夜の珍入者

2008年08月31日 | フランス生活
この時期は暖かいのでテラスでご飯を食べています。

で、ご飯が終って食器を持ってキッチンに行こうとしたら、植木鉢が置かれているミニテーブルにカエルを発見。



かわいい


そういえば隣町にあった前の家にはハリネズミが来た事があったっけ。
どれだけ田舎なんだか.........



ちなみにタヒチにはカエルはいません。

車を買いました

2008年08月30日 | フランス生活
車社会のフランスでは、車がないとお話しになりません。
大きな町ならバスや地下鉄がありますが、それ以外は車が必要です。

私たちは丁度おじいちゃんの車が空いていたので、今日まで借りていました。
おじいちゃんはもう車に乗る事は出来ませんが、遠方から見舞いにくる人の為に廃車にせず置いてあるんです。


タヒチでは小さい島の中でしか運転しないので、あまり深く考えずにプジョーの206を買いましたが、フランスは旅行に車を使うため、あんまり乗り心地の悪いのは頂けません。

今回の条件は、

1)スーツケース2個が入る広いトランク
2)長距離に耐えうるのり心地(7、8時間乗る事もあるので)
3)燃費の良さ

そこで候補に浮かんで来たのが、



シトロエンC4

形はC3の方が(私は)好きなのですがC3はトランクが小さくてボツ



プショ307


同じくプジョー207


そしてトヨタのヤリス(ヴィッツ)


207は派手なメタリック黄緑の素敵なのがあったのですが、トランクが小さくて駄目。(旦那は色が気に入らず)
C4はちょっと大きすぎな感じがしてボツ。

ヴィッツは私が気に入っているだけなのですが、意外にトランクが大きく(広がるんですよ)しかもオートマを発見。
燃費もいいし、これはと思ったのですが試乗してみてあまりのり心地がいまいち。でもオートマだし、ごにょごにょ,,,,
日本で乗った時はもっといい感じだったのに。ヴィッツはフランスの工場で作っているので、日本のとは仕様が違うのかも。

というわけで残ったのが307。
最後までヴィッツにするか307にするか迷いました。307は燃費が悪いんです。
でも乗り心地はいいし、車内のデザインもいいし。

悩んでいたら、同じシリーズでディーゼルの燃費のいいのがあるのを発見。
値段はガソリンのより高いけれど、長い目で見るとやっぱりお得。


というわけでプジョー307に決めました。


週末に、この車で仮宿に引っ越します。間に合ってよかった。



ちなみに、私も旦那もデザインでは207がお気に入り。トランクさえ大きければ..........


コンタクトレンズ

2008年08月27日 | フランス生活
『眼科医の処方箋が無いとご購入頂けません』

使い捨てコンタクトを買いに行ったらこれです。多分そうだろうなと思ったのですが、以前コンタクトを買い替えようとして眼科医に行ってひどい目にあったので、行きたくなかったんですよね。



実は今年から使い捨てのコンタクトレンズを使用しています。

乱視用のもいろいろ売られるようになったし、タヒチですらアキュビューが売っているんだからフランスにもあるだろうと踏んで、今年日本に里帰りした際にハードからソフトの使い捨てに乗り換えたんです。

ハードは日本だと洗浄液と水で洗いますが、フランス(そしてタヒチでも)は石灰分が多く水に含まれているので水洗いは出来ません。ハード専用の洗い流す必要がない洗浄液も売っているのですが、刺激が強くて使用を断念。
日本から持って来た精製水(本当はコンタクト洗浄には使っちゃいけないんですよね)で洗っていました。

その点、ソフトは洗浄液のみで洗えるし、日本で流通しているレニューとかオプティプラスとかがフランスでも売っているので安心です。

しかも、いざ購入したレンズを入れてみてびっくり。
ハードよりもずっと良く見えます。


そうして、いけないなーと思いながらも3週間くらい使っていままで保たせていたのが、ついに無くなったので買いに行ったのに.............




でもね、フランスはお役所ですら人によって違う事を言ったりする国です。



気をなおしてほかの店に行ってみました


すると,,,,,,,,,,




箱があれば情報が全て書いているので問題ないですよ


乱視用はストックを常備していないので注文になるけど、処方箋はいらないとの事。


すぐ注文しちゃいましたよ。



あまりにもあっさりしていてこっちが拍子抜け。さすがフランスです。

タヒチからの便り

2008年08月24日 | タヒチ生活
昨日タヒチアンの旦那の幼なじみからメールがきました。

ブリジットが近日中に出発するそうです。私たちとちがってストップオーバーが出来るので、ロサンゼルスでヴァカンスを楽しんでからこっちへ来るそう。

楽しみだわ。


でもタヒチアンの友だちにとっては私たちに続いて親しい友だち(しかもブリジットは親類にあたるんですよ)がタヒチを離れるのは寂しいだろうし、彼女の息子をよく預かっていたので不便も出てきそう。


私も良くタヒチの友達の事を考えます。


簡単に会えないのが嘘のよう。



そんな中でブリジットが来るのは嬉しい限り。



いまから楽しみです。



仮宿がみつかりました

2008年08月23日 | タヒチ生活
旦那のヴァカンスも残す所10日。そろそろ仮宿を見つけなければ行けません。

買ったマンションの明け渡しは10月末なので、9月10月の2ヶ月をヴァカンス用のウィークリーマンションで過ごすつもりだったんです。
ここから通うのは無理だし。

9月だからオフシーズンで安く借りられるかなーと思ったのが間違いのもと。9月はまだヴァカンスシーズンらしく、高い高い!!
1週間4万円なんて安い方。


何処かもっと安いとこないかなーなんて思っていたらお義母さんのお友達の賃貸マンションが開くので、月7万でいいよとオファーがありました。
3部屋あるし、町中だしとありがたく貸してもら事にした所、店子が『やっぱり引っ越すの止めます』と言いだしてボツに。


やっとの事で2が月で23万の物件を探しだしたその日に、入院中のおじいちゃんの生き残った最後の友だちの息子から、ワンルームで良ければ家のマンションを使いなよと、なんと格安2ヶ月10万円で貸してくれる事になったんです。

実は月曜日からうちに来ている叔父さんが、子供の頃の遊び友だちだったこの息子さんに電話で話をつけてくれたんです。


叔父さん、たまにはやるじゃない!


昨日お部屋を見にいきました。私の池袋のアパートを思い出させる狭さですが、安さにはかないません。

まあ2ヶ月だし、庭もあればオーシャンビューだし、ちょっとしたヴァカンス気分で住んでみます。



またまたバッタリ

2008年08月21日 | フランス生活
おい、◯◯(旦那の名前)


日本、タヒチと各地でばったり友だちと再会するうちの旦那。
またまた偶然の再会がありました。


叔母さんの所に泊まった翌日、町の中心のあたりをフラフラ散歩していたら、後ろから名前を呼ばれました。
叔母さん一家以外知り合いのいない町で、故郷の町からずいぶん離れた所です。

振り返った旦那は相手が誰だか分からないみたい。


『俺だよ、一緒のサッカーチームにいた◯◯だよ』


あーーー!


25年ぶりぐらいの再開です。向こうも禿げてれば、こっちは太ってるし。


なんでも奥さんがこの町の出身で、いまはこっちで生活しているそう。


それにしても旦那はいろんな所で友だちと再会できて羨ましいわ。
あの幸福を呼ぶ『あれ』(何かは秘密)のお陰なんだろうなぁ。

大忙しでした

2008年08月19日 | フランス生活
フランスに戻って以来、やる事がいっぱいなのですが、ここ2週間はそれに輪をかけておお忙しでした。

まず叔母の家に行ったのが10日前。
旦那の従姉妹の誕生日会という名目の家族パーティが開かれて、母方の親戚が大揃い。

途中の町に住むタヒチ時代の友だちナタリー一家にも会いに行って、パーティの翌日は友だちAのマンションの宿泊。
A宅からやっぱりタヒチ時代の友人にして隣人のセルジュにも会いに行ってきました。

アヴィジョン郊外のセルジュの家は果樹園のど真ん中にあって、ここで梅酒用の固い梅をゲット。
ついでに桃ももらっちゃいました。


一度家に戻ったところで、私がダウン。
叔母の家は山側にあって寒かったんです。すっかり風邪を引きました。

やっと治った頃、今度は日本時代の友だちから連絡がきて会う事に。

そして戻って来たのが昨日。
帰ったら旦那の叔父がボルドーから来てました。


まだまだ忙しい日が続きそうです。


そうそう木曜日には仮宿を探しに新しい町へまた行く事になってます。



旅してきます

2008年08月09日 | フランス生活
といっても近場。

マンションが早く見つかったら旅行したいねなんてタヒチを発つ前は言っていたのですが、ふたを開ければやることいっぱいで遠出は無理。

まだ車も買ってないし。


明日、旦那の叔母さんのところで従姉妹の誕生日会があるので、せっかくだからにニームまで足を伸ばして友だちに会ってきます。そのあと友だちAのマンションに泊まって、翌日はアヴィニョンの友達たちの所へもいってきます。

友だちA以外はタヒチで知り合った人たちです。


そうそう、アヴィニョンの友だちとはニュージーランドへ行く際に200ドルを私に預けた無謀なセルジュです。



それでは、行ってきます。

夜祭りに行ってきました

2008年08月08日 | フランス生活
近くの町で中世の夜という夜祭りが行われると言うので見に行ってきました。
この手のお祭りは中世の建物が残っている町ではよく行われます。コートダジュールだとエズ村やカーニュなどで行われています。

この日は初日だったのでパレードがありました。


高貴な装いの人や


騎士


お姫様


道化、お尻が素敵


ヤギも登場


子供たちも仮装したり、木やプラスティックの剣や縦を持ったり。パレードの人たちも子供たちに話しかけたり、おどけてみせたりして子供たちも大喜び。


私たちはまず食事にしました。中世風の屋台(テーブルに麻布が敷いてあったり、脇にわらが積んであったり雰囲気満天。もちろんウェイトレスも仮装してます)で中世風ソーセージと野菜の盛り合わせを食べました。



ソーセージはスパイスが利いていて、ちょっとピリ辛。どこかで食べた味なのですが思い出せず。
豆はクリームで煮てあって、豆があまり好きじゃない私なのに気に入りました。

腹ごしらえの後は、夜市へ。
まずは中世の職業を紹介するコーナーへ。




子供たちへの説明や体験コーナーもあります。

道に沿って夜店が沢山並んでいました。この辺は外の夜市と同じ感じ。違うのは売り子が仮装しているところ。

旧市街もライトアップされていい感じ。






実は中世史が好きな私。思いっきり楽しんじゃいました。


こんどは日中に旧市街を散策したいです。


ブイヤベースを食べてきました

2008年08月04日 | フランス生活
友人Aがタヒチに来た時に、フランスに戻ったらブイヤベースを御馳走するよと言っていましたが、その日がついにやってきました。

ごちそうすると言っても作るのは彼ではなく、彼のお母さん。
おいしいブイヤベースを作ると評判の人です。
しかもこの日はそのお母さん(つまり友だちのおばあさん)までやって来て、親戚一同が集まって大ブイヤベースパーティ。

旦那と友人Aは幼なじみなので、親戚の皆さんとはほとんど顔見知り。
というわけで、一族の集まりに混じってきました。


地下のキッチンには前日に作った魚のスープを漉したものにジャガイモ、トマト、タマネギ、ニンニクをいれた大鍋が火にかかっていました。

魚も市場で買って来た新鮮なものが、綺麗に捌かれてお皿に並べられています。
アナゴにマトウダイ、カサゴなどを主に市場にあった魚がいっぱい。




出来上がりです。
魚と野菜、スープは別々に並べます。

レストランだとロブスターや貝類などが入ったゴージャスなのがでてきますが、本来のブイヤベースはこんな感じ。
魚のだしが効いてとてもおいしい。

ここにルイユと呼ばれる卵黄、オリーブオイル、ニンニク、チリ等を混ぜたマヨネーズのようなのを、カリカリに焼いたパン(既にカリカリなのが売っている)に塗ってスープに浸します。
これが入るとまた風味が変わっておいしい。


友だちAと旦那などは『結局ルイユがうまいんだよな』などと言いだすし。もちろんおばさんに怒られていたけど(笑)



私のお皿です。とりあえずカサゴをゲット。
実をほぐしてからスープを貰うことにしました。この辺の順番は個人の好みでOK。


ブイヤベースの後は、チーズ、デザート。
デザートは小豆のパウンドケーキを作って持って行きました。本当はアンズのを作るつもりだったのですが生憎いい杏が手に入らなかったので、冷凍庫にあった前回作ったあんこを使用。

食後のコーヒーは何故かウィスキーが登場。
アイリッシュコーヒーにして飲みました。私はこれが大好き。


13時のアペリティフから始まって、ここでなんと17時。

夏の南仏らしい午後です。