今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今年のカレンダー 2020        2020.01.15.

2020-01-15 22:26:57 | その他

表紙



 少し遅れましたが、2020年のカレンダーについてご紹介。いつも進呈している方々に届いたことを確認してからと思っていたら遅くなりました。
表紙ですが、いつもカレンダーに採用しなかったけれど思い入れのある写真とか、ちょっと色合いが欲しいなとかで適当に選んでいたけれど、
贈った人から結構、表紙の小さな写真について質問があったりするから、これからもう少し、慎重に選んだ方が良いかなとか思っています。





1月  朝陽
これはこのブログを見ている人にはすぐに分かってしまう写真かなと思います。11月に室戸に行った時に泊まった牟岐の宿から写した朝日。
ブログをずっと更新せずにいたから観ている人は「まだ、更新してないのか・・・」と思いつつ見ているのかも。。。





2月  節分草
定番の節分草。この月に被写体に出来る花は節分草かユキワリイチゲくらいだから、もっと美を極めたいところ。





3月  ルリハコベ
昨年、ルリハコベを観たくて室戸まで行きました。花としては帰化植物だし、場所によっては幾らでも咲いているものだけれど、
自宅周辺では観られないものだから。岬の砂浜に出てすぐに見つかって拍子抜けしたような記憶です。




4月  シラネアオイ
この写真は一昨年のGWに行った佐渡で撮った写真。佐度では沢山の出会いがあったし、印象に残る写真もあったけれど、
去年のカレンダーでは不採用。何でだったか思い出せないのです。シラネアオイは株によって微妙に色合いが違っていて、
群生しているととても変化に富んでいてカラフルです。




5月  カザグルマ
友達に自生地に連れて行って貰って、雨の降るなか撮った写真。ちょっと盛りを過ぎていたけれど、良い思い出です。
やっぱり、青系の花は好きなので選ぶよね。  





6月  自宅近くの田んぼで観た、早苗鏡
これも一昨年の写真。家人の評価が高かったのですが、何となく気分が暗くなるなと思って没にしていたけれど、
やっぱり梅雨時の雰囲気が良いかな、と思い直して採用しました。





7月  キタマゴタケ
自宅近くで最近、良く観察したり採集したりしているキタマゴタケ。7月は最近は一番、良い被写体が無くて困る月。山に登ってないからなぁ。。。






8月  ナツエビネ
エビネの仲間は被写体にするのが難しいですね。全体を撮ろうとすると背景が五月蠅くなるし・・・・。圧倒的な群生に出会えれば良いけれど、
ナツエビネでは難しい。





9月  サラシナショウマ
一昨年の写真。同じサラシナショウマの写真を2019年は採用しているけれど、最後まで迷った写真。アカタテハ?が羽を開いてくれていたら・・・・。






10月  野紺菊
庭の写真。まあ、庭には野草が一面に咲いているから、これも有りかな。






11月  シオギク
室戸で撮った写真。まだ、咲き始めの時に行った時のもの。今年はシオギクが満開の頃に行きたいものです。ということは12月ということか。
カレンダーということでは12月に満開のシオギクってのはどうなのかなぁ・・・・。





12月  枯れススキ
荒野に枯れススキの穂が陽を浴びて輝いている。でも、気が付いてもらいたいのはその下にあるチカラシバなんだけどなぁ・・・・。



 というわけで、今年のカレンダーとその作成裏話でした。ちょっと残っているから、欲しい人あげるよ。



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Aureoboletus sp. 未記載種の記録 保存版3

2020-01-10 21:57:22 | きのこ など

150905a A



 このシリーズはこれで終わりにするつもり。2015年の水色のAureoboletus sp.の出始めに遭遇した。基本的に週末しか山を彷徨けないので、
どのような状態のきのこに出合えるかは運しだい。





150905b A





150905c A





150905d A





150905e A



 水色のアウレオの発生場所はA地点だけしか知らなかったのだが、この年、C地点から僅かに登った場所、C'地点でも確認できた。




150906a C'





150911a C'





150911b C'



 クリーム色のアウレオも出ているかと思ってB地点をチェックに行くと・・・・




150912a B





150912b B





150912c B



 その翌日、以前の定点観察地で見つけた個体




150913a D





150913b D


この個体は傘や柄の弾力性がとても強くゴムのようだったのが印象的。検鏡すればこれまでのクリーム色のアウレオとは違ったかもしれないと思っている。



 年は変わって・・・・、2016年。




160910a A





160910b A





160910c A





160910d A





160910e B





160910f B





160910g B



 最近は夏が酷暑で少雨であることと、なかなかきのこを見に行けない状況であまり見ることができずにいる。次が最後に見た水色のアウレオ。





180915a C'




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Aureoboletus sp. 未記載種の記録 保存版2

2020-01-09 19:21:40 | きのこ など

140831a A





140831b A





140831c A





140831d A


 前日、同じ場所で水色のAureoboletus sp.の老菌を沢山観て友人に連絡を入れておいた。二人を案内して同じ場所に来て見たら、
幼菌を含めて 、また幾つかの個体を観察することができた。



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Aureoboletus sp. 未記載種の記録 保存版1

2020-01-08 22:10:10 | きのこ など

110911a A



 Aureoboletusの仲間というとまず、ヌメリコウジタケを思い出す。でもそれ以外に思い当たるものはない。
北陸のきのこ図鑑にもミヤマヌメリコウジタケの記載があるけれど、見たことがない。

 自宅周辺の山で水色の傘を持ったAureoboletus の仲間と思われるイグチと最初に出会ったのは確か、2010年だったと思う。
その時の記憶は鮮明に残っているのだが、何故か写真が残っていないし、ブログにも記録が残っていない・・・・
と、ここまで書いてきて、ひょっとしたら過去のメールに記録が残っているのかもしれないと思って調べてみると、あった。
水色のイグチなど初めて見るものなので、きのこ仲間に写真を送って意見を聞いたのだった。

 その時の写真・・・・





101016a A





101016b A
これは2010年10月16日撮影 
未記載のAureoboletus sp.はおそらく2種以上あって、合計4カ所で観察している。これは自宅から10kmほど離れた場所Aで撮影。



 なかなか最初の写真を見つけられなかったのは10月半ばの撮影だったからだった。この時以降、ほぼ毎年、水色のイグチを
観察しているけれど、8月末から9月上旬にしか見ていないのだ。

 水色のAureoboletus sp.の他にクリーム色のものもあるが、発生場所も異なるし色も違うので別種とは思うけれど、
色以外は特徴が随分似ているような気がする。

 それでは、これまでに撮った写真を年代順に何回かに分けて並べておく。





110911b A






110911c A






110911d A






120908a A
水色のアウレオは老菌になると退色する。





120908b A
菌輪を描いているが残念ながら老菌。





120908c A






120916a B
A地点から10km程離れたコナラ林に発生。傘はクリーム色。鮮やかな管孔の黄色はやはりAureoboletus sp.と思われる。





120916b B






120917a C
C地点は自宅近くで、A地点、B地点とはかなり離れている場所。





120917b C
同じ個体。





120917c C
同上





140823a B






140823b B






140830a A






140830b A
同じ個体





140830c A






140830d A






140830a B






140830b B






140830c B






140830d B






140830e B



 今回はここまで。水色もクリーム色も老菌になると柄に赤い斑点が出る。新鮮な個体の傘を傷つけると赤く変色する。



 
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明けましておめでとうございます。        2020.01.04.

2020-01-04 10:54:26 | その他





 今年もよろしくお願いします。

 昨年は仕事納めの翌日から、花の終わった庭の野紺菊や秋明菊などを刈り取り、年賀状つくりやカレンダー準備などをして、
ようやく大晦日を迎えました。元旦は朝食にお雑煮を食べてから、母の所へ行き3日に帰宅。

 ようやくのんびりとした朝を迎えています。今年はどのような一年になるのか予想ができませんが、出来ることを躊躇せずに
実行していきたいものです。迷っていても時間は過ぎて行ってしまいますから。

 この賀状、「きょうもきのこ・・・・」って感じじゃないなぁ。やっぱり、今年はきのこ観察も頑張ろう!



コメント (4)
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