少し斜面を登ったところの苔むした岩に腰かけて昼のおにぎりを食べる。誰もいない山の中で食べているのは退屈だ。
あっという間におにぎりを二つ食べてしまうと何もすることがない。デザートに買ってきたシュークリームも食べてしまった。
ぼんやりと下に通っている砥峰高原に続く山道を見ていると、二つのグループが歩いて行った。でも、斜面の上に居る僕には気が付かない。
さて、きのこ探しを再開しようか。
キツネタケ
でいいよね。どうも環境が違うと別のきのこに見えてしまう・・・。
ツルタケ幼菌
大き目な卵。何かなと思ったけれど、近くに出ているきのこを見て分かった。
ミヤマタマゴタケ
ハナイグチ
やっぱり、広い斜面の水の流れる筋の脇近くにハナイグチは出ている。でも、少しだけ。
雨が降れば、それなりにもっと沢山出るのだろうか。どうもタイミングも季節も分からない。
ドウシンタケ
アマニタであることは間違いないけれど、この特徴的なツバはドウシンタケではないか。
傘の周辺に短い条線、ヒダは白く、うっすらと縁には灰色の縁取りがある。ツボは白く大きい。
ガンタケ
ガンタケと言われるものが一括りにできるとは思っていないけれど、これはガンタケの範囲内と思う。以前は食べていたけれど、最近は止めている。
細流の周囲の苔、シダ。ハナイグチがこの近くにありそうだ・・・・
一つだけ。
鶯色の中型のRussula sp. 迷うところだが、カワリハツとしておこう。この色のカワリハツはあまり見たことがないけれど。
クロコタマゴテングタケ?
撮った記憶がないのだが、この写真一枚だけ。いろいろ、特徴を考えるとクロコタマゴテングタケかな、と思うがどうかな。
本当にここのカラマツ林の中の苔はきれい。。。
Russula sp.
ガンタケ
ドウシンタケ
ワタカラカサタケ
ホソエノアカチチタケ老菌
結構、斜面を歩き回ったけれど、ハナイグチは10個ほど。シロヌメリイグチも数個だけだった。イマイチだけれど、そろそろ、砥峰高原に移動して
すすきの野原を歩いて帰ろう。