今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

アキチョウジとジンジソウの岩壁から、ダイモンジソウへ      2021.10.10(2)

2021-10-24 09:33:15 | 山、花、山野草

アキチョウジ




 秋に咲くしそ科の花たちはどれも好きだけれど、アキチョウジはその中でも好みの花だ。環境が適していて他の草とも競合しないと、
これほどに密に咲くのだなと感心する。






これを庭で再現するとなると、とても無理な話だ。やはり、花は野に咲くもの。



 少し走り、集落の中を通って行くと、丁度、町内の清掃の日になっていたらしい。人が出て溝掃除をしていた。その脇に植え込みがあって、
フジバカマにアサギマダラが集まって飛び回っていた。車を停めて撮ろうとするのだが、上手く撮れない。



    
タテハ達とアサギマダラ
飛んでいる蝶の撮影は諦めて、溝掃除のおばちゃん達としばし歓談して、先を急いだ。







良い天気。のんびりと花を探しながらのドライブには最適だ。












シロヨメナ
日陰の道の山側斜面にはシロヨメナ、野紺菊などが咲いている。でも、野紺菊は盛りを過ぎてしまっているようだ。



 道は登っていてどんどんと標高を上げてゆく。ところどころ、山は色付き始めていて、目立つのはヤマブドウの紅葉だ。
車を停めて見てみるとヤマブドウの実が沢山成っていた。でも、見えているのに届かない。

 友人は高枝キリバサミが積んであったはずだと言って、車の中を探していたが、どうも前のドライブの後、降ろしていたようだ。
辛うじて手が届いた枝の二粒を分けて含んだけれど、甘酸っぱい味。やっぱり、この時期の山のドライブには高枝きりばさみが必須だね、教訓。

 扇ノ山の登山口辺りまで登り、道の脇の日陰を覗き込むと、白い花が群れ咲いていた。







あれ、これはジンジソウとはちょっと違う・・・・












ナメラダイモンジソウ
どうも、ジンジソウとナメラダイモンジソウの咲き分け?が分からない。




          











 日陰の水の沁み出す岩壁などが好きな植物なのだが、これまで二種が一緒に咲いているのは見たことがないように思う。
高度を上げて来たけれど、ここでも水不足は深刻で、綺麗に咲いている脇には・・・・





          

 萎れてしまった株も見えた。


コメント (4)
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