今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

人生劇場          2015.06.25.

2015-06-30 22:29:53 | その他
 6月25日は東京へ出張だった。御茶ノ水駅の近くで12時半のアポ。朝、7時半の高速バスに乗って、車中で昼飯を食べ大学に到着したのは約束の時間の20分ほど前だった。



    


 
 打ち合わせに入る前にスカイツリーを写す。携帯で撮ったけれど、何かひどい写真だ。仕事は2時には終わっていた。毎度のこととはいえ、往復9時間ほどかかるのに、仕事はせいぜい2時間。これは辛い。

 御茶ノ水といえば、今から数十年前にウロウロしていた町。浪人して予備校に通っていたころ、帰りに駅から坂を下って古本屋街に良く行ったっけ。

 道の両側には楽器屋が沢山並んでいた。中学生の時に親父にトランペットが欲しいといったら、この辺りの楽器屋で当時の親父の給料の半分くらいするトランペットを買ってくれた。そんなことも思い出した。

 昔も楽器屋はかなりあったけれど、ここまで多かっただろうか。途中に大きなビルも建っている。随分、変わったなぁ。。。


 坂を下ったところにあった三省堂は確か倒産したはずだからないだろうと思ったのだが・・・・





あった!


 その近くに確か、書泉という本屋があった記憶・・・・



    

あった!!



 暑い日には近くのパチンコ屋に入って、落ちている玉を拾った。確か、16個拾うとコーラ1本と交換してくれたっけ。友人数人と言ってもすぐ、拾えたものだ。コーラも買えないくらいお金に困っていたかというと、そうでもなかった。

 で、そのパチンコ屋の名前は・・・・




人生劇場
こんなに小さな入り口だったかな・・・・、でも潰れずに残っていて良かった。



 中に入ってみると、騒音と眩しいほどのライトの点滅。駄目だ。最近は修行をしていないから、これには耐えられない。退散する。

 満足して、駅に戻り東京駅から新幹線に乗った。






 帰りの車内では崎陽軒のシウマイとビール。あとは飲んで寝るだけ。



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湿地にて いろいろトンボ          2015.06.21.

2015-06-29 22:24:34 | 山、花、山野草




 春の花が一段落してヤマシャクヤクとかも終わってしまって暇になる頃に湿地の季節がやってくる。今年はボヤボヤしていてトキソウとかモウセンゴケとか終わってしまった。午前中は今にも雨が降り出しそうな天気だったので家にいたが、昼前に青空が広がりだしたので自宅から30分程の湿地に行ってみた。

 途中の道は濡れていて、太陽の光を浴びて湯気を上げていた。凄い湿度だ。

 湿地の脇の駐車場に車を停めた。いつものように広い駐車場に車は1台も停まっていなかった。前の草原の中にホタルブクロが咲いているのが見えた。







 サンダルを脱いで長靴に履き替えた。一人だからのんびりしたもんだ。カメラと交換レンズ1本だけ入ったバッグを肩から提げて麦藁帽子を被って歩き始めた。道を少し進んでから池の方に草原の中を歩いてゆく。




カキラン




シオカラトンボ



 カキランは湿地と乾いた草原の境辺りに咲いている。そこから湿地に入って行くと・・・・









ハッチョウトンボ♀

本当に小さい。2cm位だろうか。


 ピントを合わせていると突然消える。近くに別の雌が飛んできたのを威嚇したのだ。



    










ハッチョウトンボ♂




    



 日陰の木の枝にオニヤンマが休んでいた。





分るかな・・・・。巨大に見える。


 次に探したトンボは・・・・



    




    
   ミズトンボ コバノトンボソウでした・・・

最初、この湿地にミズトンボがいるって聞いた時、本当にトンボの仲間かと思っていたもんな・・・・


 隣の湿地に移ることにした。途中の道、湿地でもないのにびしょびしょだ。結構、強く雨が降っていたようだ。山からの湧水が沁みてくる場所。



    





ノハナショウブ



 そして、また池の周囲の湿地をグチャグチャと歩いた。







 湿地に流れ込む細い流れを遡って山の裾野の方に行ってみた。
 



カキラン





ハッチョウトンボ♂発見!!





そっと近づくと逃げずに停まっている。







 流れが森の中に続いている所まで歩いて行ってみたが、特に何もなかった。きのこがそろそろ出ているかと思ったけれど、まだ少し時間がかかるようだ。あまり気温が上がっていないから・・・・



    



 そろそろ帰宅して、ビールでも飲もう。


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帰り道の園芸店で紫陽花を観る積りが・・・         2015.06.20.(4)

2015-06-28 11:00:08 | 



 
 八重のドクダミを見つけて何か得したような気持ちで帰る途中で、園芸店に寄った。この店は値段はちょっと高めだが、いつも店一杯に色とりどりの花が咲いていて、気晴らしに来ることが多い。

 3年前にはこの店で紫陽花の新しい品種を沢山観て写真を撮ったのだった。今年は島根で品種改良して作出された「万華鏡」が評判で、この店だったら観れるかもしれないと思って来たのだ。



    


 庭には既にほとんど植える場所はないし、こういう花達は手入れをしてやらないと雑草に負けてしまうから、とても自宅の庭には植えられない。園芸店で観て楽しむだけで十分だ。





奥に見えているハウスの中に紫陽花や蘭などが置いてあるはず。。。



 中庭の植物を観てからハウスに入って唖然とした。花をつけた紫陽花がほとんどない。数も少なかったが、どれも花は終わっていて何色の花が咲いていたのかも分らない紫陽花が残っていただけ。そういえば、3年前は5月の中頃だったかな。自宅の庭では紫陽花が花盛りだったから、勘違いをしてしまったようだ。

 ケチな僕は、花が終わって安く売っていた紫陽花を一鉢だけ買って帰宅。




ダンスパーティー(水色)
何とか水色が残っている花が付いていた。株はかなり大きくて、新しい芽も育っている。コンペイトウのような虚弱な印象はない。


 帰宅後、花をバッサリと切り落としてから。野紺菊の生え揃っている真中に穴を掘り植えた。



    



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八重のドクダミ          2015.06.20.(3)

2015-06-25 22:17:18 | 山、花、山野草

ウラシマソウ


 蚊の猛襲から逃れてようやく道まで斜面を登った。道の脇にはウラシマソウが幾つか生えていたが花?の季節は過ぎていた。

 その脇に、何となく見覚えのある葉が沢山見えた。こちらも花が散って種を付けているようだ。





こんな葉っぱで花が上に纏まってつくもの・・・・


 あれかな・・・・と思いながら花が残っていないか探した。



オカタツナミソウ


 こんなところに沢山生えていたとは知らなかった。この時期、ここを歩くことなど無かったから・・・・。それから、車を停めた場所までのんびりと歩いた。この道は何年か前の5月初旬、ヒゴスミレを観ながら歩いた道だ。

 ヒゴスミレは今は・・・・





こんな感じ。


 今は代わりに・・・・



    

オカトラノオや




キキョウ












 その下には一面に小さなタツナミソウの仲間が生えていた。










コバノタツナミソウだろうか、花の咲いている時期に歩きたかった。




ヒゴスミレも



 道の反対側の日陰には一面にドクダミが咲いていた。









ドクダミ
ドクダミは日陰に生えていて、臭い。子供の頃、家の日陰の草取りをさせられた時の思い出が蘇る。臭いがドクダミの花は嫌いではない。








    



 石段を下ったところに薊の花が幾つか咲いていた。その花の写真を撮ってから、ふと視線を下に移すと不思議な花が見えた。




??


 周りを観察すると・・・・





葉はドクダミ。花は八重?八重のトクダミが沢山咲いていた。


 ひと月くらい前に京都に仕事で行った時、早く仕事が終わったので嵐山に寄って帰ったのだが、落柿舎に歩いてゆく途中の道の民家の軒先に置いてあったプランターに八重のドクダミが植えてあるのに気がついた。

 八重のドクダミはその時に初めて観たのだが、京都の人は風流だなと思ったものだった。そんなものが自宅近くの山に自生しているとは思わなかった。ドクダミは簡単に根が出るから何本か摘んで来ようかなと今は思っている。





この道にはこんなものも生えていた。イワヒバみたいだけど違うよね。何?



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杉林の中で        2015.06.07.(4)

2015-06-25 06:48:29 | きのこ など




 下山途中の杉林の中で。












 そろそろ、きのこの季節かな。

 
 
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気になっていた黒蘭          2015.06.20.(2)

2015-06-24 22:35:05 | 山、花、山野草
 自宅近くの山の中腹にコクランが沢山自生していることは分っていたのだが、その花は一度も観たことは無かった。何故かというと、コクランの花が咲く時期は夏きのこが出始める頃と一致していたからだ。

 この週末は遠出をする気もないし、きのこも姿をあまり見かけないので、コクランの花を探しに行くことにした。歩いていたらきのこだって見つかるかもしれないし・・・・







 
 山を登る道から別れて奥に入って行く辺りにはオカトラノオが沢山咲いていた。









オカトラノオ



 この季節にここを歩くのは初めてだから、オカトラノオが群生していることも知らなかった。深く山に入り込む。山は常緑の広葉樹に覆われていて昼でも薄暗い。斜面に生えた細い木に掴まりながら下ると、春にも訪れた薄日の射す斜面に出た。










オオタチツボスミレ
春にはこれほど葉が茂っていなくて、印象が薄いけれど・・・・





ケスハマソウ
春の花盛りの斜面を連想することはとてもできない。薄暗い森の中の緑濃い場所だ。



 今日はこれが目的じゃない。周辺に咲いている筈のコクランを探しに来た。斜面を高度を変えないように横切って進む。




ジャノヒゲ?
白い花が咲いている。




アラゲキクラゲ
あ、そんな季節だ。収穫する。乾燥して保存も出来るし・・・・



 コクランは少し歩いたら幾らでも見つかると思っていたけれど、なかなか見つからない。探してもいない時には沢山出会うのに・・・




コクラン



 不思議なもので一株見つかると、周囲に沢山見つかる。



  






どうも、ちょっと早かったようだ。蕾ばかり。



    



 それにしても凄い蚊だ。カメラを構えてフォーカスを合わせていると塊りになって襲ってくる。手にたかっているのが見えている。




  

手にとまった蚊が気になってフォーカスが合わせられない。


 蚊除けのスプレーが役に立たない。







 もう、たまらん。観るだけは見たから、斜面を登って行く。その途中にも・・・・









コクラン



 もう十分だ。早く登って道に出よう。




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地植えのコンペイトウ 3年目のその後          2015.06.20.(1)

2015-06-24 07:28:25 | 
 この1週間は仕事が忙しくてほとんど、外出をしていた。そして、迎えた週末。遠出する元気は残っていなかった。
遅い朝飯を食べてから、リビングのカーテンを開けて庭を観た。





1週間前は僅かに色付き始めていた紫陽花達は今や、花盛りだ。























 紫陽花達はほとんどが大きな欅の下に植えてあって、ちょっとの雨の日は欅の葉が雨水を遮るせいで、逆に水が紫陽花にまで届かなかったりする。日陰は嬉しいんだけど・・・・


















 そして、ウチの紅はどうなっているのかと・・・・





ウチのも綺麗に色付いた。



 最後にウチの庭に3年前に地植えした、水色のコンペイトウは・・・・・





手前の小さい紫陽花。




水色のコンペイトウ



 発色は綺麗。ちょっと青味が過ぎるかも・・・・。欅の落ち葉をそのままにしているので庭はフミンで酸性にかなり傾いていると思う。酸性土壌ではアルミニウムが溶け出しやすいから、紫陽花のアントシアニン(デルフィニジン)に結合して青色が鮮やかになるらしい。

 だから、ウチのコンペイトウは青味が強すぎる? 店で観るパステル調の色合いとはちょっと違う。



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花菖蒲の谷から・・・・、いつもの飲み屋へ            2015.06.13.(3)

2015-06-23 21:51:05 | その他




 谷を登って戻る途中・・・・見渡せる場所に出た。








    



 名残惜しいが、これにてさらば。。。と、思ったら出口辺りで面白いものを見つけてしまう。




シモツケ?
白の花の中に桃・・・、ブチ









紅?
ちょっと綺麗に染まり過ぎる・・・・



 車に戻ったのが3時半。1時間弱で歩いてきたけれど・・・・、やばい。実は晩は母と飲みに行くことにしている。ここから中国道を走って何時に着けるかな・・・・。兎に角、インターに急いて走り西進した。いつもなら東城ICから南下するのだが、今日は特別。途中から岡山道を走ることにした。到着時間の目処が着いたところでいつもの店に予約を入れた。

 それから2時間後、母の家に着き少し休んでから一走り。よりしま多幸半。




突き出し
ほっと、一息。生ビールで乾杯。


 この所、貝の類は全くなし。寄島は瀬戸内の島だから、この季節、貝は良いものがない。ということは、夏の岩牡蠣も仕入れない積りなのかな・・・・、でも。。。




ハモ炙り





メバル造り





目板カレイ造り



 どれも、美味だ。いつもカウンターの席を予約するのだが・・・・、予約の必要があったことはない。座敷の部屋は母には不評なのだ。何で?料理している所を観れるから。お客がどんなものを注文するのか全部見えるからカウンターが面白いのだ。

 で、客がキスの塩焼きを頼んだ。季節だ、美味そう・・・・、頼んだ。





アルコールは日本酒に。獺祭にする。


 母は雲丹が好き。





獺祭で乾杯。


 次は、煮魚が食べたいよね。




ノドクロ


 母に何か食べたいものはないかと聞く。雲丹?また?





獺祭も3合目。


 店に入った直ぐ後に入ってきた二人連れの客が隣に座っていた。若い女性とお爺さん。若い女性はちょっと水商売っぽくて、お爺さんとの関係が微妙だなと思っていたのだが、お爺さんがトイレにいった時に向こうから話し掛けてきた。お互いに注文するものを少し意識していたのだが、最初から駆け付け3杯という勢いでビールを飲む。その後、日本酒も・・・・

 まあ、こっちもビール3杯、ヒレ酒2杯、それから冷酒3合。で、そのお姉さんが聞く。「御兄弟ですか?」、マジかよ。「いえいえ、母と息子ですよ」。母は嬉しそうだ。でもあんまりじゃね?母は88歳なんだよ。

 その若い女性は、お爺さんは父親なのだそうだ。本人は小学生の母親という。子供は旦那が面倒みているのかな。


 そろそろ、シメにしよう。




茶そば


 
 楽しかったが、今回は、ちょっと高くついた。



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母の家に向う途中 花菖蒲の谷            2015.06.13.(2)

2015-06-22 07:21:49 | 山、花、山野草
 
春咲き秋明菊



 朝から部屋の掃除をしたり布団を干したりして、その後、庭の手入れなどをしている内に昼を過ぎてしまった。今日はこれから母の家に行かなければならないのだ。明日は税理士と会わなければならない。




西洋アジサイ 名は忘れた



 でも、折角の休日だから何処かに寄ってから母の家に行きたいのだが・・・・、用意を済ませて家をでたのは午後2時を過ぎていた。限られた時間で行ける場所、気になっていた場所は宍粟市の花菖蒲園。以前に一度行ってみたことがあったが、シーズンを過ぎていたようで、既に閉園になっていた。それでいつかは訪ねたいと思っていたのだった。

 それにしても、これから行くとなると高速を飛ばして30分、昼飯も食べなければ・・・・。ICを降りて直ぐの希望軒というラーメン屋に入った。豚骨ラーメンと半炒飯。豚骨は懐かしい味だ。

 そして、花菖蒲園に着いたのは2時40分だった。カメラと財布だけもって車から出る。結構な人出で、観光バスも何台も来ている。久し振りだな、観光地に来たみたいだ。急いで入口で入園料を払って中に入って行った。







 のんびりと観て廻りたいところだが、こっちには時間がない。坂を下ったところで花菖蒲園を見下ろせる場所に出た。





予想していたものとは違う。左にも、右にも更に奥行きがある。


 迷ったが、左から廻ってみることにした。





途中に咲いていた色とりどりの河原ナデシコ。















どれも上品な色合いで良いねぇ。。。



 花菖蒲園を周回する道路の脇には紫陽花が植えられている。花の時期は同じだから、考えてあるよね。






 反対側にもずっと・・・



    


 左の奥まで行きたい所だが、今日は時間がない。右へ進む。







 道の右側には花菖蒲が一面に植えられていた。












園の入口方面







 沢山の花が咲いている場所では、何処にフォーカスを合わせたら良いのか・・・・













 もう、谷を下りながらかなりの距離を歩いてきた。振り返る・・・・







 道の脇に小川があって、その脇にササユリが咲いていた。








    

あ、そんな季節なんだ。いつもの公園のササユリは咲いているのだろうか・・・・







 下り切った所には、花菖蒲を歴史とか、江戸系、肥後系や伊勢系の花の違いなどを説明した場所があった。















以上は肥後系だったかな・・・



 次回はのんびりと見たいところだけど・・・・、戻ることにした。







 戻る時は登り道。登って行く先に見えたのはベンチに一人座ってくつろぐ初老の男性。




    



 こんな平和で穏やかな日が僕にもいつか訪れるのだろうか・・・・、などと考えながら先を急いだ。



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ウチの紫陽花            2015.06.13.(1)

2015-06-21 10:06:18 | 




 今年のウチの紫陽花、まだ咲き始めの頃の写真ですが・・・




特大アナベル






何処からの挿し木




墨田の花火





銅葉柏葉紫陽花






庭から見えないので、歩道から・・・





母の庭から、挿し木で




アナベル
知り合いから、挿し木





挿し木





挿し木





挿し木


 これから、本番。


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安堵の下山 ホタルブクロとか        2015.06.07.(3)

2015-06-19 23:25:34 | 山、花、山野草

 


 帰路は比較的広い谷筋をゆっくりと下った。こんなに傾斜は緩かったのかという感じだ。林道に出て陽のあたる谷筋を見下ろすと、楓の新緑が目に染みる。登る時に気になった岩肌に張り付いた草達をじっくりと観ながら帰った。




ホタルブクロ
自宅のはかなり前に咲き終わったが・・・・





こちらではまだ、咲き始め。。




オカトラノオ
これも咲き始めだ。



    



 滝を越えて、先の岩肌を見ると、蘭?





モジズリ?



 林道の上で水が滝から溢れている場所では・・・・










これ何だったかな。きっとゴマノハグサ科だろう。クワガタにも似ている。




小滝




    
    ヤマアジサイ





やまあじさい 桃色




  




    

    クモキリソウ






また、ホタルブクロ。



 そんなこんなで、何とか車に辿りつけた。スパッツを外して靴もサンダルに履き替えることにした。スパッツを外すと・・・・



  

スパッツの中にいるだろうとは思っていかけれど、両足のスパッツに一匹ずつ蛭は隠れていた。



      




 靴の中にも一匹。靴下の上から細い口を延ばしてしっかり血を吸われていたようだ。メントール入りのスプレーは機能しなかったのかな。


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コンペイトウの植え替え             2015.06.06.(1)

2015-06-18 22:28:26 | 




 紫陽花の季節だ。この一カ月程、当ブログの検索キーワードはコンペイトウ関連がダントツである。紫陽花の季節が丁度、母の日にダブルことも理由の一つなのかもしれない。

 実は息子夫婦から、母の日にコンペイトウが送られてきた。立派は鉢植えで、タグにはピンク色と書いてあったけれど、色は微妙。花の割に鉢がとても小さいのでpHが偏っているのだろう。

 ブログにコンペイトウの事を書いたのは、多分、2年前。コンペイトウが出始めの頃だった。園芸店で紫陽花を沢山観て、迷った挙句に選んで一鉢買ったのが、コンペイトウの水色の花の苗だったのだ。その時、一鉢が3000円以上して驚いてしまった。コンペイトウの花はガクの外側に白い縁があるのだが、その境目がはっきりしているものが高く売られていた。ちょっと境目の呆けた鉢を安く買って地植えにしている。コンペイトウは普通の紫陽花と較べると弱いようで、去年は株を小さくしてしまったが3年めの今年は大きくなってきている。

 さて、母の日に貰ったコンペイトウ(僕が貰ったわけじゃないけど)の花も終わり掛けになったので、花を落として植えかえることにした。





ピンク色の花と青味がかった花が混じっている。挿し木苗だろうけど、挿す枝を間違えたのかな・・・・



  




 今回は、最初から地植えにするのは止めた。大きめの鉢に植え替えることに。。




    




 切り取った花の内、まだマシなのは生けてみた。







 さて、紫陽花の最近の新星は「万華鏡」だろう。コンペイトウに似た花で、同じように水色の花と桃色の花のものがあるらしい。今度の週末に園芸店に行って観てきたいと思っているけれど、これも素晴らしいけれど値段も素晴らしいようだ。



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ベニバナ? シロバナ? ベニバナのシロバナ?        2015.06.07.(2)

2015-06-16 23:37:21 | 山、花、山野草

ベニバナヤマシャクヤク







 ベニバナヤマシャクヤクの開花にようやく出会えたのは良かったけれど、この辺りのヤマシャクヤクが白かったり桃色だったりするのが何故なのか分らなかった。












 ベニバナヤマシャクヤクとヤマシャクヤクの違いについて調べていると、雌蕊の柱頭の数が3-5がベニバナ、3つがヤマシャクヤクという記述や葉の裏に毛があるかないかで見分けるという話しもあったが、それでは見分けられないと書いてあるブログもあった。

 決め手は雌蕊の先の形状だとか。ベニバナヤマシャクヤクの雌蕊の先は螺旋状であるらしい。この山のベニバナを見てみると・・・・




ベニバナ 3本で雌蕊の先はクルクル




ベニバナ 3本で雌蕊の先はクルクル



 すぐ隣の白花は・・・・




シロバナ 3本で雌蕊の先はクルクル


 その隣の既に散った株は・・・・



不明  5本で雌蕊の先はクルクル



 尾根で見た白花のヤマシャクヤクの雌蕊を調べてみると・・・・




シロバナ 3本で雌蕊の先はクルクル



 要するにこの辺り一帯のヤマシャクヤクはベニバナヤマシャクヤクで、ベニバナとベニバナの白花が混じっているという事のようだ。

 納得して尾根まで登ってから谷を下って戻ることにした。尾根で蘭の葉に出会う。






  

随分、厚ぼったい葉で柔らかそう。思い当たるものも無かったが、友達に聞くとオオバノトンボソウの葉ではないかということだった。オオバノトンボソウはもっと葉が堅いイメージがあったが、検索してみると開花前の葉は随分と柔らかそうだった。でも、花が咲く頃にここに来ることはないだろう。



 尾根から、いつもの谷を下って行く。随分と谷は広く感じられて傾斜も緩い。そして、途中でまた、ヤマシャクヤクに出会った。









シロバナ 3本で雌蕊の先はクルクル
やっぱり、これもベニバナの白花のようだ。



 そのまま、下り林道に出た。懐かしいジャケツイバラは既に花の時期を過ぎて、鞘に種をつくり始めていた。







 
 ここで、改めて今年、他の場所でみたヤマシャクヤクについて花後の姿を見てみよう。




0506 白花 岡山県の某所
蕊の先は大きく曲がることがなく、3本  これは普通の山芍薬だろう。




0517 紅白のブチ 兵庫県の某所
蕊の先はかなり曲がっていて、3本   これは・・・・




0517 白花 兵庫県の某所
これは蕊の先はあまり曲がらず、扁平気味。



 やっぱり、そんなに単純じゃないのかもしれない。もっと、もっと沢山探し出して観察しないと分らないんだろう。



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ベニバナヤマシャクヤクを観に行く                 2015.06.07.(1)

2015-06-15 22:54:47 | 山、花、山野草
 開いたベニバナヤマシャクヤクの花を今年こそ見たいと思って、いつ行くかを考えていた。去年は6月8日に来てみたが蕾しか見れなかったのだが、今年は山の花の開花が早いということだから僕としては7日の日曜で丁度良いと思っていた。友人は今年は2週間は早いからそれでは遅すぎると言う。でも、結局のところ、前週は友人は用事ができて行けず、今日、一緒に行くことになった。

 ところが、その2日前にTELがあり身内に不幸があって行けなくなったとか。元より道のある場所を歩かないので独りで花を探すのはヤバイ。だからGPSは欠かせないツールだ。

 自宅から少し走り、高速に乗り30分程走ってから北上する。1時間半ほどでいつもの川の脇に到着し、車を停めた。靴を履き換え、スパッツをつけてから両足にメントールのスプレーを吹き付ける。梅雨入りして昨日も雨が降っていただろうから、蛭が待ち伏せしているだろう。

 薄暗い杉林の中に続く登り坂をゆっくりと進んで行く。途中、かなり崩れていて歩きにくい。





ユキノシタが咲いていた。


 いつもなら、友人が五月蠅いほど話しかけてきて退屈はしないのだが、今日は独り。登り坂はこんなにも長かったかなと思うほどだ。

 ようやく、林道に出て、さらに奥に歩いてゆく。脇の崖の湧水で濡れている辺りにツルアジサイが咲いていた。







 そして、岩壁が苔に覆われているところを良く見ると、クモキリソウが沢山生えていた。






ホトトギスも生えているようだ・・・・





これはツルタチツウボスミレ?


 林道から山へ向って谷を登って行かなければならないのだが、その谷はどこだったか・・・・





桃色の山紫陽花



 
 もう、随分歩いてきたから、登り口を行き過ぎてしまったかもしれないと思っていたところに、見覚えのある小さな谷があった。そこから登って行く。道はいやに険しく、途中で断念して脇の小さな尾根に登った。そして谷を登って行くのだが、谷は狭くなって行く。途中でヤマシャクヤクの株に幾つも出会うはずなのに、一つも無かった。

 これは、登る谷を間違えたな・・・・、ようやく気が付いたが意識の中では林道を歩き過ぎたと思っている。それでも同じ尾根に出るのであれば問題はないのだ。しかし、谷は登るにつれて狭くなり、険しくなって登れなくなった。滑り落ちそうになりながらまた、右側の尾根に移る。

 この尾根は前にヤマシャクヤクを観た後に弁当を食べた尾根に繋がっている筈だと思い、のろのろと登って行くのだが心当たりのある場所には出ることはなかった。尾根を進むと開けた場所があり何かのアンテナがあった。ここでようやくGPSを取り出して見た。林道を行き過ぎたのではなく、手前で登ってしまったようだ。今、登っているのは目指す尾根から別れた支尾根だ。

 不安を感じながら登ってきたけれど時計を見れば1時間半しか経っていなかった。ようやく目指す尾根に出ると、イナモリ草が沢山咲いていた。







 尾根の両脇は急斜面になっているが岩もない。足を滑らせたらそのまま落ちてしまいそう。そんな斜面にヤマシャクヤクが咲いている。





白花だが、普通のヤマシャクヤクはとっくに散っているはずなのだが・・・・



 迷ったついでに周囲を歩いて観察する。










急斜面のあちこちに白い花を付けたヤマシャクヤクが見つかった。






見晴らしの良い場所に出た。


 そこから尾根を下り・・・・










尾根の下の方にもヤマシャクヤクが・・・・



 ようやく、目的地に向かっていると確信できた。そして、尾根を辿り谷を覗きこむと・・・・





あれ・・・・かな。ピンク色をしている。



 下って行くと1株のベニバナヤマシャクヤクが蕾をつけていて・・・・、さらに下ると白花が。







 その先に群れて咲いていた。












 この場所の特徴は紅花と白花が混じって咲くこと。


























 ホッとしてザックを降ろした。今日は残念なことにビールを持って来なかった。ビール抜きの昼飯だったが誰も居ない谷で独り、ベニバナヤマシャクヤクを見ながら食べるおにぎりは美味かった。



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買ってしまった山紫陽花、3種とは           2015.06.06.(4)

2015-06-14 22:50:47 | 
 もう、庭中に紫陽花が植わっているのに・・・・、山紫陽花を植えても自宅の庭には適応してくれないことが分っているのに、買ってしまったもの。




三河千鳥
ちょっと、丈夫そうな気がしたので。花は繊細で、大きく育ちやすいように思う。




紅(くれない)
これは、衝動買いかな。毎年、白い花が紅に染まるのを楽しみにしたい。





藍姫
2年前にも買って、すぐに地植えしたけれど、翌年はかろうじて小さな花をつけたけれど、今年は小さくなるばかり。
地植えはやめて少し大きくなるまで鉢で育てることにした。












 藍とか紅とか、育ってくれたら梅雨時も楽しい庭になるんだけどね。ちょっと、夏の暑さと乾燥がネックになる。

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