予防接種を受けて来ました

2009年10月11日 | フランス育児生活
水曜日に予防接種を受けて来ました。
予防接種は小児科医の所や市の母子センター(PMI)等で接種してもらえます。うちは定期検診のときに先生にお願いしました。

日本から送ってもらった育児書を読んでおいたのですが、フランスの予防接種は日本とはいろいろ違っていてびっくり。
まずいっぺんに2本注射しちゃいます。
日本は1種類ずつですよね。こちらは1本にいろんなワクチンが入っています。
まあその方が打たれる方は注射が少なくて助かるけど、そんなに一気に打っちゃっていいの?ってくらい色んなのが含まれています。





まず1本目。
DTP、百日咳、B型肝炎、インフルエンザ菌b型(Hib)

これ見て、え?っと思った方もいると思います。
日本だとDTPはジフテリア(D)、破傷風(T)、百日咳(P)のことですが、フランスではジフテリア、破傷風、ポリオの事を指します。だから百日咳は別に書いてあるんです。

それとB型肝炎は箱には書いてありますが、なぜか母子手帳の方には記録なし。
おかしいので来月の検診で聞いて来ます。

インフルエンザ菌b型(通称Hib)はインフルエンザではなく呼吸器や中耳に感染する細菌の1種で日本では去年から任意で接種するようになっています。


そして2本目は小児肺炎球菌ワクチン。
Hibワクチンと同時接種をすることで、髄膜炎、肺炎、中耳炎を防御することが可能になり、幼児期に抗生剤が必要となる疾患について幅広く予防する事ができるのだそう。これは日本ではまだ認可されていません。





打つ所も違って、こちらは太ももに注射します。
痛くない様に1時間前に麻酔パッチを両方の腿にに貼付けておきます。




注射する2時間くらい前。
何も知らず、車の運転席で楽しそうにしていました。


そして病院へ。
いつもの様に体重(5800g!!)と身長(60cm)を計って、パッチを剥がしました。









.......反応なし








そして最初の1本を右側に。その間旦那は後ろで見ていて、私が足を押さえました。
怖がらない様に、ニコニコしながら......
筋肉注射だから思いっきりブスッと刺すんですよね。でも....










無反応








きょとん、としています。


先生曰く、2本目の方が痛いんですよ。



そして2本目。








またまた無反応







私を眺めています。



そして服を着せはじめたら泣き出しました。

でもこれ、注射が痛くて泣いたというより、抱っこしてもらいたくて泣いたようで抱き上げたらおしまい。



なにはともあれ大騒ぎされなくてよかったです。
小さい子が病院で痛い思いをするのを見るのって辛いですよね。
昔よくテレビでやっていた小児病棟のルポとか見ていられませんでした。


次は来月。
今度も痛くありませんように

Boutis(ブティ/プロヴァンスキルト)

2009年10月03日 | フランス生活
フランスに戻ってからブティを習い始めました。
ブティは日本ではプロヴァンスキルトとか白キルトとか言われているもので、白い布を2枚併せてモチーフを縫い、中に綿や太い糸を入れて柄を浮き彫りにする手法です。

ブリジットのお母さんが昔習っていて、そのツテで教えてくれる人を見つけました。
ブリジット様様です!


最初の作品はこれ、スタイです。


周りの丸いレース仕立ての部分が細かくて時間がかかりました。


次が靴。


今が丁度良い大きさなのですが、息子は一生懸命足を動かして脱いじゃいます
モチーフはスタイとセットになる様、アレンジしました。

そしてサロペット。


図案は先生に頂いたものですが、物足りなかったので亀を加えてみました。
ちょっとタヒチ風のカメです。


息子に着せるとこんな感じ。



まだ作りかけのボネ(帽子)があったりします。
出産前に作りたかったのですが、入院しちゃったりして間に合いませんでした。今年中には作り上げたいです。


サロペットは6ヶ月児用の型紙もあるので、それをちょっと拡大して来年の夏(1歳)に着られるようまた作ろうと思っています。





津波?

2009年10月01日 | タヒチ生活
フランスでもサモアの地震のニュースが流れました。
真っ先に考えたのは海のすぐそばに家がある友達たちの事。警報が出たとの情報だけで詳しく説明がなかっ為すごく心配しました。
私がタヒチにいた頃、高波(津波ではない)に襲われて水上バンガローが浸水した事がありました。
津波となれば浸水では済みません。

マルキーズ諸島では2mの波が到達なんて話も流れました。
これは1度流れただけでそれっきりなのでガセかも。

でもマルキーズは山があるからいいものの、平地しか無いツアモツ環礁は逃げ場がありません。
ニュースでもLAの特派員がココナツの木に登るしか無いとか言っているし。

友達に電話しようかと悩みましたが、こういう時は下手に電話をかけると電話回線がパンクして迷惑だったりするのでぐっと我慢。

夜中、授乳に起きたときにニュースをチェックするとタヒチ島の海沿いの学校の子供たちが高台に避難する様子が流れていました。
でも町によっては情報が流れなかったりと混乱した様です。


幸い何事も無く終わったようで安心しました。



サモアのほうはひどい状態の様ですね。
亡くなった方のご冥福を祈ります。