今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ストレス解消 伊吹山 2012   2012.07.22.(1)

2012-07-31 23:36:57 | Weblog
 




キンバイソウ



 土曜日、結婚式から戻り、式でもさんざん飲んではいたが、また、ビールを飲み始めた。ここのところ、じんわりと感じていたストレスからようやく開放されて、すっかり気分は前向きに・・・。



 明日は伊吹山に花を見に行こう!と、決めた。夜の10時を過ぎているが、朝は8時には出なければ・・・・



 結局、12時過ぎまで起きていて、翌朝は小さなザックとカメラ、湯沸し道具を持って、予定通り8時に家を出た。高速のインターに向かう途中のコンビニに寄り、カップヌードル、ビールなどを調達。それと、朝飯のおにぎり。今日は、山には車で登る。そして、山頂の花だけ見て遊ぶ積りだ。ちょっと、山登りはしばらく、満腹だ。



 名神高速を走り、関が原ICで出る。そのまま、伊吹山まで有料道路を走り、山頂の駐車場に着いたのは12時頃だった。駐車場奥から西遊歩道を登り、山頂のお花畑をのんびりと歩いて行く。




クガイソウ




シモツケソウ





歩き始めて気がついたのは、今年は開花が遅い・・・・・ということ。


 でも、それはどうしようもない事だ。今年は年が明けてから雪が多かったから、伊吹も花は遅いだろうとは思っていたことだから。今日は、歩いてストレス発散。。天気は・・・・、少し前は雨がパラパラしていたが、今はガスが薄くかかっているだけ。涼しくて・・・というわけでもなく、風もなく蒸し暑い。湿度が高く、汗が溢れるように流れた。












ヤマアジサイ













ヤマアジサイもいろいろなバリエーションがあるものだ。この中にはアマチャもあるのだろうか・・・・。


 お花畑というだけあって、いろいろと花は咲いているのだが、いつもに比べると花は少ない。



ヒメフウロ




クガイソウ




ホタルブクロ




ハクサンフウロ




キンバイソウ



 山頂の平らな草原を歩く。




キバナノカワラマツバとウツボグサ




飛び込んできたアサギマダラ



   
左:カワラナデシコ
右:グンナイフウロ


   
左:グンナイフウロ
右:キバナノレンリソウ




グンナイフウロ

グンナイフウロはいつも、花の後ばかり見ている・・・・、来年の課題、もう少し早く山を歩き始めよう・・・・



 相変わらず、ガスが薄くかかった山頂を歩いて行く。







   
左:キバナノレンリソウ
右:イブキフウロ


   
左:ヒヨクソウ
右:カラマツソウの仲間・・・


   
左:カノコソウ
右:イブキフウロ


   
左:イブキフウロ
右:キヌタソウ















 この花、調べなければ・・・・



クルマバナ



クモキリソウかな・・・・




イワアカバナ?




この日出会った唯一のきのこ



 シシウドが沢山咲いている・・・・



























 道は登山道に合流して、多くの登山客に出会う。皆、下から登ってきたのだろうが、さして疲れた様子でもなく、やたらと元気だ。こちらはというと、平らな山頂を歩いているだけで暑くて疲れた・・・・。



 そして、山頂の丘?に到着・・・・。




伊吹山頂


つづく。


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ツマトリソウ、イワイチョウ、アズマ菊・・・そして生還    2012.07.16.(4)

2012-07-30 20:03:46 | Weblog

 ゴゼンタチバナ



 遊びと仕事が忙しくて、のんびり書いていたら随分と長くなってしまった・・・・。さて、標高2000mほどにあったミズバショウの咲く池を過ぎると道は登ったり下ったりの連続になった。登りになると極端に速度が落ちてしまう・・・・。木の茂った辺りの道沿いには、面白そうな植物がいろいろと生えているのが分かるのだが、カメラはザックにしまってあるし・・・・。



 しばらく、道の脇にはミツバオウレンの花が咲いていたし、ゴゼンタチバナやミヤマユキザサも沢山咲いていたけれど、立ち止まり、ザックを降ろしカメラをだす余裕が無かった。でも、ゴゼンタチバナの花の中に見慣れない花を見つけた瞬間、ザックを降ろす気になった。一度、見てみたかったツマトリソウ・・・・。



   




ツマトリソウ



 面白いことにこの辺りで見た花は、ゴゼンタチバナ、キヌガサソウ、ツマトリソウと、大きさは全然違うけれど、特徴が共通するものがあることに気がついた。葉が茎の上の方に集り、白い花が一つ咲く・・・・、でも、同じ仲間ではないようだ。




ツクバネソウ

これも、花は白くないけれど、何故か似ている・・・・。



 道は、雪解けの湿地の中を通っている。



イワイチョウ




・・・スミレ



 乾いた陽辺りの良い斜面には、これまでと違った花たちが咲いていた。例えば・・・・




アズマギク

初めて山で観た花。ポツポツと咲いていた。



   
シロバナハナニガナ



   
・・・リンドウ

淡いやさしい水色・・・



 また、上り坂になり、のろのろと歩いていると、下から登ってくる人がいた。立ち話をしばらくしていたが、この登りはあと少しで終わりで、小日向のコルからはずっと下りの道になるようだ。ひと安心だが、実はその道は歩きにくく、花も少ない苦行の道だったのだが・・・・



 そのコルを過ぎて下り始めると、明るい斜面にニッコウキスゲが咲いていた。




ニッコウキスゲ




カラマツソウ




湿地にはリュウキンカ・・



 ここで、またカメラをザックに閉まった。もう、歩くことに専念しよう・・・・。ここからの下りで何人かの人に抜かれた。そして、何人かを抜いて先を歩いた・・・・。猿倉山荘に着いたのは16時だった。頂上宿舎で同室だった人の教えをまもり、焦らず、確実に?のんびり下り、体力を少々残し・・・・、ボロボロなって生還。



 山荘では赤いキャップのコカコーラを飲んだ。しばらく、途中で一緒になった夫婦連れと話をしていてから、下る途中にあるおびなたの湯でまた会うだろうと言いながら分かれた。




車で猿倉から白馬村へ下る途中の川




おびなたの湯



 何故か、猿倉山荘で一緒だった夫婦には会えなかったが、これから高速を飛ばして帰らなければ・・・・。



 途中、大町で蕎麦を食べ、ひたすら高速を走り自宅に着いたのは、日が変わった0時15分。シャワーを浴びてビールを飲んで寝た。この後、5時間後には起きて仕事に行かなければ・・・・。


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鑓温泉からの下り、長い道のり    2012.07.16.(3)

2012-07-26 21:48:34 | Weblog




 鑓温泉で温泉に浸かると体力を消耗するから、湯に浸かっていてはダメ、と言われていた。だから、温泉に入るのはやめて、先も長いようだしゆっくりと休んだ。ザックを降ろし、座る場所を確保してから、バーナーで湯を沸かし始めた。それから、この時のためにずっと背負ってきたプレモルを開ける。何でだろうか、ザックの中のプレモルは冷えていた。雪渓を歩いてきたからだろうか?



 やがて、湯が沸きカップラーメンに湯を入れた。今日は、カレーヌードル・ビッグ。ビールが旨い。鑓温泉には、20人くらいの人が休憩していて、それぞれに昼を食べたり話したりしている。一人の山登りは気楽で良いけれど、寂しさもあるな。



 食べ終わってから暫くして、バーナーを仕舞い用意をして、下り道を歩き始めた。温泉直下から長い雪渓が続く。また、軽アイゼンをつけて・・・・・。雪渓を降りたところで、高度を保って横に移動してゆく。それからまた下り。雪渓から登ったところでザックを降ろしてアイゼンを外した。ザックの周りの葉を写してみる。



   
いろいろな葉が見える。
左:ズダヤクシュ、ミヤマカタバミなど
右:ハクサンタイゲキかな・・・



   
左:ヤグルマソウ、シソ科、など
右:クルマバツクバネソウ、ミヤマユキザサ、サラシナショウマ、フキ、エンレイソウ・・・







キヌガサソウ



 またザックを背負って歩き始めた。やがて、頭上の木々は無くなり明るい道になる。




カラマツソウ




ミヤマキンポウゲ



 また雪渓。






 また、雪渓から這い上がる・・・・








ハクサンチドリ




ミヤマユキザサ ヤマウド




オオバミゾホウズキ




ミヤマキンポウゲ




・・・・スミレ




ハクサンコザクラ




ハクサンチドリ



 標高は1800mくらいだろうか・・・・、また、雪渓。雪はザラメのようになっていて、もうアイゼンは効かない。大きな雪渓を下り、鑓沢を渡り、横に少し登りながら杓子沢の雪渓を越えて行く。







 これで、雪渓は終わりかな・・・・。また、土の道に上がると、そこからは登ったり、下ったりのしんどい道になった。少し前まで雪が積もっていたのだろう・・・・





サンカヨウの芽が沢山出ている。


 その奥には、早めに雪が溶けたのだろう、花をつけたサンカヨウが沢山生えていた。




サンカヨウ



キヌガサソウ



 少し、進むと小さな池。




蛙が卵を産んでいる。



ニリンソウ   ここのニリンソウは2輪とも同時に咲くようだ・・・・


 続いて湿地が広がっていて・・・・








ミズバショウが今頃咲いている・・・・


 疲れてきた。朝、頂上宿舎を出てからもう、8時間が経過。昼飯後、歩き始めてから2時間だ。少し歩いては、休憩、それの連続。多分、あと、2時間くらいかな・・・・。

つづく



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一休み  土曜日の結婚式    2012.07.21.

2012-07-25 21:37:40 | Weblog




 土曜日の夕方、結婚式に呼ばれていた。最初にその話を聞かされたのは去年の11月だったか・・・・。来年の7月21日に結婚することになったから、出てきて祝辞を頼む・・・・。「えっ、7月の21日?、夏山の花に一番良い時期じゃないか・・・・」。おめでたいときに、そんなことも言えず、いや、言ったかもしれないなぁ。「おめでとう、必ず行くよ」と、返事をした。まあ、それで白馬岳に登るのが少し早くなったわけ。



 結婚式はまだ、先のことだと思っていたが、祝辞のことはずっと気になっていた。苦手なんだ・・・・・。



 土砂降りの中、式場に到着。式は屋外のチャペルで、蒸し暑かったけれど、無事終了。若い二人の門出、おめでとう。。。



 さて、披露宴の会場に着くと席は一番前だ。座ったとたんに、司会の女性がやってきて新郎・新婦の挨拶の後にすぐ話してくれという。これ・・・・、所謂、主賓の挨拶。今更、どうしようもないので、一言。主賓の話としては、くだけ過ぎだなぁ・・・。分かっていたら、もっと格調高く話したのに・・・・、無理か。。


 
 お蔭で、後の式は美味しいお酒と料理を楽しめた。




海の幸のジュレとカリフラワーのムース キャビア添え

崩れているのは、一口食べてから、慌てて写したから・・・




オマール海老とマンゴーのパート・フィロ包み

これ、美味しかったけれど、中が見えないから分からないだろうなぁ・・・



 この後、冷製コーンスープ、キャラメルのムース添え、写すの忘れた。そして、




金目鯛のポワレ ガルビュール仕立て

皮がパリッとしていて、美味しかった



 口の中をサッパリさせて・・・・



グラニテ

何のシャーベット?酸っぱい味。


 そして、その間に新郎・新婦はお色直しのため、一度退席。ワイン、ビールを飲んでいる。。。暫くして、式場の後ろの扉から登場するかのようにスポットライトが当たっているが、実は式場の前のガラス戸を開けて登場しようという魂胆。





一番前の席からだと丸見えだ・・・・。



 余興などがあり、最後の料理に・・・・




和牛フィレ肉のグリエとフォアグラソース・オ・マデール

久し振りのフォアグラだった、旨い。



 で、デザート。デザートビュッフェでいろいろ、取り放題。向かう・・・・





途中に、これも、気になる風景。デザートの写真は・・・・撮り忘れた。


 

 良い結婚式だった。幸せそうだった二人。皆が楽しそうだった。



 その後、閉会となり帰宅。帰宅したのは夜の10時くらい?ここの所、気になっていたストレスから開放されたので、明日は突然だが伊吹山に花を見に行くことにした。また、冷蔵庫から冷えたプレモルを出して飲む。二日酔いで行けなかったりして・・・。



 
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Sky Walker ・・・ 白馬鑓ヶ岳を越えて稜線を歩く    2012.07.16.(2)

2012-07-24 22:42:20 | Weblog




 小鑓からの登りは辛い。昨日の登りの疲れがなければどうということはないのだろうが・・・・、つい、下を向いたまま登ってしまう。



 やっぱり、空気が薄いせいもあるのだろうか、少し登ると息が切れる。。。





あれ、ミヤマオダマキの葉の他にもっと細かいキンポウゲの葉が見えている。


 これは、オダマキの種類じゃなさそうだけれど・・・・?





ミヤマオダマキの下に咲いているのは、まるで忘れな草だが・・・・


 調べてみたところ、多分、ミヤマムラサキ。初見だな。ここにも、小さな葉のキンポウゲ科。





ミヤマオダマキとハクサンイチゲの下に咲いているのは、さっきから見ている小さなキンポウゲ科だ。


 カラマツの仲間、ヒメカラマツだろうか。




ツガザクラ



 少しずつ登って行く。天気がやばそうだが・・・・





一段と頭上の雲が降りてくる。







 それでも、また明るくなる。今日は徹底的に崩れるということはなさそう。。。





一体、この僅かな面積にどれだけの花がさいているのだろう・・・・。

 タカネツメクサ、シコタンソウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマシオガマ、ウルップソウ、イワオウギ、イワベンケイ、オヤマノエンドウ、ハクサンイチゲ・・・・、あと、ナズナの仲間、ヤツガタケナズナ?くらいかな。。












 急な登りが続く。この斜面、良く見るとハクサンイチゲとシナノキンバイの手前、クロユリが沢山咲いている・・・






 
 山頂への分岐の後・・・・






 少し登ると・・・・、雲が下がってきて、視界が悪くなる。







 それでも進むと、やがて大きな岩に木が立て掛けてある。あれ、2903m。山頂?






 あまりに寂しい山頂。白馬岳山頂は大きな円盤があったりするのに・・・・




これだけ・・・。



 頂上からの展望は、ガスも晴れてきて、良いじゃないか。





少し、休憩してから山頂から下る。








キバナノコマノツメ





昨夜、食後の散歩の時にみたのと同じ。 タカネヤハズハハコ。








雲海



 山頂からの下りはまた、いろいろな花が咲いている。




チングルマ




キバナコマノツメ



 このまま下り、最低鞍部にある三叉路を左折。鑓温泉への下り道を進んだ。宿舎を出てから約3時間・・・。









大出原(オオイデッパラ)は花の綺麗なところで有名なのだが、ミヤマキンポウゲとハクサンイチゲくらいしか咲いていない・・・・。



 何時の間にか通り過ぎてしまい、雪渓に出た。






 それから、幾つかの雪渓と鎖場を越えて・・・・







シラネアオイ




サンカヨウ




ノウゴウイチゴ



 また、幾つかの雪渓を歩いて・・・・、その度に軽アイゼンを着けたり、外したり・・・・





またかよ・・・・



 それでも、この雪渓でも、昨日、滑落者が出たということだ・・・・、決して油断せずに下り、鑓温泉に到着した。何と、画像なし。既に5時間が経過していた。


つづく。







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夜明け、そして旅立ち    2012.07.16.(1)

2012-07-23 23:13:31 | Weblog





 いつになく早く寝たせいか、朝は3時過ぎには目が覚めていた。トイレに行ってから、また横になっていた。このまま、また寝てしまえばそれはそれでも良いと思っていたが、眠くはなかった。思い切って起き上がり、着替えて、カメラだけ持って外に出た。昨日の夜に、日の出は4時40分頃、そして山頂まで行かなくても夕方に景色を見に行った場所まで行けば朝日が昇るところを見ることができる・・・ことは調べてあった。



 4時10分、宿舎のドアを開けて外に出ると・・・・、雲はあるが、その間から遠くの山が見えている。そして、空は色づき始めている。また杓子岳へ向かう稜線を歩いて行く。





空には三日月と、金星だろうか。明けの明星だ。


 ゆっくり歩いて行く。足は筋肉痛がひどい。







 また、テントサイトの上を通ると、幾つかのテントには灯りが燈っていて綺麗だ。






 10分ほど歩いて、昨日の場所に着いた。既に数人の人が色づいてきた空を眺めていた。あと15分くらいだろうか・・・・





空が一段と明るくなり、空に浮かんだ雲が朝焼けで燃え立つ。


 そして、太陽が地平線から顔を出した。



      



 何時の間にか人が沢山集ってきていたので、日が出てからすぐ場所を譲り、朝日と反対側の山を眺めた。







 そして、急ぎ足で宿舎へ戻る道を進んだ。





また、テントサイト・・・。


 予定では朝飯を食べてから5時半には宿舎を出ようと思っていた。部屋に戻ると、同室の人が起き上がり、日の出は見えたかと聞く。朝日の様子などを話してから、また二人で食事に1階まで降りた。また、バイキング形式でデザートまである。昨夜はバテバテで、あまり食べられなかったが、今朝は、これから長丁場になるのでしっかりと食べた。



 部屋に戻り、支度をする。そして、帰路についていろいろとアドバイスを聞いた。今日は焦らず、慎重に、無事に戻ることだけを考えること。鎖場と鑓温泉下の雪渓に気をつけること。体力を使い切らないこと。戻った頃には体はボロボロになっているだろうと、同室の人は言う。9時間くらいはかかるだろう・・・・・。



 歯を磨いて、トイレに行き戻ってくると彼は栂池方面に出て行った後だった。こちらも、6時に宿舎を出た。





気持ちよい朝だ。晴れているが、稜線の道は風が強い。ウィンドブレーカーを着ようかとも思ったが、酷い汗かきなのでちょっと寒い方が良いかと思い、長袖シャツの上に半袖を重ねただけで歩いた。



 朝日のあたる花を眺めながらゆっくりと進んで行く。



ミヤマダイコンソウとオヤマノエンドウ








シナノキンバイ




ミヤマクワガタ




ハクサンチドリは咲きはじめ・・・












クロトウヒレンと残雪



 尾根筋を歩いて行く。




ハクサンイチゲ



尾根の右側の風の吹きさらしている辺りを見ていると、見つけた。




コマクサ



 そして、ハイマツ帯にハクサンイチゲ



   










 良い天気になった。土砂降りの大雪渓を登ってきた甲斐があったというもの・・・・。



 何故か、懐かしい感じの・・・・



コイワカガミ



 分かりにくいが分岐があった。




左、杓子岳山頂、右は山頂をトラバースする迂回路



 宿舎を出てから、まだ1時間少々で、先はまだまだ長いのだ。体力温存のため、山頂を迂回した。




大雪でもみたミネズオウ



 空が怪しくなってきたぞ・・・・





でも、崩れるという感じではない。


 ハイマツ帯に入る。




ハイマツとキバナシャクナゲ




コマクサ



   








何故か、一箇所にいろいろな花が群れて咲いている。



 稜線を進んで行くと、緩やかに道は登り始め・・・・




ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイなどのお花畑



 道はやがて傾斜が急になり、小鑓への登りにかかった。今回は昨日、登るための筋肉を使い切ってしまったようだ。登りになると、極端にスピードが落ちてしまう。休憩していると、小鳥が近くまで飛んできてとまった。



   

つがいで遊んでいたのだが、写し損なった。。。





シコタンソウ




ミヤマオダマキ



 空は、下に雲海、上にも雲。雲と雲の間を歩いている・・・・。








 さあ、鑓ヶ岳山頂に向かって登って行こう。





山頂への道。


さらに続く。




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食後の散歩    2012.07.15.(4)

2012-07-22 22:54:06 | Weblog




 晩飯前の散歩から戻ったが、部屋には相変わらず二人だけ。今晩は広い部屋に二人だけと決まった。晩飯までの時間、山や花の話などをして過ごした。明日どの道を下るかという話になり、杓子岳、鑓ヶ岳を経て鑓温泉経由で猿倉に戻る積りと言うと、それはかなり時間がかかるという。実は帰りの時間の事はあまり考えていなかった。というのは、下りだからそんなに時間はかからないだろうという単純な理由からだった。が、言われてから地図に書かれている所要時間を足すと・・・・、8時間と少々・・・・。まずい。。。



 食事開始の放送があり二人で食堂に行くと、バイキング形式だった。沢山の種類のおかずが食べ放題?この山荘、宿泊費は高めだがそれだけのことはある。白山の室堂とは大違いだな。但し、困ったことに、原因は分からないのだが、ご飯を一口、口に放り込むと口の中が針で刺されたように痛んだ。びっくりして周りを見回すが、皆美味しそうに食べている。ひょっとしたら、登ってくるときにあまりに口の中が乾くので、すももののど飴を舐めたのだが、そのせいだったかもしれない。唾液がさっぱり出てこなくて、ひどく酸っぱかったから・・・・。



 何とか、食事を終えて部屋に戻ると、同室の人はまた、山頂方面に散歩に行くと言って出て行った。しばらく、明日の帰り道を考えていたが、分からないので、こちらも散歩に出た。もう6時になっていたが、外は昼よりも明るいくらいだ。遠くの山も何とか見える。今度は、杓子への尾根道を歩いていった。少し進むと尾根の道の下にテントサイトが見えた。







 また少し進んで行くと、右側には雪の沢山残った山が見えている。













前方斜め右の遠景・・・・、黒部の方角らしい・・・・




イワオウギ






前方斜め左の斜面・・・・











 振り返ると、白馬岳山頂と白馬山荘、そして頂上宿舎が一望できた。さらに少し進む。






 
 暫く行くと展望の良い、ちょっとした広場があり、ベンチが幾つか置いてある場所に出た。同室の人は山頂に行くといっていたが、そのベンチに座って谷の方を眺めていた。周りに見える山の名前などを教えて貰い、杓子、鑓への道でどの辺りに綺麗な花が咲いているかなど、教えてもらっていたが、夕暮れも迫ってきたので一緒に戻ることにした。







 まだ、何とか花の写真は撮れるので、また、写真を撮りながら戻る。




この花の名前が次回に・・・















 宿舎に戻り・・・・、このまま寝るわけはない。また、ビールとワインのハーフボトルを買った。ビールは食堂でテレビを見ながら一人、飲んだ。その内、オジサンが一人やってきて、また、山の話などをする。山に登ろうと、娘婿と一緒に猿倉までやってきたが、朝の土砂降りで娘婿は山に登るのを止めて帰ってしまったらしい。オジサンは周囲に山に登ると言って出てきたので、止めるわけには行かず、独りで登ってきたらしい。途中で、一人、大雪渓を滑落して落石に当たって止まったらしい。頭から血が流れていたが、命は助かったとか。そういえば、頂上宿舎に着いた頃、赤いユニフォームを着た人が無線で話していたり、数人慌てて駆け下っていったのを見ていた。そして、ヘリコプターの音も聞こえていた・・・・。ツアー旅行のメンバーで、ツアーの主催は、例のトムラウシの事件でもツアーを主催していた会社だったとかいう噂だった。まあ、助かってよかった・・・。明日は三国境から白馬大池、白馬乗鞍を経て栂池から下るらしい。明日の無事を祈り、分かれて部屋に戻った。



 部屋では、ワインをラッパ飲みしながら明日のルートを考えていたが、やっぱり最初の予定通り鑓温泉経由の下山に決めた。時間がかかっても無事に戻ることを第一に慎重に下ることにした。そして、夜の9時半頃、眠りについた・・・・ようだ。



 



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晩飯前の散歩    2012.07.15.(3)

2012-07-21 08:24:35 | Weblog
 上下のレインウェアを着たまま、カメラだけを持って山荘を出た。どちらへ向かって歩こうか考えたが、白馬山頂へ向かって歩くと、ここでしか見れないツクモグサが咲いているという情報があったので、白馬山荘方面に歩くことにした。




ミヤマオダマキ





ウルップソウ



 天気は雨こそ降っていないが、どんよりと曇っていて風も強い。時折、ガスが流れてくる。








シナノキンバイ





ウルップソウの斜面の脇を登り、進む。




オヤマノエンドウ


 もう、後はしばらく道の両脇の花を撮って並べていこう・・・・。




ハクサンイチゲ




ミヤマキンバイ




イワベンケイ




オヤマノエンドウ




ハクサンイチゲ







   
左:ミヤマクワガタ
右:シロウマナズナ





ショウジョウバカマ









ミヤマシオガマ









白馬山荘が近づいてきた・・・・









あ、これが・・・・




ツクモグサ



















   



 白馬山荘を越えてからしばらく登ると、平坦な場所に出た。そしてその辺りから花が少なくなったので、戻ることにした。





ツクモグサ









頂上宿舎に戻ってきた。




オヤマノエンドウ(白花)




 



 宿舎の前の庭?に一輪だけ咲いているのを見つけた。




クロユリ



 そして、クルマユリのつぼみ。。







 あと、40分ほどで晩飯だ。それまで、寝転がって休むことにした。
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頂上宿舎へ辿り着く    2012.07.15.(2)

2012-07-20 21:09:11 | Weblog




 小雪渓の上の葱平を歩いているのだが、傾斜はかなりのもの。雨は止んでいるものの、ガスが押し寄せてきて視界が悪くなったり、また、視界が開けたりだ。







ウルップソウとガス



ハクサンイチゲ



 だんだんと傾斜が緩くなり、歩くのが楽になってきた。



   
ミヤマオダマキ






 ミヤマオダマキの数が増えてきた。これまで、一度も山でミヤマオダマキを見たことがなかったのに・・・・・。その理由は何となく分かっていた。いつも山に行くのが遅いんだ・・・・。



 これは・・・・、見覚えがある。




シコタンソウの蕾






また、ミヤマオダマキ





ウルップソウ





シナノキンバイ



   
ミヤマキンポウゲ



 そして、やっと到着。。。頂上宿舎だ。







 白馬岳山頂付近には、山小屋が二つある。この頂上宿舎と白馬山荘だ。白馬山荘はここから少し高度差で100m位?登ったところにある。もう、登る元気は無かったので、この頂上宿舎で宿泊の手続きをとった。



 手続きを済ませてから、割り当てられた部屋の寝床を確認。鑓という部屋に入る。引き戸を開けると両側に布団が敷いてあって、どちらも2段ベッドのようになっている。合わせて20人分が寝るようなスペースがある。布団は白山の室堂山荘のサイズの2倍。畳一枚分はある。それも驚きだったが、その大きな部屋に先客は一人だけだった。



 布団の中で寝て居られたが、僕に気がついて起き上がってくれた。何でも、昨日、大雪渓を登ってきたが、天気が悪いので連泊しているらしい。今日は朝からずっと寝ていたのだとか。ということは、今日登ってきてこの部屋に割り当てられたのは僕だけということか・・・・。


 午後の1時、腹が減った。山荘の入り口のコンクリートの上を借りてバーナーで湯を沸かした。ラーメンを作って、談話室に持っていって食べた。あ、山頂まで背負っていったプレモルも・・・・。コンデジが壊れたので、そういう写真は撮れないのが残念。部屋に戻ると同室の人はどこか、散歩に出かけたようだ。5時から晩飯なので、こちらもカメラだけ持って出かけてこよう。 


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迷った末の旅立ち 白馬へ行こう!!    2012.07.14-15.(1)

2012-07-19 08:12:44 | Weblog




 金曜の夜の天気予報では白馬村は土曜は雨、日曜日と月曜日は曇り時々晴れだった。まだ、しばらくは梅雨が明けそうもない様子だったから、曇り時々晴れは上出来だ。それでも迷っていたのは、登ったことの無い山だったことと、標高差1500m程を一度に登ったことが無かったからだった。単独の登山だし、本当に登れるんだろうか・・・・。


 
 考えていても、やって見なければ分からない、駄目だったが戻ってくればいい・・・・。気楽に考えることにして、兎に角、思いつく荷物をザックに積め込み、入らないものは車に放り込んで自宅を出たのが、午前の10時だった。猿倉の登山口の駐車場に夕方の5時に入ることにして、中国道から名神高速、中央道、長野道を走った。大町で食料などを買う。今回は白馬山頂で山小屋で1泊する積りだから、今夜と翌朝の食事、昼飯を2回分用意する必要がある。前回の大山ユートピアでデビューしたバーナーを持ってきたので、昼はカップラーメンにした。でも、水を背負っていかないといかんのか・・・・。それと、ビールを何本入れていくか・・・・



 計算通りに、午後5時、小雨の降る猿倉の駐車場に到着。ほぼ満車なのだが、この時間で人影はほとんどない。3連休初日の今日、山頂に向かった人たちの車なのだろう。空いたスペースに車を停めて、登山口のある猿倉山荘の様子を見に行った。







 猿倉山荘の脇の道が薄暗い森の中に続いていて・・・・、これが登山口のようだ。






 そして、こんな看板が。。。






 自己責任・・・・、きのこを食べる時に、いつも使う言葉だ。「自己責任でどうぞ・・・。食べられるなんて、言っていませんよ」、なんてね。また、不安になってくる。


 車に戻り、晩飯にする。コンビニでパスタを温めてもらった。それと、チーズ、ソーセージ、ビールを2本。さらに、「大雪渓」という日本酒を・・・・、いい加減にしないと二日酔いになりそうだ。その後、轟々と流れる川の音を聞きながらシートの後ろで寝袋に入り寝た。


 翌朝は、おにぎり2個を食べてから、荷物をまとめて出発。この車に戻ってこられるだろうか・・・、などと真剣に考えながら山荘まで歩いた。山荘のトイレにより、体調をチェックするが、まあまあ、なんとか行けそうだと思っていたところで土砂降りになった。山荘にはタクシーやらバスやらが到着して人がどんどん増えてゆく。


 覚悟を決めて山荘から白馬尻を目指して歩き始めたのは6時過ぎ。





 白馬尻から大雪渓が始まる。皆、ここでアイゼンを装着して歩き始めるのだ。





ここを歩いて行くのか・・・・・。






 どうも覚悟が出来ずに、ウロウロ、グズグズしていたが、30分後、登り始める。






 上下のレインウェアを着ているので、雪渓の上とはいえ、汗が吹きだした。急な雪渓が続く。何度も立ち止まって休みながら、その2時間後、大雪渓を登りきった。





下からも、どんどんと登ってきている。


 アイゼンを外し、岩場の周囲の花の写真を撮った・・・・



   
ミヤマキンポウゲにクルマユリの蕾かな・・・・


 さらに、写真を撮ろうとすると、突然、モニターに「バッテリーがなくなりました。交換して下さい」とのメッセージ。おかしいな、充電してきたはずなのにと思ったが、バッテリーを交換すると、レンズが飛び出したまま、応答しなくなってしまった。このタイミングでカメラが壊れた・・・・・。ザックの中にはデジ1が入っているとは言え、苦しい山行になるのは確実だ。



 大雪渓を何とか登りきったが、その後の岩場、さらに小雪渓と続く。急斜面で、今までに経験したことのない苦しさ・・・、水分を採っても喉がカラカラのまま。カメラは壊れちゃったし、戻ろうかとも思ったくらい。それでも、何とか頑張って登り続けると、道の脇に花がチラホラとしだした。



   
左:ハクサンイチゲ
右:ミヤマキンバイ





あ・・・・、山で初めて見るミヤマオダマキ・・・


 それからまた、急斜面を1時間ほど歩くと、赤いシャツを着た数人のガイドが花の説明に立ってくれていた。もう、先を急いでもしょうがないと思って、ストックを置き、ザックを降ろし、デジ1だけ持って写真を撮って歩いた。




マイズルソウ




ミヤマシオガマ



   
ミヤマクワガタ









・・・タデ?




シロウマオウギ




イワオウギ


 イワオウギの仲間はこの葱平に4種咲いているらしいが、まだ季節が早くてほんの咲き始めだ。







ミヤマシュロソウ




ミヤマオトコヨモギ

これの名前を言ったらガイドさんに褒められた。。。




ヤマガラシ?




イワベンケイ(雄株)




ミヤマキンポウゲ




ハクサンイチゲ



 また、ザックを背負ってゆっくりと歩き出した。もう、山小屋まで30分ほどのはず。カメラを肩から掛けたまま進んだ。




ミヤマオダマキ


つづく。

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予告  梅雨明け前後 白馬岳から白馬鑓ヶ岳を歩く    2012.07.14-16.

2012-07-17 22:07:18 | Weblog





 梅雨の明けきらぬ土曜日の朝、残りの2日間の天気が良さそうなので、用意をして白馬に向かった。翌朝からの白馬岳登山のためには、登山口のある猿倉の駐車場に入れるかがポイントになる。土曜は三連休の初日だから、山から降りてくる人は少ないかもしれないが、降りてくるとすれば夕方の5時か6時くらいが一番空きが出そうだ・・・・・。


 予想はまあ、的中。10台分くらい空いていたが・・・・、近くに臨時駐車場が出来ていて、かなりの余裕。



 翌朝からの登山は、予想以上の苦行だった。




大雪渓の登り




白馬山荘




ウルップソウ




夜明け前




シコタンソウとウルップソウ




稜線からの展望




キヌガサソウ




シラネアオイ



予告、梅雨明け前後 白馬岳から白馬鑓ヶ岳を歩く!

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今年も出たぞ、アイタケ    2012.07.13.

2012-07-13 22:52:22 | Weblog

 オーシャンブルーが沢山咲き出した。夏だな。


これから秋が深まるまで咲きっぱなしだから、季節感には欠けるけれど、咲き出しはやっぱり夏ってかんじだ。



        



 今日もまた、シブシブ、仕事に行くと・・・・!!




アイタケ          Russula virescens (Schaeff.) Fr.




 今年も出たな。毎年、同じ場所に、多分、一つだけ出るアイタケ。





今年は、順調に雨が降ったので、姿形も整ったイケメンだ。


 相変わらず、ヒメコナカブリツルタケは出ている。




ヒメコナカブリツルタケ          Amanita farinosa Schwein.



 今朝はちょっと早く家を出てきたから、斜面を下ってみよう。











アワタケ          Boletus subtomentosus L. = Xerocomus subtomentosus (L.) Quél.




 さらに進むと、これは・・・・




ツチカブリ・・・・          Lactarius piperatus (L.) Pers.     かな。



 いざ、仕事へ。

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今夜もきのこのスープ    2012.07.08.(3)

2012-07-13 08:00:00 | Weblog
 今夜は昨日採ってきたタマゴタケとヤマドリタケモドキ、今日採ってきたアンズタケを入れて、またきのこのスープ。




タマネギとニンジンのみじん切りをしっかり炒める。塩、少々。



 きのこは、スープの素(コンソメ)を溶かした中に放り込んだ。塩、一つまみ。火が通ったところで、ニンジン、タマネギの炒めたのを放り込み、しばらく煮た。いい加減、& 適当。







 それから・・・・






 意外にも美味しかった。



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カメラの試運転、後、きのこのお勉強    2012.07.08.(2)

2012-07-12 22:00:48 | Weblog




 この所、ずっとカメラを新しくしようか迷っていた。買おうと思っていた機種が酷く不評で、躊躇していたのだ。もう、3ヶ月くらい迷っていたけれど、どんどん価格が下がって底値になったところに、思わぬ臨時収入があったので買ってしまった。買ってみて思い知ったカメラの重さ、1.2kg。


 両手で持って数回、撮っていたら、左手の筋肉が痙攣した・・・・。最近は山に登ってもストックをほとんど使わなかったので、腕の筋力ががた落ちなのだ。まあ、いいか。



















 夕方の4時くらいから、何か写すものないかな、と家を出た。


 また、川沿いの道に行くと、盛りを過ぎた合歓の花。まあ、いいや、写そう。







   



 日陰に入って行くと、ランが咲いていた。




トンボソウ?




サンコタケ          Pseudocolus schellenbergiae (Sumst.) A.E. Johnson


暗いところだと、やっぱりノイズが酷い。手持ちだと駄目だ。





フォーカスは随分合いやすくなっている気がする・・・・。



 ここからは、いつものコンデジ片手にきのこのお勉強だ。




クロアシボソノボリリュウ          Helvella atra J. Koenig





ミヤマベニイグチ(ボロボロ)          Boletellus obscurococcineus (Höhn.) Sing.





ミキイロウスタケ          Cantharellus tubaeformis (Bull.) Fr. = Cantharellus infundibuliformis (Scop.) Fr.





アンズタケ(シャントレル)          Cantharellus cibarius Fr.




 で、これなんだけど・・・・




Amanita sp.

ちょっと見、コテングタケモドキだが・・・・、傘上につぼの破片がかなり付いている。



   

膜質のつばが傘の付け根から垂れていて・・・・・





はっきりとしたつぼはない。


 キリンタケかな・・・・・、また、難解な Amanita sp. の季節になったということだ。


 
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落胆・・・、竹薮のキヌガサタケは・・・    2012.07.08.(1)

2012-07-11 22:59:39 | Weblog
 日曜の朝は、町内の清掃の日。年に2回ほど、朝の7時から一斉に草刈やら掃除やらをする日がある。前日に見たキヌガサタケの卵の様子を早く見に行かないと・・・・。


 一時間ほど、作業をしてから、いつもなら世間話をしながらビールでも飲むのだが、今日はそんなことはしていられない。挨拶をしてすぐ、車に乗って竹薮に向かった。途中、竹薮の持ち主が庭に出ていたので、挨拶をしてから見に入ると・・・・。


 信じられないことに、今にも割れてきのこの頭が出てきそうだった卵は、姿形もない。誰かが早朝に来て採っていってしまったのだ。道から見える場所だし、きのこ好きには知られた場所だから無理もないのかもしれない。でも、採っていかなくても良いのに、ね。。。



 がっかりして、他に出ていないか探していると・・・・




キヌガサタケ          Phallus indusiatus Vent. = Dictyophora indusiata (Vent.) Desv.


きのこもがっくりと方を落としているように見えた。





もう、一つ。


 どちらも開ききった後で乾燥し始めている。やっぱり、草刈はサボれば良かった。その後、近くの山を歩くが大したものもなく、見つけたのは・・・・




クリカワヤシャイグチ          Austroboletus gracilis (Peck) Wolfe



 嫌になり、すぐに帰宅した。




キバナノヤマオダマキ



 留守番をしていたジョビが「残念だったね」と言ったかどうか、分からないが・・・・、不安そうな顔をしてオレを見ていた。











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