチェックから。きのこはこの所の暑さで一段落してしまっていて、生きの良いのは一つだけ。

 

 

続いて車で20分ほど走り、それから10分ほど歩いてアリマウマノスズクサの様子を見に行く。上を見上げて・・・・

 

       

あっ!     果実の一つが裂開を始めていた。月末か8月始めくらいを予想していたのだが・・・

 裂開についてはアリマウマノスズクサの研究者に教えてもらっていて、一日だけ開いて直ぐに閉じてしまうのだとか。その後、果皮が萎びて行き、枯れて種を蒔き散らす。その貴重なタイミングに出会えたということだろう。

 

       

 

果実はまだ、10個ほど残っていてジャコウアゲハの幼虫に齧られたものは僅か、しかももう幼虫の姿は見えない。この裂開の様子を見ておけば今後に役に立つだろうと思った。とは言え、此処にずっといるわけにも行かず、奥へと歩いて行く。

 

       

勝手にC地点と名付けた場所の頭上の株はジャコウアゲハに散々に食害されて、齧りかけの果実が4つほど見えるだけ。葉が見えているのが救いだ。

 

リョウブの花

 そのまま、歩き続けてウエマツソウの自生地をチェックする。そろそろ、知人が観察に来る頃だと思うので運が良ければ会えるかもしれない。薄暗い森に入り込み、マムシの姿がないか気を配りながら、慎重に進む。

 

ヒナノシャクジョウ   

先に目についたのは白いもの。ヒナノシャクジョウだ。だんだんとウエマツソウの場所に入り込んできている。

 

 

       

 

       

 

 

     

ヒナノシャクジョウはかなり広い範囲に自生していてウエマツソウの場所以外でも探すと小さな芽がポツポツと見つかる。一月後にはびっくりするほど出ているだろう。

 

 

 

 ウエマツソウとホンゴウソウが同所的に自生するのか、が専門家の間では注目されているらしいと聞いたので、ホンゴウソウも出ているか探してみたが見つからなかった。過去の記憶ではウエマツソウの果実が落ちかけた頃に、妙に生きの良いのが一つだけ出ていて写真を撮った記憶があるのだが、それがホンゴウソウだったと思っているのだが。だとすると、ホンゴウソウが出るのはまだ後のことだろうと思う。

 さて、時間をつぶしてからまた、アリマウマノスズクサのB地点に戻った。

 

       

 

 一時間が経過していた。少し、開いただろうか?一日で閉じてしまうのであれば、もう少し変化があっても良いのではないのか・・・・、さらに時間を置いて観察することにして、さて何処に行こうか・・・・

 

つづく

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2024 ウエマツソウの様子を見に      2024.07.05.

2024-07-06 07:18:46 | 山、花、山野草

友達からメールでウエマツソウの様子を聞いて来た。今年は 6/05 に近くに行ったついでに寄ってきたのだが、辛うじて1つだけ芽出しを確認できただけだった。その様子が・・・・

 

       

もう、かなり出ていてもおかしくない時期だったのに驚いた。これだけ温暖化も進んでくると植物はいつ消えてしまってもおかしくない。その証拠に、自宅周辺のシャクジョウソウの自生地は全て消えた。ウエマツソウの自生地はシャクジョウソウの生えていた場所にも近いし、ヒナノシャクジョウも一緒に自生している。

 心配になって早速、様子を見に行った。不思議なもので自生している場所に行って地面を見ていても、しばらくは何も見えてこない。焦ってくるけれど見えてこない。あぁ、今年は駄目なのか・・・・・、と思いだした頃にようやく見えてくるのだ。

 

 

 

       

 

 

       

 

 実は撮っても手ブレが酷くて装着していたPLフイルターを外して撮っていたのだが、何とISO 50になっていた!これじゃ無理だ。撮りなおしたが、途中で面倒になってしまい、周囲を十分に確認できなかった。育っているのは育っているけれど、数は少なめ。まだ、これから出るのではないかと思う。そして、近くのヒナノシャクジョウの出る辺りを確認したが、まだ早くて一つ、それらしい芽を見つけただけだった。

 

ヒナノシャクジョウの芽、たぶん。

 また、1週間後くらいに行ってみよう。

                    

 

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合歓の木 今年は特に綺麗に咲いていると思わない?      2024.06.25(2)

2024-07-02 08:47:52 | 山、花、山野草

 散策路から公園の芝生地に降りて来て、奥を見ると合歓の大木が、沢山の花を付けているのが見えた。今年は雨が多いせいか合歓の木は開花してから、随分と長く咲き続けているように思う。去年もこの公園の合歓の木を見に来たことを思い出した。

 公園内は人影も随分と減って来ているけれど、犬の散歩をしている人、ランニングをしている人、など、これからの時間が好きな人もいるのだろう。合歓の花を見に近づいて行く。

 

 

 

どう撮ったら良いかな、一部だけ撮ろうか、もっと遠近感を出した方が良いのか、いろいろ考えて撮るけれど・・・・

 

 

 

どれも似たり寄ったり、要するに今年の合歓の花は綺麗に長く咲いているってことかな。

 

 

 そろそろ、駐車場に戻ることにした。戻る道・・・・

 

 

 

オオシロカラカサタケ   最近、この時期に多いよね。夕方は特にこの白が目立つ。

 

 

 振り返り、池を眺めてから・・・・

 

       

 

17:40  駐車場に戻って、帰宅した。

 

       

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山の上の紫陽花+α      2024.06.24(2)

2024-06-29 21:31:58 | 山、花、山野草

 

 きのこ散策を終えて、しばらく紫陽花を見て歩いた。ほとんど管理はされていないので枯れたり倒れたり。でもここの紫陽花は多分、昔からのものなので変わった紫陽花が多い。早めに挿し木にでもしておきたいのだが、前回は不思議と一つも成功しなかった。何でだろう・・・・

 

 

まるで「紅」にしか見えないのだが、驚くほど大きい。高さは1mくらいだが、花の房は手のひらより大きいくらいだ。

 

       

白いあじさいというと西洋紫陽花のアナベル系を思い浮かべるけれど、日本の紫陽花の白も良いね。

 

 

 

       

真花の淡い青色がいいね。これが開いた時に撮りたいけれど・・・・

 

 

 

 α

クロガネモチ?

 

怪しいきのこ

 

絶えたと思っていたハンショウヅル・・・・、遅れて開花。

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意外な場所のカキラン、モウセンゴケなど      2024.06.19(2)

2024-06-28 09:51:12 | 山、花、山野草

カキラン

 細い舗装道路脇の山側の側面に水がいつも沁み出している場所がある。そこにカキランが咲いていることに最近、気が付いた・・・、と近くの公園の管理をしている方に教えてもらった。午前中は片付けなどしていて外出できなかったが、昼からその場所を確認しに行った。

 

       

カキランはもう、終盤で生きの良い株は少なかったが、その根元辺りにモウセンゴケが?一面に生えていることが分かった。

 

 

       

スプーン状の葉、柄には毛がほとんどない、花、午後で開いている花はなかったけれど・・・つぼみは幾つもあり、は白いことからモウセンゴケとしている。でも、近くの公園内のやはり水の沁み出している粘土層の斜面ではピンクの花のトウカイコモウセンゴケを見ている。

 他にはヒナノカンザシ、ショウジョウバカマ、ノギランなど。

 

 

ヒナノカンザシ

オカトキソウも以前は咲いていたと聞いたけれど、花は確認できなかった。それらしい葉は確認できたが確証はない。

 ついでに近くの野池まで歩いて土手の様子を確認する。

 

途中のワルナスビ    意外に綺麗で好きなのだが、雑草取りの時に頑丈でトゲが痛くて往生する。

 

 

       

土手には以外にも多くのカキランが咲いていた。1週間ほど前に見た時よりもかなり多い。後から伸びて来た株が多いのだろう。

 

まだ、笹の間から顔を出したばかりの株も見えた。

 

       

       スズサイコ    まだ開いていない?

 目的は達したので帰宅。

 

       

       庭で。

 

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隣の湿地をちょっとだけ見て帰る      2024.06.15.(2)

2024-06-25 09:16:28 | 山、花、山野草

 

 池に一匹、アオサギが佇んで水面を見ている。ゴメン、池の端の湿地を見て帰りたいんだ。お邪魔するよ!

 

 

       

カキランは咲き始めだ。以前は沢山、この湿地に咲いていたのに、最近は随分少なくなってしまった。異常気象のせいなんだろう。

 

       

       ヤマトキソウ    来るのが遅かったせいかな。一輪のみ、花を見つけた。

 

       

       コバノタツナミソウ

 

 帰り道は、池を一周する土手の上を歩いて車まで戻った。土手から池の水際の辺りを見ながら歩くと、何か所かでカキランの花が見えた。

 

  

 

 カキランの他にはコバノギボウシだろうか、花が咲いていた。この湿地を次に歩くのはサギソウが咲く頃になるのかな。

 

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アリマウマノスズクサ、自生地のチェック      2024.06.15.

2024-06-24 21:55:56 | 山、花、山野草

ネズミモチ

 アリマウマノスズクサが順調に結実しているかチェックに行った。いつものように車を停めて10分ほど歩いて行く。

コミノネズミモチ?

 自生地Bに到着。

 

       

 

       

 

       

僅かに花はまだ咲いているけれど、順調に結実しているようだ。10個以上は果実が見えているが・・・・

       

小さなジャコウアゲハの幼虫を発見。まあ、大きな株だから大きな影響はないだろう。

 この近くの自生地Cではアリマウマノスズクサを見つけることができず、帰路にもう一度、確認することにした。緑が多くなってくると、上空の目的物を探すのが困難だ。

 

トリガタハンショウヅル

 

ネジキ

 自生地Bに到着。

       

ここでは果実は5個できていたが、やはりジャコウアゲハの幼虫が居た。どれだけの果実が残るのか心配だ。

 この先の類似のつる植物だが・・・・

 

 

       

小さなつぼみが付いている。アオノツヅラフジのようだ。ややこしい・・・・

 

 そのまま奥まで進んで、ウエマツソウの様子を見に行ってみたが、今年は雨が少ないせいか、まだほとんど出ていなかった。唯一は・・・

       

これだけ。マムシに出会わなくて良かった!

 

コツクバネウツギ

 

その隣の木がこれ。となりがツクバネウツギってある?ここは公園じゃないし・・・。

 

コバノガマズミかなって思うけれど、同じ木の違う枝の葉は・・・・

       

これはミヤマガマズミだよね。やっぱりガマズミは難しい。

 

アオノツヅラフジ  木を覆っている。

 

アズキナシ? ウラジロノキ?

 

こっちがウラジロノキだろうか。果実が2cmくらい、色付き始めている。

 

 来た道を戻ってきた。自生地Cでアリマウマノスズクサを確認した。

       

果実を5個ほど付けているようだ。この場所は更なる観察は難しそうだ。地上から2.5mくらいの所でとても見にくい。

 

       

       クマヤナギ

 

ムラサキシキブ

 概ね、順調。今後の観察はBがメインになるだろう。

       

 

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故郷、千葉を巡る  京成バラ園 薔薇・バラ・α     2024.06.10.(1)

2024-06-21 18:29:15 | 山、花、山野草

 

子供の頃、暮らした家を訪ねた翌日、近所の京成バラ園に行った。京成バラ園といったら、僕が子供の頃から有名な薔薇園で、薔薇の育種・販売もしていたという印象だ。母が薔薇を好きだったこともあって、何度か連れて行ってもらった記憶がある。自宅からは近くはなかったけれど、長男の家から近いとは思わなかった。前日、感じた子供の頃の距離感と現実との差、同じことだね。

 

子供の頃の印象とはかけ離れた感じ。

 一番の驚きは入園料の高さ。6人分となるとかなりの出費だけど、まあしょうがないよね。肝心の薔薇は全体的に見ると、盛期をちょっと過ぎているかなってところ。ブラブラ歩いて状態の良さそうなところを撮る。子と孫とは早々に逸れた・・・・。

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

 

     

 

     

 

       

 

     

 

     

 

                     

 

 バラはこの辺にして・・・・

 

 

       

 

 

       

 

 

 

       

 

 

       

 

       

       遅い、昼食。

 

千葉編のおわり。

 

 

 

 

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故郷、千葉を巡る  ライジングサンコーヒー、雄蛇が池のオオキツリフネ     2024.06.09(2)

2024-06-17 14:14:56 | 山、花、山野草

         

 九十九里浜で遊んでから次の目的にに向かう途中で、坂口憲二プロデュースのコーヒーショップ、THE RISINGSUN COFFEEに寄ることにした。場所を検索すると店から海岸沿いに少し北西?に進んだところにあるらしい。でも、そこはサーファーの店で、実際は大網白里市にあった。辿り着いて、休憩。店の中には座るところがなくて、外に一つだけテーブルがある。

 

         

先客がいたので、さっさと車に乗り込み、次の目的地へ。

 次の目的地は高校生の頃、初めてブラックバスを釣った雄蛇が池。もう、50年以上も前の話。その話は少し後で書くことにする。目的地に近くなり、この角を曲がれば池に突き当たるというところに・・・・

 

たぶん・・・・世界一小さいチョコレート工場。結構、有名な店らしい。孫連れでここを素通りするのは困難だ・・・

 かなり買い込んで、いよいよ、雄蛇が池の大きな駐車場に到着した。僕が初めて来た頃は駐車場などは無く・・・、何があったかは覚えていない。何も無かったんじゃないかな。櫃提を登ると懐かしい景色が広がった。

 

 

白い柵は昔はなくて、この時期だったら水面までのスロープはかなり葛に覆われていたし、水面はヒシが覆い始めているころだろう。でも、今は水草は何も見えず、水量は異常なほど多い。田植え前なのかもしれない。

 

晴れていて眩しい位なのだが、露出を落としていて上手くいかない・・・、スマホにするか。

 ところでこの池に通うようになったきっかけは友人のT君からの情報だった。高校2年の時だったか、この池の近くに住んでいたT君から、ルアーを投げていたら大きな魚が釣れたけど、これ、何ていう魚?と、魚拓を見せられた。それはスズキのような魚で35cmくらいはあった。その頃の僕は釣り好きでルアー釣りは中学生のころからしていて魚のことは結構知っている生徒だった。1971年か翌年頃のことで、その時はブラックバスは芦ノ湖くらいにしか居ないと思われていた頃だ。淡水の池でスズキのような魚??、ブラックバスが真っ先に候補に挙がったけれど、千葉の田舎の池にいるわけない。ということで、T君と他、数人で釣りに出掛けたのだった。そして目出度くブラックバスを釣り上げて確認はできたのだが、誰が放流したのかは分からず仕舞い。それから、僕たちの秘密の釣り場になった。T君はその後、50cm近い大物も釣り上げたけれど、僕はあまり才能が無かった。

 昔、良く釣りをした入り江に行ってみようと周回路を歩いてみた。昔は周回路は整備されてなくて草を掻き分けて進むような感じだが今は公園になっている。でも、鬱蒼とした森の中の道で千葉では心霊スポットとして有名らしい。

 

岸から釣れそうなところはここしかないけれど・・・・、全然違う感じ。もっと浅瀬が広がっていて藻が覆って雷魚が沢山いたんだけど・・・・

 道から池に出られる場所はほとんどなくて、50年も経つと随分変わるもんだ。引き返すことにした。

 

 

             

戻る途中で見慣れない草を見た。何なんだこれ。この不気味な斑点は?この段階で高さは40cmはあるだろう。まだまだ、大きくなりそうだ。

帰宅後、Facebookで聞いてみたらキツリフネじゃないかとの意見だったが、違和感満載だ。この千葉の標高50mもないような場所にキツリフネが育つのだろうか?さらに調べてみると千葉県にはキツリフネは絶滅危惧Cクラスとして記載はされているようだった。でも、気になる記事があった。2010年だったか、オオキツリフネという正体不明の植物が報告されていて、関東地方で広がっているのだとか。そして、去年、近くの泉自然公園?だかで見たという人が現れた。高さは2mくらいにまでなるらしい。なんじゃこれ!

 

これはウラシマソウだろうか。驚くほど大きく育っているが、仏炎苞が全く見当たらない。

 

              

これは花の時期が過ぎていて、見当たらなかったのか、陽当たりが悪すぎて花を付けなかったということにして、スルーすることにした。

 戻る道から僅かに水面が見えた・・・・

 

あの入り江がそれらしいのだが・・・・、入り江の水草の上を無数のチョウトンボが飛んで、七色に輝くところを観たかったのだが、それはもう無理のようだ。

 

懐かしい場所に来れて嬉しいような、あまりの変わり方に残念の様な。。。 次の目的地に急ぐことにした。

つづく。

 

 

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広島県中西部を走る  ベニバナヤマシャクヤク     2024.06.02 番外

2024-06-15 21:34:46 | 山、花、山野草

 

 天気は晴天。見通しの効かない、広葉樹の混じる山間の草原を掻き分けて進む。人の踏み跡なのか、獣道なのか・・・・、進んでは戻って、方向を修正する。そんなことを続けてようやく開けた場所に出た。少し、小高くなった辺りが目的の場所のはず。。。

 

 

 辺りは緑、一色のようだがピンク色のつぼみが見えた。目が慣れてくると、少し大振りで幅広の葉が分かるようになる。ベニバナヤマシャクヤクだ。

 

 

ようやく辿り着いたが、まだ早いのか・・・・

 

       

 

 

 これまで見て来たベニバナヤマシャクヤクとは違う。周囲の環境も背丈も葉の様子も。

 

こんな日当たりの良いところで他の植物に混じって生えている。葉の間から見えているのはヒメジョオン?

 

 

       

 

       

       脇にあるのはウマノミツバかな・・・・

 

 

 

暑い、暑い・・・・。撤収!

 

 

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また、アリマウマノスズクサの新しい自生地     2024.06.13

2024-06-14 19:57:26 | 山、花、山野草

サイコクヒメコウホネ

 自宅近くの公園にアリマウマノスズクサが咲いていたと教えてもらったので、確認しに行くことにした。その公園が出来たのは2000年頃、だからここにはもう20年以上お世話になっているのだが、アリマウマノスズクサが自生するなどということは全く知らなかった。去年、見つけた木本のウマノスズクサが今年の開花を確認して、アリマウマノスズクサと分かったところなので驚きだ。

 まずは公園の担当者に詳細を聞くと、園内の奥に自生地があり、そこから移植したものを管理棟近くに植えているとのこと。移植して4年くらい経っていて株は大きくなって花数も増えて来ているらしい。国内のウマノスズクサの研究者とは連絡はとっているのだが、社の森公園の話は聞いていないので、一応、知らせておいた。となると、自生地でアリマウマノスズクサを実際に確認しておきたいところだ。

 酷暑の15日、午後から雨雲が近くを通りそうな雨雲レーダーの知らせがあり、公園に連絡を取り現地を教えてもらうことにした。公園に約束の時間に行くと担当者の若さにとてもびっくり。現地は散策路からかなり離れていて危険なので案内してくれるとのこと。途中、野池の一つに寄り説明してくれる。黄色い花はサイコクヒメコウホネ。サイコクヒメコウホネはコウホネ、オグラコウホネ、ヒメコウホネが関わった複雑な交雑の結果できたもので、いろいろな特徴の異なるコウホネの集団をいうらしい。園内の複数の池にはサイコクヒメコウホネが自生しているが特徴が微妙に異なるとか。

 

その他、この池にはヒツジグサとかヒルムシロ、ジュンサイなどが生えている。他の多くの池ではアメリカザリガニが入り込んだことによって、水草は消えてしまったようだ。

 20年間、一度も来たことのない散策路をどんどん進み、さらに道から森の中を草を掻き分けながら進む。この木にはフクロウが営巣していた・・・、とか、今、足もとをマムシが流れ下って行ったなどと言われながら、「自生していたのはこの辺です!」。針葉樹、広葉樹が混じり薄暗い谷沿いの森。下草は1mくらいあるだろうか。30分くらい二人でアリマウマノスズクサを探して廻ったが見つからない。そもそも、ほとんど蔓植物が見当たらないのだ。諦めかけて斜面を登る途中でようやく小さな株をみつけた。

 

 

 

移植した株から花が咲いて同定されていなければ、アリマウマノスズクサとは分からないだろう。

 担当者は若いだけあって歩くのが早いので、ついて道を登ったり下ったりするのは息が切れるし、気温も上がって苦しい。後でチェックしたら心拍数は145まで上がっていた。水分補給をしながらいろいろ説明をしてもらいながら戻った。途中、アオゲラが一声啼き、キビタキが飛んで行った。

管理棟が見える場所まで来てから絶滅危惧種のミゾコウジュを見せてくれる。

 

       

       ミゾコウジュ

その脇の土手に・・・・

ウマノスズクサ??

 ウマノスズクサはアリマウマノスズクサがジャコウアゲハの幼虫に食べられないように、池の周りに植えているのだとか。そのウマノスズクサは元々、自生していたものもあり、ひょっとしたら移植されたものも混じっているかもしれないらしい。

 

 

 

ウマノスズクサ

脱水症になりかけで、どこにピントを合わせたのか分からないような写真で失礼。雰囲気だけでも・・・・

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広島県中西部を走る  スミレ花後、トチバニンジン、ニワトコなど     2024.06.01(3)

2024-06-14 10:04:50 | 山、花、山野草

 

 来た道を戻る。川の上に張り出した木の枝には如何にも着生蘭が付いていそうなのだが・・・・、付いているのは大抵、シダかテイカカズラだ。

来た道でも撮ったサイハイラン。

 

?!分かるかな・・・・

     

・・・・・ゲスミレ?

 

トチバニンジン

 

 

       

       ニワトコ

 

ムラカミタチツボスミレ・・・・   らしい。花が終わっているので何とも。ハートの凹みのところから花後が顔を出しているのが特徴?ウチの日陰に置いたプランターで勝手に殖えているのも同じだけど。。。 花の時期に距の色とか見てみないと。

 

オオナルコユリ

 

ウリノキ

戻りついてみると、朝よりも随分、ウリノキの花が開いたように感じた。

 

おわり

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広島県中西部を走る  ウリノキ、サイハイラン、ミドリヨウラクなど     2024.06.01(2)

2024-06-13 21:06:20 | 山、花、山野草

ウリノキ

 昼飯を食べてのんびりと休憩をしてから、川沿いの道を歩いた。一面の緑が美しい。

 

 

 ウリノキはまだ咲き始めなのだろう。沢山のつぼみを付けていている。ゆったりと流れる川沿いを登って行く。

キビナワシロイチゴ

 

カンザシギボウシ    花芽が伸びている

 

でかいアザミ

 

       

 

 

       

       サイハイラン    この日、一番沢山見た花かも・・・・

 

 

       

4弁のウツギ。

 

 

川辺の植物   カンザシギボウシが多い。ハルトラノオの群生も・・・・

 

 

緑、溢れる、気持ちの良い川沿いの道

 

 

 

ミドリヨウラク

 

つづく。

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広島県中西部を走る  イナモリソウ・ヒトツボクロなど     2024.06.01(1)

2024-06-13 09:48:55 | 山、花、山野草

ミヤマヨメナ

 6月1日、福山の友人と花を探して散策する約束をしていた。前回は友人の体調不良で急遽中止になり、独りで思いつつく場所を廻った。あれからほぼ、1ヶ月が経っている。朝8時に友人宅に寄り、出発。行く先は友人任せだ。

走ったことのない道を車は進んで行く。小さな車一台が何とか走れるといった道。他に走る車はゼロなので、気になる花があると道に停めて撮ることの繰り返し。

道の脇には無造作にミヤマヨメナの花が咲き続いている。自宅周辺ではあまり見かけない花なので停めて撮る。

 

ササユリ 

田圃の縁を通る道を進んでいると山側に小さなササユリが咲いていた。車を降りて撮るが、田圃側に下る斜面にもかなりの数が咲いていた。でも、近づく術がない・・・

モミジイチゴ

沢山、実をつけている。採り頃、食べ頃なんだけど誰も採らないんだろう。実は昨夜から朝にかけて酷い下痢で、今度は自分がドタキャンかと思っていたくらい・・・、

お腹の具合が悪いので一粒だけ食べて、そのまま先に進んだ。

       

 

オオジシバリ?   草丈は20cm以上あって道の脇に幾らでも咲いている。オオジシバリにしても大きいかも。

 

 車を停めて山に入って行く。友人のチェックポイントがあるようだ。

 

 

 

イナモリソウ    兵庫県中部の山では比較的良く見る花だが、この辺では珍しいらしい。上品なピンク色。好きな花だ。

 

何か変わったものはないかなと辺りをウロウロする。このタチツボスミレは何かな・・・、キッコウハグマが居る、キンミズヒキかな・・・、あれ!

クモキリソウ?ジガバチソウかな。

       

葉に横筋があるのがジガバチソウで、無いのがクモキリソウと何かに書いてあった。これには横筋があるように思うからジガバチソウなんじゃないか、と言ったが友人は笑っている。来週も確認しに来るとのこと。

 

 その後、車に乗り大きく場所を変えた。針葉樹の深い森に入り散策する。

 

       

 

       

       ヒトツボクロ    この森にはかなりの数を見掛けるが、花の咲く時期に来たのは初めてだ。

 

       

 

? これはショウジョウバカマの実生じゃないかと思うけれど・・・・、要確認。

 

 森を出て、また大きく場所を変えた。

コメント
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