今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ゲンジボタルの乱舞 

2008-05-31 08:35:42 | Weblog
蛍を見に行くことを思い立ったら、もう我慢ができない。仕事を終え、帰宅して食事を済ませ、早速見に行くことにした。デジカメと「ホタルの写し方」なるものも一読した。

 まずは自宅から車で5分程の川の土手の様子を見ることにした。車を降りた道の側溝の脇の草に2匹停まっているのが見えた。やはり、ゲンジボタルはシーズンインしている。土手に行ってみるといるにはいるが、数は少なく、それより何より風が強くて蛍は川の対岸の木や草の下で点滅している。





 明日出直すことも考えたが、車でもう10分ほどのポイントも見てから帰ることにした。この辺りでは一番蛍の多いスポットだ。川の護岸工事が進んでいるのでどうなっているだろうか・・・。

 川に向かう道の叢に何匹か停まっている。やはりここにもいた。





 川に着いてみるとさすがにここは多い。久し振りにみる蛍の乱舞だ。が・・・、写真ではもう一つだねぇ・・・。











 結構、頻繁に車が通り撮影の邪魔をされる。夜中に来ないとダメだ。ここの蛍はゲンジボタルだ。大きくて明るい。





近くの草陰でも光っていた。この位の距離で撮影できたら驚くほど明るいのだが・・・。




もう暫らくシーズンは続きます。よろしければ・・・。
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少し早く起きて・・・その3 アサギマダラ

2008-05-28 07:15:44 | Weblog
自宅は小さな川の河岸段丘の上にある。勤め先にはその対岸の岡の上にあり、通勤はまず川まで段丘を下り、また登ることが必要だ。





 自宅から最初の下りにかかる前、遠くに山が見える。あの山の山頂の右側、明るく色づいた辺りがスダジイの新緑、カンゾウタケを採った場所だ。

 その段丘を下ったところの道の脇に見慣れぬ花が咲いていた。






??園芸種??


 さらに進み、川沿いの家の間にはイネの苗床があった。順調に育っていて、田植えが間近であることを知らせている。





 田んぼはというと、御覧の通り、田植えの待つ状態だ。通勤の途中の道の左側・・・(前日の撮影)。





反対側・・・。





まだ田んぼに水を入れていないところをみると来週末くらいが田植えになるのだろう。

夕方、歯医者に行かねばならず、早めに会社を出た。急いでいるときに限ってこんな出会いがある。アサギマダラだ。


   






アサギマダラ


 お陰で歯医者に遅れるところだった。蒸し暑い夕方で、なかなか汗が止まらなかった。
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雨の後のバーベQ 執念のキクラゲ

2008-05-25 21:38:15 | Weblog



 土曜の昼から日曜の朝まで雨は降り続いた。その日曜日、所属するきのこの会の例会の日だ。発足10周年の記念を兼ねて、2時間ほど採集してからバーベQを楽しむ予定だ。

 きのこを食べることに拘りのあるメンバー揃いで、当然、一番の目的はマツオウジとなった。僕はというと、マツオウジはもういいな、他に何かないかとなどとウロウロしたが、結局大した発見はなかった。


 昨日に続いて、赤松の木の下ではシバハリが出始めていた。そしてモリノカレバタケ。ありふれたキノコではあるが、今年始めての出会いだ。



モリノカレバタケ


 続いて似たようなキノコ



ヤマジノカレバタケ


 以下はメンバーの見つけてきたもの。



シロキクラゲ



ウスフジフウセンタケ


   
不明の Russula sp.
ヤブレベニタケではないし、シュイロハツとも違いそう・・・。

 その他、ウスヒラタケ、ムラサキフウセンタケ、ムラサキシメジと多くのマツオウジなどが集まった。

 その後、バーベQをしてから解散した。その帰り道、ガソリンがほとんどなくなり、自宅近くのスタンドに寄った。69Lで一万円を超えた。高くなったなぁとつぶやき、運転席に座り店を出ようと前を向いたその時、意外な光景が目に映った。前方、歩道の上のケヤキの枯死した部分からキクラゲが沢山発生している。


   






キクラゲ


 ガソリンスタンドの店員が見ているなか、良さそうなところを収穫した。ガソリン代の足しにはならぬが、腹の虫が多少、納まった。
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雨が降る前に・・・、シバハリと味噌チャーシュー

2008-05-24 22:35:28 | Weblog
 昨日の天気予報では朝から一日中、雨のはずだったが、朝、起きてみると雨は降っていなかった。しばらくは天気は持ちそうに思えたので、修理工場からようやく戻ってきた車に乗って家を出た。行き先は・・・事故現場。犯人は現場に戻る ・・・じゃないけど。
 
 ぶつかった場所に着き、例の松の木を見ると皮が削れて樹液が流れていた。蹴飛ばしてやろうと思ったが、止めた。木もかわいそうだ。

 キンチャヤマイグチは一本だけ出ていたが、今回もまた、老菌である。相変わらずタイミングは最悪だ。



キンチャヤマイグチ(老菌)


 仕方がないので周囲を見て廻る。道の脇にアカマツの切り株があった。最近、松枯れ病になり、切り倒されたものだ。その切り株の上に何か置いてある、と思ったらキノコだ。ちらっとみてノウタケの幼菌か・・と思ったが、木の上に??と思いよくよく観るとヒトクチタケだった。こんな出方もあるのか・・ね。



ヒトクチタケ


 松の木の下にシバハリが2本だけ出ていた。秋に良く発生する場所だ。


アミタケ(シバハリ)


 雨が降りだした。10時40分位。さて、車に乗り、移動しようかと思ってバックミラーを見たところ、見覚えのある車が走ってくるのが写った。同好の志、P氏だ。朝から六甲の方を廻って辿りついたとのこと。少し話をしてから、それぞれに傘をさして辺りを散策することにした。

 僕は先週にみたランの仲間が何だったのかを確認に行った。が、ほとんど生長しておらず分らないままだった。仕方がないのでそこらを歩いた。

 切り倒した赤松を横にしてあり、その木口から白い硬質菌が発生し始めている。これは去年も確か発生していた。去年のものは古くなり、幼菌のすぐ横にへばりついていた。





分らない

 菊の蕾のような気味の悪い模様が見える。

 溝の跡に落ちていたコナラの枯れ枝の下から茶色のキノコが出ていた。





 木から出ているのか、木の下から出ているのかはキノコを同定するときには重要だ。木をひっくり返してみた。





 どうやら、木の下の枯れ葉が積もった辺りから発生しているようだ。その近くに、小さ目のものが出ていた。どうやら、フミヅキタケのようだ。



フミヅキタケ


 そのまた近くにはキツネタケが出ている。いつもなら写真は撮らないところだろうが、今日は役者が足りない。



キツネタケ


 相変わらず、雨は降り続いている。11時も過ぎたことだし、本来の目的の所に行くことにしようか・・。車に戻るとP氏は既に公園を後にしていた。いろいろなキノコが出始めるまでにはもう少し時間が必要のようだ。



味噌チャーシュー(930円)


 胃がもたれるくらいチャーシューが入っているのがたまらない・・・・。
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タイトルをつけるほどでもない日 2008.05.18.

2008-05-20 00:12:18 | Weblog



   


 日曜日、片付けておかないといけない仕事があるのだが、そう素直には取り掛かれない性分だ。昼までぶらつく積りで家を出た。去年の今頃はもう少しきのこが出始めていたように思い、まず、薄暗い谷沿いの道を歩いてみた。そこで出会ったコナラの枯れ枝に出ていたきのこ、さっぱり分らない。何ともタイトルの付けようがない始まりだ。

*去年の6月10日に同じ辺りで出会ったきのこの写真.おそらく同じものだろうと思う.(2008.05.22. 追加)

   



 少し日のあたる道沿いに咲いていた。前日にハナニガナの花の写真をとったのだが、これは花弁が5枚。ニガナだろう。



ニガナ


 その隣に咲いていたのは・・・


   
ハナニガナ?
随分、花が少ないが特徴はハナニガナに似ていると思った。


そのまた近くに咲いていたこれは?


   
???
これは僕のちっぽけな図鑑にはない


これは?


   
???


 難しいものだ。1mも歩かないうちにこれほど似た花が咲いているとは・・。花の同定を諦めて車を止めていた場所に戻った。

 エゴノキが満開だ。また、この季節が来たんだな。





   
エゴノキ


 エゴノキは好きだ。庭にも植えたいところだが、もうスペースがない。

 車で少し移動した。竹の子の季節なのできのこと運が良ければ竹の子を採ろうという魂胆だ。この前マツオウジを採った周辺を廻る。久し振りにヌメリイグチがポツンと出ていた。傘に大穴があきユーモラスだ。



ヌメリイグチ


 マツオウジは相変わらず出ていた。



マツオウジ



マツオウジ



白いツツジ 野生?園芸種?分らない


途中で出会った。目のパッチリしたかわいい・・・ヤマカガシ。



ヤマカガシ

 昼過ぎに帰宅し、少し仕事をした。

 あっ、そうそう。竹の子を2本掘り出し、晩のおかずにした。
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今年はどうもタイミングが合いませんなぁ・・・カンゾウタケ

2008-05-18 08:17:55 | Weblog
 僕の住んでいるところはゴミ収集が有料である。その上、焚き火はご法度ときている。庭木の落ち葉、剪定した枝、雑草などを全部有料のゴミ袋に入れて捨てていたら大変だ・・・。
 5月は常緑樹が新しい葉をつけ、丁度今頃に古い葉を落とすので、この時期も落ち葉が多い。最近、1メートル立方位のビニール製のゴミ籠を買い、一杯になったら近所のクリーンセンターまで車で捨てに行くことにしている。これだと一回100キロまでタダなのだ。但し、土日で利用できるのは土曜日の午前中のみだ。

 さて、朝から50キロの落ち葉、新聞紙等のゴミを捨てに行き、その帰り道に今頃が季節のカンゾウタケの様子を見に行くことにした。先週、車を立ち木にぶつけてからというもの、しばらく山歩きも止めようかと思ったが。

 山の中腹まで車で行き、そこから急坂を歩いた。途中からスダジイの古木が混じり、それらの木の根元近くの洞を見て歩く。 最初に見つけたものはとても小さく、しかも幼菌ではなかった。


   


 やっと大きな個体に出会った。少し盛りを過ぎてはいるが何とか合格。一番上には大きなデンデン虫が乗っかっていた。






その後は完全に古くなったものばかりが見つかった。あまり、古い個体の画像はwebではみられないだろうから、載せておこう。
 



まるで、牛タンだ



なんともグロテスク


 そろそろ、いろんなきのこが出始めていた。



クロコタマゴテングタケ


 いくつか出ていた。若いうちに水切れ気味になったようだ。ツバとなる部分は傘の裏にまだ付いていた。



ヤナギマツタケ


 遅かりし!もう古くなったヤナギマツタケ。今日はこんな感じのボロボロきのこばかり。先週からどうもついてませんなぁ・・・。で、何の木にでていたのかというと・・・楓。





 山をうろついていて面白い木に出会った。





 2本の別の木が地面から1m程のところでくっついている。この写真からは分りにくいが、そのさらに1m位上でもう一度くっついていた。

 この位にして車に戻り、山を下った。その途中、野菊のような花が車窓から見え、不思議に思い確認に降りた。


   



ミヤマヨメナ


 そうそう、以前、風さんに教えて頂いたミヤマヨメナの花に違いない。その他、・・・。




ホウチャクソウ
*ホウチャクソウは間違いですね。ミヤマナルコユリ?



コナスビ




ハナニガナ


 さて、カンゾウタケであるが、帰宅してから湯通しして食べてみた。





 生のレバーのようで、良く見ると・・・





 牛タンのようだ。わさび醤油、生姜醤油で食べてみた。少し酸味があるところが好みの分かれるところ。珍味ってところだね。
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タツナミソウ

2008-05-15 07:21:22 | Weblog




朝、会社に行く途中で咲いているのに気が付いた。自宅近くに咲いていたのは意外だった。


   






タツナミソウ

結構、気を付けて見ていると意外な花が身近に咲いているものだと思った。
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脇見運転厳禁!!

2008-05-12 07:48:20 | Weblog



 去年は無精して、サクランボの木にネットを掛けなかったので、野鳥の餌食となり僕は一個も食べられなかった。今年は一生懸命ネットをかけたお陰で御覧のような豊作である。


   


 十分熟れてきて、もう収穫しないと味が落ちてしまうのだが・・・、収穫は妻におしつけ、あてもなく家を出た。





 何処に行っても何かある季節ではなく、さて、何処に行こうかと考えながら車を走らせる。何故、今年はチゴユリに出会えなかったのかが気になっていたので、再度、その痕跡でもと探しに行ったが、やはり何も気配は無かった。

 公園を出てT字路にさしかかったときにどちらに曲がろうか迷った。ふと、こんな選択で運命が決まるのかもしれないと、確かにその時に思った・・・。その時、毎年、淡河のS公園でチゴユリが咲いていたのを思い出し、S公園に行くことにしたのだ。

 途中、ホタルブクロの群生が順調に育っているのを確認して、S公園に着いた。この公園ではいつもの癖で、ゆっくり運転しながら幾つかのポイントにきのこが出ているかを見ながら進む。

 キンチャがいつも出る山側の斜面のヤマナラシの林を車の中から覗き込みながら、前かがみになって下から上を覗き込むように・・、そう、スカートの中を覗き込むように(想像です)、ゆっくり走りながら観察すると、「あっ、もう出てしまったのか・・」、茶色い傘が見えた。その直後に強い衝撃を体で感じた。とっさに車の前方左側を見ると、ドアミラーがゆっくり落ちていくのが見えた。



ドアミラーがない・・・


 なんじゃ、この木は・・、道にはみ出しているじゃないか!と、蹴飛ばしてみたが、後の祭りである。車はとみるとバンパー、フェンダー、ドアがへこみ、ドアミラーはポッキリ折れて地面に落ちていた。まあ、しょうがないので、妻に電話して保険会社に連絡をとってもらった。「もう少し、見てから帰る」というと、「まだ、そんな元気あるの?」と言われた・・・。

 キンチャヤマイグチは例年、ゴールデンウィーク後に一度出て、それから散発的に発生し、10月位まで発生する。今回のは既に1週間程度前に出ていたものと思われる。予想通り、僕の前に誰か来たようだった。

 その他、冬にも発生していたフェムスジョウタケ?がまだ出ていた。



フェムスジョウタケ?


 以下は公園内での草花、虫たち・・



ツクバネウツギ



ウツギの仲間と虫



キンラン? ギンラン? (キンさんギンさんみたい)




キンモンガ





   
クサフジ


 車に戻ると保険会社から連絡が来ていた。状況を報告し対応を依頼したが、レッカーの手配を勧められた。でも、面倒くさいので自分で運転して帰宅した。





 家で破損状況を見てみた。ドアミラーって、プラスチックでできてるの知ってました?チャチなもんですね。

 今回の教訓、あてもなく車で走るのは事故のもとである・・・。いや、違う。脇見運転は事故のもと、である。情けない。
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その後のマツオウジ  2008.05.10.

2008-05-11 00:20:27 | Weblog



 9日の土曜日は天気予報どおり、朝から雨だった。気温も上がらず、少し前の暑さが嘘のようだった。6日に出始めていたマツオウジのその後を雨の中、見に行った。予想に反し、それ程生長していない。発生した木に栄養が余り残ってなかったのか、途中乾燥して生長が止まっていたのか・・分らない。





 そこそこ生長したものを収穫した。大きいもので傘径13cmくらい。





 「マツオウジのヒダは鋸歯状」という記述を図鑑で見掛けるが、その実物を示してみた。





 晩酌用にノビルを引っこ抜いてから帰宅した。


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ぶらり歩いて家に帰る 2008.05.06.

2008-05-10 13:11:35 | Weblog
 マツオウジを見てからぶらり周囲を眺めながら家まで帰った。



 この辺りで圧倒的に多いコバノミツバツツジはもうすっかり花が終わり、今はわずかに幾種かのツツジが咲いている。その中で比較的多いのがモチツツジだ。


   



モチツツジ

 額に虫がとまっているように見えるが、モチのように粘る額に足をとられて動けないのだ。虫を栄養にするわけでもないだろうに迷惑な話だ。

 他にマツオウジはないか、探していた時に草むらに咲いていた花。ヘビイチゴかと思ったが、5枚葉が混じっている。





   



オヘビイチゴ


 図鑑をみたところオヘビ(雄蛇)イチゴというようだ。

 帰り道のツツジ・・。


   
ツツジ その1


   
ツツジ その2


 ヤマツツジ?レンゲツツジ?分らない。野生のツツジが分る良い本知りませんか?

 この間、ヤマハコベを撮った時に名前を調べていて、ウシハコベという名がでてきた。どのようなハコベか実際に見てみたいと思ったが、道の脇の草むらに普通に生えていた。






ウシハコベ


 オシベ5本が目印ということだから間違いないだろう。
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連休最後の日 マツオウジ  2008.05.06.

2008-05-09 06:48:56 | Weblog
 連休最後の日だ。朝、起きて庭を見て廻った。たった3日見なかっただけだが、この時期の3日は結構変化があるものだ。福山に発つ前は蕾だった白雲木は3部咲きになっていた。






ハクウンボク 2階のベランダから


 昨日は途中で断念したとはいえ山を登り、連休中の遊び疲れもあり、今日は朝からのんびり家で過ごしていた。少しビールも飲んだりしてくつろいだが、昨日とは違って良く晴れて暑いくらいだった。昼は妻の運転で外に食べに行ったが、あの雨が気になっていた。

 この時期、あの雨、この陽気、マツオウジはきっと出始めるに違いない。昼飯の帰り、妻に車でマツオウジの場所まで連れて行って貰った。帰りは歩いて帰る積りだ。

 幾つかのアカマツの切り株を見て廻った。予想通りだった。出始めの若いマツオウジ。








   








 大き目の3本だけ収穫した。週末にはどれだけ大きくなっているだろう?このまま良い天気が続けば、大きくなることもなくナメクジの餌食になっているかもしれない。それもまた楽しみのうち・・・。

 いずれにしても、そこら中でマツオウジは出始めているのは間違いない!!
なんとなく、このまま夏きのこの季節に移っていく予感がした。
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きのこのアップ

2008-05-08 23:08:00 | Weblog
きのこのアップ







 如何です?こうしてみるとヒラタケっぽいと思いましたが・・・。去年、ホダ木栽培で沢山収穫したとき嗅いだヒラタケの匂いと同じでした。


おまけ 夕日のあたる白雲木
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岡山S公園(2)  2008.05.05.

2008-05-08 07:09:38 | Weblog



 管理センターを過ぎて進んでいくと右手にカラマツ林が見えてくる。道の右、カラマツ林の手前には水が流れていて、その流れの中に小さなミズバショウが白い花を咲かせていた。久し振りだった。随分前に長野の戸隠で見たのが最後だったか・・・。

 さらに少し進んだところにもっと大きな株があった。





 カラマツの林に入ると、落ち葉が厚く積りフカフカとしている。その木の下にバイケイソウが群生していた。落ち葉の色と鮮やかな緑の対比が面白い。






バイケイソウ


 林の薄暗いところにエンレイソウが花をつけていた。



エンレイソウ


 そして、名前の分らないシダの芽生え、迫力を感じる。





 雨は次第に強さを増していたが、ここで山道に入りブナ林を目指すことにした。根曲がり杉へ向かって登ってゆく。最初はショウジョウバカマ、コミヤマカタバミなどが道の両脇を飾ってくれていたが、やがて根曲がり竹と木だけになっていった。

 時々、コブシやオオカメノキが白い花をつけ、楽しませてくれる。






オオカメノキ


 この辺りから雨がひどくなってきた。木が茂っているので雨の音の割りに身体に当たる雨は少ないように感じるが、やがて風も強まり大粒の水滴が当たるようになった。





 カメラで撮ると明るく見えるが、実際はかなり暗い。いつもであれば雨が降ってもイケイケ Go Go なのだが、道沿いには花もきのこも期待できないのが分っているので、戻ることにした。傘もなくカッパもないのでずぶ濡れだ。





 戻る下り道、またショウジョウバカマの花が見えるようになってきた。





 その木でできた階段を下りたところにカラマツ?の切り株があり、白いきのこが出ていた。


   



ヒラタケ??


 白っぽく、僅かに茶色がかっている。傘径4cmほど。かなり強靭、臭いは・・・ヒラタケのにおいかな。色には違和感があるけれどヒラタケとしておく。

 山道を下まで降り、川沿いを歩いた。身体は冷え切っていたが、そう簡単に来れるわけではない。





 木の根元にミヤマキケマンが咲いていた。ピント合わせる余裕なし。



ミヤマキケマン


 休憩所の付近にキクザキイチゲが咲いていた。雨が降り続いていてカメラもいい加減故障しそうだ・・・。







キクザキイチゲ


 もっと見て廻りたいところだけれど、気力、体力の限界って感じ。寒い。車に戻り、着替えてからヒーターを入れて帰路に着いた。高速道は17kmの渋滞などと言っているが、田舎に住んでて良かった。滝野・社インターまで渋滞は届いていなかった。その代わり、宍粟からはずっと土砂降りで、まるで雨雲を連れて走ったようなものだった。
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岡山S公園(1)  2008.05.05.

2008-05-07 07:32:44 | Weblog

コミヤマカタバミの群生


 朝飯を食べてからなんだかんだと用事を済ませ福山の家を出たのは10時30分頃だった。岡山経由で行こうかとも思ったが、昨日と同様、北上して東城インターから院庄へ行き、岡山S公園へ行くことにした。福山は朝方、雨がパラパラとしたが、その後、あがっていた。院庄に近づいた頃にまたパラパラと雨が降り出したが、その時点で山は見えていて、目的地は雨は降っていないように思えた。しかし、30分後に岡山S公園の入り口についた頃には雨は降り出していた。

 岡山S公園には年に3回ほど来ているが、春に来るのは初めてだった。しかし、着いて辺りを見回してみて、ここの春はやっときたところなのだと感じた。


   





 公園じゅうに無数のショウジョウバカマが咲いており、これから花の房を伸ばそうというものも多かった。自宅周辺では1ヶ月程前にショウジョウバカマが咲き始めている。
 
 小川の脇にも沢山咲いていた。





 また、緑色と黄緑の変わった色の組み合わせの草が生えていた。


   



ボタンネコノメソウ


 また、ヤマエンゴサクとそっくりなキンキエンゴサクも無数に咲いていた。






キンキエンゴサク


 ヤマエンゴサクとキンキエンゴサクは見た目では違いがわからないそうで、キンキエンゴサクには種子に突起があることが差別点であるようだ。ともあれ、岡山S公園にはキンキエンゴサクが多いと管理事務所に書いてあったので、キンキとして良いのだろう。

 この時期、チゴユリに良く似た若い芽を見るのだが、よくよく観ると違う・・・。



ミヤマナルコユリ?



ユキザサ?


 分らない。もう少し後に来たら花が咲いているだろう・・・。
 
 また、分らない葉が出ている・・・。





 今回のS公園でショウジョウバカマと同じくらい沢山咲いていたのは、冒頭の写真にもあるように、これ、コミヤマカタバミである。


   






コミヤマカタバミ


 この花は初対面だった。雨が降っているから花は閉じているのか、丁度これから開こうとしていたのか分らないが、首を上げ僅かに開き始めたものもあった。

 前半はここまで。
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福山にて2 

2008-05-06 08:47:29 | Weblog
 ヤマルリソウは道の山側の斜面、日陰になったところに咲いていた。

   



ピンボケ、でもこんな感じ。



ヤマルリソウ


 オオバイカイカリソウも一緒に咲いていた。ピント合わず、ゴメン。



オオバイカイカリソウ



ジュウニヒトエ?


 そこから少し上がったやはり山側の斜面にラショウモンカズラは群生していた。


   









ラショウモンカズラ


 随分道草をくったが、西山高原キャンプ場に着いた。周囲を見渡せる広場のベンチで昼飯を食べた。来る途中に通ってきた備中湖が眼下に広がって見えた。





 暑い日になった。半袖のTシャツ一枚でキャンプ場の周囲をうろつく。汗が吹き出た。
 そこら中でフジが満開だ。





 あれ、

   






フデリンドウ


 今年はフデリンドウをよく見る。

 駐車場には何という種か知らないが、アザミが沢山生えていた。





 これは何?僕の図鑑には出ていない。



知らない草
  *2008.05.06. P氏の助言により,カラスビシャクと判明.



 黄色い花が沢山咲いていた。これはその内の一つ。調べたところ、クサノオウというらしい・・・。


   



クサノオウ


 今日もきのこは全くなく、花だらけの一日だった。あこがれのヤマルリソウ、ラショウモンカズラなどに出会え、最高だった。
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