今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

松茸を採ると勢いがつくのか?        2016.10.29.(3)

2016-10-31 22:00:42 | きのこ など

ショウゲンジ



 松茸を採ってから元気よくハタケシメジを収穫に向かったのだが・・・・、ハタケシメジはほとんど出ていなかった。2週間前から新しいものは出なかったようだった。

 いつもならここで諦めて帰ってしまうところだが、もう1箇所、確認してから帰ることにした。例年、ショウゲンジが沢山出るところなんだが、今年はまだ出ていなかった。そろそろかなと思って山を登って行ってみると・・・・








        



 沢山出ていた。ショウゲンジだらけ。










でも、採らずに撮るだけにしておく。



 気になったきのこがこれ。枯れかけて根元に粉を吹いたコナラの脇に出ていた。





老菌だが、まるでマイタケのようだ。でもこんな所に出るわけないし・・・・



 この場所を後にして進む。よく、ホンシメジのシロフが出る場所を観てみたが収穫はない。あったのは・・・・




ハタケシメジ



 その後、この時期にシャカシメジが出ていた斜面をチェックすると・・・・




ハタケシメジ
気温が下がって来て、シャカシメジも古くなっても腐らずにこんなことになってしまうようだ。収穫。














シャカシメジ
随分、獲物が増えた。




シャカシメジ
これは、来年のために収穫せずに置いておこう。



 もう辺りは薄暗くなり始めた。急いで山を下りながらも見つけたきのこ。




カノシタ



 早く帰って、収穫したきのこを洗わなくちゃね。


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土曜日の朝        2016.10.29.(2)

2016-10-30 23:09:12 | きのこ など

10:30



 土曜日の朝はやっぱり疲れていて、なかなか布団から出られない。眠っているわけじゃないけれど起きたくないと思って、ゴロゴロしている。でも、目が覚めていてゴロゴロしていると、腰が痛くなってくる。で、仕方なく起きるのだ。

 今日はおまけに天気も悪くて、朝から雨が降っているから、仕方なく、今までの宿題だった雑貨収納用の棚の据え付けとか、各種ザックの壁掛け用フックの設置などをした。

 その途中、窓から外を見ると薄い雲間から陽が射し込み、遠くの雨が降っている辺りに虹がかかっていた。

 その後、部屋の片づけをして用事から帰宅した妻と昼飯を食べ、山にコウタケの様子を観に行くことにした。周囲の状況から、コウタケは出ているはずなのだが、未だに自身の目で見ていないのだ。

 山に着いたのは14:00近く。靴を履き替えて進んだ。





コバノガマズミ





シロシメジ近縁種




    











シロシメジ?の菌輪



 今日の目的はコウタケだから・・・・、シロを目指して登って行く。





クリフウセンタケ





クサイロベニタケ



 何と・・・・、登山道の真ん中にシャカシメジの残骸が・・・・









 その後、コウタケのシロを幾つか訪ねたのだが、姿は全く見えなかった。周囲の情報からもここで出ていない筈はないと確信しているのだが・・・・。帰り道、次に行く予定のハタケシメジのシロの様子は気になり下山を早めようとするのだが、こんな時に限って出ているんだな。





クリフウセンタケ















クリフウンセンタケ


 
 その後、松茸に出会うことになる顛末は既に書いた通り(寝惚けながら書くと、大抵、自分でも意味不明な文章になるのが不思議)。



        



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松茸、獲ったど~!!     2016.10.29.(1)

2016-10-30 09:56:02 | きのこ など




 朝から雨が降ったり止んだりの日。午後から山にコウタケが出ていないかチェックに行ったが全く気配なし。もう、今年は出ずに終わるのかもしれない。小雨が降り出した山をトボトボと下る。

 これから、別の山にハタケシメジを収穫に行く積りだから先を急がなければと思いながら歩くのだが、ふと考えた。今日は朝から天気も悪いし、秋のきのこのピークも過ぎているから誰も山には入っていないようだ。こんな時、松茸が顔を出したら誰にも見つからず残っているんじゃないか。

 思い直して、途中から斜面を登り、松茸のでる辺りに行ってみると本当に出ていた。まだ、つぼみ。途中で折れないように慎重に・・・、と思ったけれど。





意外に浅かった・・・・。


 されど、松茸。やっぱり、体を動かさないと偶然も、幸運もやってこないものだ。



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帰り道、湿地に寄りイヌセンブリを観る     2016.10.23.(5)

2016-10-29 22:41:53 | 山、花、山野草





 ムラサキセンブリを観てから谷を下る途中でまた、アミタケを採っていたので時間がかかってしまった。今日はムラサキセンブリと一応、センブリも見ることができたから、帰り道でイヌセンブリも見てから帰りたいところだ。

 車まで戻り、遅い昼飯を食べてから走り出した時間が3時半。行けるか微妙なところだが、地道から高速を利用して目的地の湿地に着いたのが4時半だった。

 靴をブーツに履き替えて草原を進む。今年はイヌセンブリの花が多いようだ。



        



    
イヌセンブリ



        








 天気も悪くて雨がパラパラと降りだしていて、薄暗くなってきた。イヌセンブリの他には沢山のハナラッキョウの花とか・・・・




スイラン



    



        
        ゴマクサ



 草原を進んでゆくと、池が見えてきた。湿地と乾いた地面の境目辺りにイヌセンブリは咲いていた。










やはり、今年は花が多い。



        









イヌセンブリ




        




 夕暮れがせまって来た。そろそろ、退散しなければ・・・・







 帰路、一枚も写真を撮っていなかったハナラッキョウの花を写す。














ハナラッキョウ


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辿り着いたムラサキセンブリの花園は・・・・     2016.10.23.(4)

2016-10-28 22:53:15 | 山、花、山野草

ムラサキセンブリ



 辿り着いたムラサキセンブリの花園でザックを下ろしカメラだけを持って花を観たり、写真を撮ったり。








        









        



 でも、今年は随分、花が少ないんじゃないか・・・・











ちょっと、早かったようだ。まだ、つぼみしか付いていない株がかなりある。





リュウノウギクもまだつぼみ。








        
        ヤナギノギク?




ムラサキセンブリ




        













 1週間後、また来れるかな・・・・。山を下る。









シコクママコナ




アカヤマタケ




ベニヒガサ


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きのこに飽きて、センブリを観に行くはずが・・・・     2016.10.23.(3)

2016-10-27 21:57:43 | きのこ など
        



 自宅から高速を飛ばして1時間と少しくらい、荒れ果てた山の入口に立った。これからこの谷を辿り花に会いに行くのだが・・・・、きっと、手や足が傷だらけになるんだろう。漆の多い谷だからかぶれないようにしないと・・・・





谷に降りる途中は、葛が蔓延っていたり・・・・


 


何かな・・・



 途中でハタケシメジの老菌が幾つも出ていたりしたが・・・・



    
ハタケシメジ
スルーする。




ピラカンサ
登山道の脇に赤い実を沢山付けていた。


 藪を掻き分けて進むと、若い赤松林があり・・・・




アミタケとオウギタケ





アミタケが沢山出ているのに出会うなんて久し振りのことだ。








   
左:アミタケ    右:オウギタケ



 ちょっと、センブリとかムラサキセンブリは後回しにして、アミタケを探し回ることにした。


 二袋ほど採ってから出会ったのがこれ。




センブリ



 さて、そろそろ、ムラサキセンブリに会いに行こう。 



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きのこに飽きて、センブリを観に行く。     2016.10.23.(2)

2016-10-26 22:31:20 | 山、花、山野草

ムラサキセンブリ



 飽きたというほど、きのこを採っていないけれど・・・・、飽きたというほど、いろいろなところを訪ねたわけじゃないけれど・・・
秋の花を探しに歩いている。

 秋といえばセンブリの季節。探しに出かけた。その予告。




ムラサキセンブリ



 センブリと一緒に観ている花というとやっぱり。。。




        

アキノキリンソウ



 そして、センブリの仲間の様子を観に・・・・




        






イヌセンブリ




 



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また、庭に秋が来て・・・・  野紺菊の季節       2016.10.23.(1)

2016-10-26 07:16:43 | 

ハナミズキ


 暑く雨の降らなかった8月、雨ばかり降っていた9月、それでも庭に秋は来た。夏の暑さに随分と葉を落としたハナミズキも残った葉を赤く染めだしている。それでいて、来春の蕾をもう用意しているのが健気だ。

 庭の秋と言えば、秋明菊と野紺菊。秋明菊は盛りを過ぎ、野紺菊がこれからの主役。











野紺菊
もう、花盛り。








 秋明菊は白花がまだ咲き残っている。



    








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帝釈で。   その8 赤い鳥、小鳥    2016.10.16.(8)

2016-10-25 20:41:14 | 山、花、山野草

ユキザサ


 昨日、今日と2日続けての大阪での朝からの会議、週の始めだというのに疲れてしまった。さて、続きです。









サルトリイバラ


 今回の帝釈での観察報告は今日でお仕舞。




コバノガマズミ?


赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた。だから赤い。今度の週末は何処を歩こうかな。



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帝釈で。   その7 ヒメヒゴタイ    2016.10.16.(7)

2016-10-25 07:25:30 | 山、花、山野草

ノブドウ



 最初に観たときはトルコ石みたいだなと思った。これで美味しければ最高なんだけど・・・・





天は二物を与えず・・・・



 前回、ヒメヒゴタイを探しに来た時はナベナを見つけただけ。こんどこそ、と思って草をかき分けて進んでゆくと・・・・




        
 
咲いていた。




ヒメヒゴタイ






葉の部分。地面に近い所の葉は特徴的だ。



 他にはないかと思って探すと、花は終わっているのだがもう一株。



        



 これもまた、希少。殖えたりはしないのかな・・・・




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帝釈で。   その6 きのこ    2016.10.16.(6)

2016-10-24 22:19:23 | きのこ など
        
タマシロオニタケ?



 今回は特にきのこ観察が目的ではなかったけれど、歩いていて目についたきのこの写真は撮っていた。秋のきのこも終盤でどちらかというと寂しい状況だった。その中で一番目についたのがショウゲンジだったのだが写真には撮らなかった。




ズキンタケ 老菌









アケボノドクツルタケ





ドクツルタケ
・・・猛毒菌ばっかり。




ヤブレベニタケ









        
ヒメヒガサヒトヨタケ





サンコタケ



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帝釈で。   その5 ジンジソウ    2016.10.16.(5)

2016-10-24 07:07:45 | 山、花、山野草

ジンジソウ



 いつもなら、ジンジソウは兵庫県北の渓谷沿いで見ている花だ。今年も見に行こうと思っていたけれど、思いもしないところで出会うことになった。





川がこの壁の下を流れているというわけではないのだが、ジンジソウが沢山、岩壁に付いていた。

























 こうなると、ダイモンジソウも見に行かないといけないような気になって来る。

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帝釈で。   その4 タイシャクアザミ    2016.10.16.(4)

2016-10-23 20:48:00 | 山、花、山野草

タイシャクアザミ


 
 最初にこのアザミを観たときはまだ夏で、棘のきつい葉しか出ていなかった。秋になったらもう一度来ようと思っていた。何とか花が残っていてくれたのはこのアザミともう1種だけだ。











棘が鋭そうだ。

















この種を庭に蒔くのは止めておこう。



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帝釈で。   その3 カラハナソウ、タカネハンショウヅル    2016.10.16.(3)

2016-10-23 07:59:55 | 山、花、山野草

カラハナソウ
検索すると、中部地方以北に分布、と書かれている。なぜここに?





どう見たって自生だ。ビールを造る時に使うのはセイヨウカラハナソウで、その仲間であることは明らかだ。





135mmで何とか写す。





タカネハンショウヅルの花後




        

おびただしい数の花の痕。これが一面に広がっていた。



 何とか・・・・




タカネハンショウヅル
来シーズンは絶対遅れないように見に来よう。



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帝釈で。   その2 ムラサキセンブリなど希少な花    2016.10.16.(2)

2016-10-22 22:31:38 | 山、花、山野草

シマカンギク


 この黄色い菊、親父の死を知らせる電話を受ける少し前に室津の海辺で見ていた花だ。あれからもうすぐ2年が経つ。







  
        





ムラサキセンブリ
ぞっとする程、両側が抉れた尾根に咲いていた。


 
 狭い範囲に数株だけ。今すぐにも絶えてしまいそうだが、もう何年も咲き続けているらしい。



        
 









ムラサキセンブリ




ヒメジソ




ノブキ(実)





ヒナノキンチャク
 見つけた!超希少。来年こそ、咲いているところを見たい!




        
        セイタカトウシレン
        超希少 気が付いたら花が終わっていた。これも来年こそは咲いているところを見たいもの。





帝釈アザミ
ハキダメギクと一緒に。


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