プロヴァンス旅行1日目 ヴィルヌーヴレザヴィニョン

2009年04月27日 | リュベロン/ボクリューズ旅行
午後は、アヴィニョン対岸のヴィルヌーヴレザヴィニョンへ。



サンタンドレ要塞。



要塞から見た、対岸のアヴィニョン。左の建物が法王庁。


本当はフィリップ美男王の塔からの景色が綺麗なのですが、階段が200段近くあるのであきらめ。
最近急にお腹が大きくなったせいか、少し歩くだけで息があがっちゃうんです。

今回の旅行は近場にしておいてよかったです。この辺ならまた簡単に来れるので、今回見逃しても次回があります。




この辺は高級住宅街らしく、家も古くて美しいのが沢山ありました。


ヴィルヌーヴレザヴィニョンの次は、バルバンタン城。

なんとこれ、個人の城です。



前庭はこじんまりとしているけれど、城には美しい調度品が残っています。ルイ15世のフィレンチェ大使バルバンタン侯爵の邸宅で、イタリア風に作られています。フランスではあまり見られない扉などがあって面白いです。
今の持ち主も大使の子孫のバルバンタン侯爵。

城を案内してくれた鼻から声が出ているようなザーマス調の話し方の女性も一族なのかも。



これでこの日の旅行は終わり。
沢山歩いたからか、足が張って大変でした。




夜はホテルでゆっくりして、お腹は全く空かなかったので、近所のカフェでお茶して終わりにしました。




部屋。広さはイマイチだけどプロヴァンス調の家具が素敵でした。



お風呂は綺麗。バスローブも用意してあって、バスタイムを満喫。


廊下。




hotel Le moulin de Lourmarin (ホテル ムーランドルールマラン)

http://www.moulindelourmarin.com/

プロヴァンス旅行1日目 アヴィニョン

2009年04月26日 | リュベロン/ボクリューズ旅行
初日はアヴィニョンへ。
まずはお約束(?)のサンベネゼ橋



アヴィニョンは何度も来た事があるので、主立った観光ポイントは全部見終わっています。
この日の目的は、、、、


もちろんレストラン。

この日旦那が目をつけていたのは、クリスティアン・エティエンヌ(Christian Etienne)一つ星

法王庁のすぐ側にあるレストランです。


まずつきだし

スモークサーモンに青リンゴとわさびソース。青リンゴとわさびがマッチしていて不思議な味でした。
スモークサーモンは臭いが好きではないのですが、これならOK。
フォアグラの春巻きと赤ピーマンのカナッペ。

つきだし2

アスパラガスのスープ
これ、しょっぱかったです。



私の前菜は牛肉のコロッケ、野菜のアジア風炒め、タイ風コンソメスープ。
野菜炒めは私の好みの味でしたが、やっぱりしょっぱい。コロッケが薄味だったので一緒に食べるといい感じです。
タイ風スープはどの辺がタイなのか、タイ料理に慣れた人にはいまいちかも。


旦那の前菜
イカの鉄板焼き、カネロニのグリーンピースクリーム詰め、イカスミクリーム
これも塩辛かった......でもカネロニは美味しかったです。


私のメイン
タラのグリル、ポテトフライとピューレ、パセリソース添え
これは丁度いい味わいでした。ポテトフライはカットの仕方が変わっていて、周りはカリカリ、中はホクホクと2つの舌触りを楽しめました。パセリソースは青臭かったけど.....


旦那のメイン
子羊肉のブラックオリーブカツ 
パン粉にブラックオリーブのみじん切りが混ぜてあって、中も肉の上に野菜が載っていました。
美味しかったそうです。


チーズ 
旦那だけ


私のデザート
コーヒーのサヴァラン、カルダモンのアイスクリーム添え
カルダモンのアイスクリームはインドのクルフィみたいで美味しかったです。


旦那のデザート
洋梨のフランボワーズ煮
赤ワイン煮だと茶色くなってしまうのが、フランボワーズだと美しい赤色に。こんど真似してみます。


コーヒーについて来たプチフール
いっぱいあってびっくり。



所々シェフの工夫があって良かったけれど、しょっぱかったのが残念でした。
シェフが恋をすると料理が塩辛いと言うそうなので、シェフは恋しているのかも(笑)



午後は対岸のヴィルヌーヴレザヴィニョンへ行きます。







エクサンプロヴァンス

2009年04月23日 | リュベロン/ボクリューズ旅行
今日のお昼過ぎまで、トゥーロンの家にいました。
テラスのぶどう棚が痛んで来たので、ペンキ塗りにかり出されたんです(旦那が)

今日はエクス郊外の友だちAの家にとまる事になっていたので、午後はエクサンプロヴァンス見学。
何度も来た事があるのですが大きな町なので何度来ても飽きません。
学生の町なので活気もあります。


今回見学したのは



パヴィヨン・ド・ヴァンドーム
ヴァンドーム公(ルイ14世の孫)の屋敷です。小さいのですぐ見終わってしまいますが、建物が美しく、また庭も開放的でいい感じです。
庭は無料で入れるので地元の人の憩いの場になっています。

スタッフが親切でいろいろ説明してくれました。



次に見学したのはタピスリー美術館。
こちらも小さな美術館ですが、美しいタピスリーを見る事ができます。旦那も私もタピスリーが大好き。
建物はかつての司教館で、スタッフが建物の説明をしてくれました。
司教の生活も垣間みれて、おススメです。


タピスリー美術館のすぐ側に、サン・ソヴール大聖堂があります。
ここは何度も行った事がありますが、すぐそばだったのでまた行っちゃいました。

パイプオルガンを練習している人がいて、美し音色を聞く事ができました。寄ってよかった!



これはエクスマルセイユ大学政治学部の入り口。大学の建物にも歴史ありです。


残りの時間はショッピングを楽しみました。
エクスは大きい町でお店もいっぱい。子供服の店も充実。
旦那が、これもいいねとかかわいいね、とか言うので買う気なのかなとおもいきや、まだいいよね。だって。


やっぱり買い物は一人に限ります。


トゥールーズの朝

2009年04月18日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ


朝ご飯は、ダイニングで。
暖炉には火が入っていました。



フランスパンやクロワッサンの他に、マダムの手作りと思われるケーキもありました。



おいしそう。

でも、甘かったんです。フランスのケーキ類は日本のに比べて甘いんです。
ここで残すと旦那が残りを食べちゃうので頑張って食べようと思ったのですが、ギブアップ。

旦那、この旅行で3kg増し。
私も2kg増しましたが、帰って来てから1kg減りました。残りの1kgはお腹の子って事で(ダメ?)




食事をしていたら、後ろの窓から猫がガラスをガリガリ。
中に入りたいみたい。

でもここの猫じゃないと困るので無視していたら、宿のご主人がやって来ました。

猫を見るなり、窓を開けて入れてあげていましたが、この猫、入るなり高そうなカーペットをガリガリ。
ご主人に軽くはたかれていました(笑)

しばらくご主人に城の生活やトゥールーズの話を聞きました。
城に住んでいて困るのは、モグラ。
庭が広いので駆除が大変。穴をあけっぱなしにしておくと、宿泊客の子どもが転んだりするので危険だし。

そういえば前に日本のテレビで、プレーリードッグを駆除するバキュームカーみたいのがあると見た事があったので、その話をしたらご主人興味津々。

朝ご飯の後は、庭を少し散策。
この日は晴れたので気持ちよかったです。


これで旅行は終わり。
トゥールーズの友達の所でお茶してから、家にもどりました。
家に着いたのは19時ごろ。


疲れてすぐ寝ちゃいました。



これで今回の旅行記は終わり。

間に合ってよかった。何がって、明日からまた旅行です。



トゥールーズのシャンルドット

2009年04月17日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
正確に書くとトゥールーズ郊外です。友だちの家から車ですぐなので予約した宿でしたが、これが大ヒット。
今回の旅行で一番良かったかも!

Château d’Arquier シャトー・ダルキエ(ダルキエ城)。
入り口に入ると松の木が沢山並んだ美しい庭があります。ここからは建物は見えません。
車で敷地内の道を進むと.........



城が見えて来ました。

オーナーは何代もこの城に住んでいる一族で、とても気さくで感じの言い夫妻。
2階部分がオーナー夫妻のプライベートルームで1階が宿となっています。

私たちの部屋は1階の奥。





この緑のドアの向こうがバスルーム。




タイルはオーナーの伯母さんの手作りだそうです。
このバスルーム、うちの寝室より広い.................

なんど寝室の他にサロンも自由に使えます。





この日は寒かったので、暖炉に火が入っていました。
寒いでしょうと言って、オーナーが紅茶を持って来てくれました。ティーセットもアンティーク調。

ベッドカバーが手縫いのブティ(プロヴァンスキルト)だったので、素敵ですねと言ったら、オーナー『あれ手縫いなんですか。昔からあるのですが、誰かが縫ったのか、どこかで買ったのか、私は知らないんですよ』ですって。
先祖から伝わっている物があるって良いなー。


ゆっくりサロンで雑誌を読みながらお茶を楽しんだ後、友だちの家へ戻りました。
夕食に招かれていたんです。

旅行中レストランでで食事ばかりして飽和気味な私たちの為に、魚料理など脂っこくないシンプルな料理を用意してくれました。
美味しかったです。




Château d’Arquier 
シャトー・ダルキエ
おススメです。

トゥールーズ

2009年04月16日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
朝ご飯を食べて、すぐトゥールーズへ向かいました。
友だち(先週家に来た友だち)が住んでいるので、会いに行ったんです。
直接家まで帰るのは遠いし、体の事も心配だったのでトゥールーズで一泊する事にしていました。

お昼頃、友だちと合流して先ず町の散策。

トゥールーズはトゥールーズ伯の本拠地として中世まで多いに栄えた町です。その頃はフランス王の直轄地の都パリより裕福だったとか。
アルビジョワ十字軍をきっかけに、最後はフランス王領になった土地です。
町は確かに栄えていた頃を思わせる豪華な建物が沢山残っていました。










バラ色の町と呼ばれる所以となったピンク色のレンガの建物。




市役所





市役所内のホール。市民はここで結婚式を挙げる事ができます。

私は日本で式を挙げたのですが、フランスでも結婚式をやるつもりでいました。
でもだんだん面倒になって、結局やらなかったんです。
当時はトゥーロンに住所があったので、やるならトゥーロンの市役所の結婚の間でした。義兄の結婚式で入った事があるのですが、しょぼいです(笑)

トゥールーズとは比べ物になりません。
まあ町の規模が違うし、トゥーロンは戦争で焼け野原になって歴史的建造物はほとんど残っていないので仕方ありませんが。






ジャコバン教会。


ランチは友だちの希望で日本人が経営する和食店へ行きました。
関西風の上品な味付けの親子丼。デザートはお汁粉(関西ではぜんざいかな)を食べました。
友だちはおまんじゅう。


トゥールーズの町は活気があって住みやすそうでした。
地下鉄もあるんですよ。

私たちも地下鉄に乗って友だちの住む町へ戻り、車でその日の宿に移動しました。







苺大福

2009年04月15日 | フランス生活
月曜日はイースターのおやすみでした。
ちょうどトゥールーズから友だちから隣の県(山を越えたあそこですよ!)の実家に遊びに行くと連絡があったので、ついでに家にも遊びに来てもらいました。

彼は父親の仕事の都合で少年時代を日本で過ごしているため、日本食好き。
なんと日本に来たのは私が産まれる前だったりします。

そんな彼が前から食べたい食べたいと言っていたのが苺大福。
今回、頑張って作ってみました。
上新粉は中国系のスーパーで売っています。小豆は日本から持って来たのが無くなったのでやはり中国系スーパーで。
これが間違いでした.........

なかなか柔らかくならなくて、芯は残っていないもののあんこの滑らかさは出ず。
やはり小豆は日本から持って来るか、BIO(オーガニック)食材の店で買った方が良いです。


この日のメニューは、前菜がアメリカンドック、メインがカツ丼、デザートが苺大福とあんこがダメな家の旦那やあんこ初体験の彼の奥さんの為に苺とフランボワーズのレアーチーズケーキを作りました。




苺大福は彼には大ヒット。
懐かしい懐かしいと喜んでくれました。あとアメリカンドックも子供の頃を思い出したみたい。

旦那は手も出しませんが、彼の奥さんは少し味見。


『豆ペーストじゃなくて生クリームとかの方がいいかも。皮は凄く美味しいわ』

あ、それは雪苺娘。
求肥で包む行程を考えると自分で作るのは難しそう。

ちなみに昔、旦那に食べさせてみようと雪苺娘を買って帰った事があります。
東京駅にお店がありました(今もあるのかな?)
旦那、きれーいに求肥を取ってクリームと苺だけを食べて『おいしいねー』なんて言っていました。
複雑でした


食事の後は、町の散策。
ビーチや旧市街を案内しました。

ちょっと疲れましたが楽しい1日でした。





やっちゃった。

2009年04月14日 | フランス妊娠生活
随分前に共催保険から歯科検診の無料クーポンが送られて来ていました。
それをすっかり忘れていました。

6ヶ月目(フランス式)までに共催保険指定の歯科医のところへいく事と書いてあったのですが...........
ただいま私はフランス式で5ヶ月の終わり。そして来週からはヴァカンスでプロヴァンス地方(って家もそうなんですが、お隣ヴォクリューズ県へいきます)を旅する事になっているので、期間中に歯医者へ行けるのは今週のみ。

ここはフランス。なんでも予約で、そして予約待ちが長い国。
電話してみたら案の定2ヶ月待ち

クーポン、諦めです


でも歯科医にはかかっておいた方が良いので友だちの歯科医のキャビネに予約を入れておきました。
こちらは旅行のあとすぐに行けます。

もともと検診だけ共済組合の所へ行って、治療は(あったらだけど)友だちの所へ鞍替えするつもりでした。
この共催保険が指定する医者っていまいちだったりするので。
以前眼科医で酷い目にあってからは信用していません。


旅行は楽しみだけど、そのあと待っているのが歯医者.......ちょっと複雑です

イースターの休日

2009年04月14日 | フランス生活
今日はイースターの月曜日でおやすみ。
旦那も3連休。

土曜日は買い出しのついでに、洋服屋に連れて行ってもらいました。
旦那は食料品の買い出しは好きなのですが、洋服とかの買い物に付き合うのは苦手なタイプ。私も旦那がいると落ち着かないので、一人で行く方が良いのですが、この日は買う物が決まっていたので一緒に行きました。
スーパーの近くだし。

日本式で7ヶ月になってお腹が急激に膨らんで来たので、着れる服が無くなって来たんです。
下は、レギンズを穿いたり、ジーンズにベリーベルト(サイズ変更が出来る便利なベルトです)を付けて済ませているのですが、上はそうもいかなくて.....

丁度、ポストに広告が入っていたのでその店へ行って来ました。
KIABIというお店です。フランスでのどの町にもあるようなチェーン店で、マタニティウェアも充実しています。

行ってみるとベビー服も充実。
結構安いです。
中には未熟児用の小さいサイズ45cmとかあってびっくり。


私はとりあえず上着を2着購入。ちゃんとベリーベルトも隠れるサイズです。




これでひとまず安心です。


日曜日は近所を散歩しながらパン屋でケーキを買いました。
イースターを意識したひよこが可愛かったので。フランスに最初に引っ越して来た頃(9年前)、似たようなケーキを見つけてあまりの可愛らしさに買ってみた物の、甘くて不味かった事があるのですが、今回もついつい。

バタークリームがちょっと油っぽかったけど、今回のは美味しかったです。
ちょっと子供の頃を思い出しました。(クリスマスによくバタークリームのケーキを買ってもらいました。生クリームのより大きいから、ついつい気持ち悪くなるってわかっていても大きい方をねだっていました)

ひよこはプラスティックだったので、洗って取っておく事に。
来年イースターのケーキを焼こうかと思って。

旦那は、『その頃、子どもはまだ9ヶ月だからひよこなんてわからないんじゃない?』なんて言っていましたが。

良いんです。私が楽しむから!


ベリーベルト



ピニャスの朝

2009年04月13日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
そして翌日。


雨戸を開けた私たちの目に入って来たのは...........




銀世界




私たちの車も雪だらけ。


それでも朝ご飯を食べる元気はあります。



朝食の間。こういう古い家具大好きです。
実は家に、軍人だったらしいお義母さんのおじいさんが日本から持ち帰ったという古い陶器の食器一式があります。
それをいつかこういう家具に飾るのが夢です。


朝食を運んで来た宿のマダム、苦笑しながら『積もっちゃったわねー』なんていっていました。この時期は本当に珍しいそうです。
宿には年配のカップルが一組泊まっていて、朝食が一緒になりました。
仕事で来たそうです。昨日車がとまっていたのでナンバープレートをチェックしたら雪が降る山の方の番号でした。(最後の2桁の番号が県の番号なんです)

雪、びっくりしましたねって言ったら、あなた方は南の方だから堪らないでしょうと笑っていました。
あちらも家の車の番号を見てたんです。やる事は同じです(笑)


これで旅行は終わりですが、通り道のトゥールーズで友だちに会うことになっていました。
本当は彼の家に泊めてもらう事になっていたのですが、事情が変わって宿を取る事に。

友だちからは申し訳なさそうに、近くにフォーミュラ1タイプのホテル(日本のビジネスホテルの様な安宿)があるから予約しようかと言ってくれましたが、仕事じゃあるまいし嫌だったので早速ネットで検索。
(六ちゃん/MacBookを持って行っていたんです)

ちょうど友だちの家の近くに素敵なシャンブルドットを見つけたので予約しました。


というわけで次はトゥールーズです。



宿 Domaine Chez Jean Pierre  ドメーヌ シェ ジャンピエール