今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今年初 キタマゴタケの様子を見に行く      2024.06.24(3)

2024-06-30 08:18:14 | きのこ など

キタマゴタケ

 シロキツネノサカズキを見た後、アリマウマノスズクサの結実状況を確認してから、最後に訪れたのはキタマゴタケの発生する場所。時期的にも、状況的にも出ているはずだとは思ったが、その通り。でも、数は多くはない。

 

これは前々日に出たものだろうか、とするとこの場所は昨夜は雨が降っていないのだろう。

 

カワリハツも出だしていた。この辺りではこれから幾らでも出るきのこ。意外だが食用にお勧めのきのこだ。

 

ノウタケ

 

 近くには他にきのこは見当たらないので、車に乗ったまま周囲をチェックする。

あらら、既に倒れたキタマゴタケ発見。キタマゴタケの発生は思ったより早かったようだ。

 

 次の雨を期待することにして、自宅方面へ車を向けた。その途中・・・・

 

 

 出ていたイグチを確認すると・・・・、全体的に黄色味が強いのでキアシヤマドリかと思ったけれど、匂いを嗅ぐと間違いなく、これはヤマドリタケモドキだった。

かくして、自宅周辺の今年のヤマドリタケモドキのシーズンは開幕した。その後、今日まで追加のヤマドリタケモドキを確認していないのが気になるのだが・・・・。

 

おわり。

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山の上の紫陽花+α      2024.06.24(2)

2024-06-29 21:31:58 | 山、花、山野草

 

 きのこ散策を終えて、しばらく紫陽花を見て歩いた。ほとんど管理はされていないので枯れたり倒れたり。でもここの紫陽花は多分、昔からのものなので変わった紫陽花が多い。早めに挿し木にでもしておきたいのだが、前回は不思議と一つも成功しなかった。何でだろう・・・・

 

 

まるで「紅」にしか見えないのだが、驚くほど大きい。高さは1mくらいだが、花の房は手のひらより大きいくらいだ。

 

       

白いあじさいというと西洋紫陽花のアナベル系を思い浮かべるけれど、日本の紫陽花の白も良いね。

 

 

 

       

真花の淡い青色がいいね。これが開いた時に撮りたいけれど・・・・

 

 

 

 α

クロガネモチ?

 

怪しいきのこ

 

絶えたと思っていたハンショウヅル・・・・、遅れて開花。

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山の上の紫陽花とシロキツネノサカズキと・・・      2024.06.24(1)

2024-06-29 10:46:01 | きのこ など

シロキツネノサカズキ

 昨夜まで親の家の片付けで福山に行っていた。その帰り道は土砂降りで、高速を100km/hrで走っていたら、道に溜まった雨水でハンドルを取られそうになった。高速道路に水溜まりは怖いもの。翌朝、起きてみると雨は止んでいて、そうなると毎年、この時期に見に行くシロキツネノサカズキが気になった。時期的にはもう出始めているはずだったけれど、雨がほとんど降っていなかったので見に行くのを控えていたのだ。

 山の中腹に着き車を停めて歩く。ひんやりとして吸い込んだ空気で肺が洗われるようで、気持ちが良い。紫陽花がちょうど綺麗に咲いていた。

 

 

 

 紫陽花の下を覗き込むと・・・・、あれ?見当たらない? いつも思うことだが、小さなきのこは眼が慣れないと不思議と見えてこないのだ。でも、一度見えてしまうと次から次に見つかる。そういうもの。

 

 

       

 

 

       

 

 

       

流石に飽きるかな・・・・

 

       

 

 

       

 

 

       

 

 シロキツネノサカズキだけで終わるわけにもいかないので・・・・

 

 

ダイダイガサ 小さな幼菌のトゲが可愛い。

 

 

径2cmくらいまで。杉の枯れ枝から出ていた。ホウライタケの仲間?

 

つづく。

 

 

 

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意外な場所のカキラン、モウセンゴケなど      2024.06.19(2)

2024-06-28 09:51:12 | 山、花、山野草

カキラン

 細い舗装道路脇の山側の側面に水がいつも沁み出している場所がある。そこにカキランが咲いていることに最近、気が付いた・・・、と近くの公園の管理をしている方に教えてもらった。午前中は片付けなどしていて外出できなかったが、昼からその場所を確認しに行った。

 

       

カキランはもう、終盤で生きの良い株は少なかったが、その根元辺りにモウセンゴケが?一面に生えていることが分かった。

 

 

       

スプーン状の葉、柄には毛がほとんどない、花、午後で開いている花はなかったけれど・・・つぼみは幾つもあり、は白いことからモウセンゴケとしている。でも、近くの公園内のやはり水の沁み出している粘土層の斜面ではピンクの花のトウカイコモウセンゴケを見ている。

 他にはヒナノカンザシ、ショウジョウバカマ、ノギランなど。

 

 

ヒナノカンザシ

オカトキソウも以前は咲いていたと聞いたけれど、花は確認できなかった。それらしい葉は確認できたが確証はない。

 ついでに近くの野池まで歩いて土手の様子を確認する。

 

途中のワルナスビ    意外に綺麗で好きなのだが、雑草取りの時に頑丈でトゲが痛くて往生する。

 

 

       

土手には以外にも多くのカキランが咲いていた。1週間ほど前に見た時よりもかなり多い。後から伸びて来た株が多いのだろう。

 

まだ、笹の間から顔を出したばかりの株も見えた。

 

       

       スズサイコ    まだ開いていない?

 目的は達したので帰宅。

 

       

       庭で。

 

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庭の紫陽花たちのアップデート 何故か遅いウチの庭      2024.06.19(1)

2024-06-26 09:43:31 | 

真花が開く

 

銀河  らしくなって来たけど、まだ株が小さいし土になじんでいないように思う。

 

 

三河千鳥   地植えにしてからかなり経過。馴染んできて青が綺麗に。

三河千鳥  鉢植えでは青の発色がダメ。この秋に地植えするか・・・

 

 

       

       コンペイトウ    銀河と違って真花はなかなか開かない。

 

ダンスパーティー   綺麗な青にはなりにくい紫陽花。挿し木苗を地植えしたら鮮やかなピンク色になったり・・・

 

??  すっかり庭に馴染んで綺麗な発色。

 

       

       万華鏡    綺麗なんだけれど、柄が極端に弱いのが玉に瑕。鉢植えでも発色は良いけれど・・・、家の中で育てるか、切り花で楽しむか。雨が降ると首を垂れてしまう。

 

 

紅白アナベル

     

 

 

昔ながらの紫陽花   どんどん大きくなる。

 

プリンセス シャーロット    同じ名前でバラの品種もあるなぁ・・・

 

     

??

 

     

 

好きな紫陽花  地植えにした。

 

墨田の花火   やっぱりこれは古い品種だけれど、良い紫陽花だね。

 紫陽花は今が盛りだけれど、庭では今、百合と桔梗が次の順番を待っている様子。

 

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隣の湿地をちょっとだけ見て帰る      2024.06.15.(2)

2024-06-25 09:16:28 | 山、花、山野草

 

 池に一匹、アオサギが佇んで水面を見ている。ゴメン、池の端の湿地を見て帰りたいんだ。お邪魔するよ!

 

 

       

カキランは咲き始めだ。以前は沢山、この湿地に咲いていたのに、最近は随分少なくなってしまった。異常気象のせいなんだろう。

 

       

       ヤマトキソウ    来るのが遅かったせいかな。一輪のみ、花を見つけた。

 

       

       コバノタツナミソウ

 

 帰り道は、池を一周する土手の上を歩いて車まで戻った。土手から池の水際の辺りを見ながら歩くと、何か所かでカキランの花が見えた。

 

  

 

 カキランの他にはコバノギボウシだろうか、花が咲いていた。この湿地を次に歩くのはサギソウが咲く頃になるのかな。

 

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アリマウマノスズクサ、自生地のチェック      2024.06.15.

2024-06-24 21:55:56 | 山、花、山野草

ネズミモチ

 アリマウマノスズクサが順調に結実しているかチェックに行った。いつものように車を停めて10分ほど歩いて行く。

コミノネズミモチ?

 自生地Bに到着。

 

       

 

       

 

       

僅かに花はまだ咲いているけれど、順調に結実しているようだ。10個以上は果実が見えているが・・・・

       

小さなジャコウアゲハの幼虫を発見。まあ、大きな株だから大きな影響はないだろう。

 この近くの自生地Cではアリマウマノスズクサを見つけることができず、帰路にもう一度、確認することにした。緑が多くなってくると、上空の目的物を探すのが困難だ。

 

トリガタハンショウヅル

 

ネジキ

 自生地Bに到着。

       

ここでは果実は5個できていたが、やはりジャコウアゲハの幼虫が居た。どれだけの果実が残るのか心配だ。

 この先の類似のつる植物だが・・・・

 

 

       

小さなつぼみが付いている。アオノツヅラフジのようだ。ややこしい・・・・

 

 そのまま奥まで進んで、ウエマツソウの様子を見に行ってみたが、今年は雨が少ないせいか、まだほとんど出ていなかった。唯一は・・・

       

これだけ。マムシに出会わなくて良かった!

 

コツクバネウツギ

 

その隣の木がこれ。となりがツクバネウツギってある?ここは公園じゃないし・・・。

 

コバノガマズミかなって思うけれど、同じ木の違う枝の葉は・・・・

       

これはミヤマガマズミだよね。やっぱりガマズミは難しい。

 

アオノツヅラフジ  木を覆っている。

 

アズキナシ? ウラジロノキ?

 

こっちがウラジロノキだろうか。果実が2cmくらい、色付き始めている。

 

 来た道を戻ってきた。自生地Cでアリマウマノスズクサを確認した。

       

果実を5個ほど付けているようだ。この場所は更なる観察は難しそうだ。地上から2.5mくらいの所でとても見にくい。

 

       

       クマヤナギ

 

ムラサキシキブ

 概ね、順調。今後の観察はBがメインになるだろう。

       

 

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故郷、千葉を巡る  京成バラ園 薔薇・バラ・α     2024.06.10.(1)

2024-06-21 18:29:15 | 山、花、山野草

 

子供の頃、暮らした家を訪ねた翌日、近所の京成バラ園に行った。京成バラ園といったら、僕が子供の頃から有名な薔薇園で、薔薇の育種・販売もしていたという印象だ。母が薔薇を好きだったこともあって、何度か連れて行ってもらった記憶がある。自宅からは近くはなかったけれど、長男の家から近いとは思わなかった。前日、感じた子供の頃の距離感と現実との差、同じことだね。

 

子供の頃の印象とはかけ離れた感じ。

 一番の驚きは入園料の高さ。6人分となるとかなりの出費だけど、まあしょうがないよね。肝心の薔薇は全体的に見ると、盛期をちょっと過ぎているかなってところ。ブラブラ歩いて状態の良さそうなところを撮る。子と孫とは早々に逸れた・・・・。

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

 

     

 

     

 

       

 

     

 

     

 

                     

 

 バラはこの辺にして・・・・

 

 

       

 

 

       

 

 

 

       

 

 

       

 

       

       遅い、昼食。

 

千葉編のおわり。

 

 

 

 

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故郷、千葉を巡る  幼稚園から高校途中まで住んだ家     2024.06.09(3)

2024-06-19 10:54:22 | その他

 高校を卒業後、一年間浪人生活をしてから名古屋の大学に行くことになった。千葉に住んでいたのは父がその当時の科学技術庁 放射線医学総合研究所(放医研)に勤めていたからで、幼稚園の3年間と高校一年の途中までの13年ちょっとを放医研の官舎で暮らした。

 最後に、その放医研の様子を見に行くことにしたのだ。地図を見ておおよその場所は分かるのだが、記憶が曖昧なのと周囲の様子が全く変わっていて近くに来てもさっぱり分からない。あとで考えると道そのものが変わっている、昔のバスの通っていた道の上をモノレールが通っている、子供の頃、長い道だと思っていたのが驚くほど短い、などが原因だった。何か、すべてのものが小さく、短く見えるのだ。まあ、自分が大きくなったからなんだろうか。高校生からそんなに大きくなっていないのに。何なんだろう、この現象は。

 ようやく、昔の研究所の守衛所を見つけて・・・、通過しようとしたら止められた。昔はそんなことはなくて守衛所の前を通って通学していたし、車も自由に出入りしていたけれど。中の人間と分かっていたからなのかもしれない。守衛さんに事情を話して、久しぶりに中の様子を見てみたいと話したら、まあ、良いでしょうということになった。研究所正面の入り口は部分的にそのまま残っていた。

でも、入り口の右側の二階部部分が道を渡り、講堂へ繋る通路になっていたはずなのだ。その講堂の前のガラス張りのスペースに卓球台が2台置けて、家族や友達とよく卓球をして遊んだ。

 

今は外階段がついて本館から直接、講堂には行けなくなっている。当時無かった大きな建物が沢山建っていて、その工事に通路が邪魔だったのだろう。この施設には病院が併設されていて(一枚目の写真の右奥)、現在は重粒子線を用いたがん治療も可能になっている。

 さて、記憶を頼りに官舎のあったところに向かった。兎に角、記憶とは縮尺が1/2の感覚なのと、昔は無かった建物が沢山あって混乱する。途中、地下室からの通路と交わる辺りで小学生の時に怪獣映画のロケがあって、雨の日、傘をさして見に行った記憶がある。何とかと地底怪獣何とか・・・、忘れた。その後、角を曲がって宿舎と研究棟の間を横切っていた「試験道路」に出ることができた。

 

       

 

反対側・・・・

 

       

 この試験道路は、隣接していた昔の建設省土木研究所の試験用の道路で、記憶では随分長い道路だった。上の写真では試験道路の片側の端までそのまま、保存されているように見える。一応、行ってみたが周囲は大きく変わっていて、あったはずのプールが建物に変わっていたり、桑畑(研究に使うカイコの餌用)も無くなっていた。

 下の写真では試験道路は途中でフェンスで遮られているようで、長さは半分も残っていない。帰宅後、調べてみると、随分早くに建設省から国土交通省に変わり、土木研究所は筑波に移転していた。その後に稲毛区の区役所や大きなマンションなどが建ったようで周囲の様子は随分変わってしまったのだ。この道路は実験をするとき以外は車が通ることはなく、自転車やローラースケートで、官舎の友達たちと競争を良くしていた。

 さて、試験道路を渡った左側に官舎があったのだが・・・・

 

 三棟あった内の真ん中の手前から二つ目。こんな小さかったっけ・・・・、当時は一階と二階で一軒だったが、今は外階段が付けられて一階に一部屋、二階に一部屋に分けられて研修生の宿舎になっていた。昔は外側の配線や配電盤などは一切無かったし、エアコンなんてまだ無い時代だった。いや、貧しくて買えなかったのかもしれないけど。この家に一家四人で住んでいた。

 千葉の変貌は目を見張る。長男の住んでいる八千代市緑が丘辺りは、今はとんでもなくデカいマンションが山ほど建つ街だけれど、昔は何もなく、近くの用水路に良く釣りに来た場所だったのに・・・。すべてが小さく見え、まるでガリバー旅行記のような経験だった。

 

 

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故郷、千葉を巡る  ライジングサンコーヒー、雄蛇が池のオオキツリフネ     2024.06.09(2)

2024-06-17 14:14:56 | 山、花、山野草

         

 九十九里浜で遊んでから次の目的にに向かう途中で、坂口憲二プロデュースのコーヒーショップ、THE RISINGSUN COFFEEに寄ることにした。場所を検索すると店から海岸沿いに少し北西?に進んだところにあるらしい。でも、そこはサーファーの店で、実際は大網白里市にあった。辿り着いて、休憩。店の中には座るところがなくて、外に一つだけテーブルがある。

 

         

先客がいたので、さっさと車に乗り込み、次の目的地へ。

 次の目的地は高校生の頃、初めてブラックバスを釣った雄蛇が池。もう、50年以上も前の話。その話は少し後で書くことにする。目的地に近くなり、この角を曲がれば池に突き当たるというところに・・・・

 

たぶん・・・・世界一小さいチョコレート工場。結構、有名な店らしい。孫連れでここを素通りするのは困難だ・・・

 かなり買い込んで、いよいよ、雄蛇が池の大きな駐車場に到着した。僕が初めて来た頃は駐車場などは無く・・・、何があったかは覚えていない。何も無かったんじゃないかな。櫃提を登ると懐かしい景色が広がった。

 

 

白い柵は昔はなくて、この時期だったら水面までのスロープはかなり葛に覆われていたし、水面はヒシが覆い始めているころだろう。でも、今は水草は何も見えず、水量は異常なほど多い。田植え前なのかもしれない。

 

晴れていて眩しい位なのだが、露出を落としていて上手くいかない・・・、スマホにするか。

 ところでこの池に通うようになったきっかけは友人のT君からの情報だった。高校2年の時だったか、この池の近くに住んでいたT君から、ルアーを投げていたら大きな魚が釣れたけど、これ、何ていう魚?と、魚拓を見せられた。それはスズキのような魚で35cmくらいはあった。その頃の僕は釣り好きでルアー釣りは中学生のころからしていて魚のことは結構知っている生徒だった。1971年か翌年頃のことで、その時はブラックバスは芦ノ湖くらいにしか居ないと思われていた頃だ。淡水の池でスズキのような魚??、ブラックバスが真っ先に候補に挙がったけれど、千葉の田舎の池にいるわけない。ということで、T君と他、数人で釣りに出掛けたのだった。そして目出度くブラックバスを釣り上げて確認はできたのだが、誰が放流したのかは分からず仕舞い。それから、僕たちの秘密の釣り場になった。T君はその後、50cm近い大物も釣り上げたけれど、僕はあまり才能が無かった。

 昔、良く釣りをした入り江に行ってみようと周回路を歩いてみた。昔は周回路は整備されてなくて草を掻き分けて進むような感じだが今は公園になっている。でも、鬱蒼とした森の中の道で千葉では心霊スポットとして有名らしい。

 

岸から釣れそうなところはここしかないけれど・・・・、全然違う感じ。もっと浅瀬が広がっていて藻が覆って雷魚が沢山いたんだけど・・・・

 道から池に出られる場所はほとんどなくて、50年も経つと随分変わるもんだ。引き返すことにした。

 

 

             

戻る途中で見慣れない草を見た。何なんだこれ。この不気味な斑点は?この段階で高さは40cmはあるだろう。まだまだ、大きくなりそうだ。

帰宅後、Facebookで聞いてみたらキツリフネじゃないかとの意見だったが、違和感満載だ。この千葉の標高50mもないような場所にキツリフネが育つのだろうか?さらに調べてみると千葉県にはキツリフネは絶滅危惧Cクラスとして記載はされているようだった。でも、気になる記事があった。2010年だったか、オオキツリフネという正体不明の植物が報告されていて、関東地方で広がっているのだとか。そして、去年、近くの泉自然公園?だかで見たという人が現れた。高さは2mくらいにまでなるらしい。なんじゃこれ!

 

これはウラシマソウだろうか。驚くほど大きく育っているが、仏炎苞が全く見当たらない。

 

              

これは花の時期が過ぎていて、見当たらなかったのか、陽当たりが悪すぎて花を付けなかったということにして、スルーすることにした。

 戻る道から僅かに水面が見えた・・・・

 

あの入り江がそれらしいのだが・・・・、入り江の水草の上を無数のチョウトンボが飛んで、七色に輝くところを観たかったのだが、それはもう無理のようだ。

 

懐かしい場所に来れて嬉しいような、あまりの変わり方に残念の様な。。。 次の目的地に急ぐことにした。

つづく。

 

 

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故郷、千葉を巡る  九十九里浜     2024.06.09(1)

2024-06-17 07:35:11 | その他

九十九里浜

 前日、自宅前のコッミュニティーバスの停留所・・・、本当に自宅の10m前、からバスに乗り高速のICへ行き、そこから新大阪経由で東京へ。東京から千代田線・東西線/東葉高速線で八千代緑が丘に辿り着いた。仕事以外で新幹線に乗るなんて親戚の法事に行った以来かな。

 何故って、息子家族がGWにお金がないから来れないというので、じゃ、こっちが行くわ!っと言ったからだ。翌日はこちらのリクエストとして、まず、海に行って旨いものを食べること。息子が連れて来てくれたのが九十九里浜。蛤に拘っていた僕の希望でもあったのだけれど。少々渋滞もあって到着が遅れたけれど、11時前には海辺の食堂に着いていた。それでも、6人が座れる席は空いていなくて少し待つ。

その間に歩いてすぐの海を見に行った。懐かしい九十九里浜。千葉に住んでいたのは高校までで、自分で車を運転することはなかったので、何度も来たことがあるわけじゃないけれど・・・

 

 少し待って、隣り合った4人掛けテーブル二つが空いて座ることができた。いろいろ、頼んだけれど写真を撮らず。アジのねめろう、イワシの超辛、アジフライ、焼き蛤、サザエつぼ焼き・・・・、など。何となく遠慮して、酒は飲まなかった。

 食後、砂浜へ。

 

 

海は穏やかで、これじゃサーファーは出番がないなぁ・・・

 

     

驚いたことに、波が引いて行く砂浜に小さな蛤が取り残されてあわてて潜ろうとしている。砂浜を歩いていると4cmくらいの蛤もたまに見つかる。

 

       

何だろう・・・、ツルナ?

 

       

コウボウ麦の穂と、何だろう、ハマダイコンの実だろうか。種を採っておいた。

 海岸で一時間ほど遊んで次の場所へ移動。

 

つづく。

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広島県中西部を走る  ベニバナヤマシャクヤク     2024.06.02 番外

2024-06-15 21:34:46 | 山、花、山野草

 

 天気は晴天。見通しの効かない、広葉樹の混じる山間の草原を掻き分けて進む。人の踏み跡なのか、獣道なのか・・・・、進んでは戻って、方向を修正する。そんなことを続けてようやく開けた場所に出た。少し、小高くなった辺りが目的の場所のはず。。。

 

 

 辺りは緑、一色のようだがピンク色のつぼみが見えた。目が慣れてくると、少し大振りで幅広の葉が分かるようになる。ベニバナヤマシャクヤクだ。

 

 

ようやく辿り着いたが、まだ早いのか・・・・

 

       

 

 

 これまで見て来たベニバナヤマシャクヤクとは違う。周囲の環境も背丈も葉の様子も。

 

こんな日当たりの良いところで他の植物に混じって生えている。葉の間から見えているのはヒメジョオン?

 

 

       

 

       

       脇にあるのはウマノミツバかな・・・・

 

 

 

暑い、暑い・・・・。撤収!

 

 

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庭の紫陽花たち 何故か遅いウチの庭      2024.06.14.

2024-06-15 10:06:43 | 

満開の・・・・   名前を忘れた。最近、奇跡的に思い出したのだが、また忘れた。多分、このブログに忘れないように書いておいたのに・・・・

 

 今年のウチの庭の紫陽花は開花が遅いような気がする。挿し木をして知り合いにあげたものは「咲きました!」と連絡を貰うのだが、こっちは「そうなの?」って感じ。いろいろ、説明するのが面倒くさいので現状の花を並べておこう。

 まずは咲いている紫陽花たち

? 母の庭からきたものだろう・・・

 

三河千鳥    最近、この紫陽花は人気。神戸森林植物園ではこれを殖やして一面に植えていた。

 

 

アナベル   ピンクと白

 

 

墨田の花火    昔からある紫陽花の銘品ですね・・・

 

 

? これも母の庭から来たもの。   草が茂っていて花に近づけない・・・、草(野紺菊茫々の庭)、秋までこんな状態なのかな。

 この後は色付き始めの紫陽花たち。

 

 

コンペイトウ 青

 

銀河

 

プリンセス シャーロット

 

ルーリィ

 

万華鏡 青   ピンクは地植えにしたらつぼみ付かず。

 

 昔からケヤキの木の下に植えてある紫陽花たちはまだまだつぼみ。陽が当たらないところはやはり、遅い。

こんなところ。このところ、雨が降らず、気温も上がる日々なので水やりが大変だ。

 

 

 

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また、アリマウマノスズクサの新しい自生地     2024.06.13

2024-06-14 19:57:26 | 山、花、山野草

サイコクヒメコウホネ

 自宅近くの公園にアリマウマノスズクサが咲いていたと教えてもらったので、確認しに行くことにした。その公園が出来たのは2000年頃、だからここにはもう20年以上お世話になっているのだが、アリマウマノスズクサが自生するなどということは全く知らなかった。去年、見つけた木本のウマノスズクサが今年の開花を確認して、アリマウマノスズクサと分かったところなので驚きだ。

 まずは公園の担当者に詳細を聞くと、園内の奥に自生地があり、そこから移植したものを管理棟近くに植えているとのこと。移植して4年くらい経っていて株は大きくなって花数も増えて来ているらしい。国内のウマノスズクサの研究者とは連絡はとっているのだが、社の森公園の話は聞いていないので、一応、知らせておいた。となると、自生地でアリマウマノスズクサを実際に確認しておきたいところだ。

 酷暑の15日、午後から雨雲が近くを通りそうな雨雲レーダーの知らせがあり、公園に連絡を取り現地を教えてもらうことにした。公園に約束の時間に行くと担当者の若さにとてもびっくり。現地は散策路からかなり離れていて危険なので案内してくれるとのこと。途中、野池の一つに寄り説明してくれる。黄色い花はサイコクヒメコウホネ。サイコクヒメコウホネはコウホネ、オグラコウホネ、ヒメコウホネが関わった複雑な交雑の結果できたもので、いろいろな特徴の異なるコウホネの集団をいうらしい。園内の複数の池にはサイコクヒメコウホネが自生しているが特徴が微妙に異なるとか。

 

その他、この池にはヒツジグサとかヒルムシロ、ジュンサイなどが生えている。他の多くの池ではアメリカザリガニが入り込んだことによって、水草は消えてしまったようだ。

 20年間、一度も来たことのない散策路をどんどん進み、さらに道から森の中を草を掻き分けながら進む。この木にはフクロウが営巣していた・・・、とか、今、足もとをマムシが流れ下って行ったなどと言われながら、「自生していたのはこの辺です!」。針葉樹、広葉樹が混じり薄暗い谷沿いの森。下草は1mくらいあるだろうか。30分くらい二人でアリマウマノスズクサを探して廻ったが見つからない。そもそも、ほとんど蔓植物が見当たらないのだ。諦めかけて斜面を登る途中でようやく小さな株をみつけた。

 

 

 

移植した株から花が咲いて同定されていなければ、アリマウマノスズクサとは分からないだろう。

 担当者は若いだけあって歩くのが早いので、ついて道を登ったり下ったりするのは息が切れるし、気温も上がって苦しい。後でチェックしたら心拍数は145まで上がっていた。水分補給をしながらいろいろ説明をしてもらいながら戻った。途中、アオゲラが一声啼き、キビタキが飛んで行った。

管理棟が見える場所まで来てから絶滅危惧種のミゾコウジュを見せてくれる。

 

       

       ミゾコウジュ

その脇の土手に・・・・

ウマノスズクサ??

 ウマノスズクサはアリマウマノスズクサがジャコウアゲハの幼虫に食べられないように、池の周りに植えているのだとか。そのウマノスズクサは元々、自生していたものもあり、ひょっとしたら移植されたものも混じっているかもしれないらしい。

 

 

 

ウマノスズクサ

脱水症になりかけで、どこにピントを合わせたのか分からないような写真で失礼。雰囲気だけでも・・・・

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広島県中西部を走る  スミレ花後、トチバニンジン、ニワトコなど     2024.06.01(3)

2024-06-14 10:04:50 | 山、花、山野草

 

 来た道を戻る。川の上に張り出した木の枝には如何にも着生蘭が付いていそうなのだが・・・・、付いているのは大抵、シダかテイカカズラだ。

来た道でも撮ったサイハイラン。

 

?!分かるかな・・・・

     

・・・・・ゲスミレ?

 

トチバニンジン

 

 

       

       ニワトコ

 

ムラカミタチツボスミレ・・・・   らしい。花が終わっているので何とも。ハートの凹みのところから花後が顔を出しているのが特徴?ウチの日陰に置いたプランターで勝手に殖えているのも同じだけど。。。 花の時期に距の色とか見てみないと。

 

オオナルコユリ

 

ウリノキ

戻りついてみると、朝よりも随分、ウリノキの花が開いたように感じた。

 

おわり

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