今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

六甲山系のケスハマソウ      2023.03.12.(1)

2023-04-02 12:05:53 | 山、花、山野草

ケスハマソウ

 

 

 もう、咲いているだろうと思って行ってきた。車で30分ほどのところなので昼からでも十分に楽しめる。

この日は天気も良かったので、途中のコンビニで昼飯を買って花でも見ながら食べようと思って出掛けた。

でも、おなじようなことを考える人は沢山いたようで、山の上のベンチは空いていないし、

人でも多かったので車の中で急いで食べることにした。

 

 食後に花を見に行ったのだが、その場所には人影はない。あの沢山の人はどこに行ったのだろうか。世の中、

忙しなく花などをのんびりと眺めるような気分ではないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前、ケスハマソウが沢山、自生していた場所に行ってみたが僅かにしか花は咲いていなかった。

最近、杉の間伐がされた場所で、陽当たりが良くなったせいなのだろうか。除草もされているので目立つようになって、

盗掘されてしまったのだろうか。

 

 

 

 

 

 写真を撮っていると、一人、ケスハマソウを撮っている人がいるのに気が付いた。同好の輩と思い話しかけてみると、

数を減らしたケスハマソウの保護を手伝っているとのことだった。でも、特に山野草について詳しいわけではないようだった。

礼を言ってから、他の場所の花を見に行くと伝えて別れた。

 

 その後、記憶にあった自生地に行こうと山を下ったのだが分からなくなってしまい、下り過ぎて麓まで降りてしまった。

消えてしまったのか・・・

 

 

        

        コショウノキ

探している途中で出会った。この山の日当たりの良くない斜面には結構、沢山生えている。

 

 

 ケスハマソウは下から登りなおしてようやく見つけた。どうも、なぜこの場所に咲いているのか不思議な場所。

誰かが植えたのかとも、思ってしまうような場所なので、見つけられなかった。

半日蔭で雨が降ると雨水が集まるような浅い谷筋に自生するように思うのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春だから明る過ぎるように感じるだけなのかもしれない。兎に角、この場所に何年も自生しているのは確かなのだ。

 

 写真を撮り終えてから斜面を登り車道に戻ったところで、先ほどのケスハマソウの保護を手伝っている人に出会ったので、

自生地の話をすると、驚いたことにご存じなかった。お礼の積りで教えてあげることにして再度下り、また登り車に戻った。

良い運動にはなったかな。

 

 

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そろそろ、再開。オカメザクラが咲き始める。     2023.03.21.(2)

2023-03-26 13:42:37 | 山、花、山野草

ミツマタの花

 

 

 天気は曇天のまま。気温もさほど上がっていない。でも、雨が降り出さないだけマシというものだ。先を進む。

 

 

 

アマナ

道の脇の土手の斜面にアマナを発見。以前にも見ていたと思うけれど、かなり殖えたようだ。

 

 

 そして、今日の目的の花の咲く場所へ。

 

 

 

 

 

 

 

ヒロハノアマナ

2週間前に来た時は葉が出始めで、小さなつぼみの姿も確認していた。

 

 

 大きく育っていてつぼみも沢山付いているのだが、いかんせん天気が悪くて開いてはいない。周辺を歩いて他にも咲く場所がないか探していると・・・

 

 

 

        

ヒロハノアマナ

周辺に見えているのはヤマエンゴサク?他はオドリコソウ?

 

 

 

 

 

 

 

セリバオウレン もう終盤。

 

 

 

ヒサカキ 小さな花を付け始めている。

 

 

 

 

 

 

 戻って来て、さっきのオドリコソウ?をじっくりと見てみる。

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

以前に周辺でラショウモンカズラの花を見たことがあるので気になったのだが、咲いていたのは5月頃だし・・・・

 

 

 先に進むと、またアズマイチゲの群生があった。ここは最近、地元の人が畑の脇に殖やしていたものなのだが、随分と殖えていた。でも開いていない・・

 

 

 

 

 

 

 

 

脇から見た時には廃墟かと思っていた。その割には庭がすっきりしているので不思議に思ったのだが・・・・正面まで来てみると喫茶店のようだった。

でも、人気がなくてどうなん??

 

 

 ここを二週間前に歩いた時に近くでビジターズハウス(所謂、民宿)の開店を準備中の主に聞いた、川沿いのオカメザクラのことを思い出して、

行ってみた。道かどうか分からないような草原を進んで川まで出る。

 

 

 

       

これって・・・・、あれかな。凄い群生。。。

 

 

 

オカメザクラ

三分から五分咲きってところかな。

 

 

 

       

 

また、あれかな?

 

 見えているコンクリートの橋を渡ってオカメザクラの植えてある方に移ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じカメラで撮っているのだけれど、光の加減でオカメザクラの色合いが変ってしまう・・・・

 

 

 川沿いを歩いて橋を渡って元の散策路に戻った。アズマイチゲの花はどうだろう・・・・

 

 

 

開きかけた花もあるけれど・・・・

 

 

 

 

ニリンソウも少し開いたかな・・・・

 

 

 

 

ユキワリイチゲはやっぱり、ダンマリのまま。

 

 

 停めておいた車に戻る時には雨がパラパラと降りだしていた。車に乗ってスマホを見てみると、WBCで、日本が9回逆転サヨナラ勝ちを収めたとのこと。

時計を見ると11:40。2時間弱の散歩だった。自宅に戻る途中で雨は土砂降りになり、途中で昼飯の焼肉弁当を買って帰宅。録画しておいたWBC決勝戦をじっくりと見た。

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そろそろ、再開。     2023.03.21.(1)

2023-03-25 23:24:35 | 山、花、山野草

 

 

 最後にブログをアップしたのは今年のカレンダーのために選んだ画像をした時。あれから2か月ほどがあっという間に経ってしまった。

そろそろ、再開しなければと思うのだがどこから始めようかと迷う。迷った上で一番、最近に花を見て歩いた時のことを書くことにした。

 

 最初の写真を見ると分かる人には分かってしまうのだが、ここは自宅から1時間ちょっとの神社。周辺には自生や植栽の山野草が多くて、

地元の人が草刈りなどをして管理してくれている散策路があるのだ。今年、ここを訪れるのは二回目。一回目はセツブンソウの咲く頃だった。

この日は天気予報では昼からは雨になりそうだということだったので、休日としては早めに家を出て正午くらいまで散策する積りで家を出た。

 

 朝起きてテレビを点けた時点でWBCの日本とメキシコ戦の状況は3:0でメキシコが先行していて家を出るのを止めようかとも思ったけれど、

録画することにして思い切って家を出たのだった。さて、神社の石塀の上のユキワリイチゲは閉じていたが、気温はそれほど低くはなかった。

 

 

        

 

 

 まだ、10時頃なので戻るころには開くかもしれないと思い、散策路を進むことにした。人影はほとんどなく、のんびりと歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

    

ニリンソウ

まだ咲き始めで、花数は少なく二輪目はまだつぼみ。

 

 

 

 

 

 

 

ノカンゾウ or ヤブカンゾウの芽

水滴を宿している・・・・、期せずして写り込んだイチリンソウにはつぼみが付いていた。

 

 

 

        

 

 

 

 

シキミの花

散策路の右側には栗の木が植えてあって、その境に大きなシキミの木が続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのシキミの木が満開なのだ。

 

 

 

        

 

 

 

 しばらく進んで行くとヒメリュウキンカがポツポツと咲いていて、その先にアズマイチゲの群生があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

        アズマイチゲ

半開き? これから開くのかもしれないけれど・・・・。午後には雨が降り出すだろうから、今日は開いたところは見れそうもない。

 

 

 

 その後、セツブンソウの咲いていた斜面に着いたが当然のように花は終わっていて種が出来始めている。そして、キクザキイチゲが僅かに咲き

残っていた。

 

 

 

キクザキイチゲ

 

 

 

 そして驚いたことにこの斜面では見たことが無かったヒロハノアマナが咲いていた。

 

 

 

ヒロハノアマナ

誰かが移植したのだろうか・・・・。

 

 

 

ミツマタの花 紅

 

 

 セツブンソウの斜面の先にはミツマタの花が咲いていた。これは毎年のことなのだが、紅のミツマタが植えてあったという記憶はないのだ。

 

 

 

 

 

 

 ミツマタの木は幾つか植えてあって、どれも若木ではない。この場所にはセツブンソウの咲く時期に来ることがほとんどだったので、ミツマタが

咲く時期に歩いたことが無かったのかもしれない。

 

 この時、携帯に日本が3:3の同点に追いついたという速報が入った。思えば、WBCで日本はこれまで全戦で先に得点され逆転して勝ってきた。

この日もきっと勝つだろうと思いつつ、先に進んだ。

 

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これも回想? 今年のカレンダーのはなし     2022.01.30.

2023-02-01 21:29:13 | その他
2023年の表紙





 ここのところ恒例の新年からのダンマリ。いつもなら早々に今年のカレンダーの画像の紹介だけはしていたのだけれど・・・・
昨年末の年賀状作りからどうにも気乗りがしなくて、結局、作り始めたのが仕事納めの前日くらいだった。
 
 さて、カレンダーに使う写真の選定も、昨年に撮った写真の整理すらできていない状況で、そこから始めないとと思って、
回想シリーズで写真の整理をボチボチやってる内に町内会の初談会の日になって・・・。昨年は町内会長だったので、
資料を作成して次の会長さんに引継ぎしてホッとしてから、ようやくカレンダー案を完成!!! カレンダー作成アプリに写真を
入れ込んで作成会社に送ろうとしたところで、その会社が日本から撤退していたことを知ったのだ。しかも、8月末で終わっていたらしい。
何とも哀れ、悲しい話だなぁ。
 
 Vista Print という会社だった。オリジナルなカレンダーを安く、綺麗に、早く作ってくれる会社だったのに・・・・、
日本では商売にならなかったんだろうか。他の会社も探してみたけれど、コストは3倍くらいになりそうなので取り敢えず、
作成はペンディングするしかないか・・・。
 
 
 
表紙:今年は迷いに迷った。各月の次点を並べるといってもマンネリで、何とも代わり映えのしないものになってしまって。
思い切って、好みのイチゲの花、ユキワリイチゲ花のバリエーションをコラージュにしてみた。
 
 
 
 
 
1月 ハイビスカスの花
 
1月に野に咲く花は水仙か、月末の節分草くらいで、いつも困る。思い切って、一月に訪れた温室の花を選んだ。赤くて正月らしい写真?
 
 
 
 
 
2月 ユキワリイチゲ
変異が多いとはいえ、ここのユキワリイチゲがお気に入り。今年もあとひと月半程で開花するだろう。
 
 
 
 
 
3月 六甲山系のケスハマソウ
六甲山系のケスハマソウの特徴は、まず、白花がないこと。雌蕊が赤いこと。花の色はグラデーションがかかっていること。
 
 
 
 
4月 カタクリ
ちょうど良い時期に見に行くことができた。その場所ではカタクリは群生しているのだけれど、写真の対象になるのは少し離れてポツンと
咲くカタクリかな。
 
 
 
 
5月 キエビネとその周囲に育つタカネエビネ
本当は真ん中のキエビネが見ごろの時の写真を撮りたかったのだけれど、行けなかった。この1週後が見頃だったんだよね、残念。
 
 
 
 
6月 トウゴクシソバタツナミソウ
写真に入れた文字ではシソバが抜けていた・・・・。自宅近くの公園で。やっぱり、青い花が好きなんかなぁ・・・・。この公園にこれほどの
群生があるとは知らなかった。
 
 
 
 
 
7月 夏きのこいろいろ
夏は雨もそこそこ降ってキノコは出ていたね。赤いキノコばかりではちょっと面白くないけれど、青を入れると色目がおかしくなる。。。
 
 
 
 
 
8月 クサアジサイ
好きな花。水が沁み出す岩壁に一面に咲いていたので何処を撮ったら良いか迷ったけれど、遠景の写真はやっぱりクサアジサイの良さがでない
ように思って・・・・
 
 
 
 
9月 ミズオオバコ
自宅から車で10分くらいのところだから、毎年見ている景色なのだが、去年は少し様子が違った。この小さな池の下には狭い田圃があったのだが、
数年前から米作りはやめてしまったようだ。そのせいなのか、池の櫃堤の草刈りが余りされなくなって、岸に草が茂るようになったのだ。
それがミズオオバコの上に伸びているイボクサだ。その花の色合いがミズオオバコに似ていて可笑しい。小さな花なんだけどね。
 
 
 
 
10月 ノブドウ
去年のカレンダーにもノブドウの実の写真を選んだけれど、今年は沢山の実をつけたノブドウの写真を選んだ。色の移り変わりは一体どうなって
いるんだろう。
 
 
 
 
 
11月 ダルマギク
見てみたかった自生のダルマギク。遠いからなかなか決心が付かなかったけれど、思い切って2泊3日の旅で山口県を走り廻ってきた。
自宅庭でも差し穂でどんどん殖えるダルマギクの頑丈さ、しぶとさを感じることができた。色のバリエーションもあって、今思えば、
ちょっといろいろなダルマギクの枝を失敬してくれば良かったなと思う。
 
 
 
 
12月 秋吉台のススキの原
今年はいろいろなススキの原を見た。スケールの大きさではやっぱり秋吉台かな。本当にびっくり。秋吉台の花もきのこも、もっと見に行きたい
とは思うけれど、しばらくは無理だろう。
 
 
 
 
 折角、随分な時間をかけて選んだ写真なのに、カレンダーにできなかったのは残念だ。何とかならんかなぁとは今も思っている。。。
 
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回想  ジエビネ、キエビネ、タカネエビネ     2022.05.04.

2023-01-05 21:50:39 | 山、花、山野草

ジエビネ




 そろそろエビネが咲いている頃だと思って行ってみた。見頃の株もあるのだがエビネを取るには天気が良過ぎ。曇り空の方が良いのだけど・・・
木漏れ日も入り過ぎて花だか木漏れ日だか分からなくなってしまう。







僕の技術では綺麗に撮るのは無理かな。



 背景が煩いので上から撮ってみたりするけれど・・・・






分けわからん写真。まだつぼみが多いようだ。











 キエビネの様子を見に行く。






まだ、咲き始め。








このキエビネは随分、大株になった。去年はこんなに花を付けていなかったように思う。






        

近くにはタカネエビネも一輪だけだが咲いていた。その位置関係は・・・・






        

キエビネから飛んだ種から育ったのだろう。






        









ここは以前にはキエビネしか咲いていなかった場所。でも、その周りに種が飛んでタカネエビネが生えてきている。



 周囲にはいろいろなタイプのジエビネが生えているので、タカネの花色のバリエーションも大きい。色とりどりのタカネ達。





        

 



 真ん中の肝心のキエビネがまだつぼみなので、何ともならない。1週後に来ていれば良い写真が撮れただろう。来年のお楽しみ、というところ。















        

周囲のジエビネの花。














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