今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

3連休・・・・、ドライフラワーのフィールドへ      2019.01.13.

2019-01-17 22:23:43 | 山、花、山野草
        




 3連休の初日は年明け早々の出張、その後の来客や新年の宴会の疲れで何をしたかも覚えていない。2日目も天気は良くて、
自宅で愚図愚図しているような陽気ではなかったのだが、きのこどころか花も近所では咲いている筈はなく、何もすることを思いつかないのだ。

 自宅の庭では日本水仙の花は沢山咲いている。そして、椿や侘助はチラホラといったところ。妻は知り合いとコンサートに出掛けた。
何をしても良い自由な時間、でも何も思いつかない。昼飯は外食にしようかとも思ったけれど、特に食べたいものもなくスーパーの弁当にした。
それから、家に溜まっていたダンボールやベットボトル、トレーなどを車に放り込んで捨てに行った。結局、3ヶ所を廻って廃棄完了。

 その帰り道に当てもなく車を走らせると、随分、昔にブラックバスを釣ったため池の近くを通った。そういえば、そのため池の周囲に湿地があって、
サギソウやトキソウが咲いていたのだったが、アカヤマどうなっているのだろうか・・・・、そんなわけでそのため池を訪ねてみた。

 ため池はそのままだったが、周囲の湿地は埋め立てられていて跡形もない。仕方なく、その奥のため池に移動。土手を歩いてみるが、
当然ながら土手は枯れ草に覆われていた。

 これは何?秋に何が咲いていたのか想像する。アキノノゲシかな?この土手を歩いたのは20年以上前の、しかも夏前のことだ。さらに土手を進むと・・




        





    

これは何の花の跡だろう。見覚えがあるような無いような。草の丈は小さいもので20cm、大きな株では60cmくらいか。まだ、種が残っている。



 見た目ではカワラナデシコに似ているような気がする。センブリのような気もする。でも、センブリは陽当りの良い乾いた環境を好むような・・・
それなら、イヌセンブリだろうか?ため池の土手と言っても高さが無くて増水すると水が溢れそうな場所だ。




        




 考えても分からないので、忘れなかったら花の時期にまた、この場所に来て見るしかなさそうだ。それにしても懐かしい場所だ。









 この野池のさらに奥まで、以前はなかった道が造られていた。まだ、暗くなるまでには時間があるのでぶらり歩いて行った。
辺り一面の枯れ野原。ドライフラワーが並んでいる。





        
        アレチノギク? オオアレチノギク?
        分からない。





        
        セイタカアワダチソウ
        これは分かる!





        
        ヨモギ?






        

        何だこりゃ?鳥の巣かと思ったけれど、何かの枯れ草。





        
        チチコグサ?




 奥の野池まで歩いて行ったが、これまで歩いたことのないため池だった。道から見えないような野池があったんだな、と今さらに思う。
そろそろ、暗くなりそうなので車に戻り帰宅。気になっているのは土手のセンブリのような花の跡。。。。



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初詣、でもないけど。      2019.01.05.

2019-01-13 22:55:56 | その他

白毫寺本殿の前で




 今年の休みは長かったけれど、年が明けてから母の所に行ったこともあって、何処の寺にも神社にも行かなかった。行かないことには、
何の違和感もないけれど、余りに暇なので5日に何処かに行こうかって事になった。

 さて、何処に行こうかと考えたが近所のでは気晴らしにもならないし・・・・。そこで思いついたのが白毫寺だった。自宅から40km弱。
かなり有名なお寺なのだが、決め手は隣にトウテイランを栽培して殖やしている家があるってことを聞いていたから。この季節だから、
トウテイランが見られるって訳じゃないけれど、何か面白そうだと思った。

 ほぼ、一時間近く、自宅から走って白毫寺の駐車場に到着。いやに広い駐車場に車は一台も停まっていなかった。車を停めてお寺へ向かう。








でも、本殿に行くまでに右手の七福神へ。






妙にピカピカしていて違和感・・・・。御影石はいつまでも白くて・・・・





太鼓橋
正直なところ、渡れない。渡れないように造ってある。仕方なく、左の側道を進む。



 その先に薬師堂があり・・・・








 その奥には熊野権現社があった。






由緒あるお寺なのだが(疑問のある人は調べてね)、正月だというのに誰も居ない。



 それぞれにお参りして、何やら無理なお願いをする。熊野権現社の脇を通り広場に進む途中に杉林があり・・・・





万両とコウヤボウキ





ウスタビガの繭
綺麗!




 杉林の先に広がっていたのは・・・・






ただの広場じゃないよ。広大なる藤棚。しかも二段になっている。



 このお寺は九尺藤で有名で、藤の咲く季節には多くの人が集まって、この広場には屋台が出るのだとか。。。今は、ただの広場だね。。。
その藤棚の反対側には・・・・







十三体の石仏






読んでね!




 何か、分からんけれど、僕に関係しているのは干支からも、誕生月からもこのヒトなのかな。。。





大日如来
う・・・む。この説明の彫りが重みを感じないよね。このフォントはゴシック?それともPゴチ?って感じ。駄目だ・・・・



 その後、本堂を回り込んでようやく、参る。












本堂



 このお寺は藤とセッコクで有名なので探していたのだが・・・・、ようやく。。。







本堂の庭石の苔の上に・・・・







槇の木の幹にも・・・・







本堂脇の庭園にもセッコク。



 セッコクが咲く季節にも来て見たい。そういえば、トウテイランを沢山栽培しているお隣の家は???
季節には沢山の鉢植えを並べているらしいのだが、シーズンオフは何処かに仕舞っているいるらしい。耐寒性はあると思うけどな・・・・









 白毫寺は五台山の登山口にもなっているようだ。ぶらり、歩いてみても良いかなと思いながら帰宅。

 




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仕事始めの翌日から出張+ピクトリコ      2019.01.08-09.

2019-01-10 23:39:51 | その他

伊吹山



 今年は年末からの休みが9連休と長くて、これだけ長いと流石に仕事に戻れるか心配になる程だった。でも、世の中、甘くない。
翌日から出張だ。午後に仕事場を出て高速バスに乗り、いつものように新大阪へ。のぞみに乗ってからメールのチェックをしていると、
伊吹山を通過した。何とか山は見えたけれど、山頂には雲がかかっていて、きっと雪が降っているのだろう。

 富士山は見えるかな・・・、と思ったのだが新富士を通る頃には外は真っ暗。午後6時はもう夜なのだった。
今晩の宿は横着をして新横浜駅の上、ホテルアソシア新横浜。ホテルの部屋を出て10分後には駅のホームに立てるというのが魅力だが、
ちと高い。ホテルについて部屋に荷物を置きに上がる。



        


 新横浜のホテルは何故か真ん中が吹き抜けになっているものが多いのは何故?今回は13階の部屋なので眺めはイマイチ。
荷物を置いてから晩飯を食べに行く。ホテルと同じ階に旨い寿司屋があるので入ろうとは思ったものの、何故か食欲がない。独りで寿司を肴に
酒を飲む元気がでないので、蕎麦を食べることにした。

 帰りに駅ビルの外に出てコンビニで夜のアルコールとつまみ、朝食を買ってホテルに戻った。




        




 翌朝、8時過ぎに新横浜を出て1時間ほどで東海大に到着。それから昼過ぎまで打ち合わせ。いろいろと厄介なことはあったが何とか終了。
ひと月後に課題をまた話し合うことにして解散した。すぐに仕事場に戻っても午後6時を過ぎて仕事にはならないし・・・・、実は東京の
表参道で「日本の野菊」や「日本のすみれ」のいがりまさし氏の写真展をやっているのを調べてあった。

 伊勢原の駅から小田急、東京メトロと乗り継いで表参道の駅に到着。地上に出てみるとAppleの店の脇だった。へぇ~、これがiPhone発売の
時に人が行列するところか。。。と、田舎者は感心する。一応、生まれは東京なんだけどね。

 写真展をしているピクトリコへの道は直ぐに分かって、入ってみると目の前に背の高い人が立っている。あれ、と思って顔をみると、
いがり氏だった。僕よりも5㎝以上でかいかな。。。挨拶をして中に入った。いがり氏の写真はとても素晴らしいのは知っていて、予想通りだった
けれど、本当の目的は北海道の道央や道北の一面のスプリングエフェメラルを写した動画の上映だった。どうしても行って見たいのだけれど、
サンデー毎日の生活にならないと実現しそうもない。それとも、今年の10連休を利用するか・・・・。

 写真集を買っていがり氏のサインを貰ってから、北海道の花の場所などを教えてもらい、礼を言ってピクトリコを出た。

 帰りののぞみはもちろん富士山側の窓際の席を予約して、久し振りの貝尽くし弁当とスーパードライを買って乗り込んだ。新横浜を過ぎて・・・






遠くにもう富士山が見えていた。






貝尽くし弁当
やっぱ、良いね!







近づいてきた。















この日は『富士山が綺麗に見えている」と車内放送があるほどくっきりと見えていた。



 ついでに帰路の伊吹山も。。。






また、積雪が増えたような・・・・



 新大阪に着き、高速バスまで4分で走ってぎりぎり乗り込み、帰宅は7時過ぎ。





いがりさんの本










 「サインしましょうか?」と遠慮がちに言った姿が印象的だった。やっぱり、自然を愛する人は人柄も良い。



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kouchan のカレンダー 2019        2019.01.05.

2019-01-05 10:21:20 | その他
 恒例の今年のカレンダーに使った写真を添付します。毎年、家族や知人に送っている自作のカレンダーです。基本的には2018年に
出会ったきのこ、花や景色の中から選んでいますが例外も少々あり。

 まずは表紙から・・・・。






カレンダーには採用できなかった写真を集めて作っています。今は、何時、何処で撮った写真か、はっきりと思い出せるけど・・・・






一月 兵庫県淡路島の灘黒岩水仙郷で
快晴の天気で、海岸を歩いていると汗ばむほどの陽気でした。ナルトサワギクの群生も気掛かりでした。新名神や神戸空港周辺にも、
広がってきているのが現状。






二月 兵庫県追手神社の節分草
ここの節分草は時期を外さなければ、一番、好みです、多分。






三月 兵庫県追手神社の石垣の上の雪割イチゲ
選考の結果、同じ場所の花を選びました。雪割イチゲの花は、もっと青味の強い花、花弁に特徴のあるタイプなど、いろいろ有りますが、
今年は追手神社のイチゲを丁度良い時期に観ることができました。栄養が足りないので小振りで、控えめな雪割イチゲ。






四月 兵庫県養父市の山中のキバナサバノオ
実は、昨年も観に行きましたが、気温が上がらず十分に花が開かずでした。この写真は2014年のものです。ピンチヒッター!
佐度で出会った白花のカタクリの写真を選ぼうか、迷った末の選択です。





五月 岡山県のジエビネ
珍しく、色味の強いジエビネの超大株。山の中で初めて出会った時は、誰かが造花でも捨てたのかと思いました。






六月 兵庫県自宅近くの山のコアジサイ
選択には迷いましたが、好きな花なので。梅雨時に相応しい花だと思います。






七月 兵庫県中部の山のホタルブクロ
一番、最後まで迷った花です。実は、自宅の庭にも沢山咲くので新鮮味がないのですが、花の状態の良い時期に撮れたので。






八月 広島県神石高原のヒゴタイ
まだ、開く前の水色のヒゴタイ。バックの雑草の中に開いて青味の強いヒゴタイの花が後暈けで写っています。






九月 滋賀県伊吹山のサラシナショウマ
9月末の伊吹山。サラシナショウマの盛りは、この1週間後くらいだったでしょう。当日はほとんど開いていなかった
クサボタンもそのころには、多分、見頃になっていたのかも。今年は時期を外さないようにまた、出掛けたいところです。





10月末の愛知県新城市のムラサキセンブリ
何年か振りに訪問。ムラサキセンブリは例年よりも少な目だったけれど、何故か同じ山にセンブリの大株が目立ったのは不思議。






11月の紅葉
何の木だろう。ブナ、ミズナラ林の下端くらいの山の紅葉なのだけど・・・・。フチドリツエタケを見た山で。






12月 室戸岬のアゼトウナ
晩秋の岬巡り、菊探しが癖になりそうな予感。。。



 というわけで、今年のカレンダーでした。




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明けましておめでとうございます。      2019.01.01.

2019-01-02 09:47:14 | 山、花、山野草





 今年もよろしくお願い致します。
いろいろと行きたいところは多いけれど、そのためにはもうちょっと体を鍛えて、shapeup しないとな・・・・。


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