今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

またまた、雪

2008-02-23 23:56:35 | Weblog
昨日は東京出張で、帰ってきたのは夜10時頃だった。天気は終日快晴、暖かい日だった、ようだ。天気予報通り、今日は朝から荒れ気味。春一番とは思えないような冷たい風が吹き荒れた。夜になり、またまた雪になった。まだ、道には積もっていないが、朝には真っ白になっているのだろう。







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相変わらずお硬いネタで・・・春遠し! (三木山から淡河へ)

2008-02-17 19:04:00 | Weblog
この所、仕事が忙しくきのこを見に行っていなかった。サラリーマンにとって、年度末の2月、3月は年度のまとめ、次年度の予算・計画立案などで結構忙しいのだ。この時期が秋だったりしたら、泣きそうだが、一年で一番何もない季節なので、まあ、いっか。
昨日、休日出勤をしたおかげで仕事の目処がついたので、今日は所属する会の例会に行くことにした。

まず、出会ったのはヌルデタケ。沢山出ている。おかしな格好のキノコだ。

   


ヌルデタケ

お次はサガリハリタケだ。若い個体は菌糸が青味がかっているのが特徴だそうだ。


サガリハリタケ

老菌になると青味は消え、針は伸び、分岐する?


サガリハリタケ(老菌)

次はネンドタケ。ネンドタケモドキに似るが、ネンドタケモドキは木にへばりついて木から立ち上がることがない。クロコブタケがほくろの様についていた。


ネンドタケ

次はサカズキカワラタケ。図鑑では良く見ていたが、実物は初めて見た。不完全な個体ではあるが・・・。


サカヅキカワラタケ


   
クジラタケ

管孔が浅く、滑らかなのが特徴かな。


あまりカワラタケの出始めって見たことないような気がするけれど、その様子が分かる。


カワラタケ


不明

管孔が非常に細かく、灰白色をしていた。ミヤマウラギンタケに似ているが、傘の表のっぺりとしていて違うような気がする。でも、分からない。


ニクウスバタケ?


   
左:クロハナビラタケ
右:ムラサキゴムタケ

次はマメザヤタケ。去年の11月にブナ林で採取したものは25cmくらいある特大だったが、これは10cmほどの普通サイズだ。


マメザヤタケ

何故か、小さなシイタケが幾つも出ている。乾燥のせいか大きく成長したものはほとんどない。

   
シイタケ



昼になり、メンバーと別れて淡河に向かった。こう寒くっちゃラーメンでも食べなきゃやってられない。その後で先週のスライド会で話題にしたフェムスジョウタケ似の菌のサンプルを探しに行く積りだった。ラーメン屋に辿りつくとなんと順番待ちだ。田舎の周囲にほとんど何もないラーメン屋なのに人気がある。待って食べる気にもなれないので、最初に山を見ることにした。
広場の桜の木の枝が枯れていてシハイタケ属の菌が出ている。シロハカワラタケだろうか?


   
シハイタケ属 シロハカワラタケ?

これは、コナラの枯木に出ているので、コガネニカワタケの老菌?ハナビラダクリオキン?


コガネニカワタケ老菌??

問題のフェムスジョウタケ似の菌はあっさり見つかった。外周は白く変色しかかっていて、やっぱりフェムスジョウタケで良いのかな・・。

   
フェムスジョウタケ?

裏返して眺めていると雪がパラパラと降ってきた。結構勢い良く降っている。



構わず、辺りを散策しているとコウボウフデの朽ち果てたものが見つかった。良くこんなもの見えたなと感心している間も雪の勢いは増すばかり。


コウボウフデ

地面が白くなってきた。車まで結構、距離があるので引き返すことにした。




フェムスジョウタケ似のサンプルを持って歩いていると、まるで土砂降り?のような雪。あわてて帽子を被る。



戻り始めて車につくまで10分しか経っていないのにこのザマだ。



山を降りても雪は降っていた。今年の冬は厳しい。熱いラーメンがうまかった。


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今度こそ山頂へ

2008-02-02 23:38:27 | Weblog

山頂からの景色

日本を高気圧が覆っているとの朝の天気予報だったが、青空は見えない。高気圧の勢力が弱く、午後には雨・雪も予想されていたが、先週、途中で登るのを断念した山に再度挑戦してきた。もっと早く家を出たかったが、グズグズしていて出発は昼を過ぎていた。
コンビニで弁当を買い、なんとなくチョコレートを買った。「キノコの山」を買ってしまう私。途中、幾つかのキノコに出会うが、これまでも何度か出会ってきたキノコたちだ。


センボンクヌギタケ
同じ所に硬質菌も出ている。



相変わらず、出ている。フェムスジョウタケ?


フェムスジョウタケ?

頂上まで、1.6kmとの看板があり、「毎日、会社まで歩いている距離と同じ。山でも1時間で十分登れるだろう」との思いは甘かった。何という傾斜だ。いつの間にか汗でビッショリになっていた。雪が残っていて、足元がすべる。

   

途中で、年配の夫婦がストックを片手に降りてくるのに出会った。道の状態から誰か先行しているとは思っていた。様子を尋ねると頂上まで400mの地点で道が悪く、時間も遅いので引き返してきたとのこと。多少、怖気づくが先に進んだ。
やがて、「頂上まで400m」の看板があり、ゼイゼイいいながら更に登り、「頂上まで200m」の看板に到達。やっと半分かとガッカリしたが、その後すぐ頂上についてしまった。どの看板がおかしいのか分からないが、途中で引き返した二人連れを思い出した。もうちょっとだったのにな。
狭い頂上には休憩所があるが、雪が残っていた。服は汗でビショビショで、直に体が冷たくなってくる。弁当を食べ始めたがゾッとするほど寒い。




頂上からの景色は良く、天気の良い日は明石海峡大橋が見えるとのことだが・・・。







休憩所の隣に、祠があり西光山神社とある。なんと、缶ビールが置いてあるではないか!このタイミングでのビールはgoodではあるが、お供え物を飲んじゃだめでしょう。




弁当を食べ終わり、辺りを見ていると遠くの山はところどころ雲がかかった様に見える。雪が降ってきたようだ。じきに山頂にも細雪が降りだした。急いで降りることにした。
登るときはあまり余裕もなかったが、下りながら周りを見るとウバメガシが主体で、それにコナラ、アカマツなどが混じった林が続いている。この山はウバメガシの自生地としては北限なのだそうだ。




下りは登りのようなしんどさはないが、雪で滑る上に傾斜が急で膝が痛くなった。周囲の木や草にぶら下がるようにして降りた。

車に帰り着くまでに、枯れたコナラにクヌギタケの類が出始めているのに出会ったが、高すぎて下からしか写真を撮れなかった。





クヌギタケsp.

車に辿りついて、時間を見ると3時間半程が経っていた。
家に帰り、風呂に入った。ああ、しんど。
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