今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

三度、ジャケツイバラの谷へ        2013.05.26.

2013-05-30 23:18:40 | Weblog


 

 ジャケツイバラの谷で焼肉をして帰宅してから数日が経ったが、やっぱりクマガイソウを諦められなかった。それは友人も同じだったようで、google earth で見たら登り口と林道の位置関係とかで分からないか?などとメールで相談していた。すると、夜中の1時頃にメールがあり、この間、焼肉をした場所の脇の開けた谷の位置がぴったりだという。


 その後、情報源の人のコメントも何となく、それらしく・・・・、三度、同じ場所へ行くことにした。なんと、前回、誘って同行した友達は帽子を何処かに忘れたらしく、帽子を探しに今度も同行することになった。



 慣れた道。迷うことなくまっしぐらに目的地に向って走る。途中、イワガラミやツルアジサイが咲き始めているのを確認したり、相変わらずジャケツイバラが咲いているのを眺めながら走った。そして、目的地にあと10分ほどというところで、紫色の花をつけた大振りな植物の群生に出会い、車を停めた。










      



 これは・・・・、ジギタリスだよね。。。どこから逃げ出したのか分からないが、ジギタリスが野生化して殖えているようだ。この場所から少し走った川沿いにも沢山咲いていた。



 直にいつも車を停めている場所に着いて、支度をする。今日は天気も良いし、月曜から雨が降っていないからヒルの心配はしなくても良さそうだ。でも、一応、スパッツは着けた。









 登り口にこんなにジャケツイバラがあったっけ・・・、花盛りだ。それから、杉林の中の登山道を20分ほど登り、林道に出た。この林道も3回目だ。










      



 ジャケツイバラの花は満開から少し、盛りを過ぎたところ。やっぱり、先週は一番良い時に来たんだね~などと、自己満足に浸る。また、20分ほど歩いてチェックしていた谷に入った。そこは・・・・、谷の中もジャケツイバラ。途中、足を滑らせて掴んだものがジャケツイバラの枝だったりして、両手の指先から血が滲んだり・・・・。



 とうとう、ジャケツイバラを避けきれず、斜面を登り尾根筋まで上がった。でも、それが正解で沢沿いに尾根は進んでいて、人の踏み跡も薄っすらと残っていた。それから、しばらく杉林の中の沢沿いに登っていった。途中、踏み跡が沢から離れる場所があって、迷ったがGPSを頼りに沢沿いに登ることにした。









 沢沿いでも、かなり乾燥していたが雰囲気は良くて、ヤマシャクヤクの姿も見えた。








 さらに進むと、ヤマシャクヤクの数も増えてきて・・・・












蕾も付いている株もかなりある。



 想像していたような展開に、今にもクマガイソウに出会えるような気がしてくる。


 テンナンショウがあった。この際、写真を撮っておこうかと思ってカメラを構えていると・・・・、友人達は、テンナンショウはもういい、などと言って先に登っていってしまった。置いてけぼりだ。気がはやるってやつかな。まあ、いいか。














 その後、沢を登りつめてから情報通り、広葉樹林の方に折れて進む。少し、ウロウロしたが杉林から広葉樹林帯に入った。















 情報通りの展開に安心して、昼飯を食べることにした。






景色の良い場所。道もない山の中にこんな景色の良い場所があるというのが何とも不思議・・・・



 ビールと友人が持ってきてくれた蒸し鶏、クラゲとキュウリの和え物、おにぎりを食べた。



 それから、周囲の沢沿いや日影になって傾斜の緩い辺りを探し回った。見つかるのは・・・・











ヤマシャクヤク






モミジガサ??




 随分探しまわったが、あの特徴的な葉には出会えなかった。諦めて下り始めると、途中で獣道のような踏み跡が沢とは直角に続いている場所があった。ひょっとしたらと思い、獣道を進んでゆくと開けた場所に出た。









 その先の谷筋も探してみたのだが・・・・・








 見つかったのは・・・・・





ササユリ





???



 友人が指している辺りを見ると・・・・









 これを見て諦めた。山を下り、車まで降りた。この山には最初の違う登山口からのアプローチも入れると4連敗。同じ山に4回続けてきたことなど一度も無かった。良い思い出というか、やっぱり、苦い経験だな。でも、また考え始めている。あの、踏み跡が沢から離れたところで、沢沿いに道を取らないで尾根を進んでいたら・・・・・。



 やめておこう、もう。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何にもしなかった土曜日      2013.05.25.

2013-05-27 22:04:02 | Weblog




 週末になった。体は疲れているが、朝起きるのは時間はいつもと同じ。あまちゃんを見るのも同じ。カメラを持って家を出るのも昨日と同じだったが、寝巻きのまま。


 昼咲き月見草は、昨日咲いていた花は赤味を帯びて閉じていて、新しい蕾が開き始めたところだった。





こっちの花は昨日から開いている。



 銅葉ペンステモンが花盛りになってきた。














 モッコウバラの下では金星蘭が咲きだした。








 一度、家に入り朝食を食べた。それから、今度は自宅の隣の駐車場をウロウロ。


 何年か前に見つけたマンテマはどこかに咲いているかなと思って探していると、以前とは違うところに沢山咲いていた。





「マンテマ」で検索して、画像一覧で見てみると「サクラマンテマ」というのが一番近いようだ。











帰化植物らしい。




      




 結局、この日は天気も良いのに何もせず、庭の雑草を抜いたりで何もしなかった。珍しい一日だった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼咲き月見草      2013.05.24.

2013-05-26 23:43:17 | Weblog
      
 


 昼咲き月見草。世間ではほとんど雑草の範疇に入るのかもしれない。高速道路の路側帯に沢山咲いていたり、小川の土手に咲いていたり。殖えてしょうがないという話をよく聞くのだが、自宅の庭ではなかなか殖えなかった。


 朝、出勤前にカメラを持って庭に出た。咲き始めているのに気が付いていたから、少し早く支度をしたのだ。









      








 咲いていたのは3株だけだったけれど、まだ10株くらいが育っている。弱肉強食の庭でようやく殖え始めたようだ。昼咲き月見草なら幾ら殖えてもOKだ。できれば他の花と共存して欲しいけれどね。



 こっちは、夜咲く方の月見草の仲間。













朝までは咲いていてくれる。帰宅したときは萎んでしまっているけれど。








 ニシキウツギも咲き出して、彩りの少ない庭を飾ってくれている。さて、仕事に行こう。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GWに訪ねた山野草園      2013.05.04.

2013-05-25 23:24:37 | Weblog
 かなり古い話になるけれど、GWの時に帰る途中に寄った山野草園の花の写真を残しておこう。ムサシアブミの姿を確認するためによったのだが、他にもいろいろと咲いていたから。。




一人静





イカリソウ










普通のイカリソウじゃなかったのかな・・・・、花が小振りで色が濃くて綺麗だ。





キバナイカリソウ




 そして、目的のもの。





ムサシアブミ




      








 ちょうど、芽を出して花を開き始めたところだった。この芽生えが少し赤味を帯びているのが特徴だ。やっぱり、迫力あるな。





クマガイソウ



 今日、この写真をアップしようと思ったのはこの花のせいだ。












 この日から10日位してから開いたようだ。いつもそんな感じ。花が開いたところは見たことがない。





サンカヨウ

こっちは、盛りを過ぎて散り始めていた。











トガクシショウマ

是非、山で咲いているのを観てみたい・・・










ルイヨウボタン




















イワヤツデ




 山野草園の主人と話をしていたら、珍しいのはこれだ、というのがシロヤマブキと丁子ガマズミだとのこと。










シロヤマブキ

シロヤマブキは山吹の白花ではない、ほら花びらが4枚しかないだろう。山吹は5枚だから、全然違う木なんだよ、と教えてくれた。シロヤマブキは落葉高木、自宅近くの清水寺にも植わっていて花が咲いていたけどな・・・・










丁子ガマズミ

これは観たことがなかった。名前の通り、丁子のような良い匂いがした。





ヒトツボクロ



 近くの杉林の下で見つけた。以前に六甲山で見たことがある。


 それから、その近くにあったものだけど、何だろう・・・・












 分からないまま。。。








コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園からの帰り道、エゴノキを見に行く    2013.05.18.(3)

2013-05-25 10:01:42 | Weblog




 
 公園からの帰り道に大きなエゴノキがある。そろそろ咲くかなと思って寄ってみると・・・・、こっちも咲き始め。






ほとんど、まだ蕾だ。



 でも場所によっては・・・・・














 満開まではあと3,4日かかるだろう。来週くらいははらはらと花が下に落ち始めて風情があるかも。









 でも、来週、来れるかどうかは分からないから、しっかり見ておかなければ・・・・・





 







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予定通り、ジャケツイバラの谷で焼肉パーティー    2013.05.19.

2013-05-24 23:30:24 | Weblog

 



 運転をしている友人に、車を停めてくれと頼んだ。友人は面喰っていたが、道の脇に藤の花が綺麗に咲いていたから・・・・









 今日は、先週見つけたジャケツイバラの咲く谷まで行って、焼肉をする予定だ。これまでのお礼もかねて、今年、いろいろと花の咲く場所を教えてもらったジャケツイバラの花が好きな友達を誘おうと思っていたのだが・・・・、この1週間、日曜日の天気予報を見たが、日曜は雨が降るという予報だったので迷っていた。いよいよ金曜日になり、友人が肉屋からメールを送ってきた。肉は二人前?三人前?


 これまでの迷いは吹っ飛んで、行くかどうか連絡を取ると行きたいとのこと。それで、今日は3人で焼肉パーティーということになった。この藤を見てから道を迷うことなく、先週と同じ川の脇に車を停めて、ビールだの肉・野菜、炭だの、担いで杉林の中を登り、林道に出たのが10時半。昼から雨の予報だったがすでに雨がパラパラと降り始めていた。



 そのまま、林道を進んで・・・・








 ジャケツイバラは、咲き始めていた。



 友達には一杯ジャケツイバラが咲いている場所に連れて行くと言っておいたのだが・・・・、ここに来るかなり前の川沿いの道の辺りからジャケツイバラの花が目につき始め、それも結構沢山咲いている場所もあったりして、この時期、ジャケツイバラは珍しくない!というのを痛感した。去年、琵琶湖東岸で初めて見て感激した花だが、知ってみれば良く目につく花ということだな。



 林道を進んで行く。




先週は咲いていなかったタニウツギ











      










 ちょうど、良い時期かな。花は咲き初めで花の穂の先には玉になった蕾が沢山ついている。どの花もまだ萎れていない。


 雨も降り始めているので、写真を撮るのもそこそこにして、林道の上に転がっている落石を集めて囲炉裏を作った。そして、そこに炭を放り込み着火。網は肉用と野菜用の二枚で・・・・、あ、その前にビールを飲んでいたな。この日、食べているところの写真がないのは・・・・・、ビール飲んでいたからかな。



 焼肉を食べている間も雨はパラパラと降っていて、風も吹いてくる。1時間と少し後、焼肉も一段落で、また写真を撮りに歩いた。




















 正直なところ、ジャケツイバラしか写すものがない・・・・・









 谷の下を覗いても・・・・・








 反対側を見ても・・・・・








 横に蔓を伸ばしていって隣のジャケツイバラとくっついたり・・・・・















 雨脚は強くなってきた。慌てて後始末をしてから、荷物を抱えて林道を戻った。





      

















      



 ジャケツイバラは岩をも登る・・・・・





ゴマギ
本当に葉は胡麻の匂いがする・・・・・





二人静




 山は萌黄色から緑色に変わってきている。




      

      藤の花と栃の花、タニウツギに彩られる山





タニウツギ




 林道から登山道の下り、薄暗い谷を降りていった。雨で濡れている杉林の中の登山道。今日は山を登ったり、谷を遡上したりする積りは無かったので、登山靴も履いていないし、スパッツもつけていない。心配なのはヒルだ。。。


 
 下る途中で点検すると、右足の靴やズボンの裾だけで5匹のヒルが張り付いているのを発見。剥がしてからまた、歩いて行く。





何とかサンショウウオ?




 急いで下って、車についてから足許を点検した。小さなものも入れて10匹ぐらいのヒルを発見したが、幸いなことに血を吸われるところまでは行っていなかった。



 雨はだんだんと強く降ってきていた。車の周囲を歩いてみた。





卯の花





ツリバナ





ツタバウンラン




 雨は止みそうもないが、まだ、何かしたいところだ。福地渓谷でも寄って帰ろうかと話しながら南下したが、雨はますます強く降り出し、結局そのまま帰宅することになった。



 予想よりも早い雨の降り出し、予想よりも強い雨、でも予定通りのジャケツイバラの花見で一杯。カルビが胃にもたれる一日だった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シライトソウの様子を見に行く    2013.05.18.(2)

2013-05-23 22:48:31 | Weblog

 コガクウツギ



 土曜日は、そのまま家でのんびりとしていたが、午後の3時から近くの公園に行った。シライトソウが咲き始めているらしい・・・・。シライトソウがどの辺りに咲いているかは見当がついている。道から坂道を下る途中で、さっそく見つけた。




     





シライトソウ



 確かに咲き始めている。まだ、花の穂が短くて、本当の咲き始めだ。先週、キンランが沢山咲いていた場所には一株だけが咲き残っていた。









     




 突き当りを左に曲がる。そのまま真っ直ぐ進んでいくと池がある。いつもはこっちには来ないのだが・・・・・





コウホネ




 コウホネが沢山この池にあるとは知らなかった。何せ、葉っぱだけでは見分けられないので、花の時期に見ないと分からない。おまけに・・・・・





ジュンサイ?






水の中に若い芽が出ている。





モチツツジ




 ここで引き返して元の道に歩いて行く。





コウホネ




 戻る途中で林の中を覗きこむと・・・・・、驚いた。




     
     ジエビネ




 こんな所でジエビネが咲いているとは驚きだ。この公園でジエビネを見たのは初めてだった。池を離れていつものコースを歩いて行く。




     




     



 
 奥にはササユリが沢山咲く場所があるのだが・・・・、まだ小さくて笹の葉とササユリが同じようで分からない。


 見つけた。







 ササユリの周囲には笹が多いのは偶然なのだろうか・・・・・


 見慣れぬ草があった。花が咲き終わったところのようだ。




     
     クチナシバナ




 ギンランも咲き残っていた。大きな株だ。




     




     





シソバタツナミソウ



 シソバタツナミソウがもう咲き始めている?それならば、この先の坂を登って行く辺りはさぞや綺麗だろうと楽しみに歩いていったが、まだ、小さな蕾を漸くつけたところだった。やっぱりね、さっきのが早すぎたのだろう。










アマドコロ




 途中、木の洞に沢山の蟻が群れていた。引越しだろうか・・・・・









 さて、この辺りにイチヤクソウが沢山咲く場所があったはずだけど・・・・・、しばらく、あっち行ったり、こっちを探したりして、ようやく見つけた。




     





イチヤクソウ

一時よりも数が少なくなったかも・・・・・




 一度、車道に戻り道の反対側へも行ってみた。管理棟を過ぎて田圃の辺りまで行くとモチツツジが綺麗に咲いていた。




モチツツジ










ヤマボウシ




 こっち側は野草はあまりなくて、木を楽しむ感じ。










ヒメコウゾ





     
     ヤマツツジ




 よく晴れた暖かい日でのんびりと歩いていたが、公園に放送が流れた。あと30分で閉園。駐車場を閉めるという。そんな時間になっているとは気がつかなかった。



 あわてて駐車場に向って歩いて行く。車に着いてみると広い駐車場に車は一台しか停まっていなかった。何とかセーフ。帰ろう・・・・・。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うるさい朝    2013.05.18.(1)

2013-05-22 21:54:37 | Weblog




 一週間働いてやっと週末になったと思ったら、朝の8時前から自宅前にコンクリートミキサー車が並んでいる。車を誘導する人はピッピッピッと笛を吹いている。仕事だからしょうがないんだろうけど、俺の週末の朝はどうしてくれるんだ。土曜の朝からコンクリート打ちなんて、聞いてないんだから・・・・



 この数ヶ月、自宅前に市役所が建つことになって以来、騒音と振動に悩まされている。おまけに姫路からの国道が自宅の脇を通っているが、道が整備されたせいで大型のトラックが夜中も走り抜け、騒がしくなった。



 そんな訳で、この所、土曜の朝には疲れていても自宅を出て、山を歩いていたのだが・・・・、今日は体が動かない。








 それでも、ミキサー車は次から次にやってきて・・・・、腹が立つので、工事の責任者に電話をかけて呼び出してやった。


 庭をひとまわり。





イキシア

栄養がないのか、あまり殖えない。もう3年目なのにな。





銅葉ペンステモン

これは、どうしたことか、種で殖えるようでどんどん殖えている。高温多湿に弱いようで、梅雨明け頃に株ごと枯れることがある。





ヒメジオン

これは、庭では雑草ではなくて、栽培している感覚。でも、最近はノコンギクやホタルブクロに押されて絶えそうな様子だ。





ペラペラヨメナ

売っているものを買ったのだが、これははっきり言って雑草だ。強い、殖える、いくらでも・・・・・





オールドローズ





道端の西洋オダマキ(青)



 
 よく行く道端の花畑から採ってきた種から育てたオダマキ。青の一重の花が自宅でも咲いた。二株咲いたから、種は十分採れるだろう。庭に地植えにして殖やしていきたいところ。ピンクの一重のオダマキ(濃いの、薄いピンク)と八重のピンクも咲いているから、来年はもっと殖やして咲かせたい。



 庭を一回りして、朝飯を食べようと玄関に向うと、モッコウバラの中に見慣れないものを見つけた。






カマキリの孵化?羽化?が始まったようだ。


 巣から細い糸が垂れて、その下に生まれたてのカマキリの子が団子のようになっている。









 その団子のようになった塊から徐々に移動していっている様だ。




     




 幼虫がいつまでも集団になっていては生き残れないのだろう。細い糸を辿って上に移動して拡散しているようだ。









 巣の上に登って一休みしている幼虫。これから、独り旅に出るのだろう。どれだけ生き残れるのか、この庭が何かの役に立つなら良いのだけれど・・・・。


 早く朝飯を食べよう・・・・。







  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

播州清水寺のクリンソウの様子を見に行く     2013.05.06.(1)

2013-05-21 23:01:41 | Weblog
 随分前に、5月6日の(2)をアップしたのだけれど・・・・、今日はその前編。忘れてた。



 何時からか、連休の最後に清水寺のクリンソウを見に行くようになっている。今年も連休中はいろいろと歩いてきたけれど、最後はここ。自宅から車で30分くらいだろうか。


 山の上の駐車場に車を停めて、カメラをぶら下げて歩き出した。








 車を停めた場所の上に咲いていた桜。八重桜だし、山の上だし・・・まだ綺麗に咲いていた。駐車場から歩いて本堂へ、それから秘密の場所へ。しばらく、写真だけかな。




トキワマンサク  まだ、咲いているのか・・・







シロヤマブキ

ヤマブキの白花とは違う。シロヤマブキは落葉高木、花弁が4枚しかない。ヤマブキは五弁だから明らかに違う。



 今日の目的は一応、クリンソウなのだが、シャクナゲや桜も楽しみにしているものがあるのだ。進んでゆくと、シャクナゲが一面に咲いていた。今が盛り。いや、ちょっと過ぎているかな・・・・























いろいろ、あるよね。



































     










 シャクナゲの咲く道を進んでゆくと石垣の脇にクリンソウが咲いていた。





クリンソウ



 これは、お客さん用のクリンソウ何だけど・・・・、日影の道を進んでゆく。





ムロウテンナンショウ

数少ない、名前の分かるテンナンショウのひとつ。。




 寺の周りには珍しい桜が植えてある。毎年、見ているのだが・・・・




御衣黄(ぎょいこう)





普賢象(フゲンゾウ)











カヤラン・・・・、開花前だったな。









 寺の裏から薄暗い道を進んで、お蔭の井戸の方へ進んだ。それから、さらに奥に進んで谷を下る。





クリンソウ



 咲いてはいたけど、今年は、クリンソウは遅めだ。




ミカエリソウのようだ・・・・















 自生している場所の外側を歩いて、様子を見て廻るのだがやっぱり咲き始め。








 
 花が咲いていないと、野菜畑みたいだな。









 諦めて谷を登った。満開の頃にまた来るか・・・・、多分、来ないだろう。来年、満開だったらいいな。



 お蔭の井戸に戻ると・・・・・









 アベックが井戸を覗き込んでいる。覗き込んで水面に写る自分の姿を見ると・・・・、3年寿命が伸びるんだったかな。俺は毎年見ているから、もう死ねないかも。今年はもう見るのは・・・・、やっぱり覗き込んでから帰るか・・・。



 
 後はまた、気にいった景色を撮りながら車に戻った。


































     





     





 駐車場に着いて、最後に写したのは・・・・









 紅葉のような楓の若葉。花が咲いているから、秋じゃないのが分かるよね。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大黒本しめじ    2013.05.12.(2)

2013-05-20 22:27:05 | Weblog
 クマガイソウに会うこともなく、一日、山を這いずり回った後、スーパーに寄った。晩飯のネタを仕入れなければ・・・・・



 一回りして、鯵の刺身と厚揚げ、大根を買った。そして、これ。





大黒本しめじ

タカラバイオが本シメジの栽培を本気でやっているのは知っていたのだが、高くて料亭くらいしか使わないかと思っていたのだが、スーパーの店頭にも並ぶようになっていた。


 いくらだっけかな。1パック、300円くらい?







 いつものようにちょっと焼いてから醤油をつけて焼き直す。


 ん・・・、結構いけるじゃないか。旨い。厚揚げも焼いて、大根おろしに醤油をたらして一緒に食べた。


 食事の後、今日の獲物のオオセミタケのクリーニング。








 大抵、虫体から子実体までの間が長くて掘るのに苦労するのだが、今回のは短かった。蝉の足まで揃っている。黴が生えないうちに凍結乾燥しなければ・・・・・







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマガイソウを探して但馬の山を彷徨う    2013.05.12.

2013-05-19 23:52:42 | Weblog
     
 


 車を川の脇の路側帯に停めた。靴を履き替え、スパッツをつけ、そしてその上からメントール入りのスプレーをたっぷりとかけた。その後、登山口からしばらく川沿いを歩き、杉林の中に続く斜面を登っていった。



 実は2週間前にキバナサバノオを探しに行った山の、他の登山口あたりから沢を登りつめた左の広葉樹林にクマガイソウが咲いているという情報を友人が聞きつけてきたのだ。キバナサバノオ探しは登山口をかえなければならなかったし、うまくすれば、キバナサバノオとクマガイソウを両方見つけられるかも、と思って行くことにした。情報はイマイチはっきりしないし、難しいだろうなとは思ってはいたのだが・・・・



 杉林を登ってゆくと・・・・



   
不明

もう、きのこの季節も近いな・・・・





一応、ご挨拶



 道は二つに分かれていて山頂へは直進。だが、別れた先に小さな滝が見えたので様子を見に行くことにした。



   
コチャダイゴケ?



 きのこを撮っている間に友人は先に行っている。



     





タチネコノメ



 大したものがないので登山道に戻って登っていった。登山道は急に傾斜がきつくなり、登りきると何と林道に出てしまった。登山道を林道が横切っているようだ。林道を越えて登山道を進むと目の前にヤマシャクヤクの木があった。





ヤマシャクヤク

花はとっくに終わって種が出来始めていた。



 沢沿いを情報どおり登ってゆくのだが、この沢である保証はない。




イワタバコ



 沢の岩にはイワタバコとかジンジソウとかが張り付いていて良い雰囲気ではあるが・・・・、登山道はかなり崩れていて不安な道が続いていた。行く手に滝が見えたので登って行く途中に・・・・





オオセミタケ


 
 後で掘り出すことにして、目印をつけてから滝まで歩いていった。




千葉の滝



 ここまで登ってきたが、どうも花の気配がない。友人は「そういえば、登山道じゃない方だ」といっていたような気がすると言い出した。何だ、違うじゃないか。ということで戻ることにした。オオセミタケは忘れずに採集。





その後、沢で泥を綺麗に落としてザックに入れた。


 その後はゆっくりと下る。




ヒメレンゲ



 林道まで戻って、足許をチェック。ムム・・・




ヒル



 やっぱりいたか・・・。丸くなっていたが、地面に落とすとゴムのように伸びて逃亡しようとする。一匹だけ踏み潰してもしょうがないので放っておいた。登山道じゃない方というと、さっきの滝のあったところだろうか。戻って滝の先を登っていくと、また急斜面になり、林道に出てしまった。さっきの林道と同じだな・・・・。一体、何やっているんだろう・・・・



 しょうがないので林道を奥に歩いて行くと・・・・




フジ



 これは見覚えがあるぞ・・・・




ジャケツイバラ








 ジャケツイバラは林道の左右に沢山生えていて、よそ見をして歩いていると棘に引っかかって痛い目をみる。そして、谷の下の杉の木の上まで這い登っている。












 花は少しだけ咲き始めているが、これが満開になったら綺麗だろう。ということで、次の週にまた来ようとか言って盛り上がっていたが、今日の目的はこれじゃない。林道が行き止まりになったところで一休みして昼飯を食べた。



 その後、来た道を戻り、林道を下っていった。




山頂方面?










ヒメウツギ?




 崖に沢山咲いている花、アブラナ科なのは確かだけれど分からない。





ハクサンハタザオ(実は今日、また行ってきて教えてもらった)




 道の脇に滝があって苔が綺麗に生えていた。







 
 滝の写真を撮っていたが、沢を登りつめ・・・というのはこれじゃないかと思って、崖を攀じ登りしばらく登っていってみたが・・・・沢の左側は杉林の急斜面が続いていて、やはり断念。両足が攣ってしまうが何とか道に戻った。結局、諦めて帰路についた。





・・・トンボ



 空を見上げると大きな鳥が真上を飛んでゆくのが見えた。





オオタカ?



 不確かな情報で探しに来るとこんなもんだ。ジャケツイバラも見つかったし、良い運動になったと思って満足して帰ろう。



       
       フタリシズカ



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰路、山桜を見ながら下る    2013.05.05.(3)

2013-05-18 22:46:02 | Weblog




 園地に下りて、また唐松林の脇を通り過ぎた。午後4時になって、バイケイソウにも午後の陽射しが当たっていた。そのまま、公園の出口に向って歩いていく。





キンキエンゴサク









キクザイイチゲ



 公園の出口を過ぎて、しばらく駐車場まで歩いた。途中で、小鳥の鳴き声が聞こえて・・・・、辺りを見回すと・・・・








 ・・・・居た。



   






 何ていう鳥かな、調べようと思ったまま、忘れていた・・・・。




オオカメノキ









 まだ、4時だというのに、コミヤマカタバミはもう花を閉じ始めていた。早く帰れという意味かな・・・・。













スミレサイシン



 車に到着してから靴を履き変え、山を下った。4日前は下る途中の山桜を観ながら、雨の中、降りることもなく下ったが、次に来る時は写真を撮ろうと思っていた。今日は天気も良いし、時間に余裕もある。山桜の綺麗な場所で車を停めて写真を撮りながら下った。

















柳の若葉























 
 一日、快晴。もう一度来て本当に良かったと思える一日だった。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快晴のすずのこ平    2013.05.05.(2)

2013-05-16 23:27:03 | Weblog





キクザキイチゲ


 熊押しの滝を過ぎて、しばらくは道は川沿いに続いていたけれど・・・・







 やがて、道は川を離れて山へと登って行った。




ショウジョウバカマ



 登る途中に大きなブナの木が立っている。




     



 ブナは芽吹きは始まっていた。去年、まだ雪が残っている時期にここにきて、確かこのブナの木の下で昼飯を食べた。毎年、同じようなことをしている・・・・。しばらく、ブナ林の中を登っていった。




     




 道の傾斜が緩くなった辺りに枯れたブナの大木が立っていた。かつて、この森林公園内一の大ブナだった木。そして、1年おきに木の根元から大量のトンビマイタケが発生していたのだった。でも、今はすっかり枯れてしまっている。もう、この公園に通いだしてから随分時間が過ぎたことに気が付かされた。









     
     


 ぶなの平園地に到着。ベンチが空いていたので、荷物を降ろし昼飯の用意をした。







 バーナーを出して湯を沸かし始めてから・・・・、ビール。湯が沸いたら、カップラーメンを作る。のんびり昼飯を食べた。それにしても駐車場の沢山の車に乗ってきた人達はどこにいるのだろう。山ではほとんど人には会わないのだ。



 さて、また歩き出した。沢山、汗を掻いてアルコールを消費しなければ・・・・









ユキザサ





エンレイソウ








 奥ぶなの平で休憩をしてから、すずのこ平に向って登って行く。





小川の脇のキンシベボタンネコノメ





道の脇の沢山のショウジョウバカマ











明るい斜面の道




 










 岡山と鳥取の県境の尾根道に出た。尾根筋を歩いて行くと今年、見るのを諦めていた花に出会えた、1輪だけ。



   
イワナシ

見れたことを喜ぼう。。。



 遠くに見える雪の残る山は蒜山だろうか・・・・・









 尾根筋のぶなの木は雪のせいか、皆、背が低くて漸く芽吹き始めたところだ。








 乾燥しているように見える尾根には、何故かエンレイソウとか・・・・









サンカヨウ



 雪が遅くまで積もっているからなのだろうか・・・・




サンカヨウとコミヤマカタバミ



 尾根道を歩いて行く。












 イワウチワが咲いていた。尾根道のぶなの木の下にイワウチワが沢山咲く場所なのだが、今は数輪が咲き残っているだけ。気温も上がってきているので、花が落ちる前に萎びてきてしまっている。





ユキザサ





ツクバネソウ



 尾根のオオカメノキはまだ・・・・



















つぼみ・・・・



 ここから一気に斜面を下り、ボウズ原谷を通り中央園地に向った。





コチャルメルソウとキンシベボタンネコノメ





アップ






コチャルメルソウ





アップ




 中央園地に到着。





ザゼンソウ



 それから、公園入り口にある管理棟まで行って少し休憩をした。


つづく。



 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山森林公園の復習 また、来てしまった。    2013.05.05.(1)

2013-05-15 23:15:30 | Weblog




 4日前にここに来た時もこのコンビニの駐車場に車を停めて、岡山森林公園の方向を見て、雲に覆われた山を見て前に進むか、戻るか迷っていた。そして、向った公園では気温5℃、みぞれに降られて早々に退散することになった。



 今日は快晴。ウキウキしながらコンビニで食料を仕入れる。今日の天気ならビールを買っても良さそうだ。


 そして、30分後、公園入り口へ向って坂を登る途中で、道の脇に沢山咲いている花を見つけて、思わず車を停めた。










コミヤマカタバミ

薄いピンク色のコミヤマカタバミ


 車道の脇の溝に沿って沢山咲いていた。4日前には全く気がつかなかった花だ。多分、開きもしていなかったのだろう。




     



 コミヤマカタバミと土筆のコラボも面白い。あぁ、やっぱり天気が良くないと駄目だな。来て良かった。





キンシベボタンネコノメ

最近、調べていたもの。今までボタンネコノメとしか思っていなかったけれど、似たものに他にキンシベボタンネコノメ、ヒダボタン、それからヒメヒダボタンがあるようだ。そして、その中からこれはキンシベボタンネコノメといえる、多分。



 コミヤマカタバミは最初の薄いピンク色のものと濃いピンク色のものも咲いている。
















 そして、もちろん、白花も沢山。公園入り口に近づいたが、数百メートルも手前から車が停まっている。5月5日の快晴・・・・、公園にとんでもなく沢山の人が訪れているようだ。気持ちが良いので、早々に車を停めて、支度をしてからのんびりと歩き始めた。公園の前から道の両脇にはいろいろと花が咲いていて、写真を撮りながら進んでいく。






川に下るのり面を沢山の緑の葉が覆っていた。


 一見して、一華の葉だ。今見ると蕾が少し見えているけれど、その時は気がつかず。これ、アズマイチゲだったのかな。キクザキイチゲじゃないよね・・・・



 公園の中に入る。入って直ぐの小川の脇にいつも青紫のキクザキイチゲが数輪、咲くのだが・・・・




キクザキイチゲ

やっぱり、咲いていた。ちょうど開いたところだったようで、花びらがまだ、クシャクシャしている。



 そしてその先のミズバショウ。










やっぱり、天気が良いと花たちは輝いて見える。



 そしてカラマツ園地のベンチ。芽生えてきたバイケイソウの葉に木漏れ日があたっている。








 公園の中央の道を進んでゆくけれど、4日前に歩いたところだから今度はしばらく写真だけ、並べておこう。歩いた気になれるかな・・・・





一面のユキザサ

花が咲いていたらいいのに・・・・




ショウジョウバカマ





キクザキイチゲ





カラマツ





咲き残りのタムシバ










コミヤマカタバミ 白花





サンインシロカネソウ






コミヤマカタバミ 桃花





キクザキイチゲ 白花









 公園の中央の道からつき辺りを右に入り、滝に向って歩いていった。
















キクザキイチゲ 青花















 この辺までが4日前の復習。ここまでは寒い中、何とか歩いてきたんだった。今日は快晴で、もう汗をかいている。気温は15度以上高いんだから、この気温の上下は凄いな。





コチャルメルソウ




 ようやく、熊押しの滝に着いた。




        



 腹が減ったが、もうひと頑張りしよう。ベンチが空いていないから。



つづく。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外  もう、これ以上待てないよ、今年は・・・・    2013.05.13.

2013-05-15 07:24:05 | Weblog
 今年はさくらんぼが大豊作だ。連休が始まった時にさくらんぼの木にネットをかけておいた。去年はかけなかったら、一日で鳥たちに食べつくされてしまった。それとサシカメがボコボコにさくらんぼの実をつついてしまっていたし・・・・



 連休が終わって仕事が始まった頃に食べ頃になったけれど、食べる暇が無い。でも、もう、これ以上は待てないよ。。。


 仕事を早く切り上げて帰宅。ボールを家から持ち出して、あ、缶ビールも。ネットの中にもぐり込んで・・・・














 熟しているのとそうじゃないのを見極めて、赤味がちょっと黒ずんできているようなのを摘まんでいく。














 その内に、娘が帰ってきて一緒に摘む。下ではジョビがおこぼれを狙っている。でも、日没サスペンデッド。








 今日はこの位にしといたろ。。。半分くらいは収穫できたかな。。。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする