ヤシガニ発見!

2007年08月30日 | グルメ
タヒチに来て3年。遂に念願のヤシガニを発見しました。

ヤシガニはその名の通りヤシ(ココナッツ)を食べるカニだそうで、陸上で生活、ヤシの木にも登ります。
いっしょにヤシガニを眺めていたおじちゃんの話だと、あんまりココナッツを食べるのでヤシガニ自身もココナッツの味がするそう。





うーん。食べてみたい。
でもどう料理するか分からないんですよね。下処理をしているかも分からないし。
安ければ沢山買ってタヒチアンの友達に料理してもらうのですが、キロ4600円では高すぎ。
しかも今金欠らしいし


どこかレストランで食べられると良いんですけどねぇ。




カニを眺めていたら、知らない子供がやって来て『あのね。このカニ動くんだよ!つついたら動いたんだよ』と目を輝かせながら話しかけてきました。
指をチョキの形にしてチョキチョキしながら『あぶないよ。チョキんと挟まれちゃうよ』と言うと、ビビってましたよ(笑)


..........その子が来る前に私もカニを突いた事はもちろん内緒


月食

2007年08月29日 | タヒチ生活
子供の頃、皆既月食のカイキは怪奇だと思っていて『ほんと奇怪だよなー』なんて一人で納得していました

そんなカイキな月食が昨日ありました。
友達の話では夜の10時からって事でしたが、月が欠け始めたのは11時近くなってから。


まんまるな月が.....


ちょっとづつ欠けて来ます。









見えづらいけどうっすら月が残っています。


途中厚い雲に覆われちゃったりして写真が撮れるか心配でしたが、どうにか撮れました。
日本でも見られたそうですね。


皆さん、見ました?

友達の家の猫

2007年08月26日 | タヒチ生活
いつの間にか友達の家に猫が居着いていました。

ティファイファイを作っているときも側に寄って来たりと懐いています。

(顔が凶悪だわ..)

でも実はこの猫、友達の飼い猫ではないんです。
連れて来たのは友達の飼い犬。友達は猫は飼いたくなかったので、追い出すのですがその度に犬が連れて来てしまうんです。


といわけで、この子は飼い犬の飼い猫。
いまじゃ、我が物顔で家の中をあるいています。


パペーテのカテドラル

2007年08月25日 | タヒチ生活
パペーテのシンボル的カテドラル。

夕暮れ時、綺麗だったので撮ってみました。

こちらは道を挟んで向こう側の薬屋さんのあるビル。カテドラルが映っていたのが面白かったので。



夕方は車が混む時間帯で、写真を撮っている側は車でいっぱい。でも写真にしちゃうとそんな事が嘘みたいですよね。

パンの実の焼き方

2007年08月22日 | グルメ
友達が庭でとれたパンの実を焼いてくれました。

直火ですよ


焼くときは、ヘタを取って、爆発しないようにナイフでブスブス刺します。
我が家はガスが無いのでオーブンでまっ茶色になるまで焼いています。


パンの実を拾ったらお試しください(笑)

ニューカレ・グルメ(1)

2007年08月20日 | 旅行・ホテル
ニューカレ在住の友達のおすすめで行って来ました。
クレープ屋です。

クレープと言ってもおやつのじゃ無くて、れっきとしたブルターニュー地方の郷土料理。
そば粉ベースのクレープ(ガレット)にチーズやハム、野菜、卵などを乗せた立派な主食です。

ちゃんとしたガレットを食べるのは、フランスを離れて以来。
しかも予約を入れないと入れない程の人気店。


場所は、メリディアンじゃない方のカジノの裏。レストラン・ラ・クーポールの近くで名前はラ・ロッシェ。
ちょっと分かりづらくて私たちは民家に入ってしまいました(笑)
そこの人が親切で、不法侵入しちゃった私たちに道を教えてくれました。タヒチアンぽい奥さんでした。

テラスにはカラフルな椅子とテーブルが並んでいます。こじんまりとしていますが、子供用のミニテーブルがあったり、可愛い。




私はサラダの乗った、チーズと茄子入りのを注文。



ガレットがかりかりしていて美味しい。

デザートは小麦粉のクレープにチョコレートソースとココナッツ。
友達のおすすめは蜂蜜レモンだったのですが、この時期何故かチョコが食べたくて.......



旦那はブルターニュー風キャラメルのソースにしていました。

ブルターニュー風のキャラメルはバターを入れた濃厚な物。ブルターニューのバターは塩入りなのでちょっと塩のアクセントが付いて美味しい。ただめちゃくちゃ甘ーい。

バターに塩は当たり前じゃないと日本人なら思いますが、フランスのバターは無塩。ブルターニューだけ塩入のを食べるんです。スーパーに行くと普通に無塩(sans sel)と塩入(demi sel)と2種類売っています。

ちなみに作り方は調べた所....

生クリーム 100cc
砂糖 125g
バター(塩入!)25g

生クリームは一度沸騰させて、さます。他の鍋を中火にかけ、砂糖を少しづつ入れて溶かす。
砂糖が黄色くなったらバターを入れ、火から一度はなしてよく混ぜる。鍋を火に戻し生クリームを一気に入れる。
よく混ぜて沸騰したら出来上がり。


東京にも何件かブルターニュー風のクレープ屋があります。
神楽坂のお店には何度か行った事があります。おすすめです。

パリだと、モンパルナス駅周辺がクレープ屋激戦地(?)です。
モンパルナス駅は日本の上野駅のように地方(西/ブルターニューとか)からの玄関口なんです。クレープ屋の連立する道(rue Montparnasseだったと思う。大通りBdじゃないの)へは、モンパルナス駅からだと駅構内を長々歩くので、エドガーキネ(Edgar Quinet)駅がおすすめ。
パリに行く時は是非寄ってみて下さい。



え?タヒチ?
タヒチだとルロット(屋台)のクレープ屋しか無かったような、どこかで見かけた様な(笑)
ごめんなさい、よくわからないです。
知ってる方教えて下さい(笑)

怒濤の1週間

2007年08月19日 | タヒチ生活
前にも同じタイトルの記事を書いた覚えがあるのですが、なにせのんびり暮らしているので今週のように毎日予定が入ると、すごーーーくアクティブになった気がします(笑)

まず月曜日と火曜日はご存知のようにティファイファイ作りのため、友人宅へ。
タヒチアンは朝が早いので集合時間も早い。
火曜日などは8時30に市場で待ち合わせ(だから家をでたのは8時前)。

水曜日は、8時からヨガ。旦那と2人で通っているんです。

木曜日は11時に友達が家に泳ぎに来る事になっていたので、やっぱり早起きしてお掃除。
この日は生憎の曇り空だったので、プールは止めて私のティファイファの下絵を描きました。
やっぱり私が想像する谷は、タヒチアンのそれとはかけ離れていて、家の近所に生えている大きな葉っぱの木(いかにも谷にありそう)や扇子のような形のオウギバショウ(旅人木)や外来種だからダメ。


.........タヒチ原産じゃないとだめなの?

友達曰く『審査員のママ(おばちゃん)達にはバレバレよ』

........コンクールには参加出来ないのでおばちゃん達にばれてもいいんじゃ..............
でもやっぱりタヒチの思い出にしたいので、友達の言う通り『真のタヒチの谷』を描く事に。

絵を描いた後は彼女が持って来たあまり布でクッションを作りました。
私が1つ切っている間に彼女は3つも切っていました。やっぱりプロは違います(笑)


金曜日、仕上がった絵を元に生地を買いに行けるよう、一緒に色を選ぶことになっていました。
友達は生地のサンプルを持っているので、それを元にどの色の生地を使うか決められるんです。
この日も6時30に起きて、出かける準備をしました。
それ行こうかと思った時に電話がなって、キャンセルに。友達は腰が悪くて、腰痛が酷かったので病院に行くことになっちゃったんです。


私は旦那が寝てていいよって言うので、朝はのんびり9時起きです。
それなのに今週はほぼ毎日6時30から7時起き。

こんなのカンヌで働いて以来かも。


もー、くらくら


そして今日、やっとのんびり眠れるかなーと思いきや、8時30に



明日のランチのお誘いでした
折角の朝寝を邪魔しおって!  なんて言ったら罰があたるかしら。


明日こそのんびり朝寝しなければ。
月曜日からまたティファイファイ制作だから.............

出し巻き卵とティファイファイの続き

2007年08月18日 | タヒチ生活
翌日はなんと8時30集合で真ん中の部分を切りました。
3人であーだこーだ言いながら、お昼前になんとかデザインが完了。

ランチは友達が作った中華風の炒め物と、私が持って来た旦那のお弁当の残りの唐揚げと出し巻き卵。
出し巻き卵は、ちょっと甘みが強かったけどなかなかおいしいって自賛しちゃいましたが、タヒチアンには不評。
卵が甘いのが妙に感じるようです。(あ、大阪のオカンにも嫌だっていわれたっけ)
唐揚げは大好評。
醤油は中国人が持ち込んで、タヒチアンにもよく使われる調味料。醤油系の味は大体歓迎されます。
             
              

午後は仕付け縫い。キングサイズのベットカバーのサイズなのでかなり大きいのですが、3人で作業をするだけあって早い!
4時には仕付け縫いも完了しました。

いい感じにできました。
お手伝いのお礼として、入賞した暁にはハッピーアワーでいっぱいおごってもらう事になっています。
本人は仕付け縫いが終わった時点で『ハッピーアワーは確実よ』と宣言しちゃうし。


さてどうなる事やら。


そうそう、一緒に絵を描いた友達の提案で、彼女も私も同じテーマでティファイファイをつくることになりました。
二人とも参加資格は無いのですが、つくっちゃえ!ってことで。


まずは私のを来週切ります。
ちょうどもう1つ考えていたデザイン画あるのでそれを絵にしてみます。


はじめて作る大型のタペストリー。いまからたのしみです。






写真はボツになった部分を元に染めたパレオです。

ティファイファイのコンクール

2007年08月14日 | ティファイファイ
来年のティファイファイ(タヒチアンキルト)展のコンクールのテーマは『谷』なんだそうで、先日友達から下絵のデザインを頼まれました。

ティファイファイを習いはじめて2年半、去年からはお針子のお手伝いをしたりしていましたが、遂にデザイン画の依頼ですよ!

なーんて言っても、友達に頼まれただけで別に職業にしている訳ではないんですけれどね。
わたしは職人協会に入っている訳じゃないので、コンクールには参加出来ないんです。だから良い機会なので絵だけでも参加出来たらなと引き受けました。


でも、虫やぬかった道が嫌いな私は谷へトレッキングなんて酔狂な事はしないので、本当の谷を見た事はありません。
(アドリンヌに何度も行こうって言われたけど.....)
だから、ちょっと歩いただけで見に行けるタヒチの滝の記憶を元に下絵を描きました。


バナナやヤシの木、パパイヤ、パンの木に滝、下には生い茂る草とモンステラ、アンセリウム、シダ、レッドジンジャーや滝で見たきれいな花を配置しました。
それとティキ。多分ボツになるだろうなーと思いながら加えました。
草むらの中にカニも入れておきました。居そうだから....


で、今日いつもこの友達のキルトの図案を描いているもう一人の友達(わたしの一番の友達)と一緒に彼女の家にいってお披露目。
二人とも絵は気に入ってくれました。
ただ、やっぱり谷を見た事が無い外国人の私が描いただけあって、タヒチアンの目には奇妙に移る所がいくつか。


まず花。谷の奥深くには花はあまりないそうで、アンセリウムやレッドジンジャーはボツ。
それとカニもいません
どこにでも生えている感のあるモンステラもあまり生えていないそう。

ほー、そうなんだ!


ちなみにダメだろうなーと思ったティキはOK。


結局、下の草むらは他の植物とタロイモの葉に替えて、切りました。
絵が細かいので今日は縁取りを切っただけで時間切れ。あしたまた3人で集って続きをやります。


どうなるのか楽しみです。




ボツになった部分だけ公開します


左の穴の空いた葉がモンステラ、その上のハートのがアンセリウム、真ん中の赤い花がレッドジンジャー、オレンジの花が滝のそばで見た花(名前は分かりません)