トゥールーズの朝

2009年04月18日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ


朝ご飯は、ダイニングで。
暖炉には火が入っていました。



フランスパンやクロワッサンの他に、マダムの手作りと思われるケーキもありました。



おいしそう。

でも、甘かったんです。フランスのケーキ類は日本のに比べて甘いんです。
ここで残すと旦那が残りを食べちゃうので頑張って食べようと思ったのですが、ギブアップ。

旦那、この旅行で3kg増し。
私も2kg増しましたが、帰って来てから1kg減りました。残りの1kgはお腹の子って事で(ダメ?)




食事をしていたら、後ろの窓から猫がガラスをガリガリ。
中に入りたいみたい。

でもここの猫じゃないと困るので無視していたら、宿のご主人がやって来ました。

猫を見るなり、窓を開けて入れてあげていましたが、この猫、入るなり高そうなカーペットをガリガリ。
ご主人に軽くはたかれていました(笑)

しばらくご主人に城の生活やトゥールーズの話を聞きました。
城に住んでいて困るのは、モグラ。
庭が広いので駆除が大変。穴をあけっぱなしにしておくと、宿泊客の子どもが転んだりするので危険だし。

そういえば前に日本のテレビで、プレーリードッグを駆除するバキュームカーみたいのがあると見た事があったので、その話をしたらご主人興味津々。

朝ご飯の後は、庭を少し散策。
この日は晴れたので気持ちよかったです。


これで旅行は終わり。
トゥールーズの友達の所でお茶してから、家にもどりました。
家に着いたのは19時ごろ。


疲れてすぐ寝ちゃいました。



これで今回の旅行記は終わり。

間に合ってよかった。何がって、明日からまた旅行です。



トゥールーズのシャンルドット

2009年04月17日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
正確に書くとトゥールーズ郊外です。友だちの家から車ですぐなので予約した宿でしたが、これが大ヒット。
今回の旅行で一番良かったかも!

Château d’Arquier シャトー・ダルキエ(ダルキエ城)。
入り口に入ると松の木が沢山並んだ美しい庭があります。ここからは建物は見えません。
車で敷地内の道を進むと.........



城が見えて来ました。

オーナーは何代もこの城に住んでいる一族で、とても気さくで感じの言い夫妻。
2階部分がオーナー夫妻のプライベートルームで1階が宿となっています。

私たちの部屋は1階の奥。





この緑のドアの向こうがバスルーム。




タイルはオーナーの伯母さんの手作りだそうです。
このバスルーム、うちの寝室より広い.................

なんど寝室の他にサロンも自由に使えます。





この日は寒かったので、暖炉に火が入っていました。
寒いでしょうと言って、オーナーが紅茶を持って来てくれました。ティーセットもアンティーク調。

ベッドカバーが手縫いのブティ(プロヴァンスキルト)だったので、素敵ですねと言ったら、オーナー『あれ手縫いなんですか。昔からあるのですが、誰かが縫ったのか、どこかで買ったのか、私は知らないんですよ』ですって。
先祖から伝わっている物があるって良いなー。


ゆっくりサロンで雑誌を読みながらお茶を楽しんだ後、友だちの家へ戻りました。
夕食に招かれていたんです。

旅行中レストランでで食事ばかりして飽和気味な私たちの為に、魚料理など脂っこくないシンプルな料理を用意してくれました。
美味しかったです。




Château d’Arquier 
シャトー・ダルキエ
おススメです。

トゥールーズ

2009年04月16日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
朝ご飯を食べて、すぐトゥールーズへ向かいました。
友だち(先週家に来た友だち)が住んでいるので、会いに行ったんです。
直接家まで帰るのは遠いし、体の事も心配だったのでトゥールーズで一泊する事にしていました。

お昼頃、友だちと合流して先ず町の散策。

トゥールーズはトゥールーズ伯の本拠地として中世まで多いに栄えた町です。その頃はフランス王の直轄地の都パリより裕福だったとか。
アルビジョワ十字軍をきっかけに、最後はフランス王領になった土地です。
町は確かに栄えていた頃を思わせる豪華な建物が沢山残っていました。










バラ色の町と呼ばれる所以となったピンク色のレンガの建物。




市役所





市役所内のホール。市民はここで結婚式を挙げる事ができます。

私は日本で式を挙げたのですが、フランスでも結婚式をやるつもりでいました。
でもだんだん面倒になって、結局やらなかったんです。
当時はトゥーロンに住所があったので、やるならトゥーロンの市役所の結婚の間でした。義兄の結婚式で入った事があるのですが、しょぼいです(笑)

トゥールーズとは比べ物になりません。
まあ町の規模が違うし、トゥーロンは戦争で焼け野原になって歴史的建造物はほとんど残っていないので仕方ありませんが。






ジャコバン教会。


ランチは友だちの希望で日本人が経営する和食店へ行きました。
関西風の上品な味付けの親子丼。デザートはお汁粉(関西ではぜんざいかな)を食べました。
友だちはおまんじゅう。


トゥールーズの町は活気があって住みやすそうでした。
地下鉄もあるんですよ。

私たちも地下鉄に乗って友だちの住む町へ戻り、車でその日の宿に移動しました。







ピニャスの朝

2009年04月13日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
そして翌日。


雨戸を開けた私たちの目に入って来たのは...........




銀世界




私たちの車も雪だらけ。


それでも朝ご飯を食べる元気はあります。



朝食の間。こういう古い家具大好きです。
実は家に、軍人だったらしいお義母さんのおじいさんが日本から持ち帰ったという古い陶器の食器一式があります。
それをいつかこういう家具に飾るのが夢です。


朝食を運んで来た宿のマダム、苦笑しながら『積もっちゃったわねー』なんていっていました。この時期は本当に珍しいそうです。
宿には年配のカップルが一組泊まっていて、朝食が一緒になりました。
仕事で来たそうです。昨日車がとまっていたのでナンバープレートをチェックしたら雪が降る山の方の番号でした。(最後の2桁の番号が県の番号なんです)

雪、びっくりしましたねって言ったら、あなた方は南の方だから堪らないでしょうと笑っていました。
あちらも家の車の番号を見てたんです。やる事は同じです(笑)


これで旅行は終わりですが、通り道のトゥールーズで友だちに会うことになっていました。
本当は彼の家に泊めてもらう事になっていたのですが、事情が変わって宿を取る事に。

友だちからは申し訳なさそうに、近くにフォーミュラ1タイプのホテル(日本のビジネスホテルの様な安宿)があるから予約しようかと言ってくれましたが、仕事じゃあるまいし嫌だったので早速ネットで検索。
(六ちゃん/MacBookを持って行っていたんです)

ちょうど友だちの家の近くに素敵なシャンブルドットを見つけたので予約しました。


というわけで次はトゥールーズです。



宿 Domaine Chez Jean Pierre  ドメーヌ シェ ジャンピエール


ピニャスの夜

2009年04月12日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
この日の宿はピニャスという小さい町のシャンブルドット。
個人の邸宅を宿にした所。


部屋は大きめで、シンプルだけど素敵。


お風呂は広く、暖房完備。


宿の奥さんはいかにもこういう所に住んでいそうな人でしたが、フレンドリー。
夕食は隣町のゴルフ場のレストランがお勧めと言って、メニューを見せてくれました。
(近くのレストランのメニューを揃えているんですよ)

いい感じだったので、予約してもらって行って来ました。



アペリティフ


前菜 フォアグラです。ぺろりと平らげてしまいましたが、あとから栄養士との面接でフォアグラはビタミンAがいっぱいだから気をつけなければダメよと注意されてしまいました。

時すでに遅し。


メインはホロホロチョウ。


そしてこれが驚き。コースメニューにチーズが含まれていたんです。
この中から好きなのをどうぞ、と言って沢山盛ってくれます。ほとんどが低温殺菌されていないチーズだったので、私はあまり食べられませんでしたが、旦那は満足そうでした。


デザート


コーヒーには、小型のクレームブリュレがついて来ました。



これだけ大盤振る舞いで、しかも質もいいのに、お値段はなんと26ユーロ(3380円)。
あまりの安さにびっくりしました。
うちの方(夏のヴァカンス地です)じゃ、軽く60ユーロはいくメニューです。
田舎、おそるべし。

サービスも良かったし、良い思い出になりました。


レストランを出ると、粉雪が降っていました。

宿の奥さんの話だとこの時期は積もらないから大丈夫との事でしたが、タヒチから引っ越して来た私たちには寒すぎ.....びっくり仰天です。




ルルドへ

2009年04月11日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
うーん、カテゴリーの作り方がいまいちだったかも。
旅行記の続きです。


シャンブルドットのレストランを出発して向かったのは、ルルド。
奇跡の泉のルルドです。

旦那も私も全く信仰心はないのですが、通り道だし行く事に。

夏は観光客で並ぶそうですが、雨っぷりの寒い日だったからか人もまばら。



マリア様が現れたと洞窟の上に建てられた大聖堂。




洞窟。どちらかというと岩穴って感じ。


大聖堂の中も見学出来ます。この日は本当に寒くて、堪りませんでした。
シーズンオフだからか、土産店もカフェも閉っているし。

折角なので、奇跡のお水を飲んできました。ボタンを押していないと水が止まってしまうので、コップがあった方が飲みやすいです。

旦那の話だと小さい頃、祖母(この前亡くなったおじいちゃんの最初の奥さん)が冷蔵庫に大切にルルドの水を保管していたとか。マリア様と邂逅した聖ベルナデットは全く水の効果は信じていなかったそうですが、信者にとってはありがたいものなんでしょうね。

所で聖ベルナデットがマリア様を見たのは、1858年の事。私、もっと昔の事だと思っていました。


次に向かったのはサンベルトラン・ド・コマンジュ。
聖ベルトランが眠る大聖堂がある村です。

これが本当に寂しい所で、なーんにもない所にぽつんと建っています。



車もほとんど通らないし、風の音と鈴の音しか聞こえません。



鈴の正体です。近くの農家が放牧しているみたい。



中には美しいパイプオルガンがありました


そして変わっているのがこれ。ジュベ(Jube)と呼ばれる仕切り。
教会の真ん中にドンっと作られていて中には入れません(公開日が決まっているみたい)。彫刻が見事。

説明によると、この教会はスペインへの巡礼の道上にあって参拝客が多いため、修道士達が静かに祈りを捧げられるように作られたのだそう。

中はこんなかんじ



ジュベの正面。


これでこの日の見学はおしまい。道を少し戻ってピニャス(Pinas)にあるシャンブルドットへ向かいました。




ベアルヌ地方旅行4

2009年04月10日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
翌日。
朝ご飯は食べないで、ポーの市場へ行きました。
市場に行くとその町の特産品等がみられるので、毎回楽しみにしています。

この日は、近隣の農家の人が集まる日で、ホール横の屋根付きの広い倉庫みたいな所に、綺麗な野菜が沢山並んでいました。
気になったのはみかん。オランジュサンギーヌ(血の色みかん)と呼ばれる赤いみかんが売られていました。
日持ちしそうなのでいくつか購入。
家にもどってから食べました。すごく酸っぱかったです。

そしてもう一つ気になっていたのは、ポーに住む日本人の方のサイトピレネーを背景にで読んだGreuil(グルゥイユ)と呼ばれる雌羊の乳のフレッシュチーズ。
これはこの地方独特の物です。

是非味見したいとチーズ屋を覗くと、ありました!
お店のおばちゃんが陽気に味見させてくれました。普段食べ慣れているスーパーで買うフレッシュチーズ・フォマージュブランとはまず食感が違います。私が住んでいる町のあたりは酪農家が少なくこういったチーズはなかなか手に入りません。
まず舌触りが濃厚。水分が抜けています。そして味も濃厚。フェタチーズの酸味を除いたみたいな感じ。
気に入りました。

朝ごはん用に買おうと旦那に言ったら、おばちゃんが『それなら小さいパックに入れてスプーンを付けてあげるよ』と食べやすいようにしてくれました。




肉屋の前には猪が!


市場の後はシャンブルドット(B&B)の方ある、ジュランソンの町へ戻りました。
近くにジュランソンワインの協同組合があって、ワイナリーの見学と試飲をさせてくれるんです。
この辺のワイン農家は2、3の大きい所の除いてほとんどがこの協同組合の施設で醸造、瓶詰めをしているそう。
味見の結果、美味しかったのを併せて1ケース分買いました。


ランチはシャンブルドットで。
ここは部屋はなんの変哲も無い所だけど、料理は有名で様々な賞をもらっています。

前菜は、、、

旦那はトン足の詰め物

私は温野菜のサラダ

トン足、初めて食べました(半分もらった)。詰め物とゼリー化した足がマッチして美味しかったです。でもそのあともたれました。


メインは

旦那はウズラ

私は白身魚の肉汁ソースがけ。フランス料理の魚は味がボケている事が多いのであまり好きではないのですが、肉が良く焼くと美味しくないのばかりだったので、魚にしました。(トキソの関係で、肉は完全に火を通さないと食べられません)

デザートは

ココナッツのフランとピニャコラーダ風アイスクリーム、フライドパイナップル

ココナッツが好きな私にはたまらないデザートでした。パイナップルはタヒチで美味しいのに慣れてしまっているので、、、、



コーヒーにはちゃんとプチフールもついて来ました。


ここはパンも自分の所で焼いていて、噂通りの美味しさでした。おススメです。





午後はルルドへ行きます。


ベアルヌ地方旅行3 

2009年04月09日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
前回の続き。


夜は、楽しみにしていた2つ星レストランでの食事。前もって予約しておきました。
ところが、間の悪い私たちらしく予約した日がミシュランの今年度版の発売日。そして地元の新聞記事を覗くと.....


chez Ruffet、星が減って1つへ


ええー、今日行くのに。
新聞の記事によると、星が減ったのは料理の質が原因ではなく、経営の問題が原因だとか。
まあ料理がそのままならと気をなおして行って来ました。

注文したのは、エキゾチックメニュー。



メニューです。


パンはこんな箱に入って来ました。かわいい。


まずつきだし。魚のスープ。とても濃厚で美味。

前菜は、ウズラのフィレ、マンゴーソース(写真わすれちゃった)


前菜2は白アスパラとポーチドエッグ、キャビア添え


メインはシャロスビーフ(ガスコーニュー産の牛)のステーキ。醤油塩味
赤ピーマンのソース、ユズ風味のリンゴ添え

肉はあんまり好きではないのですが、ほんのり醤油味がヒット。美味しかったです。柚は青くて風味はなし。


デザート1 サフラン風味のクレームブリュレ、ココナッツと人参のムース添え


デザート2 パンペルデュ チョコレートトリュフ、パッションフルーツのジェリー、抹茶アイス
パッションフルーツのジェリーが口の中でさっと溶けて不思議な感覚でした。抹茶アイスは日本人には薄味かも。


どれも考え抜かれた味で、いままでにないタイプの料理ばかりでした。
気になったのは、醤油塩。
支配人がテーブルに来た時に聞いたら、キッチンから実物を持って来てくれました。



なんと四国産。醤油をフリーズドライしたものでした。
食べてみたらおせんべいのような後を引く味でした。


ここは本当に美味しかったです。
また行きたいレストランにランクインです。



これはコーヒーと一緒に来たプチフール。




chez Ruffet
シェ・リュフェ

ベアルヌ旅行2

2009年04月02日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
朝ご飯は、B&Bの食堂で...



ここはレストランが有名な所で、朝ご飯もおいしい。
パンは自家製。軽くトーストしてあってイングリッシュマッフィンみたいでした。(←大好きなの)


先ずはポーの町の観光。
ポーはピレネーアトランティック県の県庁がある大きな町で、アンリ4世(ルイ14世のおじいちゃん)が産まれた美しいお城が残っています。
ただ城はその後ナポレオン3世の妃が使用して、その当時の物が多いです。アンリ4世時代の物は革命の時略奪されてしまいました。
城にはアンリ4世時代の部分もあるのですが、残念ながらここは非公開。



茶色い塔がアンリ4世時代のもの。




ガイド付きの見学で、内部を見る事ができます。ガイドさんがとても良くて、説明も細部にわたって興味深いものでした。
タペストリーのテーマとか、タペストリーからわかる当時の習慣とか、ベッドや隠し机の秘密とか。
英語でのガイドもあるそうです。

町は大きく店も沢山ありますが、どちらかというと土産屋というよりフランス各地にあるチェーン店が多かったのが残念。
有名な手作りジャムの店(フランシス・ミオ)があるというので、そこへ行ってジャムをいくつか購入。

ただね、、、、、この前近所で同じのを売っているのを発見しちゃった(涙)
しかも調べたら日本でも売ってる.........


ケーブルカー、これに乗って上にいくと


ピレネー山脈を一望できる展望スポットがあります。ほんとうは後ろに雪を頂いたピレネーが聳えているんですよ。
でも曇っているから何も見えず(涙)


ランチはジャム屋の近くで食べました。
この日は夜レストランに予約を入れてあったので、軽食のつもりが...



パスタを食べちゃいました。(つわりが終わったらお腹がすくようになりました/言い訳)



旦那は生ハムと地元のチーズの盛り合わせ。生ハムはバイヨンヌ産かとおもいきや、スペインのハモンセラーノでした。


午後は郊外のレスカーの町へ。
12世紀に建てられたノートルダム教会に当時のモザイク画が残っています。


狩りをモチーフにしたモザイク画です。狩人の片足が義足なのがわかります。この頃から義足ってあったんですね。




天井画



彫刻も綺麗に残っています。


これでこの日の観光は終わり。ちょっと早めに切り上げて、ホテルで一休みした後、着替えてレストランです。






Lescarの観光局ページ

ベアルヌ地方旅行1

2009年03月30日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
エスペレットで、バスク地方とはお別れ。ベアルヌ地方へ向かいます。
ベアルヌはブルボン朝始祖アンリ4世の出身地。

バスク地方を離れると、いっきにあの赤茶の家が姿を消しました。
あまりの変わり様にびっくり。

先ず向かったのはソブテール・ド・ベアルヌ。




サンタンドレ教会(St Andre) 12世紀に建てられた教会で、ファサードの彫刻が綺麗に残っています。

教会から伝説の橋と呼ばれる古い橋と城が見えます。



ガイドブックには川を渡って、城のほうから見る教会も美しいと書いてあったので橋を探したのですが、なかなか見つかりません。人はまばらで聞けないし。小さな町を隅々までドライブして遂に橋を発見。
向こう岸へ渡りました。


この日は(というかここ数日ずっと)曇りだったので残念でしたが、晴れていれば川の緑色が映えて綺麗だろうなーと思わせる風景でした。


民家はこんなかんじ。バスクとは全く違いますよね。


つぎはオピタル・サン・ブレーズ(Hopital St Blaise)
ユネスコの世界遺産に登録されている12世紀のロマネスク教会。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼の道上にあります。

ここ、ホテルの人に話しても、既にこの辺を旅した人に言っても、誰も知らなかったんです。
ユネスコなのになぜ?

行ってみてわかりました。


小さな村に、ポツネンと教会があるだけなんです。



わざわざこの為だけに来る人は少ないかも............
でも私は中世の建物が好きなので大満足。




ファサードの彫刻が中世ぽくって素敵。


ロマネスクの特徴の小さな窓。


中は天井に美しい丸天井があるのですが写真はうまく取れませんでした。


次はこの日最後の見学地。オロロン・サントマリー (Oloron Ste Marie)。ついたのは4時すぎだったのですが、ここは半日は割いた方が良さそう。町は3つの地域に別れていてユネスコ世界遺産のサントマリー大聖堂があるサントマリー地区、中世の遺跡が残るサントクロワ地区、ノートルム教会があるノートルダム地区に別れています。
ここも巡礼路上にある町です。

まず、サントマリー大聖堂へ。


ファサードの彫刻。

捕えられたサラセン人


ステンドグラス。うまく撮れなくて残念。

ロマネスクとゴシック様式が混ざった建物です。

本当はサントクロワ地区へも行きたかったのですが、寒いのと疲れたのとで、これで見学は止めて、その日の宿へ向かいました。


宿はポー郊外ジュランソンのターブル・ドット(料理自慢のB&B)オステルリー・ロリゾン (Hostellerie l'Orizon)。




部屋はシンプルですが清潔でした。










オピタル・サンブレーズのサイト

オロロンサントマリーのサイト

宿 オステルリー・ロリゾンのサイト